今日の産経ニュース(2024年10/21日分)(追記あり)

【最初に追記】

せつなりっとく
 (ボーガス注:一部のマスコミ報道に寄れば)東京12区で3割弱、東京20区で4割が立→共に流れてるらしい。「比例は共産、ばかり言ってないで小選挙区ちゃんと勝つつもりでいけや」という批判をみかけたけど、この二つは本当にそうかもしれない

宮本徹*1
今日*2東京新聞、『都内30選挙区情勢 18、20区など激戦』
『20区、自民木原と共産宮本が激しく競る。宮本は立民支持層の4割を取り込む』

 「え,マジで?(共産には申し訳ないが、小選挙区は、沖縄の赤嶺氏以外は正直諦めてた)」ですね。正直、何とか勝ちたいところです。しかし松竹とか神谷とかこういう指摘をしない(にもかかわらず「党を愛してる」と嘘八百)だから「除名の恨みがある」とはいえ「人間としてマジで終わってる」と思います。恨むのは連中の勝手ですが、せめて「党を愛してる」とか「モロバレの嘘つく」のだけは辞めて欲しい。
【追記終わり】
比例投票先は自民22%で3ポイント減、立民と8ポイント差に縮小 共同衆院選第2回調査 - 産経ニュース

 比例代表投票先は自民党22・6%で、前回12、13両日の調査から3・8ポイント減らした。立憲民主党は1・7ポイント増の14・1%で、差は8・5ポイントに縮まった。
 比例投票先の3位以下は国民民主党6・1%、日本維新の会5・8%、公明党5・1%、れいわ新選組3・9%、共産党2・7%*3社民党1・4%、参政党1・3%、みんなでつくる党0・3%。32・3%が「まだ決めていない」と答えた。

 「相対1位」にすぎない(そして前回より微減している)とはいえ、自民が1位であることと言い、「老人を侮辱する尊厳死発言の国民民主(国民・玉木代表 「尊厳死」発言に批判殺到参照)」が3位であること*4といい、岸田退陣をもたらした「裏金疑惑追及の功労者」で「俺の支持政党」である共産の支持率が今ひとつな事と言い、「日本人はアホか」「そんなに右翼政党が好きなのか(呆)」「選挙結果が果たしてどうなるか、不安だ」とげんなりします。
 朝日予想でも

道産子ナオ(北海道3区は伊藤りち子、比例は日本共産党
朝日新聞衆院選情勢調査に基づく議席推計値
自民 184~200~217
公明 17~25~33
立民 122~138~154
維新 28~38~49
共産 7~12~17
国民 15~21~27
れいわ 7~11~15
社民 0~1~2
参政 0~2~5
諸派 2~3~5
無所 11~14~17
朝日予想だと自公過半数割れ(ボーガス注:の可能性がある)

として共同と同様の予想(国民民主のかなりの伸び。最高予想の場合、共産やれいわを議席数で超え、維新(維新が大幅に減らした場合だが)にも迫る可能性)がされています。維新の衰退*5は喜ばしいこと(とはいえ朝日予想では最悪予想でも20数議席程度取って共産よりは多いことにはげんなりしますが)ですが、国民民主なんてろくでもない極右政党には伸びて欲しくないのですが。
 共産は「現有10から数議席程度の増減(残念ながら減の可能性が否定できないが、数議席に留まるとは言え増の可能性も充分ある)」が予想されています。

道産子ナオ(北海道3区は伊藤りち子、比例は日本共産党
 朝日新聞衆院選情勢調査による共産党議席推計の中心値は12。残り1週間の奮闘で更に上積みが出来るように共産党の政策と魅力を拡げに広げていこう!

道産子ナオ(北海道3区は伊藤りち子、比例は日本共産党
◆kumamasa
 もし自公が過半数割れし、立憲も単独では過半数取れなかった場合、いずれにせよ連立政権が課題となる。その際立憲は共産との政権協力は拒否するだろうが、自公維国(ボーガス注:立民が維新、国民民主と決別するパターン)となるのか、立維国(ボーガス注:立民が維新、国民民主と野合するパターン)となるのかにおいて、共産の議席数は鍵。

という指摘の通り、何としても1議席でも増やしたいところです。

道産子ナオ(北海道3区は伊藤りち子、比例は日本共産党
◆川上浩一
 (ボーガス注:衆院での改憲発議の可能性をなくすために改憲政党の)自民、公明、維新、国民民主、参政党あわせて、2/3割らせることが大事な選挙です。

と言う指摘にも同感です。
 なお、inti-sol氏の政治認識の多く(特に共産党評価)に「賛同できない」とはいえ衆院選 | inti-solのブログ - 楽天ブログでの

