しばらく漫画アクション読んでなかったが久しぶりに気まぐれで。
■シャーロッキアン第28話「カレーの問題（前編）」
http://www2.odn.ne.jp/studio-spike/STUDIO_SPIKE_INSIDE/sharokkiannopeji.html
シャーロッキアンとは、シャーロック・ホームズ物語の熱烈な信奉者を指す言葉。女子大生の愛里と大学教授の車が、ホームズ物語のうんちくを武器に、周囲の人々が抱えるさまざまな問題や悩みを解決していく読み切りシリーズです。
2010年19号に掲載された第9話をもって一区切りとなり、1〜9話を納めた単行本第１巻が2011年2月28日に発売されました！
「第２シーズン」（第10〜18話）は2011年4〜8月、「第３シーズン」（第19話〜27話）は10月〜翌年2月に連載されました。
「第４シーズン」は2012年12月より連載中！
なかなか俺的に面白いのでこの際単行本（１）〜（３）そろえようかとも思ってる。ま、俺はゴルゴとか美味しんぼとかブラックジャックとか一話完結ものが好きだな。ミステリーも短編の方が好きだ。長編は読んでて疲れるんだよ。
愛里がワトソン役で、車がホームズ役。
で今回は「第4シリーズの初回」。主人公・愛里のバイト先の女性・花丘のぼやきから話が始まる。
花丘が新婚の夫に「マトンカレー」を作ってあげたところ「このカレーには薬は入ってないよね？」という妙な言葉をはかれたという。
遠回しに「まずい」と言ってるのかと悲憤慷慨する花丘。
愛里は夫がシャーロッキアンであることから「名馬・シルバープレイズ事件*1」で犯人がマトンカレーに睡眠薬を混入したということから、それをネタにしたジョークではないかという。
ひとまず納得する花丘。しかし愛里は「もしそうだとしても非シャーロッキアンの花丘さんにそんなジョークが通じるわけもないだろうに？」と首をひねる。
その数日後。今度はチキンカレーを作った花丘に夫は「このカレーには古い肉を使っているの？」とまた謎の言葉を吐く。
「今度こそ遠回しにまずいと言ってるに違いない、それともジョークなのか？」と悲憤慷慨する花丘に愛里も何が何だかわからず言葉が出ない。
「ご主人にどういう意味か聞いてみたらどうですか？」という愛里に花丘は「そんな事は怖くて聞けない」「たぶん遠回しにまずいと言ってるのだろうからもう料理は作らない」と答える。
しかしなんとしても納得がいかない愛里は車のもとを尋ねる。で、次号が解決編。
【1/8追記】
で解決編・第29話「カレーの問題（後編）」。
「チキンカレーが出てくるのは海軍条約文書事件だ*2」と即答する車。お前何者だよ。シャーロッキアンですか、そうですか。
で以下の流れ。
愛里「何でそんな意味不明なことを。やはり遠回しに食べたくないと言うことでしょうか」
車「多分そうだと思う」
で、落ちが手の込んだ本格的「マトンカレー」や「チキンカレー」より普通の日本的なカレーの方が食べたかったという落ち。花丘が日本風カレー作って夫、大喜び、花丘も大喜び、車と愛里も大喜びっていいのか、その落ちで。
なら意味不明な下手なジョーク言わないで最初からそういえよ。張り倒されたいのか、手前。
わりとアットホームな落ちが多い作品だと思うがこれはあかんやろ。どこがアットホームなんだ？。夫が単にわがままでディスコミュなだけじゃん。別にフェミでも何でもない俺だがどん引きですよ、本当に。うまく落とすのかと思いきや、期待大外れ。
俺的には「ビーフストロガノフよりもお袋の味が食べたい」という理由で帰宅拒否（？）する美味しんぼ「新妻の手料理」（http://www.oishimbo.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=10090801）を思い出したわ。あの「美味しんぼ」の夫もそうだし、今回の夫もそうだが食べたいもんがあるんならはっきり言えよ。でも美味しんぼの夫は、変な事言わないだけ、まだわからんでもないが「意味不明発言が飛び出す」このシャーロッキアンの夫は俺にはまるきり理解できないぞ。これを許す花丘や車、愛里も理解できないが。俺が花丘や車、愛里だったら完全にぶち切れてるぞ。
■バーレモンハート369話「王様のビール」
「グーテン・カルロス キュベ・ヴァン・ド・ケイゼル・ブルー」という数量限定の高級ベルギービールが今回登場する酒。「ビールの常識を覆すほどの濃厚なビール」だそうだ。すごい飲みたいな。しかしググったら1本2700円ほどするらしい。ま、高級ワインと比べたら全然安いが、一般的なビールの値段じゃねえな。
【1/8追記】
レモンハートは隔週連載だそうでのってなくてがっくり。
