「リベラル21」のバカさに呆れる(2024年4月22日記載)

リベラル21 世界一の人口大国・インドの総選挙に思う(田畑光永

 インドは長く続いた国民会議派に選挙で勝利したインド人民党が政権を奪ってすでに2期10年が経過し、その間、国際的地位を高め、経済も発展させた。中国は人口10分の1以下の日本をGDP総額で抜いて、米に次ぐ経済大国となったことを誇っているようだが、インドも来年には日本を抜くという。
 習主席のご見解をうかがいたいものである。

 第一にインド政治についてまともに論じるのではなく、中国に悪口雑言するためのネタでしかないことに呆れます。中国は勿論インドに対しても失礼です(そもそも田畑は“世界最大”インド総選挙 最新情勢 わかりやすく解説 ポイントは? モディ首相どうなる? 日本との関係は | NHK | WEB特集 | インドのコメンテーターとして登場し、『新興大国インドの行動原理:独自リアリズム外交のゆくえ』(2020年、慶應義塾大学出版界)、『インドの正体』(2023年、中公新書ラクレ)と言った著書がある伊藤防衛大学校教授と違いインド専門家ではないですし)。
 第二に中国に対して不当に低評価、インドに対して不当に高評価でしょう。経済面(経済成長)でインドを高評価する田畑ですが、経済面で評価するなら中国も高評価に値するでしょうし、人権面(少数民族問題等)で中国を低評価するならインドとて高評価できるものではない。
 「ヒンズー教至上主義者」モディ首相によって「イスラム教徒が不当に差別されてる」「宗教対立が助長されてる」「イスラム教徒が多数派の隣国パキスタンとの関係が悪化している」といったインド野党や欧米政府等によるインド与党「インド人民党」批判はマスコミの国際報道(例えば“世界最大”インド総選挙 最新情勢 わかりやすく解説 ポイントは? モディ首相どうなる? 日本との関係は | NHK | WEB特集 | インド)でも目にするところです。
 正直、田畑のアホ記事よりも後で紹介するNHK記事の方がよほどまともにインド総選挙を論じています。
 まあせめてもの救いは「『JNNニュースコープ』キャスター(1984~1988年)の田畑(1935年生まれ)」には今や社会的影響力は全くないことですが。
 田畑には「田畑と似た経歴、近い年齢」の「TBSラジオ森本毅郎スタンバイ』MCの森本氏(1939年生まれ)」が今も一定の影響力を持ってることをどう思うか、ご見解をうかがいたいものである。
 多分、田畑も「森本氏のような存在」に嫉妬を感じ「対抗したい」と思ってリベラル21を始めたのでしょうが、何ら社会的影響力が無い「田畑の類友の雑談サークル」にしかなってないのが滑稽です。寄稿者はいつも決まり切ったメンバーの上に「岩垂弘、横田喬(1935年生まれ、元朝日新聞社会部記者)」「広原盛明(1938年生まれ、京都府立大学名誉教授)」「阿部治平(1939年生まれ)」「盛田常夫(1947年生まれ)」と「70代以上の高齢男性」ばかりです。
 「松原耕二(1960年生まれ、TBSテレビ『JNNニュースの森』キャスター、JNNニューヨーク支局長等を経て現在、BS-TBS『報道1930』キャスター。TBSテレビ「サンデーモーニング」コメンテーター)」「浜田敬子(1966年生まれ、AERA編集長、ビジネスインサイダージャパン編集長等を経て現在、「ビジネスインサイダージャパン」エグゼクティブ・アドバイザー。TBSテレビ「サンデーモーニング」コメンテーター)」「膳場貴子(1975年生まれ、TBSテレビ「サンデーモーニング」MC)」「萩上チキ(1981年生まれ、TBSラジオ「セッション」MC)」など中堅、若手(?)を登用する気が無いのには呆れます。