 結局のところ自公の両党合わせれば現与党が過半数を割り込むと予測するマスコミはありません*6
 つまり、自公は議席を減らすけれど政権は維持する、立憲民主党議席は伸ばすけど第一党にはなれない、ということになりそうです。裏金問題、統一教会の問題、これだけ問題が生じても、その程度の変化しか期待できないとは、がっくりする話です。

という思いと同様の「暗澹たる思い」を感じていますが、最後まで諦めず頑張り、不幸にして酷い選挙結果だったとしても、諦めず頑張ろうと今から書いておきます。


<産経抄>タフな政治家を選べるか - 産経ニュース

 同僚の近著『政治家は悪人くらいでちょうどいい!』(乾正人*7著、ワニブックス)は「善人に政治家は務まらない」と歯に衣着せず

 「単純な善人では悪人の悪知恵に立ち向かうことはできない」「悪人をやり込めるだけの知恵と勇気が必要だ」という意味なら確かに「単純な善人に政治家は務まらない」でしょう。
 「悪人の企みを可能なら事前に見抜き、企みを阻止し、遅くとも事後に暴露し追及する」、つまり「自分もやろうとすれば悪事を働けるだけの知恵」があるが「悪事は働かない」という「悪人になろうとすればなれるが、自らの良識から悪人にはならない善人」が政治家であるべきでしょう。政治家は理想的には「全て善人」であるべきですが、実際は勿論「全て善人というわけではない(『モリカケ桜の安倍』など悪人でも政治家になれる)」のだから「単純な善人」では「悪徳政治家」につけ込まれることになりかねない。
 また「本来は良いことではない」でしょうが、場合によっては問題解決のために「バーター取引(ダッカ事件での赤軍派釈放など)」などの「あまり褒められた方法でないこと」も政治家はしなければならないこともあるでしょう。そういう意味でも「単純な善人に政治家は務まらない」でしょう。
 しかし、産経の場合は「安倍のモリカケ桜」「自民裏金問題」などの「不祥事の擁護(政治家が悪事をして何が悪い!)」ですからね。
 しかも産経がそうした擁護をするのは「自民など産経のお仲間限定」で、「細川首相(日本新党)の佐川ヤミ献金疑惑」「鳩山首相民主党)の故人献金疑惑」「小沢幹事長民主党)の西松疑惑」など「非自民、反自民の政治家の不祥事、疑惑」なら非難するのだから全くデタラメです。
 なお、話が脱線しますが「単純な善人ではいけない」というのは我々一般人でもそうです。
 「ブラック企業」、「未だに被害額がすごいという悪徳商法や特殊詐欺(オレオレ詐欺等)」などの悪人から身を守ったり、「生活保護受給等の行政サービス」の活用等で生活を防衛するには「それなりの知恵が必要」です。本来は「行政支援等で、知恵がなくても生活できるべき(特に知的障害者などそうした面での問題がある人間は)」でしょうが、残念ながら、「政治の貧困(自公政権の悪政)」等で現実がそうでない以上、「一定の自己防衛」は必要です。

*1:共産党中央委員。前衆院議員(東京20区候補)

*2:10/23のこと

*3:なお各党の支持率「支持政党なし」34.8% NHK世論調査 | NHK | 衆議院選挙(2024.10.21)によれば政党支持率では「僅差とはいえ、れいわや国民民主」は共産の支持率を下回ってる(また国民民主は維新や公明の支持率も下回ってる)ので「政党支持率と比例投票先のずれは何なのか?」と疑問には思います。

*4:恐らくは「裏金問題の自民」「大阪万博兵庫県知事パワハラ問題で落ち目の維新」から支持が移動した(政治方向はいずれの党も右翼方向なので)のでしょうが、それにしても何ともかんともです。

*5:「アンチ維新の俺の願望込み」ですが、「組織政党」共産、公明などと違い大阪以外では強固な地盤があるわけではないでしょうから、議席減は確実に「大阪以外での維新の衰退」をもたらし、維新も「大阪ローカル化」するのではないか。まあ、大阪限定でも有害なので何とか「大阪からも早く消滅させたい」ところではあります。

*6:inti-sol氏の記事執筆時点。上記「道産子氏ツイ」で分かるようにその後「自公過半数割れの可能性(あくまでも可能性に留まるが)」も一部から出ている。自民 森山幹事長 衆院選後の連立の枠組み 拡大の可能性に含み | NHK | 衆議院選挙という森山幹事長発言(選挙結果によっては維新や国民民主に閣外協力等の『政権支持』を働きかけるという趣旨)も恐らくはこうした世論調査結果を受けての物

*7:産経新聞政治部長、編集局長、論説委員長等を歴任