共産党が朝日新聞による「民主集中制批判」に対抗するために担ぎ出した小林節氏の反批判を醍醐聰氏がさらに批判した - kojitakenの日記
共産党が自党の主張を補強するイデオローグとして、なんとあの保守系憲法学者である小林節*1を担ぎ出した。醍醐聰氏*2のツイートにて知った。
kojitakenて実は共産について無知ではないか?。あるいは「保守の小林と野合してる」と悪口するために無知を装ってるのか。
きょうの潮流 2022年12月17日(土)2022.12.17
▼かつて自民党のタカ派議員として(ボーガス注:田中内閣で)防衛政務次官を務めた箕輪登さん*3は自衛隊のイラク派兵に反対、国に差し止め訴訟を起こしました。
▼戦争とは血を流す政治、外交とは血を流さない政治であり、日本は永久に血を流さない政治を守るべきだ。亡くなるまでそう訴え続けた箕輪さんは「平和に右も左もない」と口ぐせのように。歴史的な岐路に立ったいまこそ、大同団結を。
などでわかるように共産が「明文改憲阻止」「集団的自衛権行使阻止」などのために「いわゆる保守派」と共闘してるのは何も小林氏に限らないんですが。
それにしても「保守派の小林氏」が「松竹の安保論」を全く評価しないと言うことを少しはkojitakenや醍醐も考えたらどうなのか。それは松竹の言う「安保路線」が党勢拡大に役立たないこと(それ以前に世間の話題になりそうもないこと)の証明ではないのか。
正直「元・日本共産党本部職員が右翼的憲法論に変節」という意外性がなければ松竹の著書など「何の話題にもならないゴミカス」でしかないでしょう。
その意味では松竹本は「タレントの暴露本」などと大して変わらない。時間が立てば無内容なのでどんどん風化していくと言うことです。いずれ「今やほとんど忘れ去られた存在の筆坂」などと同じ扱いになっていくでしょう。
醍醐氏は財政学者*4で、長年の共産党支持系文化人*5として知られてきたが、2021年衆院選のあとくらいから共産党批判を強めるようになった。
衆院選敗北で掌返ししたのなら醍醐は恥ずべき人格と言うべきでしょう。
政党支持とは選挙結果でどうこうすべき話ではない。
なお、kojitakenは「志位が敗戦総括しないから」「志位氏が衆院選のあとに権威主義を剥き出しにし始めた」云々と言いがかりをつけていますが、そんな事実は勿論ありません。
今日も「反共分子」阿部治平&「反党裏切り分子」松竹伸幸に悪口する(2023年2/9日分)(追記あり) - bogus-simotukareのブログでも触れましたが、それは衆院選後の本田由紀氏との対談新春対談/東京大学教授 本田由紀さん/日本共産党委員長 志位和夫さんで、本田氏の苦言に志位氏が真摯に対応してることで明白です。
もし醍醐が「kojitakenのような」そんなふざけた認識をしてるのなら醍醐の方が間違っています。
そして選挙結果や志位氏の総括(彼の総括の是非はともかく、少なくともkojitakenや醍醐が悪口するほどの問題があるとは俺は思いませんが)に関係なく「護憲のためには共産党の力が必要だ」と認識し「無茶苦茶な非難はしない」小林氏の方が醍醐よりよほどまともです。
というか醍醐って一応「財政学者」ですよねえ。本業では全然話題になってない*6ようですが、本業はちゃんとやってるんでしょうか?(苦笑)
共産党がカリスマ独裁者*7の山本太郎が取り仕切る元号政党である×××新選組と同じような政党になりつつ(戻りつつ)あるともいえる。
「はあ?」ですね。幸か不幸か、志位氏は「徳田球一や宮本顕治の獄中経験」のような「カリスマ性」を生むような属性は持ち合わせていませんし、当然そんなカリスマ支配もしていません。松竹の除名をどう評価するにせよ、それはカリスマ支配という話ではない。それは松竹除名が「志位氏の権威を否定した」などというものではなく「党規約への違反」という「志位氏の属性と関係ない処分理由」であることでも明白です。
むしろkojitakenと「kojitakenコメント欄の取り巻き連中(kojitakenに対し世辞しか言わず、俺のようなkojitaken批判派には悪口雑言)」の関係の方が「kojitakenのカリスマ支配(本気でカリスマ扱いしてるのか、内心ではkojitakenを「都合のいい神輿」としてバカにしてるのかはともかく)」でしょう。kojitakenごときにカリスマ性を感じる連中の気が知れませんが。
