北海道)朝鮮学校の生徒の心、作品通し触れて 美術展:朝日新聞デジタル
世界が大きく動いても…朝鮮学校女子が演じた「等身大」:朝日新聞デジタル
第47回在日朝鮮学生美術展の北海道展が15日、札幌市中央区南2条東6丁目の市民ギャラリーで始まった。全国の朝鮮学校に通う児童や生徒たちの絵画や工芸作品など約570点を展示している。17日まで。
韓国と北朝鮮の首脳会談が報じられた昨年4月。大阪朝鮮高級学校(大阪府東大阪市)の体育館で全校生徒が会談の動画中継を見守る中、学校を抜け出した女子生徒たちがいた。
そんな物語を、同校の1年生の女子生徒3人が大阪市内の演劇大会で披露し、大人たちの劇団を抑えてベスト4に輝いた。
こうした朝鮮学校を「地域に根ざした学校」として報じる普通の記事がもっと増えてほしい、そう思いますね。
トランプ大統領「安倍首相からノーベル平和賞に推薦された」 | NHKニュース
トランプ大統領は15日、ホワイトハウスで行った記者会見で、2回目の米朝首脳会談に関する質問に答えた際、「日本の安倍総理大臣からは、彼がノーベル委員会に送ったというすばらしい書簡の写しをいただいた。日本を代表して私をノーベル平和賞に推薦したと話してくれたので、私は『ありがとう』と伝えた」と述べて、安倍総理大臣からノーベル平和賞に推薦されたと明らかにしました。
そのうえでトランプ大統領は「安倍総理大臣が5ページにわたる美しい書簡をくれたのは、なぜだかわかるか?。かつて日本は上空をミサイルが飛び交い、頻繁に警報が鳴っていたが、今、彼らは安全を実感している。それは私が北朝鮮と話をつけたからだ」と述べ、自分が北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と首脳会談を行い、地域の緊張が緩和されたことを安倍総理大臣が評価したためだという認識を示しました。
■ワシントンの日本大使館「コメントは差し控える」
これについて、ワシントンの日本大使館は「トランプ大統領の発言は承知しているが、両首脳間のやり取りについてはコメントは差し控える。アメリカとの間では拉致、核・ミサイルといった諸懸案の包括的な解決に向けて政策を綿密にすり合わせており、引き続き緊密に連携していく」と話しています。
「5ページの推薦状」とずいぶん話が具体的ですが、さすがにトランプの冗談でしょう。安倍の反北朝鮮態度からして、リップサービスや冗談ですら安倍が「米朝首脳会談はノーベル平和賞に値しますね」とトランプに言うとは思いません。ましてやトランプが言うように「5ページの推薦状を作成し、本当にノーベル平和賞選考委員会に推薦した」上に、その推薦状の写しをトランプに送るなんてないでしょう。大体トランプの場合「米朝首脳会談」を評価するにせよ「ロシアゲート疑惑」「移民問題」「温暖化問題」「イスラエル問題(イスラエルに過剰に肩入れ)」などであまりにも問題がありすぎるので推薦してもとても受賞しないでしょう。
対北朝鮮外交で誰か受賞するとしたら「太陽政策で文在寅氏*1」でしょう(あくまでも「受賞するとしたら」ですが)。受賞しないことが確実なのに推薦しても意味がない。
では、トランプをおだてるために「送りもしない推薦状を選考委員会に送ったと嘘をいって、トランプに送りつけた(トランプをだまそうとした)」ということはどうかと言えば、それもさすがに安倍ですらやらないんじゃないか。後で真相がばれたら大問題になります*2。
それにしても「ノーコメント」とはどれほどトランプにびびってるんでしょうか?。「トランプ大統領一流のジョークでしょう」位のことを言って否定が出来ないのか。「下手なことを言って『俺を嘘つき呼ばわりした日本は許せない』とごねられたら困る」つうことなのか。
そんなんで米国と外交が成立するんですかね。
それはともかくこういうことをいうトランプは「米朝首脳会談による北朝鮮非核化」で歴史に名を残したいのでしょう。
そしてそれが実現すれば「太陽政策で受賞した金大中氏(2000年受賞)同様にノーベル賞をもらう資格がある」と思っていると。
トランプの野望はともかく、なんとか米朝交渉で非核化の成果が出てほしいもんです。ただそれには「米国による北朝鮮体制保障」が最低条件でしょうが、それが果たしてトランプに出来るかどうか。
しかし「トランプのジョーク」とはいえトランプ発言を素直に信じれば安倍は「本心か、トランプにびびってへいこらしてるだけのか」はともかく「米朝首脳会談に期待しています」つう発言しかしてないと思いますが、そのあたり、トランプの北朝鮮外交に否定的な産経などウヨは「なかったこと」にして無視するんでしょうねえ。安倍信者として安倍批判できないが、とはいえ産経も今更「トランプの北朝鮮外交」に好意的評価も出来ないでしょうから。
【追記その1】
黒井文太郎
(ボーガス注:トランプのほら話説が出ていますが)安倍首相がそんな手紙出してないなら、なんで「私は書いてない」と言えないのですかね?
