今日も増元照明氏と「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(9/22分)(追記・訂正あり)

【その1:増元照明

2011.9.21
市民の党の正体」

・むしろ「蓮池透さん除名」その他の暴挙によって「巣くう会」「家族会」の正体(完全に極右団体と化した)が日々明らかになってるように思うが。
・俺が
「「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート22(追記・訂正あり)」
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081208/1307052595
で批判した三浦小太郎のデマ中傷エントリ
野村旗守氏講演会から(下)斎藤まさしと市民の党
http://hrnk.trycomp.net/news.php?eid=00661
を真に受けて、

斎藤まさし成る人物が我が国を共産主義社会に変えることであり、そのために自公政権を倒すことに尽力していたということであり、それは、我が国を破壊に導く画策をしていたということだ。*1又、背後に中国共産党の庇護もあったと思われる

と寝言を言ってる増元。本当に救いようのない男だ。
「「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」を笑おう・パート22(追記・訂正あり)」
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20081208/1307052595
でも突っ込んだが三浦と野村が指摘してるのは「市民の党」ではなく斎藤氏についてのみ、それも斉藤氏が「北朝鮮に対する見方が甘いらしい」と言うだけの話をまるで重大疑惑であるかのように騒いでるだけなのだが。
なお、卑怯な三浦は増元のようにはっきりとは「中国共産党の庇護」とは言わずもっとあいまいに「(フィリピンからの)米軍基地の撤去という、結果的に中国のアジア海上覇権につながる一面を求める勢力の支援」(増元と比べて無駄に長えよ)と言っている。
しかし三浦エントリにリンクを張ればわかりやすいと思うが増元はリンクの張り方が分からないのだろうか?。誰か教えてやれよ。いややっぱ、増元がこれ以上調子に乗るとウザイから教えなくていいや。

2011.9.20
「10年目に突入!」
金正日が拉致を認めてから(中略)、10年目に突入した。(中略)支援者と共に街頭に立ち、大声で訴えたが素通りする人たちの何と多いことか。自分には関係ないという顔で自身のことだけ考える人々の多さに唖然とするのはいつものことであるが、そんな状況下でも私は訴えていかねばならないと思っている。その中にも、被害者のことを心配している日本人がまだ多数いると思うからだ。

・「素通りする人たち」なんか日本では昔からよく見ますけどね。
・日本人は「熱しやすく冷めやすい人間が多い」から「被害者のことを心配している」人間は少ないと思いますよ。まあ、多くても「心配するだけ」では何の意味もないですが。

10年になろうとしているにも関わらず、(中略)拉致問題解決への道は一向に進んでいない。まるで時計の針が止まったままなのである。これは、日本政府が日本人を助けようとする能力も気概もないということを如実に表している。

能力はともかく気概はあるでしょうよ。こういう難しい問題を精神論で語るとはどれだけ増元はバカなのか。

その間、北朝鮮の経済状況は悪化の一途をたどり、拉致被害者の生存状況も悪化していると推測される

「左うちわではない」ものの「悪化の一途はたどってない」と思いますが、もし「悪化の一途をたどってる」「その結果拉致被害者の生存状況も悪化している」としていたら、増元ら家族会の主張する経済制裁も原因の一つでしょう。
 大体、経済制裁で「北朝鮮の経済状況」を「悪化の一途」をたどらせて「日本に屈服させて拉致問題を解決する(拉致問題で日本の言うことを何でも聞くから経済制裁は止めてくださいと北朝鮮に言わせる)」or「北朝鮮体制を崩壊させる」のが増元ら家族会の方針ではなかったのか?
 バカなのか、マッチポンプなのか。

帰国した(注:拉致)被害者達は、自分達の言動が北朝鮮にいる(注:拉致)被害者に及ぼす危険を考えると今は言えない事もあるといっているが、その間に、(注:今も北朝鮮にいる拉致)被害者が病気で死んだり、災害によって命を失うことは考えないのだろうか?
(中略)
(注:帰国した拉致被害者達が)沈黙を続けるというのは(注:今も北朝鮮にいる)拉致被害者の救出自体を望んでいないという事としか思えない。

