歴史評論

新刊紹介:「歴史評論」2024年8月号(追記あり)(副題:田中絹代は映画監督だった)

特集『オーラル・ヒストリーがひらく世界』 【追記】 オーラル・ヒストリーの重要性と「やっぱり時間が経たないと証言がでてこないな」ということを痛感する - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でご紹介頂きました。 いつもありがとうございます。 なお…

付家老について、他(「歴史評論」2024年7月号の補足)

【1】 新刊紹介:「歴史評論」2024年7月号(副題:NHK朝ドラ『鳩子の海』の紹介、ほか) - bogus-simotukareのブログの ◆戦国合戦図屏風研究の論点(高橋修*1)の(内容紹介)で「尾張藩付家老・成瀬氏」について 元和3年(1617年)、尾張藩主・徳川義直の附…

新刊紹介:「歴史評論」2024年7月号(副題:NHK朝ドラ『鳩子の海』の紹介、ほか)

特集『ビジュアル資料と歴史研究のいま』 ビジュアル資料という場合、「写真」「映像(映画等)」も入りますが、今回は絵画のみが取り上げられています。 ◆中世荘園絵図研究の軌跡と展望(井上聡*1) (内容紹介) まずは、黒田日出男*2『中世荘園絵図の解釈…

新刊紹介:「歴史評論」2024年6月号

特集『第57回大会報告特集/歴史認識のポリティクス(地域・国家・市場)Ⅱ』 ◆いま・ここを知るため史学史を顧みる(小田中直樹*1) (内容紹介) 以前、筆者が『歴史学のトリセツ』(2022年、ちくまプリマ―新書)で史学史について論じた内容が改めて論じ…

新刊紹介:「歴史評論」2024年5月号

特集『「ポスト・トゥルース*1」時代のドイツ現代史研究』 ◆ヴァイマル共和国研究の現在:「一九二三」「一九三三」のアクチュアリティ(小野寺拓也*2) (内容紹介) Q&A形式で書いてみます。 Q 「「一九二三」「一九三三」のアクチュアリティ」とはどう…

新刊紹介:「歴史評論」2024年4月号

特集『近現代国家と国葬・公葬』 ◆近現代日本の国葬に関する研究の現状と課題(宮間純一*1) (内容紹介) Q&A形式で書きます。なお、宮間氏が日本近代史家ということで内容は日本限定です。 Q 日本の国葬は何時始まったのですか? A 事実上の国葬は「紀…

今日もkojitakenに悪口する(2024年2/17日分)

選択的夫婦別姓、女性就労支援の「一丁目一番地」 経団連会長(毎日新聞, 2/13) - kojitakenの日記 「女性就労支援の一丁目一番地」はむしろ「待機児童問題の解決(働き続けながら子育てができる)」「男女間賃金格差の是正(格差で女性の労働意欲がそがれ…

新刊紹介:「歴史評論」2024年3月号

特集『ジェンダー主流化と歴史教育』 【前振り】 「ジェンダー主流化」については以下を紹介しておきます。平たく言えば「従来軽視されていたジェンダーの視点を政治、行政等の分野に組み込む」と言う話かと思います。 ジェンダー平等の日本へ いまこそ政治…

新刊紹介:「歴史評論」2024年2月号

特集『律令官人制研究の新展開』 ◆律令官人制をめぐる諸問題:サボる官人を中心に(上村正裕*1) (内容紹介) 「官人のサボり(懈怠)」が論じられていますが小生の無能のため詳細な紹介は省略します。 参考 【歴史遺産コース】歴史研究の進め方―通説を疑っ…

新刊紹介:「歴史評論」2024年1月号(追記あり)

特集『〈紫式部〉を歴史から読み解く』 (前振り) 一般財団法人 歴史科学協議会(2023年12月時点の記載) 2024年のNHK大河ドラマは「光る君へ」。大河ドラマ史上二番目に古い時代*1を扱うこと、女性が主人公であること、何より、あの『源氏物語』を書い…

新刊紹介:「歴史評論」2023年12月号(副題:貨物鉄道150年)

特集『日本の近代化と貨物鉄道:一五〇年*1を迎えて』 (前振り) 「貨物鉄道150年」については以下を紹介しておきます。 貨物鉄道輸送150年記念特設サイト | JR貨物 日本貨物鉄道株式会社 貨物鉄道輸送は、(ボーガス注:旅客)鉄道が開業した翌年の1873年…

新刊紹介:「歴史評論」2023年11月号

特集『画期としての明治六年:政変*1150年を記念して』 ◆維新史研究における明治六年政変の意義と課題(大庭裕介*2) (内容紹介) まず毛利敏彦*3『明治六年政変の研究』(1978年、有斐閣)、『明治六年政変』(1979年、中公新書)とそれに対する田村貞…

新刊紹介:「歴史評論」2023年10月号(副題:今日もkojitakenに悪口する)(追記あり)

特集『ロシア・ウクライナ戦争から考える』 無能な小生にとって、可能な範囲で紹介します。 「から考える」であって「を考える」ではない点に注意しましょう。 伊香論文『戦争違法化体制と「侵略戦争」』、笠原論文『日本の中国侵略とその教訓』は「論文タイ…

新刊紹介:「歴史評論」2023年9月号(副題:関東大震災研究の論点と課題)

