男女平等、日本は世界125位で過去最低 ジェンダーギャップ報告書:朝日新聞デジタル2023.6.21
変えるべきはこうした「女性政治家の少なさ」であり、それは「女性党首(kojitakenの放言)」などでどうにかなる話ではない。
女性政治家が増えれば自然に「女性党首」となるのではないか。
以前も別記事で書きましたが既成政党(特に大政党)や現職に有利な
1)小選挙区を辞める、2)高すぎる供託金をなくす、3)いわゆる「べからず選挙」を辞める、4)記名式選挙を辞める、5)政治家世襲を規制する(同一選挙区からの世襲禁止など)
等といったことが「女性政治家増」に不可欠だと思います。日本において女性は少数派であり、「既成政党(特に大政党)」からは立候補が難しいからです。なおクオータ制(割り当て制)については俺は「小手先の策(それでは女性政治家は恐らく増えないし、女性政治家だけ増えても「障害者の政治家」など、他のマイノリティ政治家が増えないなら意味に乏しい)」と思っており、否定的な考えです(但し、赤旗議会の半分を女性に/クオータ制推進集会 畑野氏が参加(2021.5.19)、議会の半分を女性に/小池氏「クオータ制導入を」/Qの会が集会(2021.12.14)ということで、共産は「小選挙区廃止」「高額供託金廃止」等を主張してるとは言え、クオータ制については好意的なようですが)。
共産、穀田恵二氏が引退へ 田村智子氏は衆院くら替え - 日本経済新聞
「日本共産党委員長」宮本顕治、「保守党党首」扇千景*2、「民進党代表」蓮舫*3、「国民民主党代表」大塚耕平*4(過去の例)、「社民党党首」福島瑞穂氏*5、「れいわ新選組代表」山本太郎(現在)が参院議員であるように、党首であることに「衆院議員」である必要はない。
また歴代首相は例外なく衆院議員とは言え、憲法上、首相が衆院議員である必要もなく(国会議員であれば良い)、実際過去の首相指名選挙でも
内閣総理大臣指名選挙 - Wikipedia参照
◆2009年指名選挙(鳩山民主党代表が勝利)
自民の候補は若林正俊*6。これは当時、麻生*7が総裁だったが、衆院選で負けた麻生を「候補として出すこと」に反対する意見が強く、一方で「麻生に代わって次期総裁含みで押せる候補」も当時いないが「候補を出さない恥ずかしい事態」を避けるため、当時「自民党両院議員総会長」だった若林が担がれたとされる。
は参院議員ですが、参院を衆院より格下に見て、「首相や党首の就任は衆院議員であるべきだ」とする世間の風潮に対処しての
といった「参院から衆院への鞍替え」のようなケースが過去多々あることを考えれば、今回の鞍替えの前提として「田村氏の次期委員長就任」を志位、小池執行部が考えてるのかもしれません。
宮本顕治氏(1908~2007年)の委員長退任(1982年、74歳、1958年からの在位なので在位24年。後任委員長に不破氏が就任し、宮本氏が議長に就任)、不破氏(1930年生まれ)の委員長退任(2000年、70歳、1982年からの在位なので在位18年。後任委員長に志位が就任し、不破氏が議長(2000~2006年)を経て現在、平の常任幹部会委員)の「退任時の年齢(70代前半)」及び「在位期間(20年程度)」と「今の志位氏の年齢(1954年生まれ、69歳)と在位期間(2000年就任なので在位20年)」を考えれば、来年辺り「志位氏の委員長退任、田村氏の委員長就任」の可能性はあるのではないか。
まあ仮にそうなったとして立民代表を西村智奈美、共産委員長を田村智子にそれぞれ代えてから「野党共闘」を再開すれば良い。そうすればスーパーマッチョな新選組の反動的体質との対比が鮮やかになって、新選組に無駄に流れる票も減るのではないか - kojitakenの日記なんて書いたkojitakenは「田村委員長」を多分喜ばないんでしょう。奴はそういう反共分子でしょう。「田村委員長はない」と見なしての悪口にすぎなかったのではないか(今のところkojitakenブログには田村氏の衆院選鞍替えについて何のコメントもありませんし)。
