今日もkojitakenに悪口する(2024年4/8日分)

候補者は有権者が選ぶ前にすでに、その少なからずは政党組織の「ブラックボックス」の中で選ばれている。この「ブラックボックス」に焦点を当てなければ、良質な政治は担保されない。(井戸まさえ氏) - kojitakenの日記
 「経済安保法案」「子ども子育て支援法改定案」「共同親権民法改定案)」「NTT法改定案」等の重要法案(詳しくは例えばしんぶん赤旗|日本共産党の記事を参照)が現在、国会で審議されているのに「選挙(衆院東京補選)の話しかしない」自称「政治ブロガー」id:kojitakenには「政策には興味が無いのか」「選挙にしか興味が無いのか」と心底呆れます(そうした様々な政治、社会問題を論じる村野瀬玲奈の秘書課広報室*1等と比較するとはkojitakenはあまりにもレベルが低い)。
 それにしても井戸氏も「酒井候補出馬」で「前回は立民候補として出馬した」東京15区から立民候補として出る可能性がなくなってから(そして恐らく他の選挙区からも立民候補として出る可能性がない?)こんな記事を書いても彼女の支持者以外は「ただの恨み節」「情けない人間」としか思わないでしょう。そんな恨み節(負け犬の遠吠え?)に一体何の意味があるのか?
 大体「何故今回私ではなく酒井候補の出馬なのか?」ならまだしも、今頃「本当は15区から出たくなかった」と言い出すのは、当時、「野党共闘候補」の彼女を支援した方々(立民支持層、共産支持層、市民連合関係者など)に対して本当に失礼ではないか。彼女の思惑が何であれ彼女を支援した人々は「それなら当時、出馬するな」と怒り心頭でしょう。

 井戸氏 vs. 同党の都連ないし執行部という、権力を行使される側 対 権力を行使する側の構造に関して、前者、つまり井戸氏の側に立とうとする人がほとんどいないことだ。

 井戸氏が何を言おうが「立民党支持者以外」にとっては所詮「内紛」でしかないですからね。支持政党ならまだしも支持しない政党の内紛に興味のある人は少ないでしょう。
 一方で立民では彼女は恐らく少数派にとどまる。
 しかも「井戸氏の主張が事実」であり、「立民都連が彼女に対して横暴だった」としても、結局、彼女が渋々であれ、15区出馬を受け入れたこと(表向きは不平不満を言わなかったこと)は事実です。
 また現在「経済安保法案」「子ども子育て支援法改定案」「共同親権民法改定案)」「NTT法改定案」や「能登震災」「小林製薬問題」等様々な「重要な政治、社会問題」が生じている。彼女の「建設性皆無の泣き言」を相手をしていられるほど、多くの人間は暇でもない。大体「応援してどうするのか」。彼女に「可哀想」と同情したところで日本政治が良くなるわけでも何でも無いし、彼女が「立民候補として選挙に出られる」わけでもないでしょう。
 というか「DV夫から逃れた女性の子どもが無戸籍になってるケース」を著書『日本の無戸籍者』(2017年、岩波新書)、『無戸籍の日本人』(2018年、集英社文庫)で論じた彼女なら

どこが「子の利益」か/共同親権 参考人が相次ぎ懸念/衆院法務委 本村氏質問2024.4.4
 衆院法務委員会は3日、離婚後「共同親権」を導入する民法改定案について参考人質疑を行いました。DV(配偶者などからの暴力)当事者や支援してきた弁護士などが共同親権の導入で虐待やDVが継続する懸念を相次いで表明しました。
 斉藤幸子さんは、夫のDVから逃れるため子どもとともに別居しましたが、5年たっても裁判所からDV被害を軽視され、離婚が成立していません。斉藤さんは「共同親権では進学、ワクチン接種など子どもの成長の節目で別居親の同意が必要になる。どこが『子の利益』になるのか」と疑問を投げかけました。

「共同親権」民法改定案/岡村弁護士の意見陳述(要旨)/衆院法務委2024.4.4
 DV(配偶者などからの暴力)事件を担当してきた弁護士として、反対の立場から話します。
 裁判所がDVや虐待を見抜けずに「共同親権」を命じれば、加害が継続するということを深刻に捉える必要があります。

離婚後共同親権への現実的で切実な反対論を取り入れないなら自民党は女性やDV被害者の敵です。 #共同親権を廃案に - 村野瀬玲奈の秘書課広報室2024.4.5
離婚後共同親権への現実的で切実な反対論を取り入れないなら自民党は女性やDV被害者の敵です。 (2) #共同親権を廃案に - 村野瀬玲奈の秘書課広報室2024.4.7

道産子ナオ
 立憲民主党共同親権の「修正」協議に参加って、DV被害者の悲痛な訴えよりも「修正」の成果の方が大事なの?
「共同親権」巡り修正協議入り 与党、週内採決目指す:時事ドットコム
 離婚後の「共同親権」を導入する民法などの改正案を巡り、自民、公明、立憲民主、日本維新の会与野党4党の実務者は8日、修正協議をスタートさせた。
 与党は週内にも衆院法務委員会で採決に踏み切りたい考えで、一致点を見いだせるかどうかが焦点だ。

という「共同親権導入がDV夫に悪用されないか」という危惧(俺個人はこの問題について無知なので特にコメントはしません)について、井戸氏は元議員だったわけでもあるし「確かにそうした危惧は全くその通りだ、法案には私も反対だ」と賛同するにせよ、「そうした危惧は杞憂だ、現行法案のママでも共同親権制度は問題ない」と反対するにせよ「何か意見を述べたらどうなのか」?
 「共同親権」など「現実の政治問題」にコメントすることより「不本意な転区を強いられたことに対する立民執行部への恨み節」の方がそんなに大事なのか?
 そして「繰り返しますが」当時、彼女を支援した方々に対して本当に失礼ではないか。「都連も酷いかもしれないが、今頃そんなことを言い出す彼女もふざけてる」「馬鹿馬鹿しくて相手にしたくない」となって彼女を支援する人間が少ないのはある意味当然ではないか。

*1:村野瀬氏は一例にすぎず例は誰でもいいのですが(「松竹や立民党を批判し、共産に肯定的な彼女」には大いに共感する物の、彼女に対する強い思い入れが俺にあるわけではない)