◆松竹伸幸の醜態を嗤う
小池晃さん、これが「反共攻撃」なのですか? | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
メディアにとっての共産党というのは、「反共攻撃」どころか論評の対象ではすらなくなり、もはや何の関心ももたれない存在になっています。
因みにその後の赤旗記事
野党共闘の再構築に挑戦/『中央公論』12月号 志位委員長インタビュー
『中央公論』12月号(10日発売)は、(ボーガス注:特集「政治改革から30年」に)「野党共闘の再構築に挑戦する」と題した日本共産党の志位和夫委員長のインタビューを掲載しています。
党に「もはやメディアに注目されてない」と悪口した後にこんな事実が発生するとは松竹も本当に哀れな男です。
後で月刊中公を読もうと思いますが、志位氏以外では「志位氏(1954年生まれ、1993年当時は書記局長)同様に30年前(1993年:当時は細川内閣)から活動していた野党幹部」ということで選ばれたのか、小沢元民主党幹事長(1942年生まれ、1993年当時は新生党代表幹事、後に新進党党首→自由党党首を経て民主党入り)、野田*1元首相(1957年生まれ、1993年に日本新党から衆院選初当選、後に新進党を経て民主党入り)のインタビューが掲載されてるようです(中央公論 2024年1月号|最新号|中央公論.jp参照)。
ここで「30年前から活動していた野党幹部」として
【立民党】
◆菅*2最高顧問
1946年生まれ。1993年当時は社民連政策委員長。後に新党さきがけを経て1998年に民主党結党(初代代表)
◆枝野*3「つながる本部」特別参与(前代表)
1964年生まれ。1993年に日本新党から衆院選初当選(野田元首相や前原国民民主党代表代行と初当選が同じ年)。後に新党さきがけを経て民主党入り
◆岡田*4幹事長
1953年生まれ。1988年に自民から衆院選初当選。1993年当時は自民を離党し新生党に所属。その後、新進党(小沢一郎党首)→国民の声(鹿野道彦*5党首)→民政党(羽田*6元首相が党首)を経て民主党入り
【国民民主党】
◆前原*7代表代行
1962年生まれ。1993年に日本新党から衆院選初当選(野田元首相や枝野立憲民主党「つながる本部」特別参与(前代表)と初当選が同じ年)。後に民主党入り
等にインタビューしない理由を月刊中公編集部に聞きたいところではあります。
しかし「失われた30年」とは経済問題について良く言われる言葉(例えばバブル崩壊 - Wikipediaや赤旗「失われた30年」を打開し暮らしに希望を/日本共産党の経済再生プラン/志位委員長が発表(2023.9.29)、日曜版8日号/「失われた30年」打開 経済再生プラン/自民秘書が語った「赤旗」の権力監視(2023.10.6)参照)ですが、特集「政治改革から30年」で「今思いついたこと」ですが、政治改革についても「失われた30年」と言うべきではないか。
赤旗野党共闘の再構築に挑戦/『中央公論』12月号 志位委員長インタビュー
「政治とカネ」の問題・政治腐敗をなくすことを名目に1990年代の「政治改革」によって導入された小選挙区制が、大政党有利に民意をゆがめ、虚構の多数を得た自民党が労働法制の規制緩和や社会保障の連続削減、集団的自衛権行使容認の閣議決定など暴走したと告発しました。
志位氏は、「小選挙区制の導入によって政治に多様性と活力がなくなってしまっている」と鋭く指摘し、国民の民意を鏡のように反映する比例代表制を中心にした制度改革が必要だと提起しました。
企業・団体献金を禁止する代わりとして導入された政党助成金についても、企業・団体献金禁止の約束が果たされず、「政治とカネ」の問題はこの30年間で少しもよくならず、(ボーガス注:2004年の日歯連疑惑(橋本*8元首相、野中*9元幹事長らの名前が浮上、村岡*10元官房長官が起訴され有罪判決)など)「腐敗はむしろ深刻化している」と厳しく批判。「『政治改革』の名のもとで行われた小選挙区制と政党助成金は、日本の政治を堕落させた。この二つの大改悪はリセットしなければならない」と主張しています。
という志位氏の立場は明らかにそうした「政治改革・失われた30年」の立場です。
パレスチナ系議員を問責/米議会 ガザ攻撃批判を問題視
