「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(12/12分)(追記・訂正あり)

島田洋一の巻】
島田洋一ブログ 「衛藤征士郎*1安倍晋三両氏が激しいやり取り―自民党拉致特別委」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2540871/
未だに安倍とそのお仲間のようなバカ右翼がデカイ面してるかと思うと最大野党自民党のダメっぷりに頭が痛くなってくる。衛藤氏のような人がいることが希望の光だが。そもそも衛藤氏も氏に「一定の理解を示した」という、岩屋氏*2や平沢氏*3も左派でもなければハト派でもない。
そう言う人間でもまともな問題解決を考えればバカげた「経済制裁一本槍」路線などとれるわけがないのだ。
つうか日本以外は明らかにそんな路線を取っていないのでこのままでは6カ国協議で日本が孤立するという笑えない結末すらある。

衛藤晟一
 「非は日本にある」と思っている人が行っても、相手の手の内にはまるだけだ。

「手の内にはまる」以前に「非は一切日本にない」と言ったら交渉にならないだろうが。交渉しないでは問題が解決しないだろうが。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」と言うことわざを知らないのか。

国交正常化交渉の前に、拉致被害者全員*4の送還と真相究明、及び拉致実行犯の引渡しを求めるという原則的立場を崩してはならない。

衛藤氏も批判してるがそんな事言ってたらいつまでたっても問題は解決しない。大体拉致被害者帰してくれれば真相究明だの犯人引き渡しだの俺的には必要ないと思うし、そんな事言ってたら絶対に被害者を帰さないと思うぞ(生存被害者がまだいればだが)
現実的な落としどころを考えろよ。
お前ら北朝鮮と国交回復したくないだけだろ。力で潰したいだけだろ。

このような中、超党派の議連「日朝国交正常化推進議員連盟」のメンバーが北朝鮮を訪問して、拉致問題解決前に国交正常化交渉を先行させる議員外交を行うという動きが出てきている。
(中略)
我々は、「日朝国交正常化推進議員連盟」の訪朝に断固反対するとともに、わが国の拉致問題に対するこれまでの対応方針を堅持していくことを求めるものである。
以上決議する

 他人事みたいな決議しやがって。「日朝国交正常化推進議員連盟の本格的活動を強く願う(追記・訂正あり)」(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20110617/5432109876)で指摘したがこの議連には自民の幹部が名を連ねてるんだが?
 しかもその中には安倍が首相時代、財務相に任命した額賀福志郎氏がいるのをどう考えてるのやら。
 麻生内閣官房長官・拉致担当相だった河村建夫氏(安倍政権時代も政務調査会長代理というそれなりの要職)がいるのをどう考えているのやら。
 衛藤征士郎氏が福田元首相の側近と言われてるのをどう考えているのやら。何つうか拉致にそれなりに関わった福田氏(小泉内閣官房長官、元首相)や河村氏(麻生内閣官房長官・拉致担当相)がそれなりに交渉の重要性を理解してるのに安倍って本当にダメだな。

*1:村山改造内閣防衛庁長官、森改造内閣で外務副大臣。現在、衆院副議長

*2:改造内閣防衛政務官麻生内閣外務副大臣

*3:小泉内閣で防衛政務官、総務政務官

*4:しかもこの「全員」にしれっと特定失踪者まで入れていやがるから笑えない