北朝鮮軍の砲撃は“欺まん作戦” 韓国側の探知能力探るねらい | NHK | 北朝鮮情勢
実際がどうなのか、事実、欺瞞だとしてどう評価すべきなのかわかりませんがひとまず紹介しておきます。
まあ「欺瞞であれば絶対に死人が出ないこと」だけは幸いですが。
そして
今回の談話について韓国軍の合同参謀本部は「わが軍の探知能力に対する低レベルの心理戦にすぎない。緊張を高める軍事活動を直ちにやめるように強く求める」と北朝鮮を非難しました。
という韓国声明を見ると実際に「欺瞞」かもしれませんが。
林官房長官「金委員長含め各国から見舞いメッセージ」感謝の意を表明 - 産経ニュース
林芳正*1官房長官は6日の記者会見で、能登半島地震をめぐり「各国・地域からお見舞いのメッセージを受け取っており、日本政府として感謝している。金委員長からのメッセージについても感謝の意を表したい」と述べた。
これが単なる社交辞令にすぎないか、それとも日朝交渉の思いの表れか。勿論社交辞令でも「北朝鮮に悪口ばかりの家族会や救う会よりは大分マシ」ですが。
北朝鮮の砲撃非難せず 中国:時事ドットコム
中朝関係を考えれば予想の範囲内でしょう。なお、非難を避けたとは言え積極的に擁護はしていません。
韓国の尹大統領、妻捜査法案に拒否権 選挙控え与野党対立 - 産経ニュース
「疑惑がない」なら拒否権発動の必要はないわけで実に腹立たしい。とはいえ野党も「拒否権発動は不当」と宣伝できるので政治的にはむしろ好都合かもしれない。
韓国側に被害はなかった。
「やっていい」とは言いませんが、「被害が出ないように砲撃訓練としてやった」のでしょう。その辺り北朝鮮もそれなりの計算はしている。
韓国側に「北朝鮮の怒り」をアピールしながらも全面対決は避けたいわけです。だからこそ北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が、旧ソ連より長く国家として存続していることをあらためて認識する - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)のわけです。
「北朝鮮の崩壊はありえない」 平壌留学経験の教授が語る2024年 [北朝鮮の核・ミサイル開発]:朝日新聞デジタル
有料記事でほとんど読めず「崩壊はない」と見る根拠が分かりませんが中露も「緩衝国」としての価値を認め経済支援してきたし、今後もするでしょうし、「今までずっと北朝鮮体制が続いてきた」のだから「何か特別な事態が生じない限りは今後も続く」と見るのが自然でしょう。
中国と北朝鮮が「親善の年」宣言 両首脳が祝電交換、金正恩氏は「挑発すれば徹底的に壊滅させる」と米韓を威嚇:東京新聞 TOKYO Web
「敵(米韓)の挑発があれば」と言う前提条件付きであり、あくまでも「防衛措置」として主張してる点に注意すべきでしょう。
◆金与正の談話
北朝鮮 キム・ヨジョン氏が「新年のメッセージ」で韓国を挑発 | NHK | 北朝鮮情勢
談話では、米韓合同軍事演習や、アメリカの原子力空母の韓国への寄港などを挙げて「われわれに、核戦力の強化に拍車をかける正当性を与えた。貴重な贈り物を受け取り、うれしい」として韓国を挑発しています。
北朝鮮の「特等功臣」は韓国・尹錫悦大統領? 金正恩総書記の妹・金与正氏が皮肉を放った真の狙いは:東京新聞 TOKYO Web
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部副部長は2日、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の対北強硬策と比べながら、文在寅*2(ムン・ジェイン)前大統領を「英明で悪知恵が働く人物だった」と評価する談話を発表した。文氏に関し「愚かなふりをして私たちの手を縛り、軍事力育成を制約した。外面の『平和意志』に引っ張られ、戦力強化のための時間を浪費した」と振り返り、「実に扱いにくく、本当の安全保障を分かっている人物だった。もしも第2の文在寅が政権を握っていたら大変だった」と間接的に称賛した。
与正氏は「(尹氏が)米国の原子力空母や原子力潜水艦、戦略爆撃機を引き入れてくれたおかげで、我々は実効性のある軍事力を堂々と発展させられた」と軍拡を正当化し、尹氏について「我々の軍事力を育てるのに貢献した『特等功臣』」と皮肉った。
確かに挑発的な物言いですが「米韓の態度で核戦力強化に正当性が出た→米韓が友好的な態度なら自重する」とも理解できるわけで、むしろ問題は「軍事対応を強める米韓」にあると思いますね。