「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(7/8分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

千鳥ヶ淵を訪れたケリー国務長官ヘーゲル国防長官
産経新聞『米の国務、国防両長官が千鳥ケ淵墓苑に献花 外務省「聞いたことない」』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131003/plc13100312540004-n1.htm
 「靖国に行かずに千鳥ヶ淵に行った」「今後靖国に行く予定はない」ということが何を意味するかは安倍ですらわかってるでしょう。
 「戦没者追悼なら靖国でなくてA級戦犯のいない千鳥ヶ淵でやれ、中国や韓国といつまでももめるな、米国の国益が害される」という米国の政治的アピールです。「靖国はアーリントンと同じ」という安倍の強弁に「むしろアーリントンに近いのは国営の千鳥ヶ淵」とだめ出ししたと言うことでもある。
 安倍の暴走は米国の閣僚にここまで政治的アピールさせる羽目になってしまいました。安倍政権でなければ「今も野田政権」だったり「安倍が復権できず、谷垣政権」だったらこんなことはなかったでしょう。
 「米国が安倍をまるきり信用していないこと」&「米国が動かないとどうにもならないという危機感」の表れでしょう。「一応何度も参拝するなと釘を刺したが安倍では不安だ。このぐらいやらないと安倍は我が国(米国)の考えがわからない。これだけやってもわかるかどうか」「出来れば動きたくないが、中韓や野党、マスコミの批判では安倍の靖国参拝計画が止まらない恐れがある。動かざるを得ない」という理解でしょう(なお、おそらく自民党ハト派公明党は批判が有効かどうか以前に最初から安倍批判する事すら米国に期待されていない)。両長官が二人で千鳥ヶ淵に行ったのは「一人だけでは安倍は個人的行動と強弁しかねない」ので「オバマ政権の意思であることをアピールした」ということでしょう。
 この政治的アピールがなくても安倍は靖国参拝しなかったでしょうが、これでなおさら靖国参拝出来なくなったわけです。この政治的アピールを無視して首相参拝なんかしたら日米関係が最悪のものになることは間違いないでしょう。
 それでも島田ら産経右翼は「安倍首相は靖国参拝しろ」と言い続けるのでしょうが。なお、島田が今回のケリー、ヘーゲル氏の行動を「安倍への嫌がらせ」「中国、韓国とぐるだ」などとして非難するか、「アメリカポチとして無視し続けるのか」が気になるところです。


脱原発派(?)・小泉純一郎を非難しない島田
 菅直人氏や山本太郎氏が「脱原発」を唱えると罵倒してきた島田ですが、小泉元首相の脱原発論には何も言わないようです。島田の名誉のために言っておけば「小泉批判ができない原発推進派」は島田だけではないですが。事情はどうアレ、安倍を官房長官、幹事長として引き立てた男・小泉を批判するわけにも行かないのでしょう。もちろん非難しない理由には、現時点では小泉氏の本心が「本当に脱原発か怪しい」というのもありますが。
 小生は小泉という男を「党利党略しかない男」と見なしているので今回の件を「正義心からの行為」とは全くみなしていません。
 安倍のIOCでの「汚染水コントロール発言」後も「明らかにコントロールできてない状況」を見て「早めに安倍から距離を置いた方がいい」「その方が息子・進次郎(今回の改造人事で復興副大臣)のためにもなる」と考えたのでしょう。「支持率を下降させるであろう消費税増税」に安倍が乗り気であることも小泉氏のこうした政治的計算に拍車をかけたのでしょう。ただこの計算が当たるかどうかはわからない(小生はアンチ安倍ですのであたってほしいですが)。
 計算が外れた場合は小泉氏は簡単に原発容認派に変節するでしょう。そう言う意味で、読む・考える・書く『小泉純一郎脱原発発言を理解する必要はない』(http://d.hatena.ne.jp/Vergil2010/20130923/1379912827)と言う主張には小生は賛同しがたいですね。あの種の詐欺師におつきあいするのはあまりにもリスキーすぎる。


参考
朝日新聞『「脱原発」小泉氏に宿敵エール 菅元首相は「大歓迎」』
http://www.asahi.com/politics/update/1003/TKY201310020860.html
 菅氏からすれば「小泉氏の本心が何であれ」大歓迎なのでしょう。本心ならありがたいが本心でなくても「自民党とは小泉氏のようないい加減な人間が原発政策をすすめてきた」と非難のネタに出来るからです。とはいえ俺だったら前に書いたように「反省が不十分だ」「何故もっと早く言わない」と仙谷氏(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/131004/stt13100417350002-n1.htm参照)のように小泉批判ですかね。菅氏のような政治家が「こういう動きをすること」は彼の勝手ですが、俺個人はこういうリスキーなことはしません。


■安倍の『紛争地の性被害者支援』に島田らは何というのか?
産経新聞『紛争地の性被害者支援 首相、国連総会で表明へ 人権重視アピール』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130818/plc13081814300010-n1.htm

日本は慰安婦問題をきっかけに「女性の人権を軽視する国」との誤解を受けることが多く、国際社会に未来志向で人権重視の姿勢をアピールする狙いがある。

まあ、そういうことです。「安倍が慰安婦の違法性を否定したがってる」「女性の人権を軽視する男」というのは誤解でなくて「正解」ですが、そういう国際的安倍批判に耐えかねた安倍が「慰安婦問題で反省の意を示すことなく」イメージアップしようと側近(菅官房長官ら)や外務省と相談して出来たのが「現在進行形の性暴力問題に取り組む国連機関に日本が経済支援する」という案だったのでしょう。
 「現在進行形の性暴力問題に取り組む私(安倍)が、過去の性暴力問題・慰安婦に無反省なわけがない」という宣伝。だから国内の性被害者支援なんか安倍は多分やらないんじゃないか。
 まあ、国連拷問禁止委員会の「河野談話否定論撲滅に取り組め」と言う勧告に「法的拘束力はない」と居直っちゃった時点でこんなことをしたところで多少評価がアップしたとしても、「安倍の評価が100点満点」になることはありえませんが。それはともかくこれでわかるように「安倍周辺や外務省」はよかれ悪しかれ島田ほどバカじゃないわけです。安倍はバカですけどね。安倍周辺や外務省はともかく、安倍じゃこの案は思いつかないでしょう。安倍周辺や外務省がそれなりの手を打ってるから、まだこの程度で済んでる(ま、現時点でも相当酷いですが)のであって、安倍に好き勝手やらせたら恐ろしいことになるでしょう。
 動機はともかく今回の件、やること自体は何の問題もないでしょう。なかなかの名案です。安倍批判派もこれ自体は文句のつけようがない。やる動機が「慰安婦問題での右翼ぶりをごまかす」という黒い代物だし、「これを口実に慰安婦問題でバカやられても困る」のでそこは批判しますけどね。
 で、これについての朝鮮日報記事。

