今日の産経ニュース(2024年11/5~11/13日分)(追記あり)

<産経抄>「ホワイト案件」の向こう側 - 産経ニュース

 「ホワイト案件」が、今年の新語・流行語大賞の30選に挙がった。

 他にも同様の「犯罪に関係した言葉」として「裏金問題」「トクリュウ(もともとは警察用語で『匿名・流動型犯罪グループ』の略称)」があがっています。


石丸伸二氏、新党結成を表明 来夏の東京都議選へ候補者募る 12月中に詳細発表へ - 産経ニュース
 石丸は「維新、国民民主、都民ファ」と親しい関係だと思ったのですが果たしてどうなったのか。
 まあ、新党などできず、かけ声倒れの可能性もありますが、「維新、国民民主、都民ファの「党員の一部」に「離党→石丸新党入り」を働きかけることで新党を作るのか。「衆院選で躍進した国民民主」はともかく、維新(衆院選議席減)は明らかに落ち目ですし、都民ファも一時期ほどの力はないので、そうした「離党→石丸新党入り」はあり得ない話ではない。
 いずれにせよ「議会等との対立で安芸高田市長を1期で辞めた人間・石丸」にまともな政治などおよそ期待できませんが、「都知事選結果(石丸が2位)」を考えると実際に新党ができた場合に「それなりに票を取りかねないところ」が頭が痛い。


石丸新党に「ぜひやって」とエール 大阪維新の吉村代表、動画チャンネルも開設 - 産経ニュース
 勿論、石丸が新党を作れば維新のライバルになり得るので「?」ですね。「東京の維新」が「石丸新党」に看板を掛け替えるという話なのか。


「自民分裂なら立民中心の内閣」 高市早苗氏が結束呼びかけ 懇談会欠席は「人間ドック」 - 産経ニュース
 言い訳する高市ですが結局「石破退陣を主張しても支持が得られない」と思って動かないだけでしょう。


維新の馬場代表が代表選不出馬を表明 「人心一新し再スタート切ること肝要」 - 産経ニュース
 「出馬しても勝てない」と判断したのでしょう。
 しかし「恐らく馬場が完全に失脚するわけではない(顧問等の形で残る)」「馬場代表時代から松井前代表、橋下元代表など馬場以外の人間が政治力を行使していた(恐らく馬場の辞任表明は松井、橋下など党内有力者が馬場おろしに動いたから)」でしょうから、実質は全く変わらないでしょう。後任は「大阪府知事の吉村(既に維新幹部として大きな政治力を保有)ではないか」と噂されていますし(追記:その後、維新代表選出馬の吉村氏 改革路線強調、待望論後押しに 全国政党化の遅れ懸念の声も - 産経ニュースということで吉村が正式に出馬表明しました)。


「年収の壁」見直しで住民税4兆円減収 村上総務相「政府としてコメント差し控える」 - 産経ニュース
 基礎控除引き上げによる減収を認めながら、どう対応するかについて「自民、国民の協議待ち」とは所管大臣(住民税)が全く情けない発言です(勿論財政という意味では、財務相も所管大臣)。
 これでも「総務相として、水面下で意見を述べている」等ならまだしも、「全て党にお任せ」で自主性皆無ではないのかと疑いますね。


「野党の盟主」立憲民主党、深める孤立 国民とは政策や遺恨で溝 寄り添うのは共産 - 産経ニュース
 反共の産経らしいですが「寄り添うのは共産」というより、「反自民の立場の共産」としては、「立民と自民の二択」なら「立民を選ぶしか無い」と言うだけの話です。
 これが「立民、維新、国民民主で連立」とでもなるなら「維新や国民民主と手が組めるか!」「そんなのは自民政権と何が違うのか!」「ウチは田村委員長の名前を書く」となるでしょうが、「維新や国民民主」が決選投票で「自党の党首名を書く見込み(要するに事実上の自民支援、勿論無効票扱い)」で、共産が「田村智子」と書いたのでは「維新や国民民主の自民すり寄り行為」が目立たなくなるだけで馬鹿馬鹿しい。
 一方、国民民主の方は露骨に自民にすり寄ってるわけです(維新も現時点では、国民民主ほどではないとはいえ、基本的には自民すり寄り路線)。
 なお、産経が

 首相指名選挙への対応でも立民の働きかけに共産党以外からは色良い返事がなく

と書きながら触れてるのが「維新」「国民民主」だけというのが産経らしい。
 過去に野党共闘に参加した「れいわや社民」の態度に何故触れないのか?。といえば「れいわや社民をバカにしてる」というよりは「立憲共産党」云々のネガキャンをしたいからでしょうが(追記:なお、社民は共産同様に野田の名前を書き、れいわは山本の名前を書く無効票だったとみられる)。