特集『関東大震災研究の論点と課題2023』 無能な小生にとって、可能な範囲で紹介します。 【前振り】 【1】 関東大震災 朝鮮人犠牲者追悼式典へ小池都知事 追悼文送らず | NHK | 地震2023.8.18 関東大震災 朝鮮人虐殺「記録ない」/官房長官 資料の存在を無視…

「反党裏切り分子」松竹伸幸に今日も悪口する(2023年7/19日分)

共産党100年史と「スターリンの影」 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba 志位氏が100年史のタブロイド判ができたとして、表紙画像をツイッターにあげていた。まだ発売されていないので読めていないが、この表紙画像を見…

新刊紹介:「歴史評論」2023年8月号(副題:朝鮮戦争停戦から70年)

特集『朝鮮戦争「停戦」70年』 【最初に追記】 日本が、朝鮮戦争における大規模な軍事基地だったことを改めて認識した - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)2023.11.21 ところで私も最近までこんなことには無知だったのですが、実は朝鮮半島における国連…

新刊紹介:「歴史評論」2023年7月号

特集『岐路に立つ文化財の保存・活用と歴史学』 ◆観光考古学の現状と展望(田尾誠敏) (内容紹介) ネット上の記事紹介で代替。 「考古学観光」取り込みへ政府系金融機関が提言|NHK 関西のニュース2023.3.6 高松塚古墳やキトラ古墳がある奈良県明日香村を…

新刊紹介:「歴史評論」2023年6月号

特集『歴史科学協議会第56回大会「歴史認識のポリティクス:地域・国家・市場」 2022年12/3、4に行われた歴史科学協議会第56回大会「歴史認識のポリティクス:地域・国家・市場」の報告です。無能な小生が何とか紹介できる物のみ紹介します。 なお、「…

新刊紹介:「歴史評論」2023年5月号

小生が何とか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。 特集『いま、歴史総合を現場から考える』 ◆歴史に学ぶと言うこと:「私たち」と資料(今野日出晴*1) (内容紹…

新刊紹介:「歴史評論」2023年4月号

小生が何とか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。 特集『「監獄」研究の現在』 ◆「感化」と「懲戒」の監獄史(繁田真爾*1) (内容紹介) 監獄経営においては「感…

新刊紹介:「歴史評論」2023年3月号

小生が何とか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。 特集『幕末史研究入門』 ◆幕末政治史研究(中央政局分析)入門(白石烈*1) (内容紹介) 【1】幕末政治史研究…

今日のロシアニュース(2023年1月18日分)(副題:シンガポール陥落に歓喜した当時の日本人多数派、ほか)

ウクライナでヘリ墜落 内相ら15人死亡: 日本経済新聞 「機体の故障や運転ミスによる事故」か「テロやロシア軍の攻撃か」で話は違ってくるので続報を期待したい(追記:報道を見る限りでは真相解明に時間がかかりそうです。ということは「事故の可能性が高い…

今日の産経ニュース(2023年1/18日分)

立民と維新、協調を正式合意 増税反対や「身を切る改革」 - 産経ニュース 「事実上の野党共闘破壊行為」にいそしむ泉立民です。しかし共産、社民、れいわとの過去の共闘に比べて成果があるとも思えません。リベラル層は立民から離れ、右派層は維新から奪えず…

新刊紹介:「歴史評論」2023年2月号(副題:真珠湾攻撃勝利に歓喜した当時の日本人多数派、ほか)

小生が何とか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。 特集『日記の歴史学:その新たな可能性』 ◆文学研究から見た日記研究と歴史学(中丸貴史*1) (内容紹介) 藤原…

新刊紹介:「歴史評論」2023年1月号(追記あり)

小生が何とか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。 特集『政治空間と権力構造』 ◆政治空間を問題にすることの意味(森田喜久男*1) (内容紹介) 今回、題材となっ…

今日のロシアニュース(2022年11月21日分)(副題:ウクライナのポーランド誤爆問題ほか)

偽者の仏大統領と「電話会談」 着弾の日、実はロシア人―ポーランド大統領:時事ドットコム 興味深いのはドゥダ氏の本心か、あるいは「マクロンは対露戦争に否定的」との認識かはともかく偽マクロンに対して「対露戦争は考えてない」と表明してるところですね…

新刊紹介:「歴史評論」2022年12月号

小生が何とか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。 特集『古代戸籍研究の新たな可能性』 ◆古代戸籍研究の現状と可能性(三舟隆之*1) (内容紹介) 今回の特集の総論…

賀茂道子『GHQは日本人の戦争観を変えたか:「ウォー・ギルト」をめぐる攻防』(2022年6月、光文社新書)

新刊紹介:「歴史評論」2021年5月号(追記あり) - bogus-simotukareのブログで紹介した賀茂道子氏(現在、名古屋大学特任准教授)が「ウヨのWGIP批判論」をデマとして批判する新書を2022年6月*1に出していたことに「6月の刊行から4ヶ月経ってから今頃偶然気…

新刊紹介:「歴史評論」2022年11月号

小生が何とか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。 特集『生涯学習のなかの歴史学』 ◆博物館・カルチャースクールの歴史学(滝口正哉*1) (内容紹介) 【1】歴史…

新刊紹介:「歴史評論」2022年10月号

小生が何とか紹介できるもののみ紹介していきます。正直、俺にとって内容が十分には理解できず、いい加減な紹介しか出来ない部分が多いですが。 特集『エンターテイメントの世界から見た日本中世史』 【前振りその1】 (歴史評論今月号の巻頭言) 名刀を男子…