朝鮮日報『安倍首相、紛争地の性被害者支援で慰安婦批判かわす狙い』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/08/19/2013081901011.html

 そういう風に韓国が安倍を見るのは当たり前です。ブラック企業ワタミカンボジアに学校作るのと同じで、「自分のブラックさ」をごまかす弥縫策でしかない。もちろん「カンボジアに学校作ること」も「国連の性暴力被害者支援機関に金出すこと」もそれ自体は悪じゃない。それどころか「善行」ですけどね。
 しかしこれに島田はなんて言うんですかね。
 「国連を通じて性暴力被害者に支援する安倍さんが慰安婦に対するセカンドレイパーの訳がない」というか。
 それとも「余計な金を出すな、こんなことしても慰安婦デマの撲滅に役立たない」とでも言うか?


■島田のツィート(2013年9/29)

中国に進出するのは勝手だが、「反日略奪に遭うと困るので安倍首相は靖国に行かないで」など曲がったことだけは言わないでもらいたい。
時事:売り上げ目標は再引き下げ=高島屋上海店、正式開業
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201309/2013092800327&g=int

 曲がったも何も、そういう発言がされたとして当然の発言じゃないですか(今のところそういう発言はないようですが)。しかも
1)靖国参拝に抗議してるのは中国だけではない(例:韓国)
2)靖国外交問題以外にも政教分離原則問題や富田メモ問題がある
んだから中国の抗議がなくたって、反日デモによる日本企業襲撃がなくたって首相参拝なんかすべきじゃありません。ま、さすがの安倍も参拝しないでしょうけど。それにしても「高島屋が襲撃されてでも首相が靖国参拝しなければならない理由」なんてものを島田はまともに説明できるんでしょうか?


■島田のツィート(2013年9/27)

中共北朝鮮と同根であることがよくわかる。
時事ドットコム:安倍首相発言に反発=横暴さ「成長過程」−中国党機関紙
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201309/2013092700515&g=pol

軍国主義と呼びたければ呼べよ」などと挑発的発言する安倍が悪いのですがもちろんそういう理解は島田にはありません。しかし安倍という男は正気なんでしょうか。


■島田のツィート(2013年9/22)

制裁を発動すべき。理不尽な言い掛かりに無策の日本であってはならない。

 島田の言う「韓国の理不尽な言いがかり」とは
1)慰安婦問題での安倍政権非難
2)東北水産物の禁輸措置、だそうです。
 2)について小生は科学音痴なので意見は保留します(ただ汚染水問題をまともに解決できないで海に流してるていたらくで良くそんな事が言えるとは思いますが。海に汚染水を流すから禁輸措置になるんですが)。「過剰反応」なら禁輸措置は辞めるべきでしょうが過剰かどうかよくわからない。
 しかし1)は明らかに安倍が悪いし、いずれにせよこんなことで報復制裁措置なんかとれるわけがない。2)については日本政府は「場合によっては、不当措置としてWTO提訴*1することがあるかも知れない」としていますが、強硬措置をとるとしてもそれが関の山でしょう。WTO提訴以上のことが出来ると思えないしすべきでもないでしょう。


■島田のツィート(2013年9/21)

確かに、緊張感の欠如は否定しがたい。
首相の防護服に「安部*2」の名札 自民党会合で「笑い事ではない*3
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/685493/

 記事を信じれば安倍も視察場所で「第三者から指摘されてはじめて気付いた」んだからお粗末の限りです。安倍もバカなのであって東電を一方的に非難できない。
 にもかかわらず

党資源エネルギー戦略調査会の会合で、会長の山本拓*4衆院議員は「この間違いが全てを表している」と、東電や経済産業省資源エネルギー庁の体質を批判した。

と言うんだから山本氏は馬鹿すぎて話になりません。視察当日、第三者から言われるまで気付けなかった安倍の馬鹿さはスルーですか?。東電や資源エネルギー庁の体質が問題って他人事みたいに非難する資格が自民党にあるんですか?。こんなつまらないことより汚染水問題などをもっと騒いだらどうなんですか?
 名前間違いは褒められた事じゃありませんが「だから事故が起きる」なんて短絡的な決めつけも大概にして欲しい。そしてその理屈だと安倍が第一次内閣で殉職警官・宮本氏の名前を、葬儀の場において「ミヤケさん」と何度も間違って発言したことも「体質の問題」なんでしょうか?
 なお、島田の言う「緊張感の欠如」には主語がありません。もしかしたらこの主語には「視察当日、第三者から指摘されるまで気づけなかった安倍」も入るのかも知れません。いくら激務の首相とは言えお粗末な奴だなと言う批判なのかもしれません。


■島田のツィート(2013年9/14)

なぜ台湾?まず中国、イランあたりで言ってくる勇気が欲しい。
@時事:脱原発運動にエール=台湾で菅*5元首相
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201309/2013091300962&g=soc

 「なぜ台湾?」ってそりゃ台湾の脱原発運動に「成功の見込みがあるから*6」でしょ(記事にはそこまで書いてませんがもしかしたら台湾の脱原発運動の側が菅氏を招いたのかも知れません)。成功の見込みがあるところからやっていくのが普通の人間でしょう。「成功の見込みが高いかどうかより原発推進の意志の強い政府*7からやっていく、そういう政府なら攻撃も激しいだろう」ってこういう運動は別に「原発推進政府相手に、脱原発で喧嘩売れる俺って強いな」「俺の強さをアピールするために一番弾圧が厳しそうな所に行ってくるぜ」ってそういう話じゃないんですが。「道場破りの腕自慢」と勘違いでもしてるのか?
 島田みたいなバカでも福井県立大なら教授になれるんですね。ま、島田的には「台湾政府を批判するな」って言いたいだけなんでしょうが。「台湾は原発持ってもいいけど、中国とイランは持つなby島田」ってのも無茶苦茶な話です。

【追記】
産経新聞『菅元首相、台湾で講演 「次世代に原発ない社会を」』
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130915/stt13091509540001-n1.htm
 上で「市民団体が菅氏を招いたんじゃないか」と書きましたがやはりそのようですね。押しかけ講演会なんてあるわけないですからね。「台湾滞在日本人が招いた」のか「台湾人にも菅氏の脱原発は有名」なのか知りませんが。
 ま、自称「親台湾」の一人・島田ですが、こういう自分に都合の悪い台湾人は島田は「脱原発だけでも許せないが菅を講演させるとは何という愚か者か」と言い出すんでしょうね。


■島田のツィート(2013年9/12)

私生活は別にして、官房副長官という要職にある世耕氏*8には、民主党的曖昧要素を払拭してもらわねばならない。
与野党超えた愛…自民・世耕氏と民主・林氏*9結婚 (読売)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130911-OYT1T01010.htm?from=tw

島田のことだから「世耕氏の前に、林氏が完全に屈服した、林氏の自民入りも近いだろう」「次の内閣文科相・林氏が自民入りでは海江田の面子も丸つぶれ」と喜ぶかと思いきや、意外なツィート。世耕氏が嫌いなんですかね?