「イスラエルのガザ攻撃批判」を「反ユダヤ主義扱いで問責」とは無法です。
阪神・オリックス優勝パレード/教職員に大阪府 ネット募金要求/「寄付で評価?」組合懸念
維新らしいデタラメさです。「プロ野球ファンが自発的に寄付」ならともかく「行政が職務命令でやらせる」ことではない。
維新、地方選の居住要件撤廃案/自治の本旨理解せず/穀田氏批判
「維新の候補が居住要件違反を各地で指摘されてる→要件をなくしたい」という完全な党利党略であり維新らしいデタラメさです。
給与法改定“当然反対”/小池書記局長、会見での質問に
赤旗編集部には失礼ながら記事タイトルが不適切です。
というのも
「(ボーガス注:一般職の給与引き上げには賛成だが)特別職の給与引き上げには、共産党は一貫して反対してきている。特に、賃上げを言いながらまともな対策もない首相をはじめとする特別職の給与を上げる、まさにお手盛りのようなことを当然認めるべきではない」と述べました。
ということで反対はあくまでも「特別職公務員(首相や政務三役)の給与アップ」だからです。
勿論「一般の公務員の賃上げはOK、特別職はノー」という条文ごとの賛成、反対はできないので結局「政府法案全体に反対」という態度しか取れませんが。なお、野党共同で「特別職公務員の給与据え置き、一般職だけアップ」の対抗法案を出す見込みのようです。
【追記】
<独自>特別職公務員給与引き上げ法案 政府、首相ら増収分の自主返納調整 - 産経ニュース
給与改定後、首相の年収は46万円、閣僚は32万円がそれぞれ増加するが、政府は、特別職の国家公務員の給与を引き上げる給与法改正案を巡り、岸田文雄首相や閣僚の増収分は自主返納などの対応をとる方向で調整に入った。
「政権支持率の低迷」から、共産等の「お手盛り」の批判を何とかかわそうとする岸田です。
それにしても「引き上げしない」ではなく「返納」とは「返納しないで後で有耶無耶にする気じゃないのか」と疑います。
【追記終わり】
被害者へ「謝罪」の言葉なし/統一協会が会見 解散請求受け入れず
本紙は参加を申し入れましたが、「満席」を理由に断られました。
この時点でまともな記者会見でないことがモロバレです。
小池氏は「徹頭徹尾、解散命令逃れ、財産保全逃れのための言いつくろいだった」と強調しました。田中会長が「指導がいきわたらず」問題が起きたと説明したことをあげ「本体の責任でなく、末端の信者に責任をなすりつけるものだ」と批判。
全く同感です。
(ボーガス注:杉田氏が処分されるどころか党環境部会長代理に任命されたのは極右団体・日本会議など)その主張によって獲得できる票田と支持層があるからでしょう。
そういうことでしょうが心底呆れます。
高齢者の介護保険料/所得410万円以上で増額
所得410万円は高額所得者とは到底言えず全く酷い話です。むしろ現状の上限金額を引き下げるべきです。
日本共産党推薦、社民、新社会両党支持
としか書いておらず立民やれいわの名前がない辺りは「?」です。また立民は「自主投票or現職相乗り」で逃げるのか?
*1:鳩山内閣財務副大臣、菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)を経て立憲民主党最高顧問
*2:社民連副代表、新党さきがけ政調会長、橋本内閣厚生相、鳩山内閣副総理・財務相等を経て首相
*3:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相、民主党幹事長、民進党代表代行、立憲民主党代表を経て、現在、立憲民主党「つながる本部」特別参与
*4:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、代表、立憲民主党常任顧問を経て、現在、立憲民主党幹事長
*5:海部内閣農水相、新党みらい代表、国民の声代表、民政党幹事長、民主党国対委員長、菅、野田内閣農水相など歴任
*6:中曽根、竹下内閣農水相、宮沢内閣蔵相、新生党党首、細川内閣副総理・外相、首相等を歴任
*7:鳩山内閣国交相、菅内閣外相、野田内閣国家戦略担当相、民主党政調会長(野田代表時代)、民進党代表等を経て、現在、国民民主党代表代行
*8:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相等を経て首相。首相退任後も森内閣行革相