どうも黒井は「トランプの主張は事実」と考えてるようですが、安倍もそこまで無茶苦茶ですかね?
なお、「安倍が出してない」としても「トランプ相手に借りてきた猫のようにおとなしいへたれ=安倍」と考えればトランプ発言が事実に反していても「そんな事実はない」と安倍がいわない理由は一応説明はつきます。
現時点では「安倍がトランプに手紙を出した疑惑」としかいえないでしょう。
【追記その2】
黒井文太郎
日本政府が(ボーガス注:手紙を送った事実を)認めたそうですね。評価は置いとくとして、日本政府はトランプの現在に至る対北朝鮮政策を応援したということは、結果的に北朝鮮の中距離核を黙認することを応援する事になってしまうような
トランプ氏をノーベル賞に推して…米国が安倍首相に依頼:朝日新聞デジタル
「トランプ氏、ノーベル賞候補に」 首相が推薦状 :日本経済新聞
「えー?」「嘘、マジで?(呆れて二の句が継げない)」ですね。
俺の安倍に対する認識もまだまだ甘かったようです。少なくとも今回ばかりはなんと「トランプが100パー正しかった」わけです。
こうなると「どうせばれやしねえ(選考委員会はそう言う情報をすぐには公開しないし、推薦を受けた人も通常そのことを公にしないので)」ということで「選考委員会に送りもしなかった推薦状を送ったとトランプに嘘ついた」可能性すらありますね。
いや実際に「どうせ受賞しねえだろう」と思いながらトランプへのおべっかとして選考委員会に推薦状を送った場合も気が狂ってますが。
それにしても朝日記事タイトルは酷いですね、本文も酷いけどタイトルだけで絶句します(もちろん酷いのは「朝日が」ではなく「朝日が描き出す安倍とトランプの姿が」ですが)。
何ですか、「米国の要請で首相が選考委員会に推薦」て。そんな要請に唯々諾々と応じるようでまともな外交なんか出来るのか。しかも「頼んだ相手がメイ英国首相でも、マクロンフランス大統領でも、メルケルドイツ首相でも、トルドーカナダ首相でも、韓国・文大統領でもなく安倍」「安倍なら何言っても絶対に断らない」てどんだけ安倍もなめられてるのか。
そして自分から「頼むわ、安倍」と要請したのに、そのことに演説では何一つ触れないトランプ。
しかし、ここでの黒坂のツイートも「あんた、バカ?」ですね。いや黒坂はバカだと思いますけど。
まず第一に何で「結果的に北朝鮮の中距離核を黙認することを応援する事になってしまうような」なのか。トランプははっきり「非核化を目指す」といってるわけです。「ICBMじゃなきゃ核持ってもいいよ」なんていってない。
第二に「ノーベル平和賞推薦は論外」としても現時点で米朝交渉してるのに、「米国の友好国・日本」が「そんなんやめろ」と全否定発言が言えると本気で思ってるのか。そんな国はどこにもないと思いますが。
黒井のような「全面非核化でないと意味がない(俺個人はそう言う立場ではないですが)」という立場に立っても、せいぜい「全面非核化を目指す」とトランプが言ってる現時点でできることは「全面非核化をして下さい」とトランプに釘を刺すことでしかない。
第三にこの件で一番問題なのは「評価はおいとくとして(黒井)」ではなくまさに「手紙を送ったことの評価」ですね。
「俺の米朝首脳会談のせいで日本や朝鮮半島は安全になった、北朝鮮はミサイル発射や核実験をしなくなった。恩義に感じて日本首相のお前が俺をノーベル賞推薦くらいやってもええんと違うか?。それくらいのことができへんのか?」とジャイアン「トランプ」にすごまれて「分かりました、推薦します」という「スネ夫」安倍。
「お前常日頃、米朝首脳会談についてそんな評価してへんやん。日本共産党の方がよほど米朝首脳会談を評価してるがな」「トランプにすごまれるとすぐにへいこらするって自尊心なさ過ぎやろ。お前の沖縄基地問題に対する態度の理由がよくわかった」「大体、温暖化協定から脱退したり、移民差別したり、イスラエルに過剰に肩入れしたりして国内外から『世界の平和をぶち壊しにしてる』と批判あびてるトランプがもらえるわけないやろ。何でそこで『朝鮮半島問題でもらえるとしたら文在寅大統領じゃないですか』といえない?」ですね。
これだと「ウチのイバンカを世銀総裁に推薦してくれないか*3」でも安倍なら「喜んで推薦させて頂きます」じゃないか。
ちなみにこの種の予想は必ずしも当たりませんが
ノーベル平和賞、エチオピア首相が最有力と予想 国際平和研究所所長 - 毎日新聞
「ノーベル平和賞ウオッチャー」として知られる国際平和研究所(オスロ)のウーダル所長は15日までに、今年の平和賞受賞者予想を発表、有力候補のトップにエチオピアのアビー首相*4を挙げた。国境線を巡り紛争に発展した隣国エリトリアとの関係正常化に尽力したことが評価に値するとした。
ミャンマーでロイター通信記者が国家機密法違反罪に問われるなど、世界各地で報道の自由を脅かす動きが見られる中、有力2番手に国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」を選んだ。
だそうです。