政局しか興味の無いkojitakenに悪口する(2024年5/20日分)

政党支持率の世論調査、三春充希氏曰く「毎日は調査方法が独特で、野党の支持率が高く出る傾向があります。2で割るとだいたい各社の平均と合います。」 - kojitakenの日記
 以前は

毎日新聞調査の政党支持率で立民9%、新選組7% - kojitakenの日記
 毎日新聞世論調査には、アーリーアダプターの動きを反映し過ぎる傾向があり、かつそのアーリーアダプターの動きは激変することが少なくないので、現在のような激動期においては信頼性はかなり低いと思っている。

と書いていたくせに、今回は「毎日調査では立民の支持率20%>自民17%(但し、朝日、読売など他社調査では概ね自民20%>立民10%で毎日とは逆)」という結果が「そんなに高いわけが無い、こんな記事を書かれては俺の嫌いな泉代表が図に乗って立民がかえってまずいことになりかねない」「褒め殺しだ」と気に食わないのか、アーリーアダプター云々は全く出てこず、「毎日の調査は信用できない」とただ悪口するから呆れます。
 「アーリーアダプターとか言う話は何処へ行ったんだ?」ですね。結局思いつきで適当なことをほざいていたのでしょう。
 それにしても「何故こんなに違うのか」は疑問には思います。

 立民の「支持率の桁が変わ」ったけれども、やっとこさ10%に乗っただけで終わるかもな、今の様子だと。やはり9月の立民代表選は真面目にやった方が良い。

 9月の代表選より今の立民をどう評価するか、論じたらどうなんですかね。「自民党が岸田から別人に総裁をすげ替えたら支持率回復→9月前解散で立民惨敗」の可能性も十分あるわけですし。まあ、今の立民には「9月の代表選前」に泉批判で動く度胸や能力のある人間は皆無なのでしょうが。
 なお、「枝野代表辞任後の代表選挙の結果(泉の代表就任)」が「今の泉路線(kojitakenは否定的らしい)」であるのに何でこんなにkojitakenが「代表選挙に夢を見ることができるのか」意味不明です。「前回代表選挙でkojitakenが嫌う泉が当選した」ようにkojitakenの期待する候補が当選する保証などどこにもないのに。
 それにしても「今の泉路線」をkojitakenが批判する理由が「立民の支持率が上がらないから」というのには呆れます(kojitakenがこの記事に限らずいつも論じたがるのは「政党支持率や選挙結果」という政局であって「政策については全く無関心」ですが)。
 「部数や視聴率」だけで記事や番組の価値を評価するようなもんで全く馬鹿馬鹿しい。
 「政治路線が正しければ支持率が上がる(あるいは支持率が低いから路線が間違ってる)」なんてことは必ずしもないし、ましてや「kojitakenの望む路線は正しい路線で、その路線を取れば支持率が上がる」なんて保障はもっと無いんですが。あくまでも路線の是非は「それがあるべき政治(国益や人権擁護)に合致するか」で評価すべきです。
 例えばわかりやすい例で言えば、「世論調査では死刑存続派(あるいは天皇制支持派)が多い」今の日本で「死刑廃止(あるいは天皇制廃止)」を主張しても支持率は高くならないでしょうし、かえって下がるかもしれない。しかし「問題はその主張が正しいかどうか」であってkojitakenのように「支持率オンリー」で話を論じるなど愚行です。


上川陽子の失言について、井戸まさえ氏「見出しの切り取りには何らかの意図を感じるものの、 いずれにせよ「うまずして何が女性でしょうか」はないわー。」 - kojitakenの日記
 井戸のツイートを紹介する「井戸ファン」kojitakenですが、俺は共産支持者として赤旗記事を紹介しておきます。

きょうの潮流 2024年5月20日(月)
 18日、静岡知事選の応援演説に集まった女性らに支持をよびかけ「一歩を踏み出したこの方を、私たち女性がうまずして何が女性でしょうか」と
▼比ゆだとしても、女性の出産と結びつけたのは明らか。それをただす批判に対し言葉狩りのレッテルを貼るほうがおかしくはないか
▼わざわざ「私たち女性」を主語にして、そうしないのは女性ではないという言い方。これでは、女性は子どもをうむのが当然だととられてもしかたがありません。本人も翌日に発言を撤回しました
▼もとより結婚や出産は個人の自由。子をもちたくても、もてない人たちもいます。個々の選択や苦悩に少しでも思いを寄せれば、こうした言葉にはならなかったはずです。「女性パワーで未来を変える」というのが真意だと弁明した上川氏。それを妨げているのがみずからの言動であり、属する政党だということがわからないのか。

 これで自民党は「上川陽子*1カード」も切りにくくなった。
 政局はますます混迷の度を深めるかもしれない。

 「kojitakenは政局話が本当に好きなんだな」と改めて呆れます。というか、政局話として考える場合でもそういう話よりは「静岡県知事選で自民が敗戦→自民の都議選敗戦後、応援演説での失言が問題視されて防衛相辞任に追い込まれた稲田*2のように上川が外相辞任→岸田内閣に打撃」の方が「あり得る話」ではないか。
 なお、最近の世論調査では「ポスト岸田」に名前が挙がり

立民・枝野幸男氏「衆院選の相手は初の女性首相だ」 上川陽子外相を挙げ警戒感 - 産経ニュース2024.3.16
 立憲民主党枝野幸男*3前代表は16日、さいたま市で開いた集会で、衆院解散は岸田文雄*4首相が交代した自民党総裁選後になるとの見方を示した。「岸田首相で解散すれば自民は自滅だ。首をすげ替えて衆院選になるのは確定と思っていい。次の相手は初の女性首相だ」と述べ、有力候補に上川陽子外相を挙げて警戒感を示した。
 次期衆院選に向け「都合の良い時だけ女性を利用するような政治は駄目だ。初の女性首相にだまされないで、と今から全党を挙げて全国で言いまくる」と語った。

なんて見方もありますが俺は彼女が「ポスト岸田の自民党総裁」になる可能性は「全くない」と見ています。従ってこの発言が「上川総裁が遠のいた」というような形で政局に影響することもまずない。
 彼女が総裁になるとしたら「所属派閥の岸田派」の支援を受ける必要があるでしょうが、多分、岸田派が派閥幹部を総裁に担ぐとしたら林*5官房長官でしょう。
 また、自民党は「社民党福島瑞穂*6党首)」「共産党(田村智子*7委員長)」と違って女性を党首に担ぐ度量は無いでしょう。

*1:第一次安倍、福田内閣少子化等担当相、第三次、第四次安倍、菅内閣法相等を経て岸田内閣外相

*2:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相等を歴任

*3:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立憲民主党代表等を経て立憲民主党「つながる本部」特別参与

*4:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)等を経て首相

*5:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相、岸田内閣外相等を経て岸田内閣官房長官

*6:社民党幹事長、副党首等を経て党首

*7:共産党副委員長、政策委員長等を経て委員長