松竹伸幸に悪口する(2024年9/29日分)(追記あり)

イスラエルの「自衛権」の過去・1 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba

 この間、ほとんどのブログ記事は共産党から除名されたことと関連するものだったが、現在の中東情勢の深刻さからして、このテーマこそどうしても論じておかねばならないと感じた。

 松竹って「除名は不当」以外は「安保問題しか興味がないんだな」と心底呆れ脱力します。
 松竹の著書も党職員時代(松竹は2006年に党職員を退職)に「安保ばかりに興味がある松竹」の「政治的幅を広げよう」と考えた「党の指示」で書いたのか、

『ルールある経済社会へ*1』(2004年、新日本出版社

だけが安保以外(経済関係)で他は、除名は不当だと非難する著書(例:『共産党除名撤回裁判の記録1*2』(2024年、かもがわ出版))を除けば

『「基地国家・日本」の形成と展開』(2000年、新日本出版社
『「集団的自衛権」批判』(2001年、新日本出版社
憲法九条の軍事戦略』(2013年、平凡社新書)
改憲的護憲論』(2017年、集英社新書)
集団的自衛権の深層』(2013年、平凡社新書)
『13歳からの日米安保条約』(2021年、かもがわ出版
『〈全条項分析〉日米地位協定の真実』(2021年、集英社新書)

と見事なまでに安保関係しかない。しかもその内容が「共産党執行部は日米安保を容認しろ」という「党方針に反する右翼主張」だから呆れます。

 イスラエルの同じ軍事行動を見ても、それを「侵略だ」と批判する国があれば「自衛権だ」と評価する国もある。

 イスラエルの行為を「自衛権の行使だ」と見なしてる人間は「イスラエルシンパ」以外ではまずいないでしょう。
 ICCにネタニヤフ首相、ガラント国防相の逮捕状が請求された(例えばイスラエルとハマスの指導者の逮捕状、ICCが請求 ネタニヤフ氏は「虚偽」と強く非難 - BBCニュース参照)し、国連事務総長もネタニヤフを非難している(例えば国連事務総長、ネタニヤフ氏発言に反論 「殺戮と破壊伴う軍事作戦」 [イスラエル・パレスチナ問題]:朝日新聞デジタル参照)。
 あえて言えば何も「自衛権の行使だ」と強弁されてるのはイスラエルの行為だけではない。
 ロシアのウクライナ侵攻だってプーチンロシアや友好国(北朝鮮、シリア、ベラルーシなど)は「自衛権行使(ウクライナがロシアに侵攻しようとしていた)」と主張しています。
 一部のイスラエルシンパ(とはいえその中に米国バイデン政権がある*3から政治的に厄介ですが)の「自衛権主張」は、ロシアや戦前日本(対米戦争)の自衛権主張と同じで道理があるわけでは全くない。
 それにしても興味深いのは
イスラエルの「自衛権」の過去・1 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
イスラエルの「自衛権」の過去・2 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
イスラエルの「自衛権」の過去・3 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
イスラエルの「自衛権」の過去・4 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
イスラエルの「自衛権」の過去・5 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
といった記事(イスラエル批判はしても共産党批判はない)には「党非難記事」と違って、まるでコメントがないことです(とはいえ党非難記事につくコメントも少数の常連コメンターによるものが『せいぜい9個つけばいい』方で2桁以上のコメントなど皆無ですが)。
【追記】
 その後、「5」については、イスラエル批判コメントが1つ付きました。
【追記終わり】
 松竹ブログにコメントに来る連中も実は「松竹をダシにして党に悪口したいだけの反党分子(松竹に調子を合わせているが、本当は松竹シンパではない。またイスラエル問題に限らず、松竹が興味がある安保問題についても実は大して関心もない)」で、従って今回のように「党非難がない記事」はコメントしないだけでなくそもそもまともに読んでないのかもしれない。
 松竹が今回記事内で「イスラエル批判はしても、党批判しない」のも「党批判しない場合のコメント数を知りたかった」のではないか。その結果(党非難記事に松竹に同調する党非難コメントが付くのに対して、イスラエル批判記事にはイスラエル批判コメント等は皆無)は松竹にとって恐らく「悲しむべき物」といっていいでしょうが。
 コメントが欲しくて今後は松竹も記事内での党への悪口を増やすかどうか?
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。「賛同コメントしか掲載しない」松竹のクズさには心底呆れます。だからこそ松竹は「松竹に同調、迎合する反党分子」以外からは「全く相手にされない」わけですが。

*1:共産党関係者の同様の著書としては大門実紀史氏(共産党政策副委員長、元参院議員)の『ルールある経済って、なに?』(2010年、新日本出版社)がある。

*2:まだ一審判決が出たわけでもないのに随分と早い出版です。話題作りのためでしょうが、著書刊行が世間の話題になってないのが哀れです。

*3:とはいえ、そのバイデンも「国内のユダヤロビーの政治力に忖度してイスラエルに甘い」とはいえ、イスラエルの行為を常に全て肯定するわけでもない(少なくとも共和党のトランプよりは厳しい)ですが。