参考

“世界最大”インド総選挙 最新情勢 わかりやすく解説 ポイントは? モディ首相どうなる? 日本との関係は | NHK | WEB特集 | インド
いまの首相はどんな人?
 2001年から13年間、出身地であるグジャラート州の首相を務め、電力や道路などのインフラ整備を進めたほか、ビジネスの障壁となっていた規制の緩和などにも取り組みました。
 その結果、「インドで唯一停電のない州」と言われるまでになり、年10%近い高い経済成長を州にもたらしました。
モディ首相 2期10年の評価は?
 2014年の首相就任後は「メイク・イン・インディア」と題して、外国から投資を積極的に誘致するキャンペーンを打ち出したほか、行政手続きのデジタル化や複雑な税制の簡素化などの改革にも取り組みました。
 2019年の総選挙で再び圧勝すると、経済発展を推し進め、近年は国をあげて育成に取り組む半導体などの先端技術産業の分野でも投資の誘致に力を入れています。
 一方で、イスラム教徒が多数を占める州で、特別に認められてきた自治権を撤廃するなど、国民のおよそ8割を占めるヒンドゥー教徒を重視する姿勢を見せています。
 ことし1月には、インド北部でヒンドゥー教徒イスラム教徒が聖地として所有権を争ってきた土地にヒンドゥー教の寺院を建設し、映画俳優やスポーツ選手なども招待して盛大な落成式を開きました。
 背景には、かつてモディ首相も所属し、与党・インド人民党の支持基盤になっているヒンドゥー至上主義団体のRSS=民族奉仕団の存在があるとされ、野党などからは少数派のイスラム教徒に差別的な政策をとっていると批判を招いています。
モディ首相に対抗する野党は?
 最大野党の国民会議派の実質的なリーダーが、インド独立後の初代首相ネルー氏のひ孫(ボーガス注:そしてインディラ・ガンジー元首相の孫、ラジブ・ガンジー元首相の子)にあたる、(ボーガス注:名門ガンジー一族の)ラフル・ガンジー氏です。
 今回の選挙では、インド各地を精力的に回り、若者の失業が深刻化しているほか、経済格差が拡大していると激しく批判し、モディ政権打倒の筆頭に立っています。
選挙戦の情勢は?
 インドの複数のメディアによる最新の世論調査で、インド人民党過半数議席を維持する勢いだと伝えられるなど、モディ首相の政権運営への支持が堅調だという見方が出ています。
 こうした中、国民会議派はほかの地域政党とともに野党連合を結成し、候補者の調整などの選挙協力を進めています。野党連合は雇用問題や物価の高騰など経済の問題を前面に掲げることで、インド人民党の1強体制を切り崩したい考えです。
 インドはこれからどこに向かうのか。日本はインドとどう向き合っていけばいいのか。インド情勢に詳しい防衛大学校の伊藤融 教授に話を聞きました。
(以下、伊藤教授の話)
争点は何か?
 世論調査を見ると、雇用問題を争点と考える人が前回の倍以上になり、さらに、物価の高騰もあわせると50%にも上るなど、経済状況に対する強い不満がインド人民党にとって逆風になる可能性もあります。
 一方で、モディ氏にはそうした不満を覆い尽くすほどの個人の人気があります。
モディ氏はなぜ人気があるのか?
 弁が立つし、強い個性があるということもありますが、たたき上げの政治家という意味では、日本でいうと(ボーガス注:今太閤と呼ばれた)田中角栄*1元総理大臣に例えることもできます。
 貧しいお茶売りの少年が、国のトップまで上り詰める。
 そして、去年、インドを議長国として開かれたG20=主要20か国の首脳会議では「無理だ」とも言われた首脳宣言を強引にでもまとめてしまう。
 そうしたところやインドを大国にしてくれるかもしれないというところに国民の多くが夢を託すのだと思います。

 なお、以上は田畑記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。自称リベラル(本当はリベラル性は、かけらもない唯我独尊の老害)が聞いて呆れます。

*1:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)等を経て首相