二階のような媚中派は、まだまだ自民党内にも根を張っているようだ

何故島田が二階氏の文句を言うかと言えば氏が

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/683409/
 自民党二階俊博*10総務会長代行は11日、名古屋市で講演し、五輪招致に関し「苦戦した原因は近隣諸国とうまくいってなかったからだ」と指摘。「五輪招致のために努力した情熱の半分でもいいから、対中国や対韓国でもいろいろ努力すべきだ」と苦言を呈した。

から。まあ正論*11ですが、安倍批判なんかどんな代物でも島田が認めるわけがない。
 まだまだ安倍批判として「ぬるい」と思いますがこういう発言自体はいいことだと思います。自民党内の誰もこういう事を言わなかったらその方が恐ろしい。

メディアはこのニュースを淡々と報じすぎだろう。南から北への核ミサイル資金提供であり、批判的角度からの取材が欲しい。
開城工業団地、16日から操業再開で合意
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130911-OYT1T00411.htm?from=tw

「淡々と報じてる」のは「十分予想可能なニュース」で、かつ「誰も問題があると思ってない」からです。むしろ「団地を正式に廃止」なんかしたら大ニュースになるでしょう。


■島田のツィート(2013年9/5)

早く民主党を分裂させ、公明党に代わる保守的理念の補完集団を得るためにも、安倍首相には、憲法改正運動に乗り出してもらいたい。

民主党内極右と「維新の怪(維新の怪だけは全員極右です)」と「みんなの党内極右」で極右新党(島田の言葉だと『保守的理念の補完集団』)を作って自民と連立して欲しい』
『そうすれば公明と縁が切れるのに』『そして明文改憲を叫べ』という島田。
 ここからは
1)島田が公明党を嫌ってること
2)島田は民主党内主流派は「島田ほどの極右ではない」ので、嫌ってるが松原仁のような傍流極右は大好きであること
3)島田が自民党や安倍を必ずしも評価していないこと
4)島田が明文改憲論者であること
がわかる。
 3)について少し説明。島田が安倍や自民党を評価してれば「極右新党が出来れば」なんて夢みたいなことは言わないだろう。出来る保障はどこにもないし、仮に出来なくても「衆参両院で自民が過半数を抑えてる」以上、島田に今の自民や安倍に不満がなければ何の問題もないからだ。またそんな事はないだろうが「極右新党が安倍寄りも高い支持を得てしまったら」、安倍信者・島田の立場上困ったことにもなる。
 「今の安倍や自民」に不満を感じるからこそ「極右新党の夢」を語るわけだ。であるにもかかわらず島田が正面切って安倍批判しないのも実に面白い。「安倍が好き」というより右翼の世界に「安倍批判できない同調圧力」でもあるのではなかろうか?

菅直人といい反原発イデオローグには詐欺師が多い。ペテンがペテン師を呼ぶということだろう。
山本太郎氏“ウソ上塗り”男児誕生は参院選投開票日 「罪の意識」は…
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/681726/

やれやれです。「汚染水漏れはない」と言い続けて後で「実はありました」という東電の方がよほど嘘つきではないのか。
 九州電力やらせメール事件(詳しくはウィキペディアを参照して下さい。説明は省略します)などやらかした九電の方がよほど嘘つきではないのか。
 そして菅氏のどこが嘘つきなのか?。むしろあることないこと*12菅氏の悪口を言って菅氏に名誉毀損で訴えられ「判決前だがほぼ敗訴確実の男」「ろくに菅氏に反論も出来ない無様な男」安倍の方こそよほど嘘つきではないのか。
 また夕刊フジが嘘つき呼ばわりする山本太郎氏の件だって何がウソなんだかさっぱりわかりません。
 離婚や出産を語らないとそれがウソになるのか?。別に政治家がプライベートなことなど語る必要はないし、知りたいとも俺は思いません。これが「妻への酷いDV」「しつけの口実で児童虐待」など人間性を疑わせる事実がプライベートに隠れていたというなら話は別ですが記事を読む限り、「ただののぞき趣味」でしかないようです。そんなものに山本氏が応じる必要はどこにもないでしょう。


■国家基本問題研究所の「自著自賛」が酷い

http://jinf.jp/books
【自著自賛】 西洋人の神道観ー日本人のアイデンティティーを求めて
河出書房新社
 国基研理事 平川祐弘
 明治の開国以来、来日した西洋人はわが国の宗教をどのように観察したか。これら外国人の神道観を論ずることで、日本人の自己の内なるものを見定めようとしたのが本書です。

 『外国人の神道観を論ずることで、日本人の自己の内なるものを見定めようとした』って、我が国には神道以外に、仏教、キリスト教儒教が有力な思想、宗教としてあったんですがそれを無視できるのがすごすぎます。

昭和天皇が亡くなられたとき私はご神木が倒れたという印象を受けました。

 国家基本問題研究所関係者のような右翼はそういう感情でしょう。日本人のはしくれの俺は「昭和天皇に敬愛の念なんて全くない」ので、全くそんな感情はありませんが。大体下血なんか出してる時点で明らかに、昭和天皇は寿命が尽きつつあるわけですから。死ぬ前から「あの人は長くない」と覚悟させられますよ。小生は「下血がどうとか」なんて報じていいのかと当時、思いました。だって「(おそらくガンで)事実上死亡フラグが立ってること」を認めてるのも同然ですから。

