「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年8/21日分:荒木和博の巻)

◆荒木ツイート

荒木和博
 令和5年8月23日水曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1226号。自分が尊敬する人物の第1位は朴正熙、第2位が西尾末廣*1です。2人に共通するのはものすごく浮き沈みの激しい人生を戦い続けたということかと思います。

 9分46秒の動画です。そんな事が拉致問題の解決と何の関係があるのかと心底呆れます。
 それにしても「元民社党職員」が「朴正熙>西尾」を公言し、しかも今時「独裁者の朴」を手放しで賛美するとは(呆)。
 「朴は経済を近代化した」と荒木がいうなら「文革の惨状」から経済を立て直した鄧小平(また香港返還も実現)の方が朴よりずっと偉大だと思います。浮き沈みの激しい人生を戦い続けたというのも「ウヨの荒木が嫌ってる」であろう「鄧小平(文革で失脚するが、文革終了後、復権し中国近代化を実現)」「宮本顕治(戦前は投獄され、戦後も徳田書記長時代は反主流派だったが、徳田死後、書記長、委員長を歴任し、戦後共産党の基礎を築く)」「金大中金大中拉致事件光州事件死刑判決で死の危機に直面するが、その後、大統領に就任し太陽政策を推進、その功績でノーベル平和賞受賞)」もそうであり、何も「荒木好みのウヨ政治家」朴や西尾に限った話ではない。 

荒木和博
 令和5年8月22日火曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1225号。石川県は事件が多すぎてとても話し切れませんが、とりあえずさわりだけお話ししました。個別の事件についてはあらためてお話しします。

 7分28秒の動画です。勿論全て「特定失踪者」なのでお話になりません。

荒木和博
 西尾末廣民社党初代委員長代表質問昭和35年10月21日・昭和36年1月31日)。音声だけですが、結党後最初の総選挙を前にした代表質問と選挙で敗北*2した後の代表質問です。

 「元民社党職員」荒木にとっては重要な話なのでしょうが、勿論拉致問題と何一つ関係ないので心底呆れます。そもそも解説もなしに、西尾の演説だけ流しても大抵の人間には意味不明です。

荒木和博
 令和5年8月21日月曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1224号。手嶋龍一さん*3の著書『ウルトラダラー*4』にも出てきますが、偽札作りのために人材を拉致したのではないかと私は考えています。

 5分51秒の動画です。荒木が放言しているだけで「日本人印刷工の失踪」を「北朝鮮拉致で目的は偽札作り」と見なせる「まともな根拠」は勿論何もありません。
 なお、荒木が触れる「手嶋の著書」は「小説」であり「ノンフィクション(ドキュメンタリー、ルポルタージュ)」ではありません。
 そんな代物で話をするのは「ゴルゴ13」で国際政治を語るくらい馬鹿げています。
 なお、小生は手嶋についてよく知りませんが「荒木が持ち上げるなんてそういう右翼人士なのだろうか?」と言う危惧、懸念は勿論感じます。

*1:社会党書記長(片山委員長時代)、片山内閣官房長官、芦田内閣副総理、民社党委員長を歴任

*2:1960年衆院選挙で他野党が「社会党165→171」「共産党1→3」とわずかながら議席を増やしたのに対し、民社党は105人の候補をたてたものの「40→17」と大幅に減らした(第29回衆議院議員総選挙 - Wikipedia参照)

*3:NHKボン支局長、ワシントン支局長等を経てフリー。著書『外交敗戦』、『たそがれゆく日米同盟』(以上、2006年、新潮文庫)、『インテリジェンスの賢者たち』(2010年、新潮文庫)、『宰相のインテリジェンス』(2013年、新潮文庫)、『スギハラ・サバイバル』(2021年、小学館文庫)等(手嶋龍一 - Wikipedia参照)

*4:2020年、小学館文庫