中祖「赤旗」政治部長へのメール10（11.6） | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
党中央をすでに退職した高齢者が異論を公表したところ、党から支給されている年金を半分に減らされた事実は承知しており（ことと次第では全額の支給を停止すると言われた）、年金暮らしの高齢者に対してひどいことをするなと思ってきました（なお、私のこの記事を理由として、その方の年金が全額カットされては困るので、お名前は明らかにしません）。
赤字部分でずっこけました。
せめてその人物の名前を出せば「確認（裏取り）ができる」ところ、名前を出さない上
◆異論とは何か
松竹のような右翼的安保論なのか？。それとも別の件か？
◆「党中央をすでに退職した高齢者」とは具体的にどんな人間か？
「名誉役員」「中央委員、准中央委員の経験者」等の幹部レベルなのか、そこまで行かない一般職員か？
◆何時、異論を公表し、何時、年金を減額されたのか？
◆どのような形で公表したのか？
党に手紙でも送ったのか？。それとも松竹が文春新書を出したように本でも書いたのか？
◆年金半額カットの法的根拠は何か？
当たり前ですが何の法的根拠もなしに半額カットはできないでしょう。例えば残業（時間外勤務）命令だって36協定（労基法36条に基づく労使協定）という根拠規定があるからできる。36協定なしに残業命令したら違法行為でしょう（命令に従う義務はない）。
問題は「日本の労組が御用労組ばかりで、36協定が企業寄りで、およそ残業規制と言えるレベルではない→過労死発生」ですが、それはひとまず置きます。
つまり「就業規則か労使協定か」何かはともかく、「半額カット」が事実なら「半額カットの法的根拠が何かある」はずです。何故「減額の法的根拠」について松竹は説明しないのか。なお、法的根拠が何もなければ明らかに違法でしょうから、「弁護士に相談する」等すれば全額支給になるでしょう。
まあ、半額カットの根拠規定がある場合でも「このケースが半額カットに当然に該当する」とは勿論限らないので「弁護士に相談する」等した方がいいでしょうが。
「弁護士への相談（半額カットを辞めさせて全額支給にできないか）」等すべきことを何もしない*1で「全額カットが怖いから名前は出さない*2」が「半額カット」については松竹に「不当だ」と抗議し、松竹が「抗議の事実」をブログに書くことも容認するというのは正直「不自然なシチュエーション」すぎないか。「全部、松竹の嘘じゃないのか？」と疑います。
◆「ことと次第では全額の支給を停止する」とはどういう意味なのか？
当たり前ですが「全額不支給」も法的根拠無しではできないでしょう。
◆松竹は「年金減額」の事実を何時どのように知ったのか？
当人から直接、松竹が話を聞かされたのか？。知ったのは「除名前」か「除名後」か？
等が「具体性皆無」でここまで曖昧ではとても信用できる話ではない。
こんな怪しい話を信用するのは
【1】日本共産党を批判、悪口する話なら信用性の有無に関係なく悪乗りする「反党分子、反共分子」
【2】松竹の主張なら信用性の有無に関係なく信用する「松竹信者（松竹シンパ）」
だけでしょう。
党支持者は勿論「党に批判的な人間」ですらここまで「具体性に乏しい怪しい話」では信用しないでしょう。
なお、松竹記事コメント欄の
chocolate
「元職員の年金問題」は衝撃的です。党員として大いに気になります。
大問題であり、このまま放置すべきではなく徹底追及すべきでしょう。
は松竹を信用してるというよりは「それが事実なら徹底追及して全額支給にさせるべきじゃないの？。松竹さんはそこまでやるんですか？（やらないなら事実か怪しいと判断しますよ）」と言う皮肉でしょう。
そして「この根拠薄弱な怪しい話」をネタに次のように強弁する松竹。
（ボーガス注：安保論で）ほとんど同じことを言っても、党首*3が述べれば天まで持ち上げられるけれども、ヒラ党員*4が言えば除名されるのです。なぜそうなるかというと、党首批判が「役職の維持や給与支給にも影響」するからだと思うのです。