 私は神道の大祭司ともいうべき天皇御一家の宗教的特性については日本国家の基本法にはっきりと明記すべきことではないかとも考えております。

 国家基本問題研究所の面子は本当に異常な人揃いです。
 そんなことしたら思いっきり政教分離原則に抵触します。「国の象徴が宗教的権威であるべし」って、チベット解放前のダライラマかよ。バチカン市国(一応、国)のローマ法王かよ。日本がそんなんでいいわけないだろ。
 大体、「戦後」の天皇は「神道の大祭司」じゃないし。有名な話ですけど現皇后は確かクリスチャンのわけです。
 まあ、戦前はいわゆる「神道・非宗教論」で大祭司だったかもしれない。そして戦後が「戦前のそうした性格が完全に払拭できたか」というと右翼や神社関係者の抵抗もあってかなり曖昧です。戦前と全く同じではないが、かといって戦前色は残っている。天皇家の行事の中には「政教分離に抵触する疑いのあるもの」がたくさんあるわけです。
 ただそれを「政教分離を緩和する方向」で解決しようというのは考え方が間違ってるわけです。
 むしろ「宗教色を厳格に排除」しないといけない。


■米国レーガン保守と日本の再生(1)―国基研&正論共同企画
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3198231/

ブッシュ政権は、約10日後の6月26日、北朝鮮のテロ指定解除に向けた手続きを開始する旨発表する。記者団から感想を聞かれた福田は、次のように答えている。

福田
 北朝鮮の核の問題が解決をする方向に進むというのであればね、それは歓迎すべきことですよ。
記者
 総理自ら、ブッシュ大統領テロ支援国家指定解除の取りやめをお願いするということはありますでしょうか。
福田
 いや。核の問題が解決するのであれば、それは望ましい事ではないんですか。我が国にとっても。ですから、そういうのであれば、歓迎すべきことなんですよ。ね、あとは拉致の問題を解決するということです。そしてまた、核と拉致の両方を解決するためにも日米関係は大事だと申し上げています。

 指定解除のマスコミ発表に当たっては米国も事前に日本に連絡し、日本側も何らかの意見を述べてるでしょう。である以上、マスコミ発表されてから「解除撤回」を米国に要望しても何がどうなるものでもない。福田氏に質問した記者はその程度の事もわからないんでしょうか?

チェイニー*13は次のように報告している。

チェイニーはネオコンですからね。そりゃ交渉路線をよくは言わないでしょう。チェイニー路線の方がいい成果が出たなんて根拠はどこにもないんですが。大体そんなに文句があるなら副大統領を抗議辞任でもすればいい。任期一杯勤めた癖に何を抜かしてるんでしょうか。

中東で厳しい状況が続く中、東アジア情勢を複雑化させたくない

普通そうでしょう。島田ら右翼は「北朝鮮問題で米国の協力を得るためにはイラク戦争を支持せざるを得ない(実際には単にアメリカに逆らう度胸がないだけでしょうが)」などとしていましたが実際には全く逆で「イラク戦争の存在が対北朝鮮外交に縛りを加えていた」わけです。


小泉進次郎よ、理念も語る存在であれ
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3197670/
・今回の安倍の副大臣政務官人事はかなり大幅に副大臣政務官を変えており、おそらく「選挙が当分ないことでいい気になった安倍」による「安倍カラー人事」、つまり極右色濃厚な人事でしょうが小生無知でよく知りませんので今後の動向に注目したいと思います。
 少なくとも島田にとっては「××さんが副大臣(あるいは政務官)になってよかった、これも参院選挙勝利のおかげ」云々と書きたい「極右的な人間」はいなかったようです。
・小泉jrは島田の言う「理念を語る存在(要するに安倍晋三並みの極右)」にはおそらくならないでしょう。ただしたとえそうであっても島田が小泉jrを批判することはないでしょう。ちなみに今回の副大臣政務官人事では「石原慎太郎の三男(父親並みの右翼だったら外交阻害要因ですがどうなる事やら)」が外務大臣政務官になってるので「石原万歳の島田」が「お父さんを見習って中国にがつんともの申せ」などと何か言うかと思いましたが今のところ何も言う気はないようです。また以前「四国のノムヒョン」(http://island.iza.ne.jp/blog/entry/263526/参照)とまで罵倒していた後藤田正純氏が内閣府副大臣になったので「たかが副大臣とは言えあんな奴を政府の役職に登用するとは」でも言うかと思いましたが、これまた今のところ何も言う気はないようです。
 なお、島田の大嫌いな公明党からももちろん副大臣政務官は選ばれています(誰が選ばれたかまでは面倒なのでチェックしていませんが)。島田の期待する「公明斬り」なんかあるわけもないわけです。 


■「慰安婦を侮辱」でパックネを侮蔑 ツイッター+α(130929-30)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3196753/

「日本が慰安婦を侮辱」と虚偽を言うことで、パックネを侮蔑する日本人が増える*14という現実が、この愚人*15にはどうしても理解できないらしい。

書き換えてみよう。
「韓国人が日本人を(慰安婦問題で)侮辱」と島田ら日本ウヨが虚偽を言うことで、日本を侮蔑する外国人(韓国人に限らない)が増えるという現実が、この愚人・島田にはどうしても理解できないらしい。」
 国連のクマラスワミ報告、マクドガル報告や米国の下院決議は島田の目には見えないのか?
 また読売記事にはヘーゲル国防長官が「慰安婦問題での日本の対応に問題はない、などと朴氏に言った」という記述はなく、ヘーゲル氏も安倍政権の対応におそらく不満を抱いてるだろうがそういう理解も島田には出来ないらしい。


石原慎太郎氏が見る安倍政権の現状
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3195254/
 石原が産経で「安倍君はいつまで公明党に遠慮してるんだ。とっととあんなもん切り捨てて明文改憲しろよ」と吠えまくり、そうだそうだと島田も言ってるという話です。
ここからは
1)産経、石原、島田が「当面明文改憲はしない」という安倍の態度にいい加減いらついている
2)そうなる元凶は公明党だとやたら公明党を敵視している
というのがわかります。産経や島田はともかく、石原の立場だと知事時代には公明党から選挙支援も当然受けてるしここまで罵倒できないはずなんですけどね。

この石原氏の論には、ほぼ全面的に賛同できる。
(中略)
頼りない閣僚である息子*16に活を入れるような質問もあればベストだが。

これは島田の発言。島田が石原jrとその父親石原慎太郎に嫌みを言ってるわけです。
以下は石原の発言です。

 安倍晋三首相はよくやってくれたと思う。東京電力福島第1原発の汚染水問題はブラジルのサンパウロに行ったときにもどこの外国人にも「大丈夫か」と言われるほど関心が高かったが、首相のオーソリティー(権威)でピシャッと切ってくれた。都知事くらいの者が言ってもメディアは納得しなかっただろう。

