吉村洋文・大阪府知事「阪神タイガース。凄い」38年ぶり日本一祝福 オリックスもねぎらう - 社会 : 日刊スポーツ
予想の範囲内ですが「阪神の優勝、日本シリーズ制覇」に何一つ関係ない吉村がふざけんな、そんなことより「維新支持者ですら世論調査で不要論が過半数を越える大阪万博」について「まともに釈明しろ」と言う話です。
阪神ノイジーが先制3ラン 2試合連続本塁打にファン歓喜 - 産経ニュース
阪神が大量6点リードで終盤へ 五回にも3点追加 - 産経ニュース
昨日もノイジーは山本からホームランを打ってますし「バースの再来」と言う褒め言葉も過言ではないのでしょう。今日勝てば「打撃ではノイジーが最大の功労者」ですし、ノイジーが「阪神から出て行く」と言うことはあり得ても、「阪神がノイジーと契約しない」ということはないでしょう。
なお、4回の宮城からの「ノイジー3ラン」は仕方ないにしても「5回の3失点(比嘉)」は、6回以降をオリックス投手陣(小木田、宇田川、山崎、東)が「ほぼゼロに抑えてること(9回に東が1失点)」を考えれば結果論ではありますが「宮城→比嘉」の継投が結果的には失敗だったと言うことになるのでしょう。
なお、三番・森下(7打点を記録し、日本シリーズでのルーキーの打点記録を更新)、四番・大山が今日の試合で活躍してるところ、七番・佐藤が全く打てないのが何ともかんともです。まあ今日のオリックスに至っては上位打線が軒並み「佐藤」状態が続くことでずっとゼロ行進ですが。
それにしても果たしてこのまま阪神が逃げ切れるか。これだけ大量得点すれば普通は余裕ではあるのですが、オリックスも強打者揃いですのでね。最後の最後まで油断はできないでしょう。
【追記】
【1】6回表にオリックスの頓宮が1塁でエラーしました(但し阪神の得点には結びつかず)が、フジテレビの解説者曰く「頓宮は動けるようになったとはいえ、骨折して足にボルトが入ったままですので責められないと思います。足も未だに引きずっていて全力疾走できませんし(ボーガス注:そもそも頓宮は捕手だが骨折のため、捕手よりは運動量が少ないとされる一塁に回したようです)」
「え?」ですね。
「比較的体の負担が少ないとされる」バッターとして出す(当然凡打したら全力疾走しない*1)のならともかく(頓宮は今シリーズで打撃で活躍*2し勝利に貢献)、そんな人間を守備に出していいのか?。
選手生命を縮めることにならないか。
以前
岡田彰布は前回の阪神監督時代、能見篤史を開花させることができず、久保田智之を酷使して壊してしまった - kojitakenの日記
JFKの一人である久保田智之を酷使した結果、真弓監督が久保田を先発に転向させようとした2009年のキャンプで肩を壊してしまい、以後5年間で7勝8敗に終わった。
などと「久保田を潰した」と岡田に悪口したkojitakenには今回の「頓宮起用」を「怪我人に守備をやらせるとは中島はアホか、頓宮を潰す気か」「出す場合でも打撃だけにとどめるべきだ」というのか聞きたいところです(健康体の久保田ですら「酷使して潰した」といって岡田を非難するなら怪我人に守備をさせる中嶋はもっと非難されるべきでしょう)。まあ、あの男は「ただのアンチ岡田」なので言わないのでしょうが。
【2】9回裏ツーアウトで「守護神・岩崎」が出たところで頓宮がソロホームランです。
岩崎も十分警戒していたでしょうが、やはり強打者・頓宮(今シリーズで打撃で活躍)は侮れませんね。彼を「8回まで完全に抑え込んだこと」で阪神は有利に今日の試合を進めましたが、最後に頓宮が意地を見せました。とはいえ既に上に書いた「頓宮を守備に出すべきだったのか?」という批判は変更しませんが。
「打撃(つまりDHや代打)だけで出す」と言う選択肢があったわけですので。まあ、あえて言えば「選手生命への悪影響のリスク」を考えれば「打撃だって出していいのか」と言う問題はありますが、判官贔屓の性格のため、阪神38年ぶり頂点 亡き若虎へ捧ぐ日本一 横田さん両親も「きっと喜んでいる」 - 産経ニュースということで「にわか阪神ファン」の小生が「今シリーズで打撃で活躍した頓宮を恐れてそんなことを言ってる」と思われたくないし「打撃なら負担も少ない」かと思い「守備には出すべきでないのではないか」とだけ書きました(そもそも捕手が本業の頓宮を一塁に出しても守備面で大して期待できるとも思えません)。
それはともかく頓宮の後のゴンザレスもヒットを打って意地を見せましたが、次の杉本が外野フライに倒れゲームセット。阪神が「38年ぶり、二度目の日本一」となりました。
