【その1:珍右翼が巣くう会福岡】
「昨日の大牟田での講演会について」
http://sukuukai.jugem.jp/?eid=536
大牟田市も動員にご協力頂き、平日の昼間でしたが会場もそれなりに埋まっておりました。
動員が「大牟田市ホームページに講演会のお知らせをした」「大牟田市の公共施設にポスターを貼りパンフを置いた」などと言う意味ではなく「学徒動員」的な動員(ある種の強制性があるとかノルマがあるとか)だとしたら何だかなあと思う。そしてそのことに「珍右翼が巣くう会福岡」が何の疑問も感じてないのだとしたら何だかなあと思う。
動員をかけるくらいなら、平日の夜間か、休日にやればいいのではないか?
拉致問題解決なくしての国交正常化はありえない事を今一度訴えていく必要性を感じます。
訴えるも何も論理的に「拉致問題解決が先行しないといけない」わけでもなければ戦術的、戦略的に「拉致問題解決を先行させた方がいい」わけでもないが?。単にあんたら国交正常化を進めたくないだけだろ。
【その2:島田洋一】
島田洋一ブログ 「米政府、北朝鮮に工作員用の携行食を支援か」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2542238/
アメリカ国務省が、また金正日体制への食糧供給に乗り出す構えだ。
国務省関係者にとっては、米朝協議さらには六者協議が再開されれば、その分予算も付き、顔と名前が売れてシンクタンク等への再就職にも有利となる。彼らの「私益」に照らせば、当然の動きと言える。
自国の国益など全く考えてない「北朝鮮が叩ければそれでいい」手前ら珍右翼と国務省を一緒にするなっての。
「再現」も何もいつライス氏らの外交が否定されたんだか。
過去のコメ支援は軍に横流しされたため、今回は、栄養素を補強したピーナツ・ペースト(商品名プランピー・ナット。フランス製。国連機関ユネスコ*1等が飢餓地域で近年配布している)等を送る予定という。
よく分からないけど「パンに塗って食べるピーナツバター」みたいな奴?
しかしタイトルからわかるように因縁つける島田。流用の可能性が低い食品ならともかく流用が100パー不可能な食品なんかぶっちゃけねえだろ。
マーシー・コーの幹部は、北で数年前に実施した食糧援助に関して、「倉庫、受け入れ施設、一般家庭など、供給網のあらゆる部分で、かつてないほど自由に立ち入りができた」、横流しの心配はないと強弁している。
現地調査やった人間(マーシー・コー)に、現地調査もやってない人間(島田)が良く因縁つけられるな。手前の方が強弁だろ。
だから何だってんだよ。北朝鮮政府の自業自得だから食糧支援なんかしない、北朝鮮国民は身の不運をあきらめておとなしく餓死しろ、それがいやなら脱北か政権転覆でもしろとでも?。人間の言う台詞じゃないな。
参考
「プランピー・ナッツ」について
http://www.unicef.or.jp/special/eiyo/letter/letter05.html
■プランピー・ナッツってなあに?
(質問・rsaekiさん)
「プランピー・ナッツ」の工場がアジス・アベバ(エチオピアの首都)に設立されたそうですが、 「プランピー・ナッツ」とは、どのような栄養補助食品でエチオピアの子どもたちにどのような形で 配布されているのでしょうか。
<岡村恭子>
© UNICEF NIGER
「プランピー・ナッツ」の自国生産は、まさにエチオピアではじまっています!「プランピー・ナッツ」というのは、ピーナッツバターのような味の栄養補助食品です。
急性で重度の栄養失調になってしまった子どもはとても危険な状態なので、入院して少しずつ治療をしなければいけません。しかし家族が貧しいと、お母さんが付き添いのための費用(食事代等)を払えない、家を空けてしまうとほかの子どもたちの面倒を見る人がいない、畑仕事が遅れてしまうなど、いろんな理由で、子どもの入院を拒否するお母さんがとても多いです。それで子どもが死んでしまうのはやはり放っておけないので、一日3パック必ず食べさせて、一週間経ったらまた外来に診療に来てくださいというような指示を出し、家に持ち帰ってもらうように作られたのが「プランピー・ナッツ」です。
だいたい1パック500キロカロリーで、治療の際に必要な微量栄養素も添加されています。かどを切ってそのままチューチュー吸えばいいので、衛生的にも安心です。 粉ミルクをわたすと、汚れた水で溶いてしまって下痢の原因になることがしばしばあります。 最近ではクリントン元米大統領の運営している財団が、子どものエイズの問題に関心をもっていて、エイズに感染している子どもに「プランピー・ナッツ」を配ろうというような話し合いも行われています。
http://www.asahi.com/food/news/TKY200809300374.html
■途上国援助変える? 新栄養食「プランピー・ナッツ」
アフリカなどで栄養失調に苦しむ人々への援助現場で、水を必要としない「そのまま食べられる栄養食品」(RUTF)が急速に普及している。その代表は、フランスの地方小企業が開発した「プランピー・ナッツ」。国連機関や医療NGOが相次いで導入し、途上国医療や援助のあり方を変える勢いだ。
ルーアンの中心部から車で約15分、ルボワリカール村に援助物資の開発を専門とするニュートリゼット社の工場がある。甘い香りが満ちる中、ピーナツと砂糖と植物油を機械がペースト状に変え、袋に詰める。1袋92グラムで500キロカロリー。「調理の必要がなく栄養価が高いものを追求した」と、アドリーヌ・レスカンヌ副社長は説明した。
副社長の父、ミシェル・レスカンヌ社長と世界保健機関(WHO)の科学者アンドレ・ブリアン氏が朝食のパンに塗るペーストの「ヌテラ」をヒントに開発。97年に特許を取り、商品化した。
これまでの栄養失調児への援助の主流は粉ミルク。しかし、途上国では不衛生な水で溶いて病気になる例が少なくなかった。プランピー・ナッツは袋を破ってなめるだけ。密閉包装で暑さに強く、バクテリアも繁殖しにくい。
03年に国連児童基金(ユニセフ)が導入し、6カ国で約100トンを配布した。07年に42カ国計35万人、5千トンに増え、08年は1万トンに達する見通しだ。エチオピアやスーダンなどアフリカが中心だが、インドやミャンマー(ビルマ)などアジアにも広がる。
ユニセフより早く導入したNGO「国境なき医師団」のステファン・ドワイヨン氏によると、途上国医療は、水が確保できる場所に診療所を設け、住民に粉ミルクなどを配るのが一般的だ。しかし、携帯が容易なRUTFの登場で医師自身が各地を巡回する態勢に移りつつあり、「援助医療のシステムが根本的に変わろうとしている」という。
1袋約0.3ユーロ(約50円)とやや高いのが課題。「競争相手が出てきて価格が下がればもっと普及する」とユニセフは期待する。実際に各国で開発が始まろうとしている。
WHOなどによると、世界で栄養失調に苦しむ子どもは約1億7800万人。うち約2千万人が深刻な状況だ。年に5歳以下の350万人が栄養不足で命を落としている。(ルーアン〈仏北部〉=国末憲人)
〈そのまま食べられる栄養食品(RUTF)〉 栄養価が高く、調理や調合の必要がなくて長期保存できるように水分が少ないこと、持ち運びが便利なことなどを特徴とする援助用食品。商業化されたものは、プランピー・ナッツのほか、ビスケット状の「BP100」がある。