 太字強調は小生がしました。今も自分が都知事だったとしてこれと同じ事を石原は言うのか。たぶん言わないでしょう。おそらく「俺の説明のおかげだ。それにプラスアルファで安倍君がだめ押しした」とでもいうんじゃないか。結局、今の猪瀬に不満があるから「都知事くらいのもの」と言うんでしょう。石原の維新は思ったほどに伸びてない。つうか堺市長選敗北で本当に今後が危うくなりました。
 で、そういうこともあって猪瀬は「副知事時代」と違って石原に距離を置いてる。そういう不満がこの言葉に出ているんでしょう。石原は内心では都知事辞任を後悔してるんじゃないか。
 「俺が都知事を辞めても俺にとって問題ない。俺には人気があるし、自民党には俺の息子が幹部でいる。忠実な部下・猪瀬も俺を応援してくれるだろう。今、維新代表になればうまくいけば自民との連立で閣僚になれるかも知れない。いつまでも知事で終わりたくない。最後に一花咲かせたい」とでも思っていただろうに当てが外れて凋落の一途だからです。息子も猪瀬も全く頼りにならない。息子は無能だから、猪瀬は「現職知事時代ならともかく少数野党の党首に媚びたってしょうがない」という冷酷な判断からですが。
 また、都議選の維新惨敗で「石原人気」のかなりの部分は「石原が現職知事であることによる自公や財界の支援」、つまり石原個人の力ではないことが明白になったわけです。

5月のトルコ訪問時もなかなかうまいリカバリーショットをしてくれた。

 五輪招致において、トルコ相手に失言した猪瀬への嫌みです。石原が都知事を辞めたら冷たくなった猪瀬に対して「あの野郎、絶対に許せない」とまで腹を立ててるんでしょう。
 しかし「猪瀬失言を安倍さんがフォローしてくれた(石原)」って猪瀬も「確かに俺は失言したけど、あんたに言われたくねえよ。あんたの方が失言大王じゃねえか」位思ってるでしょう。

今回は宮内庁も協力してくれた。

宮内庁の協力(つまり招致活動への皇族の協力)は招致成功に関係ないと思いますが都知事時代に宮内庁の協力が得られなかった石原としては「招致失敗は俺が悪いんじゃない、宮内庁が悪い」と言いたいんでしょう。

官僚はよく「石原さんは官僚好きじゃないのはよく分かっています」と言うけど、官僚は嫌いじゃなく、軽蔑しているだけだ。

という石原ですが都知事時代、全然都庁に出勤しないで自宅勤務ばかりだったことがマスコミ報道で判明しています。要するに「部下の官僚が優秀でなければとても都庁は回らなかった」「石原はほとんどの仕事を官僚に丸投げしていた」ということで本来、こんな事が言える立場じゃありません。つうか表ではこんなこと言いながら裏では「君らには本当に感謝している」とでも都庁のお役人にお世辞言ってるのが石原じゃないか。まあ、石原だと本気で「官僚に丸投げしてる分際で、本当に官僚の悪口ばかり」と言う常人には理解できない行為をしている可能性もありますが。

「継続性と一貫性が私たちの取りえです」と胸を張ったって、この変化の時代に新しい発想が出てくるわけがない。
(中略)
 企業においてはなおさらだ。

 そんな事で胸を張ってる官僚がどこにいるんですか。石原の脳内官僚にすぎないでしょう。
 そして「継続性と一貫性」だって当然大事なわけです(もちろん民間においても)。
 今までの方針を変える場合も「何故変えるのか」をまともに説明できないのでは話になりません。まともに説明できるのならばそれは立派に「継続性、一貫性」があるわけです。言葉の正しい意味での「継続性、一貫性」とは「惰性で従来の慣習をいつまでも続けること」ではない。
 石原のように「とにかく変えればいい」では混乱するだけです。そんな無茶苦茶な代物なら「惰性で従来の慣習を続けること」のほうがまだマシでしょう。企業云々という石原ですが石原みたいなデタラメな男に企業経営ができるわけがないし、実際やってない。

1年前に会った彼と比べると、今は一寸トーンダウンしたな。
昨年の自民党総裁選前に安倍君と食事したんだ。意気軒高としていたから随分、期待した。
このとき、憲法について安倍君は「変えなきゃいけないです」とはっきり言った。「『破棄』って言ってくれよ」と言ったら、「そういう言葉はちょっと激しい」とも言ってはいたが…。

政権を取る前はふかしまくるが取るとトーンダウンするというのはいつもの安倍です。ただ野党時代の安倍ですら「憲法破棄って言ってくれ」という石原の暴言には「ちょっと無理ですよ」と言う程度の常識はあるわけです。どれほど石原に常識がないのかって話ですが。

 尖閣問題については例えば「果たして施政権は及んでいるのか。具体的なものを示す必要があるのではないか」と聞きたいな。

尖閣灯台とか箱物でも作って欲しいんでしょうか。全く非常識な男です。

安倍君は、内閣法制局長官を代えるよりも公明党を(連立相手から)代えたほうがいいんじゃないの

そして「俺と連立してくれ」という自分勝手な話でしょう。安倍が石原みたいな「安倍すら上回る極右で、おまけに自分勝手な男」と手を組むわけもないでしょう。そんなことをしたら、安倍が石原の自分勝手な言動で迷惑するのは目に見えています。石原は今完全に落ち目だし安倍が石原と手を組む理由は何もない。


■韓国を絶頂的興奮(ejaculation)に導く戦略的発想を―河野談話の早期見直し
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3194567/
・もちろんそんな事はすべきでないと思います。
 しかしそれ以前に、辻元清美*17議員の「第一次内閣同様、第二次内閣も河野談話を踏襲するのか」という質問に「踏襲する」と閣議決定し答弁しているのにどうして今更撤回なんか出来るのか。出来るわけがないでしょう。
 島田は「見直し」と強弁していますがもちろん「撤回」のことです。安倍からすれば島田のような存在はもはや「迷惑」以外何物でもないでしょう。
・とはいえこんなことになるのも「2012年11月に国家基本問題研究所が米国地方紙に出した慰安婦違法性否定広告に安倍が連名するから」であって自業自得ですが。
・それにしても「韓国を絶頂的興奮*18」ってむしろ島田らウヨの方が「河野談話撤回で絶頂的興奮を味わいたい」んじゃないですかね。
 なお、この「ejaculation」は辞書を引くと「絶頂的興奮」などとは書いておらず「射精」と言う訳が出てきます。要するに「絶倒的興奮」というのは島田流の婉曲表現で本当は「射精」のことなんでしょう。常日頃下品なことばかり書いてるのにこんなところで婉曲表現を使ってもねえ。
 しかし何で「河野談話撤回」から射精なんて事を連想し