俺としては
◆志位の安保論と俺の安保論は違わない、と強弁してるのはお前だけだし、志位と同じだったら文春新書からお前が本出す必要もない（松竹の主張が事実なら、奴の安保論について知るには、松竹本を読まなくても志位氏の主張をウオッチしてればOK）し、記者会見する必要もないし、『党首公選なら俺が立候補する』と放言する必要もねえだろ？。志位に任せればいいだろ？
◆それが事実なら（党首公選論など他の問題はともかく）「お前の安保論」は除名理由にならないだろ？
◆何で除名逃れ（むしろ志位委員長ら党員を「何処が同じか」と激怒させ逆効果だと思いますが）のために「敵基地攻撃論は憲法九条の範囲内（岸田）」並の詭弁ほざくの？、志位支持者も批判派もまともな人間はお前に呆れてると思うぞ
と心底呆れます。
あなた*5は「松竹氏は、野党共闘のためには安保政策を変えることが最優先だとしている。荒唐無稽で極めて有害だ。喜ぶのは支配層だ」（10月10日の「赤旗」幹部記者会議での発言）と述べました
【1】共産支持者の多くはそんなことは望んでおらず確実に「支持者の離反で衰退した社民党の二の舞になる」→「荒唐無稽で極めて有害だ。喜ぶのは支配層（自民党や財界、米国政府など）だ」
【2】岸田の右翼的安保政策をアシストすることになりかねない→「荒唐無稽で（以下略）」
【3】連合や国民民主党、あるいは立民党の右派議員が共産を敵視する理由は安保政策以外にも「原発政策（共産と違い推進派）」「消費税問題（共産と違い増税派）」等もあり「安保政策を右に移すだけ」では野党共闘は促進されない（松竹のように「連合や国民民主党に迎合しろ」では原発政策や消費税問題等でも右傾化が不可避）→「荒唐無稽で（以下略）」
と言う意味で実際「中祖発言」の通りだと思いますが。「中祖氏に限らず」そう思ってる党支持者（党員、後援会員、サポータ－など）がほとんどでしょうから、松竹もいい加減党から離れたらどうか（というか、共産に限らず、『立民党支持者の内の左派層』、社民党や新社会党の支持層等、つまり多くの左派、リベラルが松竹安保論に「右翼的」と否定的ではないか？*6）。
「除名撤回を目指す」を口実に「おんぶお化け」のように「党にいつまでしがみついたら」気が済むのか。まあ、党から離れたら確実に「今以上にオワコン」だからそうなるんでしょうけど。
なお、松竹に寄れば
記事に書いた中祖氏の発言は、「赤旗」に掲載されたものではなく、幹部記者会議で中祖氏が発言した内容です。聞いた記者がメモをして送ってくれたものです。
とのことなので【1】実はそんな赤旗記者はおらず、【2】そんな中祖発言もなく、「赤旗等での過去の中祖発言」をもとに「中祖氏が会議でしそうな発言」を松竹が捏造、「俺は党内にまだ支持者がいるんやで」という松竹のデタラメな宣伝の可能性が否定できません。ええ、俺は松竹という人間を「かけらも信用していません」。
なお、上記は松竹記事に投稿しますが果たして掲載するかどうか。
*1:松竹の物言いではそのようなことをしたようには思われません。
*2:というか、「この松竹の話が事実なら」ですが、「異論を述べて年金を半額カットされた党中央を退職した人間（党中央を文字通り理解すれば、支部の職員は除かれる）」自体がそんなに沢山居るとは思えない上、「松竹がその事実を知るほど松竹と親しい人物」となれば、さらにかなり限定されるでしょうから、「名前を出さなくても」何者か認定され、「名前を出さなくても全額カットされる」恐れがあると思うのですがね。正直「全部、松竹の嘘じゃないのか？」と疑います。
*3:志位委員長のこと
*4:松竹のこと
*6:一方で自民、公明、維新、国民民主にとっては逆に松竹安保論は「まだ左翼的」であり、要するに「松竹安保論の支持者」はどう見てもかなりの少数派です。松竹が急速に「あの人は今」「オワコン」になった「大きな理由の一つ」はそれでしょう。