・ついに根拠レスで「帰国した拉致被害者達」、つまり蓮池ご夫婦、地村ご夫婦、曽我・ジェンキンスご一家に「お前らが情報提供しないから悪い」「俺の姉貴(増元るみ子さん)とか拉致被害者が死んだらお前らのせいだ」と罵倒するまで精神が荒廃した増元*2蓮池透さん除名だけでも痛いのに、「帰国した拉致被害者達」を罵倒し始めるとは増元の「暴走機関車ぶり」には際限がない。
 彼らが「増元の姉ら救出に役立つ情報を持ってるとは限らない」し、持ってるとしたら「既に政府には語ってる」と思うのだが。
 仮に「増元の姉ら救出に役立つ情報を持ってる」として政府に語っても増元らには語らないのは「北朝鮮にいる被害者に及ぼす危険を考えると今は言えない」とか、「増元らに変に政治利用されたくない」とかいろいろだろう。
 そして彼らが情報提供したから拉致問題が解決するという、拉致問題はそう言う単純な問題ではないと思うが(つうかお前今まで、「経済制裁すれば解決する」と言ってただろうが、増元。そして、「帰国した拉致被害者」の皆さんが「語れないこともある」と言っていたのは昨日今日ではなく10年前からだというのに、今頃になって「情報提供しろよ」かよ。アホか?。)。
・増元がこういう誹謗中傷発言をしなくても、「帰国した拉致被害者達」は増元に情報提供などしないだろうが、こういう誹謗中傷発言をすれば、情報提供など絶対にしないであろう事、家族会や巣くう会から「帰国した拉致被害者達」がどんどん離れてしまうであろうことが増元には分からないらしい。10年前は精神的余裕があったが10年たつ間に徒労感のためにテンパってしまい「北朝鮮が崩壊」する前に「増元の精神が崩壊」してしまったらしい。こういうキャパシティーがなくてすぐにテンパるつまらない・くだらない人間(どうでもいい話だが俺もキャパシティーがなくて割とすぐにテンパるつまらない・くだらない人間)は事務局長なんて職につけるべきではあるまい。少なくとも増元より蓮池透さんの方が事務局長として適任だろうに。
・まあ、他人への責任転嫁が、政府や蓮池透さんだけでなく、ついに「帰国した拉致被害者達」にまで及ぶのでは、増元と「彼を事務局長にしている家族会」にはただ呆れる他はない。
 たとえ個人ブログとは言え、増元が事務局長である以上、彼のブログ上での発言は「家族会の意思」と誤解(下手すると正解の可能性すらあるが)されても文句は言えまい。
・ああ、それと「拉致被害者が病気で死んだり、災害によって命を失うこと」を恐れて「拉致被害者が帰って来さえすれば、私は北朝鮮経済制裁を解除し、それなりのお土産を与えても良いと思う」と蓮池透さんが言ったら「北朝鮮シンパ」として除名したのはどこの誰ですか?。増元たちでしょ?

 奇麗事だけで災害に対する同情の言葉を言い続けていながら、福島産の花火を使わないとか、被災地の木片を燃やすことに反対する日本人もいることを考えると暗くなってしまう。

・大爆笑。まともな根拠のない人権侵害という意味では「この増元文章での帰国した拉致被害者たち(つまり蓮池ご夫婦、地村ご夫婦、曽我・ジェンキンスご一家)への誹謗中傷」も「福島産の花火を使わないとか、被災地の木片を燃やすことに反対すること」も同じなのだが。それに気づかない増元って本当に「いい性格」(もちろん皮肉)をしている。
・「被災地の木片を燃やすこと」だと意味不明だと思うし、そもそも「薪」を「木片」と表現するだろうか?。詳しくは以下の新聞記事を参照。

http://www.asahi.com/national/update/0812/OSK201108120098.html
朝日新聞送り火用の被災松からセシウム 京都市、使用中止を発表」
 京都の「五山送り火」で、東日本大震災津波になぎ倒された岩手県陸前高田市の松でできた薪を燃やす計画について、京都市は12日、中止すると発表した。市が取り寄せた薪500本の放射能検査をした結果、放射性セシウムが検出されたとし、「計画は、放射性物質が含まれていないことを前提にしていた。断念せざるを得ない」と説明した。
 計画をめぐっては、放射能への不安の声が一部の市民から寄せられ、送り火の主催者である大文字保存会が被災松の受け入れを中止。(注:中止決定に)各地から苦情が殺到したため京都市が別の薪を取り寄せ、大文字をはじめとする五山の各保存会が16日の送り火で燃やすことで事態の収拾を図ろうとした。送り火そのものは予定通り行われる。
(中略)
 環境省は、焼却処分が可能な放射線濃度の基準を示していない。記者会見した門川大作市長は、中止の理由について「もともと送り火で燃やすには放射性物質が出ないことを前提にしていた」と説明。放射能に詳しい地元の大学教授に聞くと、「燃やしていいか判断できない」との回答だったという。


