今日の中国ニュース(2023年11月8日分)

中国がキャメロン氏の英外相就任に祝意 「親中派」に期待? - 産経ニュース
 普通に考えてただの社交辞令でしょう。しかし首相を辞任したキャメロンが外相に就任するとは。


【教えて!石平先生】ガザ情勢、中国は「革命外交」に回帰 第三世界の結集狙う - 産経ニュース
 反中国「石平」らしいですが、「パレスチナ支持(ハマス支持ではない)、イスラエル非難」程度で「革命外交」「第三世界の結集」とはデマにも程がある。


【ニュース裏表】対中関係改善に傾斜するバイデン政権 中国側は「チキンゲーム」 峯村健司 - 産経ニュース
 反中国「産経」らしいですが、「中国市場の重要性」等を考えたら米国が中国と全面対立できないのは当たり前の話です。

 中国側は首脳会談で米側から有利な条件を引き出すため、あえて危険な軍事挑発をしている、と筆者はみている。

 「右翼メディアを舞台に反中国言論をすることに決めた峯村」の主張なので眉唾です。


沖縄知事訪台に断固反対 在日本中国大使館が談話 - 産経ニュース
 櫻井よしこらウヨの「玉木知事は中国に媚びてる」と言う非難が「誹謗中傷であること」が改めて分かるニュースです。
 とはいえその市場規模(中国>台湾)から勿論玉城知事に限らず、多くの政治家にとってその重要性は「中国>台湾」でしょうが。


【日本の解き方】中国のブイ巡る高市早苗氏発言 国際法基準なら撤去は可能だ 高橋洋一 - 産経ニュース

 上川外相は国連海洋法条約など国際法に関連規定がないとして慎重姿勢だった。

 実際に「法的根拠も怪しい」のかもしれませんが無知なのでその点にはコメントしません。
 勿論「法的根拠」云々は本筋ではない。勿論、岸田政権(岸田首相、松野官房長官、上川外相など)は「日中友好に配慮」してるわけですが正直にそういった場合の「中国に弱腰、腰抜け」などの右翼の非難を恐れてるだけでしょう。


処理水放出後に中国で化粧品買い控え…資生堂が業績下方修正、最終益半減の見通し - 産経ニュース
 いかに中国市場が日本にとって大きいかと言うことです。これは「資生堂や化粧品業界」だけでなく他の企業、業界も同じでしょう。


<独自>日中首脳、来週会談で最終調整 - 産経ニュース
 どんな会談になるかは分かりませんが

櫻井よしこのトンデモぶりが、さらに悪化した(かなり末期的な状況だと思う) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
 日本を徹底的に憎み、国民に対日憎悪を植えつける習近平氏の中国

という桜井らウヨの反中国主張がデマであることが改めて明白です。


中国の輸入博でアメリカブースに客が殺到 目当ては赤ワインやハンバーガー 会場で記者が感じた「政治色」:東京新聞 TOKYO Web

 4億人の中間層を抱える消費市場は魅力だ。各国企業・団体は総合展示会を活用して中国市場での存在感を高めようとしている。
 米農務省のブースでは赤ワインや牛肉のハンバーガーに来場者が殺到した。アイダホやジョージアの州政府や業界団体も出展し、「家禽業界は中国で好まれるトリの足の輸出を増やしたい」という。
 日本貿易振興機構ジェトロ)の日本酒などの試飲コーナーは商品数が昨年の3倍以上の180品目に増え、中埜(なかの)酒造*1(愛知県半田市)の「我逢人(がほうじん)」や、今田酒造本店(広島県東広島市)が四川料理向けに開発した「富久長・と」などが並んだ。
 ジェトロ担当者は「高品質な商品にコアなファンが付けば、少量生産でも十分な収益になる」と話す。
 パナソニックホールディングスは、電池の寿命を延ばす技術や若者向け低価格住宅などの製品を紹介した。中国事業を束ねる本間哲朗副社長は「政府や国営企業のリーダーが来る展示会。うまく活用すれば投資効率は高い」と話した。同社は楠見雄規最高経営責任者(CEO)が同社トップとして初めて輸入博で現地入りし、戦略発表を行った。

 経済のほうが政治よりよっぽど現実(実状)に正直だ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)の好例と言っていいでしょう。

*1:かつてはミツカン(旧称:中埜酢店)グループに所属。清酒「國盛」(くにざかり)で知られる(中埜酒造 - Wikipedia参照)