今日の産経ニュース(2023年11/9、10日分)

上川陽子外相、首相待望論に「ポストは巡り合わせ」「ガザ、紛争拡大抑止を」 産経インタビュー - 産経ニュース

 自民党内には将来の「上川*1首相」待望論がある。首相・総裁を目指すか

 外相は重要閣僚とはいえ、そして上川氏は「総裁派閥・岸田派*2の中堅幹部」とはいえ「総裁選に出た野田聖子*3高市早苗*4」と違い、上川氏には失礼ながらそんな声はないでしょうし上川氏も産経に対し「与えられた職責を果たすだけ」とかわしています。
 なお、「外相は重要ポスト」なので、歴代外相も「吉田茂東久邇宮、幣原内閣)」「芦田均(片山内閣)」「岸信介(石橋内閣)」「大平正芳(池田、田中内閣)」「三木武夫福田赳夫(いずれも佐藤内閣)」「宮沢喜一(三木内閣)」「宇野宗佑(竹下内閣)」「羽田孜(細川内閣)」「小渕恵三(橋本内閣)」「麻生太郎(第一次安倍内閣)」「岸田文雄(第二次、第三次安倍内閣)」など後に首相になった外相もいますが、首相にならなかった外相(例:村山、小渕、森内閣を歴任した河野洋平)もいますし、外相未経験の首相(例:第二~第四次安倍内閣官房長官菅義偉)もいます。


「ドラえもん」のび太パパの声 俳優、中庸助さん死去 - 産経ニュース
 「のび太のパパ」といっても「享年93歳(1930年生まれ)」と言う年齢で分かるように「今のドラえもん」ではなく「大山のぶ代時代(1979~2005年:但し中氏がパパ役になったのは前任の加藤正之氏(1932~1993年)が体調不良で1992年に降板(翌1993年死去)して以降なので、中氏のパパは1992~2005年)」ですね。
 大山時代の面子も「存命者」もいますが既に

ドラえもん (1979年のテレビアニメ) - Wikipedia
たてかべ和也(1934~2015年)
 ジャイアン剛田武
肝付兼太*5(1935~2016年)
 骨川スネ夫

が故人です。


岸田内閣の支持率低迷、うごめく非主流派…二階元幹事長「徹底的にやるぞ」 - 産経ニュース
 二階派も「小泉法相、自見地方創生相(いずれも初入閣)」が入閣してるものの、二階氏(二階派領袖)は無役で、「麻生副総裁(麻生派領袖)」「茂木幹事長(茂木派領袖)」「森山総務会長(森山派領袖)」「世耕参院幹事長、高木国対委員長、西村経産相、萩生田政調会長、松野官房長官(安倍派5人衆)」に比べ扱いが悪いと言うことでしょう。


細田博之前衆院議長が死去、79歳 体調不良で先月辞任 官房長官、自民幹事長など歴任 - 産経ニュース
 細田が死のうと彼の問題「統一協会癒着、セクハラ」がちゃらになるわけではない。それにしても「病気を理由にした議長退任」は「議員を辞めないのでは嘘だろう」と思っていましたが本当に体調が悪かったのか。人生100年時代では享年79歳(1944年生まれ)は早死にでしょう。
 「村山元首相(1924年生まれ)」「不破元共産党議長(1930年生まれ)」「福田元首相山崎元自民党副総裁(1936年生まれ)」「森元首相(1937年生まれ)」「細川元首相(1938年生まれ)」「二階元幹事長(1939年生まれ)」「麻生自民党副総裁(1940年生まれ)」「小泉元首相、小沢元民主党幹事長、市田共産党副委員長(1942年生まれ)」など彼より年上で存命の政治家も多数います。


宝塚俳優急死は「過重業務やパワハラ」 遺族代理人が会見、歌劇団の責任訴え - 産経ニュース
宝塚の俳優急死、遺族コメント全文「娘の疲れ果てた姿が脳裏離れず」 - 産経ニュース
 「やはりそうだったのか」感と共に「何とかならなかったのか」感があります。勿論当人にも思いはあるでしょうが「死ぬくらいなら退団すべきだった」と思わずには居られません。
 あえて言えば「宝塚でなくても俳優の道はある」し「俳優を断念しても生きる道はある」。


「日本学術会議」の法人化へ政府が具体案 外国人任命も可能、必要なら国が財政支援 - 産経ニュース
 「国の言いなりにしたい」と言うふざけた話でありお話になりません。


岸田首相の衆院解散見送り、なぜこのタイミングか 政権の体力温存を図り勝機探る - 産経ニュース
 何故て、「山田文科大臣政務官(買春疑惑→辞任)」「柿沢法務副大臣公選法違反疑惑→辞任(逮捕や起訴の可能性あり))」に続いて「神田財務副大臣(税金の滞納)」が浮上したからでしょう。


年内の衆院解散見送りに野党は淡々 「場当たり的」「大きな影響ない」 - 産経ニュース
 「衝撃的な解散」でも「ポーカーフェイス」をするのが政治家ですからね。今回に限れば予想の範囲内で意外性ゼロですが。


