「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2023年11/8日分:荒木和博の巻)

拉致で「ARE」ができないか【調査会NEWS3774】(R5.11.7): 荒木和博BLOG
 とりあえず拉致問題での「ARE」については
Aim
 明確な目標をたてること。勿論「即時一括全員帰国(それまでは制裁解除も何もしない)」のような非現実的なものは不可
Repect
 小泉訪朝の立役者である「小泉首相」「福田官房長官」「田中外務省アジア大洋州局長」「金大中大統領(米国のキューバへの対応から、日本の北朝鮮への対応を考えてみる - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)」への敬いの気持ちを示すこと
Empowerment
 外務省の外交能力をパワーアップすること
を政府にはお願いしたい。家族会や救う会もそうした方向性で動くべきです(まあ動かないのでしょうが)。
参考

【阪神】来季スローガンは「A.R.E.」 岡田監督が就任初日に発言「アレ(=優勝)」 - プロ野球 : 日刊スポーツ
 このスローガンには「個人、チームとして明確な目標Aim!)に向かって、野球というスポーツや諸先輩方に対して敬いの気持ちRespect)を持って取り組み、個々がさらにパワーアップEmpower!)することで最高の結果を残していく」という思いが込められた。


◆荒木ツイート

荒木和博
 令和5年11月7日火曜日「荒木和博のショートメッセージ」第1302号。「アレ」の熱狂も過ぎ去りましたが、阪神は平成の時代をまたいで日本一になりました。拉致問題でも「アレ」を実現しましょう。

 4分22秒の動画です。
 言うまでもないですが、阪神は岡田が監督になって優勝、日本一です。「岡田の前任監督」の真弓(優勝を逃したことで2008年に引責辞任した岡田前監督(勿論、今回の岡田と同一人物、2004~2008年:2005年に優勝)の後任、2009~2011年)、和田(2012~2015年)、金本(2016~2018年)、矢野(2019~2022年)は「どんなにいい成績の時でも2位止まり」で日本一どころか優勝もできませんでした。
 常識的に考えて優勝、日本一の一因は「岡田采配にあった」と考えていいでしょう。これについては以下の記事を紹介しておきます。

阪神 岡田監督 18年ぶり優勝“普通”にたどりついた先に 岡田語録 | NHK | プロ野球2023.9.14
 選手たちに徹底して基本練習をさせたうえで、堅実なプレーを求めました。
 特に重点を置いたのがセカンドとショートの二遊間を中心にダブルプレーを確実にとることでした。
「バッテリーがゴロを打たせてゲッツーをとろうとしている時、そういう打球がいった時に確実にゲッツーをとれるというかね。堅実なプレーですよね」
 キャンプでは、何度も何度もひたすらダブルプレーの練習を繰り返しました。
 その成果はシーズンに表れました。
 その成功率は昨シーズンに比べて大きく格段に上がり、ピンチの芽を確実に摘み取っていきました。

阪神 岡田監督の指導 18年ぶり優勝の要因は“攻守両面の成長” | NHK | プロ野球2023.9.15
【要因 その1】二遊間の徹底強化が結実
 阪神は、ここまでリーグ最少失点を続けています。
 背景には岡田彰布監督が「守り勝つ野球」をテーマに掲げ、徹底的に守備を強化したことがあります。
 就任後、真っ先に手を付けたのがセカンドとショートの二遊間です。
 ルーキーから2年間、ショートのレギュラーに定着し、昨シーズンはベストナインに選ばれた中野拓夢選手をセカンドにコンバートしたのです。持ち味の俊敏性などを生かすための決断でした。
 ショートは、肩の強さに定評がありともに5年目の木浪聖也選手と小幡竜平選手を秋のキャンプから競わせました。
 この二遊間が関わるプレーでキャンプから重点を置いたのが「ダブルプレー」をしっかりと確実にとることでした。
 昨シーズンまでの阪神は、ダブルプレーをとれる場面で二塁でアウトにできても、一塁がセーフになってランナーが残るケースがありました。
 岡田監督は、残ったランナーが失点につながっていたことに気づき、課題と捉えて、ひたすら基礎練習を課しました。
 選手たちはノックを受けるだけでなく、打球が飛んで送球が二塁を経由し、一塁に到達するまでのタイムを繰り返し計るなどして、むだを省いて、プレーの精度を高めていきました。
 迎えた今シーズン、ショートは主に木浪選手が起用されるなか、ダブルプレーの成功率を示す「併殺奪取率」は69.4%になりました。(9月10日時点)
 昨シーズンの58.7%から格段に上昇したのです。
 ダブルプレーがほしい場面で、バッテリーがゴロを打たせてアウトを確実に2つとる。
 岡田監督が生み出した新しい二遊間の守りを中心に何度もピンチの芽を摘み取ってきたことが、今シーズン、ここまでリーグ最少失点「374」につながり強さを裏付けています。
【要因 その2】ボール球の見極めが浸透
 次は攻撃面からです。
 今シーズンの阪神の攻撃で際立ったのがフォアボールの数。ボール球を見極める意識がチームに浸透し、地道に出塁して得点につなげたことで勝利を積み重ねてきました。
 フォアボールを選んだ数は452個と12球団で断然トップです。(9月13日時点)
 昨シーズンの358個に比べて、大きく増やしました。
 岡田彰布監督は開幕前から選手たちにボール球を見極める重要性を伝え、さらに選手の年俸につながる基準のフォアボールのポイントをこれまでより上げるよう球団フロントに申し出たのです。
 ボール球を見極め、フォアボールを選ぶことの重要性について岡田監督は現役時代にセカンドで活躍した自らの経験を踏まえて語っていました。
岡田監督
「逆の立場で考えると、守っている時にフォアボールで出塁されるとものすごく嫌。特にセカンドとショートの二遊間は、仕事もいろいろと増えるし、やることも多くなる。ヒットを打たれるのは仕方がないが、フォアボールで出塁されるのはつらい」
 口酸っぱく選手たちに伝えてきたことはチームに浸透していきました。
▽4番の大山悠輔選手は昨シーズンの59個を大きく上回る88個
▽1番・近本光司選手が64個
▽2番・中野拓夢選手は5月の時点で、早くも昨シーズンの18個を超え53個になっていました。(数字は9月13日時点)
 またチーム打率は、リーグ3位ながら
▽得点数が500
出塁率が3割2分4厘で、いずれもリーグトップです。
 シーズンを通してフォアボールで地道に出塁し、それを得点につなげてきました。