岡田彰布は前回の阪神監督時代、能見篤史を開花させることができず、久保田智之を酷使して壊してしまった - kojitakenの日記2022.10.29
オリックス現監督の中嶋聡*3の方が岡田よりもずっと上だろう。
高津臣吾・岡田彰布・広岡達朗 - kojitakenの日記2022.11.19
監督としては高津*4や中嶋の方が岡田よりもずっと上だと考えている
韓鶴子総裁「岸田を呼びつけて教育を受けさせなさい」内部音声を独自入手「日本の政治は滅びるしかないわよね」旧統一教会 (TBS NEWS DIG, 7/3) - kojitakenの日記2023.7.8
私は岡田彰布を必ずしも名監督とは認めていない。あるいは岡田は00年代には名監督だったのかもしれないが、20年代のプロ野球に十分に適応しているとは言い難いのではないか。
等と抜かしていた「アンチ岡田」kojitakenが悔しがってるかと思うと、「ザマア、カス駄犬」ということで飯がうまい。
まあ、過去に散々、岡田に悪口していた「アンチ岡田」クソ駄犬も「岡田がシリーズ制覇」では何も言えず黙りでしょう(追記:この予想は外れました)。これが「中嶋オリックスがシリーズ制覇」なら「見ろ、俺の言ったとおり中島の方が岡田より格上」等とどや顔で岡田に悪口していたのでしょうが。
当初「オリックス優位」と見られていましたが、こうなると「阪神とオリックスの差は実はそれほど大きくなく」、どちらが4勝してもおかしくなかったが、「岡田采配があたった」など様々な条件で阪神が勝利したと言うことでしょう。まあ「第6戦の山本レベルの投手」を「全7試合」で出せれば話は別ですが、オリックスもそこまでの力はさすがになかった。
最後に阪神ファンの喜びのツイッターを紹介。
住友陽文*5
阪神タイガース、日本一になりました。27個目のアウトを取るまでドキドキでした。実は今日の展開は逆を予想していました。そもそも4勝3敗での優勝はないと、もつれたら(ボーガス注:昨年のシリーズ覇者の)バファローズが必ず勝つと思っていました。スポーツはやってみないとわからないものです。まさか今年日本一になるなんて!
この試合、変な流れを呼び込んではいけないと、(ボーガス注:ノイジーの3ランなど)どんだけ良い展開になっても浮かれたことは言わないぞと決め、最後まで固唾をのんで「アレのアレ」の瞬間を見守っていました。
プロ野球日本シリーズは阪神がオリックスを4勝3敗で倒して38年ぶり2度目の日本一 - kojitakenの日記
今年に関しては明らかに阪神の方が一枚上だった。
開幕前に、阪神の岡田彰布監督は2020年代の野球に適応できないのではないかと書いた記憶があるが、これは大きな間違いだった。岡田監督はみごとに現代野球に適応した「強者の野球」をやってのけ、勝った。自らの不明を恥じるしかない。
過去に岡田に散々悪口していたくせにずいぶんな掌返しです(苦笑)。この調子で「松竹伸幸への高評価、志位共産への低評価」も変更して欲しいもんです。
まあ、私見では「4勝3敗」なので「互角」ですね。
阪神が「8-0」で圧勝した第1戦、オリックスを「頓宮のソロホームランで1点」に封じ込め阪神が「7-1」で勝利した第7戦はともかく、「阪神4-オリックス3」の第4戦はオリックスが勝っていてもおかしくはなく*6、第6戦はもちろん山本の好投でオリックスが「7-1」と快勝。オリックスと阪神にそれほどの違いはないでしょう。
短期決戦において「岡田采配が見事にあたったこと」「逆に中島采配が『結果論である』かもしれない*7が、失敗に終わったこと(『2番、3番を指名敬遠で一死満塁とし、4番大山との勝負』が大山のタイムリーでサヨナラ負けした第4戦、継投後の投手でかえって失点した第5戦や第7戦)」などで「阪神がわずかにオリックスを上回った」といえるかもしれませんが。
今年阪神と競り合った広島とDeNAは阪神を特別視せず、他の相手と同じようなローテーションで臨むなどしてみすみすチャンスを逸したが、あのようなぬるい戦い方をしているようでは来年の両チームには大して期待はできそうにもない。
やはり来年は阪神を追撃する一番手はスワローズでなければならないと改めて思ったのだった。
ヤクルトファンだというkojitakenらしいですが「2021年、2022年は優勝(2021年は日本一も達成)だが、今年5位のヤクルト」より、「今年2位の広島」「2022年2位、今年3位のDeNA」に期待するのが当然でしょう。
今季のヤクルトは「57勝83敗」でkojitakenが「立浪は無能、更迭しろ」と悪口する中日(56勝82敗)とはほとんど差がない。