一旦エクスタシーに達すれば、興奮はいつまでも続かない。俺は一体何をしていたのか、早く本来の仕事に戻らねばという気にもなろう*19
河野談話修正こそが、日韓関係を一瞬の嵐の後の平静に導くのである。

というのかわけがわかりません。「韓国の激怒」がどうして「韓国にとってのエクスタシー」になるのか。むしろエクスタシーとは逆の感情「不快感」を感じるに決まってる。本当に韓国に「絶頂的興奮」「エクスタシー」を感じて欲しいなら「慰安婦問題で韓国の納得を得られるような道を交渉で見いだすこと」でしょう。もちろん河野談話撤回なんて論外です。ただしそうした交渉路線を島田は支持しないでしょうが。
・むしろ河野談話撤回で「エクスタシー」を感じるのは島田のようなウヨの方でしょう。もしかしたらそのときは冗談ではなく、本当に歓喜のあまり島田らウヨは射精してしまうんじゃないか。


黒田勝弘*20を招いてのシンポジウム―嫌韓派でなく愛韓派の韓国批判
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3193855/
 黒田や西岡が韓国を愛してるとはとても思えませんが仮にそうだとしても「主観的な愛」が「客観的にも愛である」とは限りません。「ストーカーの愛」なんかはストーカー被害者にとっては迷惑以外何物でもないわけです。

 菅義偉官房長官は26日午前の記者会見で、韓国の与党議員らが旭日旗の使用を禁止し、違反した場合に懲役刑や罰金に処すとした刑法改正案を提出したことについて、「旭日旗のデザインは、大漁旗海上自衛隊の艦船の旗など日本国内で広く使用されている」とした上で、「軍国主義の象徴という指摘は当たらない。大きな誤解がある」と述べ、強い不快感を示した。

 日本軍の旗だったわけだし、右翼は「右翼的な理由」から旭日旗を振り回してるわけだし誤解ではないでしょう。少なくとも「右翼」は軍国主義の象徴と言われても仕方のない使用法をしていると思います。まあ、だからといってさすがに「刑事罰付きの旭日旗禁止法案」なんて支持しませんけど。
 それにしてもこれは政府法案ではないし、当然可決する見込みも決して高くはないのに「不快感」なんて今の時点で表明する必要はないでしょう。むしろ「今の時点」で不快感なんか表明したら「かえって可決される危険性が高まる恐れ」すらあるんじゃないか。せいぜい「与党に可決しないように非公式に申し入れる」程度で充分でしょう。


■油断のできないキャロライン・ケネディ駐日大使人事―日中の綱引き
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3192482/

朴正煕大統領は大政治家だったが、ただ単に父の威光を借りて政界で上昇した娘朴槿恵

・当選時は絶賛してた癖に自分の思い通りに行かないと無茶苦茶な罵倒です。
「朴クネなら安倍さんの靖国参拝を容認すると思ってた」「朴クネなら安倍さんの河野談話撤回を容認すると思ってた」「だって彼女の父・朴チョンヒと安倍さんの祖父・岸信介さんは政治的ダチだから」って勝手な決めつけをしたあげく、勝手に失望されても向こうも迷惑でしょう。まあ、そもそも彼女は自らの政治信条において「安倍の暴走を認める気など全くない」でしょうが仮に彼女が「安倍の暴走を認めてもいい」と思ってるような「親日派・媚日派(?)」でも安倍の暴走を認められるわけがない。そんな馬鹿な事をしたら野党やマスコミの批判で政治生命が終わってしまいますよ。
・祖父(安倍の場合、岸信介元首相)や父(安倍の場合、安倍晋太郎元外相)は大政治家だったかも知れないが、当人は「威光を借りてるだけ」ってむしろ朴クネ氏より安倍だと思うぞ。
・つうか一国の元首(韓国大統領)に向かって、こんな失礼なことを「自称とは言え」国際政治学者が言うな。

米保守派が「最も過大評価された大統領」(the most overrated president)と呼ぶジョン・F・ケネディ

ま、保守派はケネディが嫌いなんだろうね。

そのまた娘というだけのキャロライン・ケネディ次期駐日大使

アメリカポチの島田が「駐日大使になることがほぼ本決まりの人」をここまで酷く罵倒するのはいかなる心境なんでしょうか。着任して問題行為を起こしてから*21批判しても遅くはないでしょうにね。
 まあ、前任のルース大使も「大統領オバマ氏とは親密な仲」でも「日本に大して人脈があるわけでもなく」また「外交経験があるわけでもない」のに大過なく勤めたんだからケネディ女史が「大々的な実績」を上げるかどうかはともかく、島田が罵倒するような事態にはおそらくならないでしょうね。

所詮“アメリカの仙谷由人*22オバマ

この言葉からは
1)なぜか島田にとって「まるで仙谷氏みたい」ということは非難の言葉であり、そのことは説明せずともわかって当たり前だと思ってる
2)島田にとってオバマ氏は評価に値しない
ということがわかります。しかし島田も「自称親米派」ならいくら「共和党シンパ」でも現職のオバマ大統領に対してはもう少しまともな物言いをすべきでしょうに。

右端がシューマー上院議員。「ワシントンで最も危険な場所はシューマーとカメラの間」(ボブ・ドール*23上院議員)といわれるほど顕示欲が強い。

やれやれです。シューマー議員の批判をするなら客観的な第三者の言葉を持ってきたらどうなのか。よりによって「対立する立場の共和党議員・ドール氏」の言葉を持ってくるんだから呆れて物も言えません。大体ドール氏の発言ってまともな批判と言うより誹謗中傷に近いですよね。


中国共産党の発表を信じるほど愚かであってはならない
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3191474/
 「中国の発表は常にウソだ」と根拠レスで決めつける方がよほど愚かだと思いますがそういう常識は島田にはありません。なお、この発表をどう評価するかは素人の小生には現時点では判断できませんので今後の成り行きに注目したいと思います。

ミャンマーテイン・セイン*24政権は政治犯の大々的釈放を実施した。それゆえ、この政権は信用できる

 単なる島田の言い訳に過ぎません。政治犯が全員釈放されたわけでは全くなく、島田ほど評価できる話では全くないでしょう。
 そもそも政治犯釈放などなくても「親日国」でありさえすれば島田的にはオールOKでしょう。極論すれば「中国が政治犯を全員釈放しようとも」島田が中国を評価することなどありません。