 また今回活躍した選手も「坂本誠志郎(2015年ドラフト2位)」「青柳晃洋(2015年ドラフト5位)」「大山悠輔(2016年ドラフト1位)」「才木浩人(2016年ドラフト3位)」「近本光司(2018年ドラフト1位)」「小幡竜平(2018年ドラフト2位)」「木浪聖也(2018年ドラフト3位)」「湯浅京己(2018年ドラフト6位)」「西純矢(2019年ドラフト1位)」「佐藤輝明(2020年ドラフト1位)」「伊藤将司(2020年ドラフト2位)」「中野拓夢(2020年ドラフト6位)」「桐敷拓馬(2021年ドラフト3位)」「大竹耕太郎(2018年にソフトバンクに入団するが、ソフトバンクでは活躍できず、2022年にソフトバンクから現役ドラフト*1阪神に移籍)」等と比較的若手が多い(勿論ベテランもいますが。なお、ここまでドラフトで獲得した選手が活躍してるのだから、勿論入団後に育成したコーチの力や選手本人の努力もあるとはいえ、阪神のスカウトは有能なのでしょう)。
 つまり拉致被害者が救出できないのは「監督やコーチが変わり、方針がいろいろ変化した阪神(今回の岡田の場合は明らかに成功)」「古株が引退し、生きのいい若手選手が登場した阪神」と違い「救う会西岡力(会長)、島田洋一(副会長)」「荒木(特定失踪者問題調査会代表、予備役ブルーリボンの会代表、元救う会事務局長)」と何があっても「拉致被害者救出運動の顔ぶれが固定」で方針も全く変わらないからでしょう。
 阪神の「岡田新監督(まあ過去に監督経験がありますが)」「中野拓夢(2020年ドラフト6位)、桐敷拓馬(2021年ドラフト3位)のような若手選手」のような「フレッシュな顔ぶれ」が救う会に登場し、新方針を掲げれば拉致は解決するかもしれませんが勿論今のままではその可能性は低いでしょう。
 ちなみに単なる偶然ですが「日本一監督・岡田」が「2004~2008年(2005年優勝)」「2023年(優勝、日本一)」と二度目の監督なのと同様、「前回の日本一(1985年)の監督」吉田義男も「1975~1977年(1976年の2位が最高成績)」「1985~1987年(1985年、優勝、日本一)」と二度目の監督で優勝、日本一となりました。
 「阪神唯一の日本一監督(当時)」として吉田はいわゆる「暗黒時代の阪神(Bクラスが常態化していた1990年代)」に球団の要請で三度目の監督(1997~1998年)を引き受けますが、この時は「1997年5位、1998年6位」で成果を上げることなく退任。
 阪神が「目に見える形」で成果(Aクラス入りが常態化)を上げるのは「2003年の優勝(星野監督)」以降になります(以上はウィキペディアを参照)。

*1:前も書きましたがソフトバンクも悔しがってるでしょう。「ソフトバンクで活躍できなかった投手が阪神で活躍」とは素直に考えれば「ソフトバンクのコーチの能力がまずい」ということだからです。