6分29秒の動画です。荒木らウヨが河野談話否定論など放言するからトラブルになるのにデマも甚だしい。
慰安婦を戦争犯罪と見なす河野洋平氏(河野談話)や吉見義明氏*1、林博史氏*2を北朝鮮の手先呼ばわりする気なのか。
そもそも慰安婦は中国や東南アジア(フィリピン、インドネシアなど)にもいたし、これらの国に日本批判がないわけでもない(経済大国である中韓に比べ、日本に対する立場が弱いので東南アジア諸国政府の日本批判が弱いことや、一番慰安婦の数が多いのは韓国であることは確かですが)
それにしても「慰安婦を反日に政治利用」と抜かす荒木ですが、荒木らの方こそ「拉致被害者家族を右翼運動に政治利用」でしょう。それに気づいた蓮池透氏は荒木批判を始めましたが、他の家族が蓮池氏を支持するどころか家族会から除名するのだから絶句します。
◆荒木ツイート
5分58秒の動画です。そんな事が拉致の解決と何の関係があるのかと心底呆れます。しかも荒木の言う「間違いは誰にでもあること」とは「特定失踪者が国内で見つかったときの居直り」ですからね。
当たり前ですが「特定失踪者のデタラメ認定*3」に限らず『軽微なミス』ならともかく『重大な過ち(典型的には死亡事故)』を「間違いは誰にでもあること」等というのは「まともな人間のやること」ではない(勿論荒木ら拉致右翼はまともではないですが)。
6分9秒の動画です。そんな事が拉致の解決と何の関係があるのかと心底呆れます。
荒木和博
福岡の月刊誌「フォーNET」2月号にインタビューが掲載されました。
この月刊誌はフォーNET〜「日本再生」は九州から!九州の歴史、経済、道徳をまとめ た九州発の月刊誌 - フォーNET〜「日本再生」は九州から!九州の歴史、経済、道徳をまとめ た九州発の月刊誌で中身がある程度わかりますが
2015年10月号
◆「頭山満*4」の生涯をたどることが奪われた歴史を取り戻す端緒になるはずです
「頭山満伝*5」著者・井川聡氏
2023年1月号
◆天皇と国民の関係性を明確にし現代版「一君万民」の理想社会を
杉本延博*6(御所市(奈良県)市議会議長)
ですからね(呆)。こんな右翼ミニコミに載って荒木は何が嬉しいのか。
荒木和博 on Twitter: "令和5年1月31日火曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1022号。ポンペイオ・米元国務長官の回顧録が話題になっています。読んでいるわけではないのであくまで聞きかじったことについての個人の感想です。https://t.co/H4LPShBBfz @YouTubeより" / Twitter*7
7分18秒の動画です。そんなことが「拉致被害者の帰国と何の関係があるのか」と荒木には呆れますが、それはさておき。
聞きかじりとは
「在韓米軍は必要」と金正恩氏が発言 中国を脅威と認識? ポンペオ前米国務長官が回顧録で明かす :東京新聞 TOKYO Web
ポンペオ前国務長官が、2018年3月に北朝鮮を極秘訪問した際、金正恩朝鮮労働党委員長(現総書記)が中国から身を守るために在韓米軍は必要とする趣旨の発言をしたと明かした。
「中国は朝鮮半島をチベットや新疆ウイグル自治区のように扱えるように米軍撤退の必要を主張する」と語ったという。
という報道のことでしょうが俺個人は「眉唾だ」と思っています(どっちにしろこんな発言は拉致被害者帰国と全く関係ないですが)。
こうした在韓米軍容認発言は「在韓米軍がある限り核廃棄などできない(在韓米軍の侵攻の恐怖から身を守るため核保有している)」とする北朝鮮の従来の主張と明らかに食い違うからです(だからこそ話題になってるわけですが)。それが事実なら、中朝軍事同盟を北朝鮮は何のために結んでいるのか(何故北朝鮮側から破棄しないのか)という話にもなる。
勿論、ソ連派(朴昌玉副首相、金承化建設相など)、延安派(中国派:金枓奉最高人民会議委員長、金元鳳最高人民会議副委員長、崔昌益副首相兼財政相、尹公欽商業相など)を処分しようとしたところ、ソ連(ミコヤン第一副首相)、中国(彭徳懐国防相)の内政介入で「処分撤回」にいったんは追い込まれた8月宗派事件 - Wikipedia(但しその後、金日成が巻き返し、結局、ソ連派、延安派が粛清された)といった出来事も過去にあるので中国と北朝鮮には当然「いろいろと利害の対立はある」でしょうが、さすがに「中国>米国」ではあるでしょう。
可能性としては1)そもそもポンペオの嘘、2)ポンペオの歓心を買うために北朝鮮側があえて嘘(心にもない中国非難)といったところではないか。
荒木和博がリツイート
レブラくん(RBRA)予備役ブルーリボンの会
RBRAが掲げる"拉致被害者救出に自衛隊の活用を"。この意見に否定的な方もいると思う。
そもそも居場所が分かりませんからね。そして「世界最強の米軍」ですら居場所が分からないのでワームビア君救出は外交交渉でした。これで「自衛隊で救出」と放言する荒木と類友のバカさには心底呆れます。
*1:中央大学名誉教授。著書『草の根のファシズム』(1987年、東京大学出版会)、『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『毒ガス戦と日本軍』(2004年、岩波書店)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)、『焼跡からのデモクラシー:草の根の占領期体験(上)(下)』(2014年、岩波現代全書)、『買春する帝国:日本軍「慰安婦」問題の基底』(2019年、岩波書店)など
*2:関東学院大学教授。著書『沖縄戦と民衆』(2001年、大月書店)、『BC級戦犯裁判』(2005年、岩波新書)、『シンガポール華僑粛清』(2007年、高文研)、『戦犯裁判の研究』(2009年、勉誠出版)、『沖縄戦 強制された「集団自決」』(2009年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『沖縄戦が問うもの』(2010年、大月書店)、『米軍基地の歴史』(2011年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『裁かれた戦争犯罪:イギリスの対日戦犯裁判』(2014年、岩波人文書セレクション)、『暴力と差別としての米軍基地』(2014年、かもがわ出版)、『日本軍「慰安婦」問題の核心』(2015年、花伝社)、『沖縄からの本土爆撃:米軍出撃基地の誕生』(2018年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)など。個人サイトWelcome to Hayashi Hirofumi'
*3:まあ、これは誤りではなくどう見ても故意のデマですが
*5:2022年、産経NF文庫
*7:今のところ邦訳はないようだし、荒木には英語は読めないようですからね。