というなら、kojitakenには醍醐以外にその名前を挙げて欲しいもんです(多分根拠レスでデマ飛ばしてるだけなので誰一人名前を上げられないでしょうが*8)。俺の知る限りそんな文化人はkojitakenが言うほど多くはない(というかどれほどいるのか疑問)し、所詮そんな連中は「にわか支持者」でしょうが。
衆院選敗北後も
「共産党躍進に期待します」/各界著名53氏メッセージ2022.6.7
◆内田樹(神戸女学院大学名誉教授)
フランス哲学。著書『寝ながら学べる構造主義』(2002年、文春新書)、『ラカンによるレヴィナス』、『レヴィナスと愛の現象学』(以上、2011年、文春文庫)など
◆岡野八代(同志社大学教員)
政治学。『法の政治学:法と正義とフェミニズム』(2002年、青土社)、『シティズンシップの政治学(増補版)』(2009年、白澤社、2009年)、『フェミニズムの政治学』(2012年、みすず書房)など
◆甲斐道太郎(大阪市立大学名誉教授)
民法学。著書『土地所有権の近代化』 (1967年、有斐閣)、『不動産法の現代的展開』(1986年、法律文化社)など
◆小松泰信(岡山大学名誉教授)
農学。著書『農ある世界と地方の眼力』(2018年、大学教育出版)など
◆鈴木宣弘(東京大学教授)
農業経済学。著書『食の戦争』(2013年、文春新書)、『農業消滅』(2021年、平凡社新書)、『世界で最初に飢えるのは日本:食の安全保障をどう守るか』(2022年、講談社+α新書)など
◆浜矩子(同志社大学教授)
経済学。著書『地球経済のまわり方』(2014年、ちくまプリマー新書)、『「共に生きる」ための経済学』(2020年、平凡社新書)など
◆堀尾輝久(東京大学名誉教授)
教育学。著書『教育入門』(1989年、岩波新書)、『現代教育の思想と構造』(1992年、岩波同時代ライブラリー)、『現代社会と教育』(1997年、岩波新書)など
◆本田由紀(東京大学教授)
教育学。著書『教育の職業的意義』(2009年、ちくま新書)、『教育は何を評価してきたのか』(2020年、岩波新書)など
◆本間愼(元フェリス女学院大学長、東京農工大学名誉教授)
農学
ということで少なくない文化人が共産党への連帯を表明してるわけです(但し、このうち、松竹本の推薦帯を書いた「松竹の類友」内田樹は「反党分子」松竹に同調して今回離反するかもしれませんが)
機関誌・前衛においても以下(2022年12月号から2023年3月号まで参考に紹介)の通り衆院選敗戦後も、党員、後援会員と言ったコアな支持者は勿論「野党共闘支持」という「広い意味での共産支持者を含む」と思われる「共産支持の文化人」の寄稿があります。
前衛 2022年12月号│出版物│日本共産党中央委員会
◆『「安倍政治」「2012年体制」の終わりのはじまりと市民と野党の共同』中野晃一(上智大学教授)
著書『戦後日本の国家保守主義』(2013年、岩波書店)、『右傾化する日本政治』(2015年、岩波新書)、『つながり、変える 私たちの立憲政治』(2016年、大月書店)、『私物化される国家』(2018年、角川新書)など
◆『フェミ科研費裁判 歴史修正主義、「学問の自由」への介入を許さない判断を:控訴審で正してほしいこと』牟田和恵(大阪大学名誉教授)
著書『部長、その恋愛はセクハラです!』(2013年、集英社新書)、『ここからセクハラ! アウトがわからない男、もう我慢しない女』(2018年、集英社)など
◆『昭和天皇の戦争認識(Ⅱ):『昭和天皇拝謁記』(1951―52)の検証』山田朗(明治大学教授)
著書『昭和天皇の戦争:「昭和天皇実録」に残されたこと・消されたこと』(2017年、岩波書店)、『日本の戦争:歴史認識と戦争責任』(2017年、新日本出版社)、『日本の戦争Ⅱ:暴走の本質』(2018年、新日本出版社)、『日本の戦争III:天皇と戦争責任』(2019年、新日本出版社)、『帝銀事件と日本の秘密戦』(2020年、新日本出版社)など
前衛 2023年1月号│日本共産党中央委員会
◆『岸田政権を脅かすアベ政治の遺産:「安倍の祟りが岸田を呪う物語」続編』二宮厚美(神戸大学名誉教授)
著書『橋下主義解体新書』(2013年、高文研)、『安倍政権の末路:アベノミクス批判』(2013年、旬報社)、『終活期の安倍政権』(2017年、新日本出版社)など
