「頭と性格の悪い」kojitakenを批判する(2025年9/5分)

立民・野田氏、孤立深める 「刷新」迫られ、対話路線も暗雲 (時事通信) - kojitakenの日記

 自民党の内紛は別に誰が勝っても興味はない

 俺的には仮に石破*1が辞任するとして後釜は

◆極右・高市*2
ツイッターブロック常習の「批判拒否体質」河野*3
→河野の酷さについては例えば澤藤統一郎の憲法日記 » 河野太郎 「『桜を見る会・前夜祭』に関する公開質問状」を受領拒否(2021.9.22:岸田が当選した2021年総裁選の出来事)も参照。「回答拒否」はともかく「受領すら拒否」は河野だけだったとのこと

だけは辞めて欲しいですね。他(前回総裁選に出馬し、今回も出馬が噂される加藤*4財務相、小泉*5農水相、林*6官房長官、茂木*7元幹事長(茂木派領袖)など)はよく分かりませんが。

 小泉進次郎あたりが次の総理総裁になるとみられる

 そのように見なせる根拠は何処にもないでしょう。前回総裁選では、菅*8(現在、自民党副総裁)が小泉を支援しましたが、例えば麻生*9(現在、自民党最高顧問)は高市を、岸田*10元首相は「岸田派の林(岸田の子分。岸田派後継者の候補の一人で、岸田が岸田内閣外相、官房長官として重用)」を支援しました。
 なお、総裁選に出馬した「加藤(現在、石破内閣財務相)」「小泉(石破総裁体制で選対委員長(但し2024年衆院選挙敗北を理由に引責辞任)。現在は石破内閣農水相)」「林(現在、石破内閣官房長官)」の3人が石破体制で役職に就いてるのは「総裁選決選投票で、高市ではなく、石破に票を流すこと」で得た論功行賞でしょう。
 とはいえ、それでも「石破215、高市194」で石破と高市の差は僅差でしたが。
 裏返せば総裁選に出馬した後、石破体制で無役、「石破が辞めればワンチャンスあるかも」と石破おろしにも積極的とされる茂木元幹事長、河野元デジタル相は「自主投票か、高市に票を流したのか」はともかく「石破に票を流さなかったこと」で干されてる(だから石破おろしにも積極的)のでしょう。とはいえ、「石破が辞めたらむしろ俺にチャンスあるかも」と思えば論功行賞で役職に就いた「加藤、小泉、林」も石破おろしに躊躇なく加わるでしょうが。
 なお、〈独自〉菅義偉、小泉進次郎両氏が石破首相に退陣促す 自民党分裂回避へ自発的判断を要請 - 産経ニュースだそうです。
 いかに「永田町的には若手(1981年生まれ)」「前回総裁選でも菅が小泉を支援」とはいえ、いい大人(小泉農水相)が「保護者同伴の幼稚園児」みたいなのはいかがなものか?。「一人で石破と会えよ」と言いたい。それとも「菅同伴でないと石破が会ってくれない」のか?
 しかしこうなると仮に石破が辞めて総裁選になったとして、また菅は「小泉支持」なのか?

 野田のそんな石破へのすり寄りが嫌われてか、参院選後に立民の政党支持率はますます低下している。

 以前も拙記事で書きましたが、マスコミ世論調査での「極右政党」国民民主や参政(これらに比べればまだ野田立民の方が自民に批判的)の支持率が未だに高止まり(左派、リベラル派としてげんなりしますが)を考えれば「野田路線の是非」はともかく、「野田路線」は「立民の支持率」とは全く関係ないでしょう。「アンチ野田」「枝野シンパ」のkojitakenが「そういうことにしたいだけ」の馬鹿話です。
 あえて言えば「極右排外主義政党の参政や国民民主を支持するような、人権意識皆無(外国人差別容認)のバカな国民が多い(しかもマスコミもそうした『極右政党』『バカな国民』をまともに批判しない)」から立民の支持率が低迷するのであって「野田は全く悪くない」し、枝野でも、泉でも、誰が立民党代表でも「人権意識皆無(外国人差別容認)のバカな国民が多い」ので、当面は「支持率が厳しい」のではないか(残念ながら支持率が低迷してるのは立民だけでなく共産や社民もそうですが)。
 というか批判するなら「石破へのすり寄り」などよりも「参政へのすり寄り」でも批判したらどうか(例えば拙記事道産子ナオ氏ツイートほかにコメント(2025年9/2日分) - bogus-simotukareのブログ参照)。
 排外主義を党方針で批判してるはずの立民が「排外主義のデマ政党」参政と野合することは批判されて当然だし、その結果として支持率が「参政>立民」の世論調査結果(最近)ではお話になりません。

立憲民主に新たな党内グループ「幹成会」誕生 馬淵澄夫氏と階猛氏の両グループが合流:東京新聞デジタル

 「枝野シンパ」kojitakenが、右派の馬淵*11や階*12を嫌うのはよく分かりますが、この新グループ、世間の話題にもなってないし、大して政治的影響力は持たないのではないか。

