kojitakenに今日も悪口する(2023年4/15日記載)

岸本聡子って小泉純一郎や橋下徹とどこか同じ匂いがしていて、その匂いは山本太郎や泉房穂にも類似している。(ツイッター政治おじいちゃんお化け氏) - kojitakenの日記
 岸本*1と言っても「杉並区民」「東京の野党共闘関係者」「岸本『水道、再び公営化!:欧州・水の闘いから日本が学ぶこと』(2020年、集英社新書)など、岸本著書の読者」を除けば「保坂世田谷区長*2」等と比べると世間的にはそれほど有名ではないでしょうが野党共闘(立民、共産、れいわ、社民、新社会党等)で、「自公の現職・田中区長(当時)」を破って当選した杉並区長です。
 「山田宏」などというトンデモ極右が区長だった時代に比べれば「大分マシになった」と言うのが率直な感想です。まあ「岸本が立派」というより、山田が度外れて酷いのですが。
 匂いなどと言うあやふやな表現ではなく「デマゴーグ橋下(元大阪市長)」「パワハラ泉(前明石市長、パワハラが問題視され辞任)」などを連想させる「どんな酷さがある」のか指摘して欲しいもんです。というかこうした表現をする場合、多くは「論理的に批判できないがとにかく非難したい」と言うくだらない話であることが多いわけですが。
 こんなんでいいのなら

 松竹伸幸って(反党分子である)筆坂秀世萩原遼とどこか同じ匂いがしていて、その匂いは(反共右派政治家である)玉木雄一郎(国民民主党代表)や松井一郎(維新の会前代表)にも類似している。これは感覚的なものではあるものの、やはり微妙だと感じる。

もありになるでしょう。
 多分こう書いたら「匂いなどと言う曖昧な表現をするな」「松竹氏に失礼だ」と自分を棚上げして悪口するのが「松竹支持者」kojitakenでしょうが。
 彼女は『立憲民主党日本共産党、れいわ新選組社民党、杉並・生活者ネットワーク、緑の党グリーンズジャパン、新社会党などの推薦を受けて野党共闘候補として立候補(岸本聡子 - Wikipedia参照)』、一般に左派ないしリベラルと見なされる大月書店や東京新聞から

◆『地域主権という希望』(2023年、大月書店)
◆『民主主義のミカタ 宇野重規*3×岸本聡子』(宇野氏との対談本、2023年、東京新聞

と言う著書を出してるということで一般にはそこまで否定的には見られてないでしょう。
 そもそも彼女の当選も「僅差の勝利」であり、区議会も少数与党(自民が多数派)、到底「橋下や泉のような無茶苦茶」ができる状況でもないでしょう。
 杉並区議選「ボートマッチ」中止、政争の具に…区長「投票率向上の起爆剤として期待していた」 : 読売新聞の件を批判してるようですが、これは批判に値する行為だとしても、果たして「橋下の都構想」「泉のパワハラ」などと同列視できるものなのか。

 社民党員同士には自由闊達な議論があり、党首の福島瑞穂氏を批判する党員も普通にいる

 社民党において福島氏を批判する人間がいるのは「自由な空気」ではなく、「土井たか子氏」が外部から呼び入れた人材である彼女が未だに「外様扱い」されてるだけではないか。

 下記は、さる権威主義*4に対する批判を含む弊ブログ記事へのリンク。
「日本語版8values」をやってみたら「リバタリアン社会主義者」に分類された - kojitakenの日記

 どうも俺のことのようですが名前が出せない辺りが全く逃げ腰です(苦笑)。
 さて俺も「日本語版8values」とやらをやってみます。
 結果だけ書いておくと「社会自由主義」だそうです。
 経済軸「社会主義寄り」(平等69.9、市場30.1)、外交「穏健派」(国家35、世界65)、国家「中立」(自由55.1、権威44.9)、社会「進歩重視」(伝統33,進歩67)だそうです。まあ俺的には「ふーん」感しかないですね。こういうのはそれほど信用していません。
 「平等は大事だが悪平等はいけない、競争は大事だが格差拡大はいけない」「国際協調主義は大事だが、遠い将来はともかく現状において国家否定が妥当とは思えない」「自由は大事だが安定も大事」「進歩は大事だがそれが『経済や科学の発展のためなら弱者を犠牲にしていい』『共産主義という正しい思想のためなら犠牲(スターリン粛清)もやむを得ない』等といった歪みは不可。そもそもそうした考えが果たして本当に進歩か」「何事もバランスが大事」がモットーなのでどうしても「6対4」「7対3」など「中途半端」になりますね。
 「同性婚を支持するか」等「回答しやすい質問(俺の場合はイエス)」もある反面、「権威主義的な政府に抗議するときでも、暴力を用いることは許されない→権威主義がどのレベルかによるので何とも言えない、安倍レベルならさすがに暗殺はまずいが、ミャンマー軍事政権レベル(反体制派に公然と銃発砲)なら武器を取ってはいけないとは思わない」「テロから守られるために自由が制限されるのは、しかたのないことだ→制限レベルがどの程度かに寄るので何とも言えない、適切な制限なら可、過剰な制限なら不可」と言う「どちらともいえない」回答も多々あります。