■書評:古森義久『いつまでもアメリカが守ってくれると思うなよ』
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3189289/
この本、幻冬舎が版元だそうですが、産経みたいな会社なんでしょうね。本気でやってるのか、商売かはともかく。
気になったので会社HP(http://www.gentosha.co.jp/shinsho/)を見たところ、まともそうな本もありますが異常そうな本もごろごろ。
古森の本の他にも、以下の通り、どう見てもまともじゃなさそうな本がたくさんあります。
・内藤明宏『なぜ中国はこんなにも世界で嫌われるのか』
副島隆彦陰謀論とは何か:権力者共同謀議のすべて』
 当の副島が「ロッキード事件CIA陰謀説」という陰謀論者なのでこの本自体が陰謀論でしょう。まともな本と思うとバカを見ます。
・福山隆・宮本一路『2013年、中国・北朝鮮・ロシアが攻めてくる:日本国防の崩壊』
 刊行日は2012年2月です。1年後にウソがわかる本を出版できる神経はおよそ理解できません。古森本を紹介する島田エントリの掲載は9/20で、島田エントリについてコメントする小生のこの文章も当然同時期に書いてるわけですが、「2013年中」、つまり3ヶ月後以内に「中国・北朝鮮・ロシアが攻めてくる」なんて思う人はいないでしょう。それとも東スポのタイトルのような代物で、本文は「かもしれない」なんでしょうか。本文が「かもしれない」なら一応、「攻めてこなくても本文に嘘は書いてない」と言い訳可能でしょうが「攻めてくる」と断言しているタイトルが大嘘ですよね。まあ、「かもしれない」でもあり得ない話ですが。
小林よしのり、有本香*25『はじめての支那*26論:中華思想の正体と日本の覚悟』
小林よしのり『日本を貶めた10人の売国政治家』
 小林にとって1位が「河野談話」の河野洋平*27氏、2位が「村山談話」の村山富市氏だそうです。つくる会教科書運動に荷担した小林らしいですが、要するにそういう本です。
・三浦佑之*28『金印偽造事件:「漢委奴國王」』
 言うまでもないですが偽造説なんて通説じゃありません。ウィキペ『漢委奴国王印』を引用しましょう。

ウィキペ『漢委奴国王印
■来歴
 金印の出土地及び発見の状態は詳細不明で、福岡藩主黒田家に伝えられたものとして明治維新後に黒田家が東京へ移った際に東京国立博物館に寄託された。
■偽造説
 発見の経緯に不自然な点があるとして、近世に偽造された贋作であるとの説が、これまで幾度も唱えられてきた。考古学的にいえば、出土がこれほどまでに不明確なものは本来ならば史料として扱うのは困難である。それが、史料として扱われてきたのは、ひとえに、『後漢書』の「印綬」がこれであるという認識だからに他ならない。
三浦佑之は著書『金印偽造事件―「漢委奴國王」のまぼろし』において、
・発見時の記録にあいまいな点が多いこと
・江戸時代の技術なら十分贋作が作れること
などを根拠に「亀井南冥*29による偽造」説を唱えた。
 それに対し、高倉洋彰*30
・漢代の一寸の実長が実証されたのは20世紀も後半であり、江戸時代以前にこれを知ることは困難である。官印の拓影や封泥などを測れば分かりそうに思えるが、出回っていた印譜集などを測ってもまちまちな数字になってしまう。
・もし、贋作者が漢代の官印が方一寸であるのを知るとしたら『漢旧儀』から得たとしか考えられないが、その『漢旧儀』には蛇紐は載っていない。もし偽物を造るなら、『漢旧儀』に載った亀紐か、駱駝紐にするはずである。また、蛇紐には前漢から晋代までの時代により明確に4段階に分けられるが、漢委奴國王印はその変遷に違和感なく収まる。江戸時代に蛇紐の時代的変遷を知ることは不可能である。
・「漢委奴國王」の文字も、偽作するなら『後漢書』の記述に従って「委」を「倭」にする方が自然である。更に「王朝名+民族名+部族名+官職名」とする印文の構成は、匈奴印や叟印と一致しており、これが偶然の一致とは考えられない。
などを論拠に、江戸時代及びそれ以前においては、日本国内はもとより中国であっても知識と情報量が圧倒的に不足しており、偽作は不可能としている。
 また、安本美典*31は、高倉同様、偽物に「倭」ではなく「委」を使用するのは不自然とする。また同一工房で同時期に「廣陵王璽」と「漢倭奴国王」の金印が製作されたとして偽造説を退けている。

 話が島田エントリからずれましたが島田エントリに突っ込んでみましょう。

拓殖大学日本文化研究所の季刊『新日本学』(遠藤浩一責任編集)平成25年秋(第30)号が出た。

・大学が出してる雑誌なら通常は一定の学術的レベルに達してるでしょうが、どう見ても正論やウィルなどと同等にしか見えないのがウヨの巣窟・拓殖大学らしいお粗末さです。
・古森は一体誰に向かってこの言葉を言ってるんでしょうか。
 そもそも米軍批判派は「米軍は日本防衛のためにいる」なんて全く思ってないでしょう。米軍は「自国に都合がいいから」日本にいるという理解をしてるわけです。例えば日本共産党は「将来の課題」としていますが、「米軍完全撤退、日米安保条約廃棄」まで主張している。
 そういう人々に「いつまでもアメリカが守ってくれると思うなよ」と言っても「は?」で終わってしまいます。それとも「何があろうと米国は日本の友達」とばかりに「靖国への玉串料奉納、河野談話見直し論など、韓国に敵対的行為を取るアホの安倍」に「どんなバカやらかそうと、いつまでもアメリカが守ってくれると思うなよ」「韓国も米国の同盟国だとわかってるのか?」と警告してるんでしょうか?(多分違う)
 島田の書評は恐ろしいことに「古森のタイトルが何を意味するのか」説明しないで、もっぱら「オバマ批判」「米国保守派礼賛」というとんでもない代物です。

米保守派はオバマ社会主義者と厳しく批判する。

オバマ氏の主張はどう好意的に見てもせいぜい「英国の労働党」や「ドイツ社民党」レベルに過ぎません。それで社会主義者呼ばわりとは異常です。

米保守派のオバマ批判は余り日本に伝わらない。

うーん、どうですかね。そういう批判があると言うことが「伝わってない」のなら「伝えるべき」でしょうね。もちろん「米国保守派が正しい」と言う意味ではなく「米国保守派について正確な認識を持ってもらう」と言う意味で、ですが。