 日本の政局はもうなるようにしかならない。

 確かに政局に限らず物事はある意味、「なるようにしかならない」とはいえ、「なるようにしかならない」というkojitakenの投げやりな態度には呆れますし、また今回も「政策」「政治問題、社会問題(政治とカネ、物価高など)」ではなく「政局」という「政局バカのkojitaken」です。
 石破首相や野田*13代表が辞めるのか、辞めないのか、辞めるとして後釜が誰(自民の場合、前回総裁選に出馬した加藤財務相、小泉農水相高市政調会長、林官房長官、茂木元幹事長(茂木派領袖)など、立民の場合、泉*14常任顧問、枝野*15最高顧問、岡田*16常任顧問(元代表達)などといったところか)になるのかが、「どうでもいい」とはいいませんが、何でそういう「政局話」しかkojitakenはしないのか。

 執行部人事では小川淳也*17幹事長を交代させるかが焦点で、新たな幹事長候補にはベテランの安住淳*18衆院予算委員長らの名前が挙がっている。中堅・若手の党内グループ「直諫の会*19」からは、世代交代を進める観点から「小川氏を代えてはならない」(幹部)との声もあり

 勿論「世代交代」云々は言い訳でしかないでしょう。
 選挙で敗戦した以上「幹事長更迭論」が出るのは当然だし、「野田代表辞任」を求めながら「小川幹事長留任」は筋が通らない。
 「小川の後任」を、「ベテランの安住(1962年生まれ、1996年初当選)」ではない「小川(1971年生まれ、2005年初当選)と同様の若手、中堅*20にすれば納得するのかと言えば納得しないでしょうし。
 重徳が会長を務める「直諫の会」について言えば「小川幹事長の更迭」に反対するのは「世代交代」云々ではなく、「重徳政調会長の更迭」につながり、重徳と「直諫の会」の政治力低下をもたらすことを恐れるからでしょう。

*1:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相を経て首相

*2:第一次安倍内閣沖縄・北方等担当相、第三次安倍内閣総務相、岸田内閣経済安保等担当相、自民党政調会長(第二次安倍、岸田総裁時代)等を歴任

*3:第三次安倍内閣国家公安委員長、第四次安倍内閣外相、防衛相、菅内閣行革等担当相、岸田内閣デジタル相等を歴任

*4:第二次安倍内閣官房副長官、第三次安倍内閣一億総活躍等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣厚労相菅内閣官房長官、岸田内閣厚労相等を経て石破内閣財務相

*5:第四次安倍、菅内閣環境相自民党選対委員長(石破総裁時代)等を経て石破内閣農水相

*6:福田内閣防衛相、麻生内閣経済財政担当相、第二次、第三次安倍内閣農水相、第四次安倍内閣文科相、岸田内閣外相、官房長官等を経て石破内閣官房長官

*7:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融等担当相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第四次安倍内閣経済財政担当相、第四次安倍、菅、岸田内閣外相、自民党幹事長(岸田総裁時代)等を歴任

*8:第一次安倍内閣総務相、第二~四次安倍内閣官房長官、首相を経て、現在、自民党副総裁

*9:橋本内閣経企庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、外相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)、首相、第二~四次安倍、菅内閣副総理・財務相自民党副総裁(岸田総裁時代)等を経て自民党最高顧問

*10:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)等を経て首相

*11:菅内閣国交相民主党選対委員長(海江田代表時代)、民進党選対委員長(蓮舫代表時代)、立民党国対委員長(泉代表時代)等を経て、現在、立民党「次の内閣」経済財政担当相

*12:鳩山内閣総務大臣政務官民進党政調会長(前原代表時代)、国民民主党政調会長代行等を経て、現在、立民党「次の内閣」財務相

*13:民主党国対委員長(前原代表時代)、鳩山内閣財務副大臣菅内閣財務相、首相、民進党幹事長(蓮舫代表時代)、立民党最高顧問等を経て立民党代表

*14:国民民主党国対委員長政調会長、立民党政調会長、代表等を経て立民党常任顧問

*15:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)、立民党代表等を経て立民党最高顧問

*16:鳩山、菅内閣外相、民主党幹事長(菅代表時代)、野田内閣副総理・行革相、民主党代表代行(海江田代表時代)、代表、立民党幹事長(泉代表時代)等を経て立民党常任顧問

*17:元総務官僚。官僚時代は春日井市企画調整部長、総務省大臣官房総務課主査等を歴任。鳩山、菅内閣総務大臣政務官、立民党政調会長(泉代表時代)等を経て、現在、立民党幹事長

*18:民主党国対委員長(菅代表時代)、野田内閣財務相民進党国対委員長岡田代表時代)、代表代行(蓮舫代表時代)、立民党国対委員長(枝野、泉代表時代)等を歴任

*19:「維新の会→維新の党→民進党→立民党」という「右翼政党(維新)出身」の右翼政治家・重徳和彦(1970年生まれ。現在、立民党政調会長、立民党「次の内閣」官房長官)が会長を務める立民党内右派グループ

*20:誰がいるのか知りませんが。