穀田氏の引退は年齢(1947年生まれ)を考えればやむを得ないところでしょうか。ひとまずは苦労をねぎらいたい。また、京都の穀田氏の引退と同時に「衆院関西ブロック上位」で辰巳氏(元参院議員、党中央委員)が処遇されるようです。「穀田の後継としての辰巳」的理解をすればいいのかな?。いずれにせよ是非、辰巳氏には国政復帰して欲しい。
なお、田村氏の衆院鞍替えによって以下の予定とのこと。
大門実紀史*10(だいもん・みきし)
想定外の展開ですが、総選挙があれば衆議院に立候補する田村智子さんの代わりに繰り上げで参議院に戻ることになりそうです。この間、絵本作家への道を着々と歩んでおりましたが、こうなった以上、経済とくらしをよくするために、再び尽力する決意です。宜しくお願い致します。
立民代表を西村智奈美、共産委員長を田村智子にそれぞれ代えてから「野党共闘」を再開すれば良い。そうすればスーパーマッチョな新選組の反動的体質との対比が鮮やかになって、新選組に無駄に流れる票も減るのではないか - kojitakenの日記
kojitakenらしいバカさですね。
第一に「リベラル派」「野党共闘路線継続」を過去に自称していたとはいえ、今は泉路線(維新すり寄り、野党共闘ぶち壊し路線)の共犯者が西村*11(泉体制で幹事長、代表代行)なのに、「立民の最大のスポンサー連合会長の芳野」が「共産と手を組むな」と働きかけてるのに、何故「西村なら、芳野ら連合、泉ら党内右派政治家の反対を排除して野党共闘を再開する」と思えるのか(勿論共産は今も「野党共闘再開」を一応呼びかけてはおり、野党共闘を破壊した全責任は「一方的に野党共闘をぶち壊した」立民にあります)。
それ以前に無能で無気力で人望もない西村が代表になれるとは思えませんし、なっても「トラス*12英国首相(西村と同じ女性政治家)」並の短命で終了でしょうが。西村なんぞという三流政治家をkojitakenも良くも持ち上げられるもんです。
しかも西村の場合「夫・本多平直*13が『14歳の少女と性交して何故処罰されるのか』と放言した変態(例えば、赤旗「言語道断の発言」/小池書記局長が本多氏批判、性交同意年齢発言/本多議員に批判(以上、2021.6.9)参照)」のうえに、その変態を当初、擁護したという「悪しき過去(例えば党員資格停止見通しの立民本多氏に妻・西村氏が嘆願書 - 産経ニュース(2021.7.13)参照)」もある。まともな人間なら西村など「恥ずかしくて代表に担ぎたくない」でしょう。
そうは思わないバカがid:kojitakenの訳ですが。
第二に「女性党首なら躍進する」と勘違いしてるようですが、世の中そんなに甘くない。
だったら、女性を党首とした「土井*14社会党(土井社民党)」「福島*15社民党」「扇*16保守新党」「蓮舫*17民進党」「嘉田未来の党」「小池*18希望の党」なども今よりも「躍進していた」でしょう(社会党*19、保守新党*20、民進党*21、未来の党*22、希望の党*23は既に消滅)。
日本の選挙民が「親フェミニズム」とは言えないことは勿論ですが「田村氏」はともかく「泉の共犯」西村など「親フェミニズムの立場の人間」ですら「女性政治家だから」として高く評価するかどうか?(恐らくそんな評価はせずむしろ、西村を否定的に評価するのではないか?)。
「フェミニズムの観点」から大事なことは「党首が女性かどうか」ではなく
7、女性とジェンダー(2021総選挙/各分野政策)│各分野の政策(2021年)│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会2021年10月
◆企業に男女別平均賃金の把握・公表、格差是正計画の策定・公表を義務づけます。
◆現在の均等法の間接差別*24の禁止の規定は、非常に限定的で、間接差別のほとんどが、事実上野放しになっています。「すべての間接差別の禁止」を明記し、結果として一方の性に不利益を与える基準、制度について、広く規制し、是正を図ります。
◆「労働の世界における暴力とハラスメント禁止条約」(190号条約)を批准します。
◆選択的夫婦別姓制度をいますぐ導入します。
◆避妊も中絶も、女性の大切な権利です。避妊薬と緊急避妊薬を安価で入手しやすくします。明治期から残る刑法の自己堕胎罪や、母体保護法の配偶者同意要件を廃止します。
