◆荒木ツイート
荒木和博
予備役ブルーリボンの会「レブラ君とあやしい仲間たち」152回。ゲストは経済アナリストの森永康平さん*1。
12分27秒の動画です。荒木とつきあう人間では「自称経済評論家」の「上念司*2」「三橋貴明*3」のような右翼でしかないでしょうが、それはさておき。
「予備役ブルーリボン」で何で「経済アナリスト」なのかと呆れます。予備役ブルーリボンがまともな団体なら「拉致解決」に関係ない「経済アナリスト」をそもそも呼ばないし、まともな経済アナリストなら呼ばれても出ない。
なお、この森永ですが、森永卓郎*4獨協大学経済学部教授の息子だそうです。息子がこんなバカをやってもさすがに「経済学者(大学教授)」の父親は「ライザップのCMに出るなど、ややタレント化してる」とはいえ、こんな動画には出ないんじゃないか。それとも出るのか?
荒木和博
令和5年9月2日土曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1236号。社会運動というのは周りからどう思われても続けることが大事だと思います。
5分21秒の動画です。赤字のような泣き言を言い出すとは、荒木も「拉致の風化」と「それをどうすることもできない自分らの無力さ」に失意の念なのでしょう。
なお、荒木の動画とは関係ない話をしていますが、赤字部分は結局「程度問題」ですね。
自分の関わってる政治運動、社会運動が「常に多数派」「常に成功する」なんて保障は勿論何処にもありません。
分かりやすい例だと「LGBT差別撤廃」「障害者のためのバリアフリー」のような「少数派(LGBT、障害者等)の人権擁護」なんて「多数派(性的マジョリティや健常者等)の支持は最初はない」。
「多数派からどう思われるか」なんて気にしていたら何もできません。
例えば「多数派が正しい」なら日本では「自民党を支持してればいい」わけです。
あるいは「一部の立民支持者」が公言してるように「最大野党は立民なんだから野党一本化は当然立民への一本化だ、維新、国民民主、共産、社民、れいわは無条件で候補を下ろせ」になる。
でもそういう話では勿論ない。
しかし一方で「俺は正しいことをしてるんだ、支持しない多数派がバカなんだ」で「多数派にどう訴えかけて支持を獲得していくか」を考えずに運動していたらそれは「独善」「自己満足」「自己陶酔」でしかない。
結局「多数派にどうアピールするかを無視していては自己満足になるが、多数派を気にしすぎてはいけない。それでは大衆迎合、ポピュリズムに転落する。自らの政治的主張を保持しながら、可能な限り一定の妥協を行う。何事もバランスが大切だ」。
但し、荒木の場合「自衛隊で拉致被害者救出(現実性皆無)」「特定失踪者は北朝鮮拉致(国内で既に40人以上発見されており、北朝鮮と関係あるモノは一つもなし)」と言う馬鹿げた主張を居直るための「赤字主張」なのでお話になりませんが。
*1:著書『親子ゼニ問答』(森永卓郎との共著、2019年、角川新書)、『スタグフレーションの時代』(2022年、宝島社新書)等
*2:著書『デフレと円高の何が「悪」か』(2010年、光文社新書)、『「日銀貴族」が国を滅ぼす』(2011年、光文社新書)、『歴史から考える・日本の危機管理は、ここが甘い』(2012年、光文社新書)、『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』(2016年、講談社+α新書)、『習近平が隠す本当は世界3位の中国経済』(2017年、講談社+α新書)、『日本経済を滅ぼす「高学歴社員」という病』(2017年、PHP文庫)、『経団連と増税政治家が壊す本当は世界一の日本経済』(2018年、講談社+α新書)、『官僚と新聞・テレビが伝えないじつは完全復活している日本経済』(2019年、SB新書)、『誰も教えてくれなかった金持ちになるための濃ゆい理論』(2021年、扶桑社新書)等
*3:著書『ドル凋落』(2010年、宝島社新書)、『中国がなくても、日本経済はまったく心配ない!』(2010年、ワック文庫)、『経済の自虐主義を排す』(2013年、小学館101新書)、『だから、日本経済が世界最強というこれだけの理由』(2013年、ワック文庫)、『中国崩壊後の世界』(2015年、小学館新書)、『中国不要論』(2017年、小学館新書)等
*4:三井情報開発総合研究所主任研究員、三和総合研究所主任研究員等を経て獨協大学教授。著書『雇用破壊』(2016年、角川新書)、『消費税は下げられる! 』(2017年、角川新書)、『なぜ日本だけが成長できないのか』(2018年、角川新書)、『ビンボーでも楽しい定年後』(2018年、中公新書ラクレ)、『なぜ日本経済は後手に回るのか』(2020年、角川新書)、『年収200万円でもたのしく暮らせます・コロナ恐慌を生き抜く経済学』(2020年、PHPビジネス新書)、『相続地獄』(2021年、光文社新書)、『長生き地獄』(2022年、角川新書)、『増税地獄』(2023年、角川新書)等