◆八王子市長選
道産子ナオ
◆堀田信樹
八王子市長選、(野党共闘候補も善戦したが、小池都知事や維新の応援もあって)自公推薦逃げきったようだね。(八王子選出で裏金疑惑の当事者である安倍派)萩生田を追い詰めるチャンスだったが残念だ。(創価大学がある八王子は)自民と云うよりも公明党の聖地だもんな。牙城崩すのは大変だ。世論調査で野党ややリードとあったのと前回より投票率上がったからいけるかと思ったが、上がったとは云え5割以上投票行かない現実では野党は勝てない
残念ですが、ひとまず紹介しておきます。
自衛隊はどこまで災害派遣をやるべきか 立憲民主党の「便利屋扱い」に懸念 - 産経ニュース
はっきりしていることは「現在、自衛隊が災害救出を重要任務としており、消防、警察といった既存組織でアレ、新組織でアレ、『自衛隊と別に災害救助組織を強化しない限り』自衛隊は災害救出をやらざるを得ない」ということです。
【主張】派閥の解散 自民は政策本位で再建を - 産経ニュース
【産経抄】繰り返す派閥解消とその先 - 産経ニュース
「派閥解消」など全く信用していません。そんなに派閥が簡単に解消できるのならとっくになくなっているでしょう。また派閥の是非はともかく「今回の問題」は「裏金作り(政治資金規正法の問題)」であって「派閥の有無」とは関係ありませんがそれはともかく。少なくとも「結党当初の自民党」においては派閥には「それなりの根拠」がありました。
「吉田茂*1の自由党」と「鳩山一郎*2の民主党」が合同してできたのが自民党です。
「鳩山の民主党」には「改進党総裁だった重光葵*3」「日本進歩党政調会長、国民民主党委員長だった苫米地義三*4」「国民協同党書記長、委員長、国民民主党幹事長、改進党幹事長だった三木武夫*5」という「もともとは別政党のメンバー」が合流していた。「派閥」はかなりの程度「出身政党」と一致していた。しかし今は世襲議員が増え「親父の所属派閥を引き継いでる」だけでしかないわけです。派閥は今や単なる「政治互助会」でしかない。
社会党においても「戦前の社会民衆党(右派:片山哲*6、西尾末広*7など)、日本労農党(中間派:浅沼稲次郎*8など)、日本無産党(左派:鈴木茂三郎*9など)」が戦後「一つになった」から派閥が生まれたという経緯がある。「公式には派閥がない」共産や公明はこの点で大きく違うわけです。
「自民党をぶっ壊す」。このスローガンで国民を熱狂させた小泉純一郎元首相も、実は派閥が大好きだった。小泉氏は人事の目玉として他派閥や無所属の人材を登用したが、枢要なポストは清和会の議員で押さえていた。
「枢要なポスト」の「清和会の議員」とは具体的には内閣が「福田*10、細田*11、安倍官房長官」「塩川*12財務相(但し、後に他派閥の谷垣*13財務相)」、党役員が「安倍幹事長、中川秀直*14政調会長(但し、山崎*15幹事長、額賀*16政調会長など他派閥の時もあった)」ですね。
*1:戦前、天津総領事、奉天総領事、スウェーデン公使、外務次官、イタリア大使、英国大使等を歴任。戦後、東久邇宮、幣原内閣外相を経て首相
*2:戦前、田中内閣書記官長、犬養、斎藤内閣文相、戦後、自由党総裁、民主党総裁、首相、自民党総裁を歴任
*3:戦前、東条、小磯内閣外相。戦後、戦犯として禁固7年。公職追放されるが後に解除され政界に復帰。改進党総裁、民主党副総裁、鳩山内閣外相を歴任
*5:片山内閣逓信相、鳩山内閣運輸相、岸内閣科技庁長官(経企庁長官兼務)、池田内閣科技庁長官、佐藤内閣通産相、外相、田中内閣副総理等を経て首相
*6:戦前、社会民衆党書記長、戦後、社会党委員長、首相、民社党常任顧問を歴任
*7:社会党書記長、片山内閣官房長官、芦田内閣副総理、民社党委員長を歴任
*9:戦前、日本無産党書記長、戦後、社会党政策審議会長、書記長、委員長など歴任
*11:小泉内閣官房長官、自民党総務会長(第一次、第二次安倍総裁時代)、幹事長(麻生総裁時代)等を歴任
*12:鈴木内閣運輸相、中曽根内閣文相、宇野内閣官房長官、宮沢内閣自治相・国家公安委員長、自民党総務会長(橋本総裁時代)、小泉内閣財務相等を歴任
*13:小泉内閣国家公安委員長、財務相、福田内閣国交相、自民党政調会長(福田総裁時代)、総裁、第二次安倍内閣法相、自民党幹事長(第二次安倍総裁時代)を歴任
*14:森内閣官房長官、自民党政調会長(小泉総裁時代)、幹事長(第一次安倍総裁時代)を歴任
*15:宇野内閣防衛庁長官、宮沢内閣建設相、自民党国対委員長(河野総裁時代)、政調会長(橋本総裁時代)、幹事長、副総裁(小泉総裁時代)など歴任
*16:小渕内閣防衛庁長官、森内閣経企庁長官、小泉内閣防衛庁長官、自民党政調会長(小泉総裁時代)、第一次安倍、福田内閣財務相、衆院議長など歴任