【ポトマック通信】言外のメッセージ - 産経ニュース

 全米で即時停戦を求める抗議活動が活発だ。参加者がハマスの凶行を祝い、ユダヤ人への憎悪を煽っているとの識者の声も見聞きする。
 デモの中で参加者のアピールに目をこらし耳を澄ました。爆撃で死んだガザの子供の写真を掲げる女性、イスラエルを支援するバイデン米大統領を「虐殺者」と糾弾する演説…。ユダヤ人を象徴する「ダビデの星」とナチスの党章を結んだポスター*6もわずかだがあった。だが、ハマスのテロを賛美する言葉に出合うことはなかった。
 「イスラエルへのあらゆる批判は本質的に反ユダヤ主義とする言説」に異議を唱える書簡を発表したのはユダヤ系の作家や芸術家だった。デモ参加者の胸にある声はひとつではないのだろう。

 産経には珍しくまともな記事だと思います。


【阿比留瑠比の極言御免】小沢さんこそ議員を辞めたら - 産経ニュース
1)阿比留の場合、「ただの自民党応援団」でくだらない
2)俺個人は「小沢氏の思惑が何であれ」、彼の泉批判(泉の言動は批判されて当然)を支持
ということを断った上ですが「小沢氏の年齢(1942年生まれ、81歳)」を考えれば引退してもおかしくないでしょう。
 菅直人元首相(1946年生まれ、77歳)、穀田日本共産党国対委員長(1947年生まれ、76歳)は「次期衆院選不出馬」を表明しましたし「小泉進次郎に後を継がせた小泉元首相(1942年生まれ、81歳)」など「引退政治家が自民の場合、引退後、息子に世襲させた人間が多い」とはいえ、「福田元首相山崎元自民党副総裁(1936年生まれ、87歳)」「森元首相(1937年生まれ、86歳)」「市田日本共産党副委員長(1942年生まれ、81歳)」などは国会議員を引退しています。
 一方で「二階元幹事長(二階派領袖、1939年生まれ、84歳)」「麻生副総裁(麻生派領袖、1940年生まれ、83歳)」は未だに引退表明しませんが。

*1:第一次安倍、福田内閣少子化等担当相、第三次、第四次安倍内閣法相等を経て岸田内閣外相

*2:とはいえ、岸田政権の支持率低下を考えれば「岸田派であること」は「岸田退任後」において「要職に就けるかどうか」と言う意味では有利ではないでしょう。

*3:小渕内閣郵政相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相、岸田内閣少子化等担当相等を歴任

*4:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を経て岸田内閣経済安保相

*5:テレビ朝日版・ドラえもんスネ夫(1979~2005年)」以外にもTBS『オバケのQ太郎(1965~1967年、西郷強〈ゴジラ〉)』、TBS『パーマン(1967~1968年、カバ夫(パーマン1号・須羽ミツ夫の同級生))』、日本テレビ『新オバケのQ太郎(1971~1972年、西郷強〈ゴジラ〉)』、TBS『ジャングル黒べえ(1973年、黒べえ)』、日本テレビドラえもん(1973年、剛田武ジャイアン〉)』、テレビ朝日『怪物くん(1980~1982年、怪物くんの子分・ドラキュラ)』、テレビ朝日『忍者ハットリくん(1981~1987年、伊賀忍者服部半蔵のライバルである甲賀忍者ケムマキ・ケムゾウ)』、テレビ朝日プロゴルファー猿(1982~1985年、ナレーション)』、テレビ朝日パーマン(1983~1985年、「パーやん」ことパーマン4号)』、テレビ朝日オバケのQ太郎(1985~1987年、ハカセ)』、テレビ朝日『ウルトラB(1987~1989年、宇宙人の赤ん坊「ウルトラB」を見つけて同居する鈴本ミチオ(主人公)のパパ役)』、フジテレビ『キテレツ大百科(1987~1996年、苅野勉三)、テレビ朝日『ビリ犬(1988年、鳥野博士)』、NHKパラソルヘンべえ(1989年、トンべえ)』、テレビ朝日21エモン(1991~1992年、オナベ)』、NHKポコニャン(1993年、いっぽんぎ幹の助)』など多くの藤子不二雄(特に藤子F不二雄(藤本弘))原作のアニメに出演。TBS『オバケのQ太郎』でゴジラを演じた際、「スタジオの外だと面白いのに、中だとつまらない」とマネージャーから言われ、第4話収録時に開き直ってアドリブを入れまくったところ、それを見学に来ていた藤子F不二雄(藤本弘)が手を叩いて喜び気に入ったことがきっかけとなり、原作者指名で役を貰うこともあったほか、指名していない作品も制作時に藤本から「肝付さんは何をやるんですか」と聞かれることがあったという(但し、肝付が出演していない藤子アニメもある)(肝付兼太 - Wikipedia参照)

*6:ポスターが何を意味するかが問題です。もしかしたら「今のイスラエルナチスと同じ無法者だ」と言う意味かもしれない。