【その2:西岡力
西岡力ドットコム「韓国保守の行動計画宣言 」
http://tnishioka.iza.ne.jp/blog/entry/2450338/

興味のある方はリンク先をお読みいただきたい(ちなみにリンク先に書いてある「6.15宣言」というのは金大中韓国大統領が訪朝し金正日北朝鮮国防委員長・朝鮮労働党総書記と締結した合意文書で、韓国極右は廃棄を主張しています)。
西岡の言う韓国保守が何を言ってるかというと
「最近のハンナラ党(政権与党、イデオロギー的には日本の自民党にあたると思う)は北朝鮮に対する態度が甘いから失望した、北朝鮮に厳しい態度が取れる真の保守政党を俺たちが作るのだ」。
要するに韓国の「たちあがれ日本(立ち枯れ日本)」「維新政党新風」「創生日本安倍晋三グループ)」だのにあたる極右連中ですね(以下、連中を「立ち枯れ韓国」と呼ぶ)
で「立ち枯れ韓国」が何を目指すかいろいろ書いてありますが一番呆れたのが
「野党・民主労働党イデオロギー的には日本の社民党共産党にあたると思う)は親北朝鮮の売国政党だから法(国家保安法でしょうか?)の手続きに基づいて解散命令を出す」
日本で言えば「政権与党時代の自民党」に「党内外の極右」が「社民党共産党破防法を適用し解散命令を出せ」というようなものです。
道義的、政治的にすべきでもないが、国会に議席のある党に解散命令を出すなんて現実的に出来るわけもないでしょう。
で、そう言うことをしない「ハンナラは腰抜け」云々と言ってるから呆れます。さすが西岡のつきあう連中は頭がいかれてるというか何というか。


【その3:島田洋一
島田洋一ブログ「ダライ・ラマ法王と面談」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2453224/
ダライも会う人は選んだ方がいいと思うぞ。「多忙」を口実に断るとか。さすがに失言はしなかったろうが、中国から「日本極右とつるむダライ」とネガキャンされたり、日本極右から「僕らの主張をダライが支持してる」と宣伝されたりしてメリットがあると思ってるのか?。嬉しいのか?。安倍一派は今、政府要人じゃないし、会ってもデメリットしかねえだろ。

金大中ジミー・カーターなどノーベル賞の権威を地に堕とした受賞者も多いが、ダライ・ラマソルジェニーツィンらと並び、この賞の意義を格段に高めた尊敬すべき人格者の一人だ。

金氏やカーター氏を誹謗中傷するんじゃねえっての。彼らがどう「地に堕とした」か言ってみろよ。
金で買収されたのか知らないが「オウムの麻原と会って恥じないダライ」の方が「ノーベル賞の権威を地に堕とした」「賞の意義を格段に低めた軽蔑すべき非人格者の一人」だろ。
そしてソルジェニーツィン(平和賞ではなくて文学賞だが)も晩年は、独裁色の強いプーチンを万歳してノーベル賞の権威を地に堕としてると思うぞ。
大体ダライ・ラマソルジェニーツィンって評価基準がもろに反共ってのが何だかなあ(苦笑)

参考

人民日報「真相:ナチスオウム真理教とダライとの関係」から一部引用
http://j.people.com.cn/94709/6562097.html
1989年、麻原は10万ドルをダライに寄付し、ダライは証書と推薦状をもってこれに返答した。ダライは東京の関連部門にあてた推薦状の中で、「麻原彰晃は能力のある宗教的指導者であり、オウム真理教大乗仏教を広め公共の善を促す宗教だ」とし、「オウム真理教への免税を許可するべきだ」とまで書いている。オウム真理教はこの証明書と推薦状によって、日本政府が正式に承認する宗教団体となった。その後、大量の資金を蓄積してサリンの研究と生産を行ったのは周知の通りだ。

何という「人でなし」or「人を見る目がない抜作」のダライ。他にリーダーがいないから仕方ないとは言えこういう「中国にとってネガキャンのネタが豊富な抜作先生」がリーダーとはチベット人民も難儀だと思う。

日本の首相は、金正日とは二度握手*3しているが、ダライ・ラマとは一度も握手していない。

別に金正日が好きで握手したわけでなく国益のためだが。そしてダライと握手しないのも国益のためだが。つうかお前らの訪問団に安倍「元首相」がいるのに何その言い分。「在任中、何故ダライと握手しなかった」という安倍への批判ですか?