◆妊婦検診や出産費用の軽減、ベビー服や哺乳瓶などの育児用品を贈る制度の導入など、妊娠・出産にかかる経済的負担を軽減します。出産一時金の金額を大幅に引き上げます。
10、女性に対する暴力をなくす(2021総選挙/各分野政策)│各分野の政策(2021年)│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会2021年10月
◆性交同意年齢を16歳に引き上げ、子どもへの性暴力は罪を加重します。
→なお、2023年の刑法改正で同意年齢を16歳に引き上げ(例えば、赤旗改正刑法が成立/不同意性交等罪を創設/全会一致(2023.6.17)参照)
◆DV防止法を改正し、保護命令の対象や期間の拡大、緊急保護命令の導入をすすめます。
→その後、共産党の提唱した方向での改正法が成立(例えば、赤旗精神的暴力にも保護命令/衆院で全会一致 改正DV防止法成立(2022.5.13)参照)
◆虐待や貧困、性的搾取などの困難を抱える若年女性への支援を強化します。
◆生活困窮、DV、社会的孤立、性的搾取など、さまざまな困難を抱える女性たちの支援法を制定します。
→その後、共産党の提唱した支援法が成立(例えば、赤旗困難抱える女性支援/衆院本会議で法律可決・成立(2022.5.20)参照)
11、ハラスメント(2021総選挙/各分野政策)│各分野の政策(2021年)│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会2021年10月
◆男女雇用機会均等法や介護・育児休業法などの法律に、ハラスメント行為の定義、ハラスメントを禁止する規定を明記させ、被害者への補償や救済措置を規定させます。
など「政策が女性に配慮してるかどうか」でしょうに。というかこういう「女性を客寄せパンダ扱いしてる」としか思えないid:kojitakenはどう見ても女性差別者です。
それはともかく、その点、「コラボへの不当な誹謗を非難(例:赤旗主張/若年女性支援事業/卑劣極まる妨害から活動守れ(2023.3.19))」「未成年少女の水着撮影会を非難(例:県営公園における「水着撮影会」について(埼玉県への申し入れ) | 日本共産党埼玉県委員会(2023.6.9))」など「女性の人権」への目配りをアピールしてる共産には信頼が置けます。そうした「女性の味方」といった要素をまるきり感じないのが立民であり、こうした「立民のダメさ」は西村が代表になろうと変わらないでしょう。
何せ「自民、維新、国民民主に比べればまだマシ」とはいえ「慰安婦違法性否定のウヨ」松原仁*25など「女性の人権擁護に逆行するゴロツキ右翼の巣窟」が立民です。
なお、俺個人は「西村代表など論外、というか今すぐ西村は代表代行を辞めて、議員も辞めろ」ですが、田村委員長なら「別にいい」とは思います。
勿論「志位委員長に辞めて欲しい」「小池*26書記局長にポスト志位の委員長になって欲しくない」ということではなく「田村政策委員長(副委員長兼務)がなってもいいんじゃね」程度の話ですが。
「政策委員長=他党の政調会長」であり「岸田自民党総裁(元政調会長)」「泉立民党代表(元政調会長)」等、「政調会長経験者の党首」が他党にいるわけですから。
それにしても自称「社民党支持者」が社民党そっちのけで「西村が代表になれば立民は再生する(俺の要約)」と放言。どう見てもkojitakenは「立民支持者(そして西村盲従分子)」でしょう。とはいえ1)西村が代表になる可能性はほとんどなく、2)なったところで「泉体制で現在、存在感ゼロの無能、無気力」で「人望もゼロ」なので「トラス英国首相並みに」何もできずに終わるだろうと言う意味で実に馬鹿げたid:kojitakenの寝言ですが。
西村氏の経験不足*27は立民のリベラル政治家たちが団結してカバーする
そんな「団結力」が果たして「泉の反共&維新すり寄り路線を容認してる無能な立民党内リベラル政治家」にあるかどうか。そもそも今現在彼らはどう見ても西村「代表代行」を「支えてなどいません」し。