寝屋川市議会候補予定者・宇都宮優子を立民と山本太郎が推薦(呆) - kojitakenの日記
 「ごぼうの党*5」の推薦を受けるような宇都宮候補がまともとは思いませんが

トンデモ右翼

と評価するなら「トンデモ右翼」と判断した言動でもkojitakenには紹介して欲しいところです。それとも「ごぼうの党=トンデモ右翼」だから「推薦を受ける宇都宮もトンデモ右翼」程度の話か?
 なお、「立民、ごぼう」と違い「山本太郎推薦」という「個人名表記」ポスターは「れいわ推薦ではなく山本個人の推薦(山本が宇都宮推薦を主張したが、れいわ内部で支持が得られなかった)」と言う意味かどうかが気になるところです。もしそうであるならば、kojitakenの「れいわは山本の独裁政党」と言う評価には疑問符がつくでしょう。


維新は筑紫哲也&菅直人よりも久米宏&小沢一郎の系譜に連なるのではないか? - kojitakenの日記
 「はあ?」ですね。
 小沢氏が幹部を務めた新生党(代表幹事)、新進党自由党(いずれも党首)が維新のルーツでもないのに何でそんな話になるのか?
 というか、小沢氏や久米氏と比べて、明らかに維新は「ずっと酷い」のでこういう物言いはむしろ維新を「それなりにまともな政党」と誤解させる恐れがないか。


統一地方選前半戦の維新圧勝は「消去法」で選ばれたためではないか? 本当なら真っ先に消されるべき選択肢のはずだが。 - kojitakenの日記
 「消去法で維新」なのだとしたら「おいおい(むしろ俺はkojitaken同様、一番最初に維新を消すが?)」とげんなりしますが、裏返せば「(大阪を除き)積極支持ではない」ということであり、「勿論警戒は必要」ですが、「十分反撃は可能」と思いたいところです。

三春充希
 日韓首脳会談とキエフ訪問で無党派層からの注目を集めたことと、大企業の賃上げや予算成立で自民党支持層から一定の信頼を得たためです。
経世済民
 (ボーガス注:内閣)支持率が上がる要因がさっぱりわかりません

 これに対して統一地方選前半戦の維新圧勝は「消去法」で選ばれたためではないか? 本当なら真っ先に消されるべき選択肢のはずだが。 - kojitakenの日記で何の根拠もなく「年初の乃木*6神社参拝(泉立民)」「2党員除名騒動(共産)」だの言い出すいつものkojitakenです。
 単にkojitakenが、そうした件で立民や共産に悪口したいだけでまともな根拠があるとはとても言えないでしょう。
 なお、俺個人は政教分離や平和主義の観点から「乃木神社参拝」には否定的(但しそれが立民支持率に影響してるかどうかは疑問に思っている、むしろそうしたことより維新へのすり寄りが、立民への失望を招いているのではないか)ですが、除名については「当然のこと」と思っています。

*1:野党共闘で当選したから岸本を褒め称えろ、kojitakenが支持する社民党野党共闘のメンバーじゃないか」とは言いませんが「立民、共産、れいわ」「岸本」と「自公や維新への批判そっちのけ」で野党側批判とはkojitakenは何の冗談でしょうか。

*2:社民党衆院議員。福島瑞穂氏(現社民党党首)、辻元清美氏(元社民党政審会長、現在は立民)などと共に市民運動出身であることを買われて土井たか子社民党党首に登用されたいわゆる『土井チルドレン』の一人

*3:東大教授。2020年、日本学術会議の新会員の推薦を受けていたが、政府によって任命を拒否された。宇野重昭成蹊大学名誉教授(中国史)は父。著書『トクヴィル』(2007年、講談社選書メチエ→2019年、講談社学術文庫)、『〈私〉時代のデモクラシー』(2010年、岩波新書)、『民主主義のつくり方』(2013年、筑摩選書)、『保守主義とは何か:反フランス革命から現代日本まで』(2016年、中公新書)、『民主主義とは何か』(2020年、講談社現代新書)、『日本の保守とリベラル』(2023年、中公選書) など

*4:何が権威主義なのか、未だに全く分かりません。

*5:ググっても何が何だか分からない「謎政党」です。支持する気にもなりませんが、「支持率の低さ」もあって批判する気にもならない意味不明さです。

*6:歩兵第1旅団長(日清戦争)、第2師団長(台湾征服戦争)、台湾総督、第3軍司令官(日露戦争)、学習院長など歴任