今日の赤旗ニュース(2023年5/30~6/3日分)(副題:維新のデタラメさに改めて呆れる、ほか)

総選挙募金・供託金募金にご協力をお願いします/2023年5月31日 日本共産党中央委員会
 泉立民が野党共闘に応じない以上「少なくとも野党共闘時代よりは候補を増やす」し、そうなれば「政治活動費も必要になる」と言う話です。「泉立民の体たらく」にもはやこのままでは立民の惨敗は避けられないし、共産党としても「そんな立民にいつまでも付き合う気はない」ということでしょう。「自主路線」へと大きく舵を切ったと言えます。


入管医師、酒酔い診察か/大阪 指摘出ても容認可能性
 大阪入管 勤務医が酒に酔った状態で収容者の診察か 内部調査|NHK 関西のニュースなどマスコミも報じていますが、何処までデタラメなのかと心底呆れます。


研究者一人が逆転勝訴/大阪高裁 杉田水脈氏に賠償命令
 地裁よりはマシになったとは言え、全部勝訴ではなく、一部勝訴とはやはり「不当判決」でしょう。「自民党への不当な忖度」を疑います。


公約違反 目にあまる/堺市長選 維新現職/4年前「おでかけ応援拡充」約束 実際は議会に縮小提案

 「有言実行」が売り物の維新ですが、堺市長選(6月4日投票)の維新現職候補、永藤英機氏の前回選挙公報とその後の4年間の市政を見ると、「実行」どころか、公約違反が目にあまります。
 同候補の4年前の選挙公報では「堺の改革と成長で生み出した財源を、こどもたちのみらいのために、老後の安心のために投資します」として、「おでかけ応援制度の利用範囲の拡充」などを公約していました。
 ところが、実施が予定されていた第2子保育料無償化を「無期延期」。市内の路線バス(南海バス近鉄バス)や阪堺(はんかい)電車を1乗車100円で利用できる「おでかけ応援制度」にいたっては、「利用範囲の拡充」どころか、対象者を65歳以上から70歳以上に縮小する案を2度も議会に提案し、いずれも否決されました。

 維新らしいデタラメさです。今度の市長選でめでたく落選して欲しいもんですが、在阪マスコミがこうした批判をしないことが「維新の強さ」の一因ではあるのでしょう。


G7広島サミット 「朝日」検証記事の異様さ

 異様だったのが、24日付の「朝日」1面トップ記事でした。
 「『被爆の実相』こだわり 重ねた交渉 資料館視察 日米駆け引き」「滞在40分 オバマ氏の4倍」の大見出しで、「水面下の交渉では、原爆を投下した米国との駆け引きがあった」「首相は官邸で何度も会議を開いた。各国との調整状況の報告を聞き『まだ足りない。もっとできないか』と繰り返した」などと描き、「歴史的なことだ」とした岸田首相の言葉を紹介しました。
 同じ朝日新聞社が出している『AERA』6月5日号の記事でさえ、「岸田文雄首相が『歴史的』と強調したサミットだが、被爆者から聞かれたのは憤りや落胆の声だった」「市民が完全排除された広島平和記念公園は、『核同盟』のG7が核抑止政策の結束をアピール」する「『貸し舞台』にも見えた」と批判したのと比べても「朝日」24日付の記事の異様さは際立ちます。

 「検証」と言いながら「やってることは岸田礼賛」とは朝日も「随分と劣化した」と絶句します。視察など「ただのパフォーマンス」にすぎない。


こども金庫「中は空」/小池氏、大軍拡にメス求める
 全く同感で「こども金庫」とやらに現時点では全く具体性はないし、本気で「子育て支援に予算をつける」というならまずは「異次元の軍拡」をやめるべきです。