というか、kojitakenの想定してる「リベラル政治家」とは一体誰なのか。枝野幸男*28前代表か?。西村が属した菅グループの領袖・菅*29元首相か。社民党出身の阿部知子氏*30、辻元清美氏*31、吉川元氏*32か。あるいは他の誰かか。とりあえず具体的な名前を出したらどうか。「その人物の何処がリベラルか?」「その人物が西村を支えるとは思えない」等と言われるのを恐れてか、具体的な名前が出せない辺り、内心ではkojitakenも自分の主張を「現実性皆無の妄想」と認識してるのでしょう。kojitakenも呆れたバカです。
おいおいですね。現状において「れいわ支持者の男性比率が他党と比べ異常に高い(マスコミ世論調査による)」ということはれいわについては「支持者の多くがミソジニー(女性嫌悪)の可能性が高い」ということであり、女性(田村政策委員長や西村代表代行)を党首にしたところで「れいわの支持者が立民や共産に移る」ということはまずありえないでしょう。何でこう「アホの子」id:kojitakenには「論理的思考力がない」のか。
*1:因みに現在の女性閣僚は永岡文科相(郵政解散選挙の際に「対立候補が当時、選挙で無類の強さを誇った世襲議員・中村喜四郎であること」で将来を悲観して自殺した永岡洋治氏の妻)と高市経済安保相
*3:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)など歴任
*5:鳩山内閣少子化担当相、社民党幹事長、副党首などを経て社民党党首
*7:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、外相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長、首相、第二~第四次安倍、菅内閣副総理・財務相等を経て現在、自民党副総裁
*8:池田内閣経済企画庁長官、佐藤内閣通産相、三木内閣外相、福田内閣経済企画庁長官、鈴木内閣官房長官、中曽根、竹下内閣蔵相等を経て首相。首相退任後も小渕、森内閣で蔵相
*9:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相等を経て現在、岸田内閣外相
*10:元参院議員。党中央委員。著書『「属国ニッポン」経済版』(2003年、新日本出版社)、『新自由主義の犯罪:「属国ニッポン」経済版2』(2007年、新日本出版社)、『ルールある経済って、なに?』(2010年、新日本出版社)、『カジノミクス』(2018年、新日本出版社)、『やさしく強い経済学』(2022年、新日本出版社)
*11:鳩山、菅内閣外務大臣政務官、野田内閣厚労副大臣など歴任
*12:キャメロン内閣環境相、メイ内閣司法相、ジョンソン内閣外相等を経て首相
*15:社民党幹事長、副党首、鳩山内閣少子化等担当相等を経て党首
*17:菅、野田内閣行政刷新担当相、民主党代表代行(岡田代表時代)、民進党代表など歴任
*18:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)等を経て都知事
*21:立民党が後継政党ですが
*24:「一般職と総合職の区別」など建前は女性差別ではないが事実上女性差別として機能している差別のこと。
*26:党政策委員長、副委員長等を経て、現在、書記局長
*27:西村の「泉路線への加担」や「醜悪な本多擁護」は経験不足でも何でもなく、単に西村がバカなだけでしょう。
*28:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立民党代表等を歴任
*29:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相、首相等を経て立憲民主党最高顧問
*30:社民党政審会長、日本未来の党幹事長、みどりの風代表代行、民進党副代表、立憲民主党両院議員総会長など歴任
*31:社民党政審会長、国対委員長、鳩山内閣国交副大臣、民主党政調副会長、民進党幹事長代行、立民党政調会長、副代表等を歴任
*33:正直、自民、維新、国民民主などの右派政党と比べ「極端にマッチョ的、反動的」とも思いませんので「女性支持の少なさ」が驚きです。