島田洋一ブログ「インドで戦略対話初日―チェラニー氏と安倍晋三元首相」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2449562/

チェラニー氏は、「(略)中国は歴史カードで日本を攻めているが、第二次大戦後、最も露骨に侵略行為を続けてきたのは中国だ。その中国から、第二次大戦以前の問題を振りかざされて日本が萎縮する必要はない」などと述べた。

・歴史カードで責めるも何も「南京事件はなかったと閣僚が失言」したり、「首相がA級戦犯を英雄として祀る靖国神社に参拝」したり、「文部省(文科省)がつくる会教科書を検定合格」させたりすれば向うだって「あの戦争を反省してねえのか?」とそりゃ怒り出すでしょうよ。
 日本人だってアメリカ政府要人が「原爆投下は必要悪だった」だの、ロシア政府要人が「シベリア抑留は何ら問題ない」だの言えば怒り出すでしょうよ。中国との喧嘩の種を作ってるのは自民党タカ派なんですが。日本が反省してるのに向こうが「反省が足りない」と因縁つけてるわけでは全くないんですが。
・日本版歴史修正主義を擁護するとはチェラニー氏とやらは本気なんでしょうか、それとも安倍一派に媚びてるんでしょうか?。どちらにせよ酷すぎでしょう。政治評論家のようですが、こういう人がインドの政治に影響を本当に与えているんでしょうか?
・大体、インドだって日本の侵略を受けそうになったことがある(有名なチャンドラ・ボースですね)んですが、その辺り、チェラニー氏はどう思ってるんでしょうか?
・ちなみに「第二次大戦後、最も露骨に侵略行為を続けてきた」のはソ連アメリカ(あるいはその両方)でしょ?。中国なんて国共内戦朝鮮戦争参戦と隣国(ソ連、インド、ベトナム等)との国境紛争ぐらいしかたぶんやってませんが(やっていいわけではないが)

これに対し安倍晋三元首相が、「インドの後ろには日本がいる、日本の後ろにはインドがいると国際的に思わせるような関係を作ることが重要だ。オバマ政権初期に、スタインバーグ国務副長官が中心になり、中国が主張する「核心的利益」に米国はチャレンジしないと公言した。これは大きな間違いだった。チベット人の人権を売り渡したことにもなる。ところが、中国が東シナ海*4南シナ海*5チベットウイグルなどで好き放題しだしたため、オバマ政権は驚いたと思う。日印がしっかりアメリカを牽制していかねばならない」などと応じた。

・いや、あんた首相時代、首相就任後すぐに中国に行って日中友好をアピールしたやんか、何今頃中国糞味噌にけなしてるの、首相時代そう言うこと(少数民族政策や領土紛争問題への批判)を中国にがつんと言うたんか?、言うてないやろ、そんな報道見たことないで、としか言いようがない。
いくら何でも無責任すぎでしょう、安倍という男は。
・どっちにしろ中国の少数民族問題や領土紛争問題と、歴史認識問題は関係ないし。中国の少数民族政策や領土紛争問題を批判すれば戦前の日本の中国侵略が正当化できるとでも思ってるんでしょうか、安倍一派は。

*1:当たり前のことだが平和的・民主的に共産主義社会に変える(三浦のエントリを読む限り共産主義社会とまでは斉藤氏は言ってないと思うが)のなら別に問題あるまい。今の日本でそう言うことは先ずないと思うが。平和的、民主的に変えて問題があればまた変えれば良いだけだ。増元の反共、反中国、親自公政権ぶりが酷いな。増元だと民主党政権誕生すら「我が国を破壊に導く画策」と考えていそうだ。

*2:たぶん増元が一番憎んでる「帰国した拉致被害者」は「お兄さん・透さんとセット」で蓮池薫さんだろう

*3:もちろん二度握手したのは二度訪朝した小泉首相(当時)

*4:日本や台湾と領有権を争っている尖閣問題のことでしょう

*5:フィリピンやベトナムなどと領有権を争っている南沙諸島問題や西沙諸島問題のことでしょう