それでこの物言いには心底呆れます。
いかに「2021年、2022年は優勝(2021年は日本一も達成)」とはいえ今季の酷さを考えれば高津監督は更迭されてもおかしくないし、来年、ヤクルトが盛り返す保証もどこにもないでしょう。
再度「今季同様の低空飛行」で高津解任も十分あり得る。
生え抜きが主力に 日本一の阪神、近年のドラフト戦略が結実 - 産経ニュース
2018年秋のドラフトでは、センターラインの強化のため、1位で近本を獲得し、2位小幡、3位木浪と内野手を指名。
中でも、2020年は「超当たり年」と言われている。1位でスラッガーの佐藤輝を獲得し、2位の伊藤将は今季10勝をマーク。5位村上は最優秀防御率、6位中野は最多安打のタイトルをそれぞれ獲得し、8位石井*8はブルペンを支えた。獲得9選手のうち5人が日本一の原動力になった。
岡田監督の有能さを認めた上での話ですが、「現在活躍するタイガースの主力を獲得したのは岡田監督以前」であり「岡田の監督就任以前の要素も大きい」と言う話です。岡田の前任者達「金本や矢野」には優勝するための「何かが足りず」、それを岡田が補って優勝し、日本シリーズ制覇も達成したと言うことでしょう。
「阪神のドラフト」については以下のような話もありますね。
ドラフト1位で指名当時はため息の声が…結果で証明した阪神の「不動の四番」は | 野球コラム - 週刊ベースボールONLINE
大山は阪神にドラフト1位で入団している。ただ、心の底から喜べる状況ではなかった。今から7年前の2016年10月20日。このとき、ドラフトの目玉として注目度が高かったのが田中正義(現日本ハム)、柳裕也(現中日)、佐々木千隼(現ロッテ)の大学生投手3人だった。田中には5球団が競合し、柳には2球団が競合。阪神は大山を単独指名した。ドラフト会場に詰めかけた来場客からため息の声が。佐々木が指名されていなかったため、阪神が指名すれば獲得できていたからだ。佐々木は外れ1位で史上最多の5球団が競合し、ロッテに入団した。
阪神は佐々木を指名すると予想したメディアが多い中、大山の指名を決断したのは当時の金本知憲元監督の強い意向だった。白鴎大では4年春にリーグ新記録の8本塁打をマークし、大学ジャパンの四番も務めた。豪快なスイングにプロでも通用する長距離砲に育てられると確信したのだろう。ただ、ネット上では「佐々木千隼を指名するべきだった」、「大山は2位以降でも獲れた」など手厳しい声が。大山は複雑な胸中だっただろう。
ドラフト後に白鴎大の同学年で西武から2位指名を受けた中塚駿太*9と週刊ベースボールで対談。中塚が「ドラフト当日、大山の名前が阪神のドラフト1位で呼ばれて、本当に驚いた。周囲もびっくりしていたけど……。本人が一番驚いたんじゃないかな」と語ると、大山は「何が起こったのか分からなかった。頭が真っ白になったし、時間が止まって、現実ではないような感覚。周囲を見て、『自分なんだ』とわれに返ったよ」と明かしている。
オリックス山本由伸、米大リーグ挑戦へ 球団がポスティング容認 - 産経ニュース
「吉田正尚のポスティング」も認めていますし予想の範囲内です。
山本の離脱は痛いとは言え「投手の駒が揃ってるオリックス」が「山本の大リーグ挑戦を期待するファンの反発」を買ってまでポスティングを拒否する理由もない。ポスティングで金も入ってきますしね。
*1:というかしたくてもできないでしょうが
*2:ボルトが入ったままで、しかもその為に足を引きずって全力疾走できないのに、打撃して活躍できるというのもその身体能力が恐ろしいですが。
*3:今回「阪神4勝、オリックス3勝」で阪神が日本シリーズ制覇
*5:大阪公立大教授。著書『皇国日本のデモクラシー:個人創造の思想』(2011年、有志舎)
*6:これは逆にオリックスが「オリックス5-阪神4」で勝った第三戦で阪神が勝っていてもおかしくなかったでしょうから「お互い様」ですが
*7:采配としてまずかったのか、結果的にまずかったにすぎない(采配として十分合理的だった)のかは素人なので論じません。
*8:高等専門学校出身者がNPBドラフト会議で指名を受けるのは鬼屋敷正人(1991年に巨人が2位指名、2017年に戦力外通告、2018年から巨人のプルペン捕手(鬼屋敷正人 - Wikipedia参照))以来2人目、高等専門学校卒業者では史上初(石井大智 - Wikipedia参照)
*9:2021年に西武から戦力外通告を受け、2022年より、社会人野球クラブチーム「ジェイファム・ベースボールクラブ」で活動(中塚駿太 - Wikipedia参照)