◆『保育事故をどうなくすのか:研修と配置基準の拡充こそが求められている』猪熊弘子(名寄市立大学特命教授)
著書『死を招いた保育:ルポルタージュ上尾保育所事件の真相』(2011年、ひとなる書房)、『「子育て」という政治:少子化なのになぜ待機児童が生まれるのか?』(2014年、角川SSC新書)など
◆『障害者権利条約・初めての日本への勧告』佐藤久夫(日本社会事業大学名誉教授)
著書『共生社会を切り開く:障碍者福祉改革の羅針盤』(2015年、有斐閣)
◆『通州事件、85周年目の真実:『通州事件―憎しみの連鎖を絶つ*9』を執筆して』笠原十九司(都留文科大学名誉教授)
著書『日中戦争全史(上)(下)』(2017年、高文研)、『憲法九条と幣原喜重郎:日本国憲法の原点の解明』(2020年、大月書店)など
前衛 2023年2月号│日本共産党中央委員会
◆『現代地方自治の歴史的位置と展望』岡田知弘(京都大学名誉教授、京都橘大学教授)
著書『地域づくりの経済学入門(増補改訂版)』(2020年、自治体研究社)、『私たちの地方自治』(2023年、自治体研究社)など
前衛 2023年3月号│日本共産党中央委員会
◆『加速する軍事研究への動員』池内了(名古屋大学名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授)
著書『科学者と戦争』(2016年、岩波新書)、『兵器と大学:なぜ軍事研究をしてはならないか』(共著、2016年、岩波ブックレット)、『科学者と軍事研究』(2017年、岩波新書)、『科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか』(2019年、みすず書房)など
◆『コロナ禍が明らかにした貧困と生活保護行政の動向、生活保護裁判の到達点:生活保護をあたりまえの権利に。「天王山」の2023年(上)』吉永純(花園大学教授)
著書『生活保護審査請求の現状と課題』(2021年、明石書店)など
◆『自由、平等、友愛を犠牲にする生活保護』桜井啓太(立命館大准教授)
著書『〈自立支援〉の社会保障を問う:生活保護・最低賃金・ワーキングプア』(2017年、法律文化社)、『子育て罰:「親子に冷たい日本」を変えるには』(共著、2021年、光文社新書)
勿論これらの「共産支持の文化人」の立ち位置は「党員」「後援会員」「党外の支持者(立民、社民、れいわ支持だが、野党共闘支持と言う限りにおいて共産支持のケースも含む)」など、いろいろでしょうが少なくともkojitakenや醍醐ほど否定的ではないことは確かでしょう。
「苦しい時の友こそ真の友」とは良く言ったもんです。社会的影響力皆無の分際で、共産党に不当な悪口を加える醍醐のようなカス野郎には心底怒りを覚えます。まあ醍醐に社会的影響力皆無であることがせめてもの救いですが。
なお「保守派」だの「権威主義」だの小林氏に悪口するkojitakenですが、俺の考えでは「九条認識」はkojitakenが持ち上げる松竹の方がよほど、小林氏より「右翼的(小林氏が左派的と言うより松竹が右翼的)」だし「党首公選が行われたら俺が立候補する」と豪語して恥じない松竹の方がよほど「権威主義」でしょう。まともな人間は「権威主義」「成り上がり志向」と見なされるのを恐れて「誰も出なければ私が出るが、沢山の立候補者が出ることを期待したい」「誰も出なければ私が出るが、仲間と話し合って最善の候補を立てたい」というでしょうに、まあ松竹もどうしようもないバカ野郎です。無能の分際でどれほど思い上がってるのか。
それにしても、kojitakenは「俺に対する権威主義呼ばわり」もそうですが、まともな根拠を何一つ提出せず、小林氏を権威主義呼ばわりだから呆れます。
俺(ボーガス)に対する権威主義呼ばわりの根拠は何だと言ってもまともに応答できないのだからkojitakenのアホさには呆れます。あげく「コメント投稿拒否」「idコールも送るな」と自分が俺に言及されることを極端に嫌ってるのだからkojitakenも呆れた男です。
kojitakenの方こそ「俺の批判」で自分の権威が傷つくことを恐れる権威主義ではないのか。
「分派の禁止」は本当に「民主集中制」の必然の要請なのか - kojitakenの日記
「必然の要請かどうか」はともかくそうしたルールを「受け入れた上で松竹が入党した」以上、「不合理だから改正すべき」というならともかく「不合理だから従わない」と無視することなど許されることでは無いと思いますね。というか、松竹は「分派活動して何が悪い」とは言っておらず「分派ではない」と主張してるので、kojitakenの物言いは「余計なお世話のお節介」ではないか。
次の国政選挙(おそらく衆院選)*10がいつになるかはわからないが、志位共産にせよ泉立民にせよ山本新選組にせよ、その時を待たなければ有権者の審判は下らないのかもしれない。
「何だかなあ」ですね。「選挙の結果」は様々な要素によるモノであり、仮に共産が不幸にして議席を減らしたとしてそれは「松竹除名が間違っていたから」と言う話では必ずしもない。
というか勝手に「立民、共産、れいわ」について「議席減」と決めつけてる辺りがkojitakenは滑稽です。「もし仮に議席が増えたら松竹除名(共産)やれいわローテーション(れいわ)が正しかったと認めるのか?」と聞きたくなります。勿論「反共分子」「アンチれいわ」kojitakenはそんなことは認めないでしょうが。
というか最近は「岸田批判そっちのけで野党に悪口雑言」とはどういう神経してるんですかね。「kojitakenは本当は自民党支持者なのか?」と聞きたくなります。
第26回参院選(2022年)立憲民主党――支持されるとはどういうことか(三春充希氏) - kojitakenの日記
泉の「提案路線」を「支持者の期待とずれている」と非難しながら、泉にすり寄る松竹を「英雄扱いしている」のだからkojitakenも意味不明な男です。
アンチ志位をこじらせるとそういう意味不明なことになるのでしょう。kojitakenのようなデタラメなクズ男にはなりたくないもんです。
*1:著書『「憲法」改正と改悪』(2012年、時事通信社)、『なぜ憲法学者が「野党共闘」を呼びかけるのか』(2016年、新日本出版社)など
*3:1924~2006年。鈴木内閣で郵政相
*4:とはいえ、『食の戦争』(2013年、文春新書)の鈴木宣弘氏、『地球経済のまわり方』(2014年、ちくまプリマー新書)の浜矩子氏、『教育の職業的意義』(2009年、ちくま新書)の本田由紀氏などと違い、「新書の著書がない」世間的には無名の男です。
*5:「へえ、そうなの?」感しかないですね。 「日本共産党に期待します」/各界著名49氏が表明(2012.12.4)、 「共産党に期待します」 各界から著名67氏(2017.10.7)、 「共産党に期待します」 各界から著名55氏(2019.6.29)、 共産党躍進に期待します/各界の著名59氏からメッセージ(2021.10.6)等には「醍醐の名前などかけらもない」のですがどの辺りが「長年の共産党支持系文化人」なんでしょうか?。kojitakenが「長年の支持者が離反した」と描き出すために醍醐をそのように評価してるだけの馬鹿話でしょう。俺も醍醐の名前など赤旗、前衛などで頻繁に見た記憶は全くないですし、「共産支持者」を自認する『俺の過去記事』を検索しましたが醍醐を取り上げた記事は5件しかありませんでした(醍醐聰 の検索結果 - bogus-simotukareのブログ参照)。ちなみに俺が共産支持者かつ『それなりにまともな研究者』として評価している「本田由紀氏(東大教授)」は10件、「岡野八代氏(同志社大教授)」は18件、「五十嵐仁氏(全国革新懇代表世話人、法政大名誉教授)」は「100件以上(我ながら取り上げた数が多すぎて、途中で数えるのを諦めた)」で「醍醐よりも多く取り上げていました」。どう見ても醍醐は「大した共産支持者ではない」。
*6:まあ財政学なんて日本ではマイナーなので、世間で話題にならなくても仕方が無いですが、醍醐のように学問研究より政治言動が話題になるのもいかがなモノか(苦笑)。
*7:「山本の個人商店的性格が強い」とは言え「独裁者」といえるような振る舞いは無いと思いますが。
*8:こうした俺の批判に一切、まともに反論できず、最初はコメント掲載拒否、ついには投稿拒否設定にしたクズがkojitakenです。「自由な言論」「反権威主義」を自称する輩kojitakenが「三百代言」とは聞いて呆れます。
*9:2022年、高文研