古森氏はニクソンを辞任に追いやったウォーターゲート事件を取り上げ、「この事件の報道も標的が共和党の大統領だったからこそメディアの側で勢いがついたと言える。現に歴代政権を見ても、民主党大統領に対し大手メディアが執拗な調査報道を展開して、不正を暴くという事例はまずないのである」と指摘する。

ばかばかしい。ウォーターゲート並みのスキャンダルなんて民主党政権に限らず、共和党政権も含めて「ウォーターゲート以前も以降も」ありましたか?。ニクソン大統領が盗聴を指示した、あるいは事後承認した疑いがあるなんてスキャンダルが起これば追及されて当然でしょう。盗聴疑惑なんて発覚すれば、民主党大統領だって当然追及はされたでしょう。


北朝鮮の公然たる核合意違反に資金供与で報いる韓国
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3187966/
 韓国は「島田の言う資金供与」、具体的には「開城工業団地」が有益だと思うから再開するわけです。それで俺も正しいんじゃないかと思いますね。
 核問題はまた別の問題でしょう。


自民党の「国家安全保障基本法案」と「懇談会」答申およびその後
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3187319/
・安倍って第一次内閣で「相当遠慮してた」んだな、今回「その鬱憤を何とかして晴らしたい」んだな、ということがわかります。第一次内閣で「集団的自衛権行使」なんて目指してないわけですから。その「鬱憤を晴らしたい」安倍ですら完全に挫折したと言っていいであろう事が「首相在任中の靖国参拝」「河野談話撤回」のわけです。
・で安倍に時事通信は批判的なようですが、それが島田には気にくわない。またこうした安倍の態度に危惧を覚える公明党も気にくわない訳です。で、悪口雑言。いつものことですが。
・まあ、正直、今の外交状況で「集団的自衛権」なんてやるべきでもないし、出来るかも疑問です。
 島田のような極右は「集団的自衛権で米国と協力して中国封じ込め」「場合によっては尖閣で米軍と共同軍事行動」と公言している。中国にとっては見逃すことの出来ない話です。中には「竹島を、北方領土を取り戻せ」と言う極右もいるわけで集団的自衛権行使なんか認める方向に動いたら、いっそう外交の修復が難しくなります。
・しかし安倍のような極右は何でこれほどまでに「軍事力行使」をしたがるのか。軍事力ってのは行使しないに越したことはないし、戦後の約70年、それで何の問題があったのか。


■ネット生中継で見た拉致集会と韓国の利敵事業再開
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3186681/
 利敵事業ってのは「開城工業団地」です。いい加減「開城工業団地なんか辞めろ」と言ったって「韓国政府は辞めやしない」という前提に立って戦術を練るべきじゃないんですかね。小生は「開城工業団地を辞めるべき」とは全く思いません。
 それどころか「開城工業団地は今後も続けるべき。大変意味のある事業」と思いますが、「辞めるべき」という立場に仮に立ったとしても、「韓国政府が辞めない」以上、「辞めろ、辞めろ」と騒いでも無意味なわけです。

私は、新幹線が止まったため残念ながら上京できなかった

そんな状況で集会を強行して良かったんですかね。

田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で、家族会代表の飯塚繁雄さん(75)はあいさつの中で、田口さんの姉、千恵子さん(61)が今月8日に病死したことを明らかにし、「妹に会いたいという気持ちがずっとあったにもかかわらず、力尽きて他界した。非常に残念だ。こういうことが次々に起こらないうちに、早期解決をお願いしたい」と政府に要望した。

・61歳で病死とは「人生80年時代」で「年金財政が苦しいから年金支給を遅らせたい。ついては定年を現状の60歳からもっと引き上げよう、65歳定年はどうか」などと言われる現在、随分と早死にです。ガンとか「若死にする病気」なんでしょうか?
・しかし早期解決したかったら交渉しかないと思うんですけどね。しかし交渉しようというと「北朝鮮の手先」扱いで「制裁を強めれば向こうが屈服する」と言い出すんだから処置無しです。 
 10年制裁して効果なかったのに何でそんなに制裁にこだわるんですかね。蓮池透氏なんかは「拉致が解決しさえすれば手段は何でもいい、経済支援にも必ずしも反対しない。私にとって制裁それ自体が目的でないから」と言ってるんですけどね。

松木薫さん=同(26)=の母、スナヨさん(92)は寝たきりになりながらも薫さんの帰国を待ち続けている。
 松木さんの姉、斎藤文代さん(68)は台風18号の影響で集会に参加できなかったが、田口さんの兄、本間勝さん(69)が「(薫さんに)会わせてからあの世に送ってあげたい」と斎藤さんの思いを代弁し、「解決は時間との勝負だ」と訴えた。

・「(薫さんに)会わせてからあの世に送ってあげたい」
 そりゃ、まあ普通に考えてそう思ってるでしょうが、いくら「台風の影響で出席できなかった」からって、全く関係ない赤の他人が勝手に人の言葉を代弁していいんでしょうか?
・そんな事言ったって今のままじゃ「会わせずにあの世」でしょうね。まあ、北朝鮮は死亡発表してるので生きてる保障はどこにもないんですが。

増元るみ子さん=同(24)=の弟、照明さん(57)は、拉致直後にるみ子さんと一緒に暮らした蓮池祐木子さん(57)が手紙で「るみ子さんは、拉致された直後、ずっと泣いていたといいます」と証言したことを紹介。「姉は小さいときから泣き虫だったから、本当に悲しかったと思う。金正日とその一派を許すことはできない」と怒りを募らせた。

怒るのは結構ですが怒ったって問題は解決しないわけです。適切な手を打たない限り問題は解決しない。

支援組織「救う会」の西岡力会長らは53年7〜8月に起きた4拉致事件富山県での未遂事件の共通点をまとめた。

でそんなもんをまとめて何の意味があるんですかね。
「何かやってる振り」なんてばかばかしいことはしないで、拉致問題解決につながる実質的なことをやって欲しいですね。やる意思も能力もないんでしょうけど。

53年7月7日に福井県小浜市で拉致された地村富貴恵さん(58)の兄、浜本七郎さん(61)は北朝鮮到着直後の富貴恵さんが夫の保志さん(58)と1年以上別々の暮らしを強いられた後、北朝鮮当局によって結婚を勧められた経緯を説明。被害者が北朝鮮に感謝の念を抱くように演出した手口を、「まるでヤクザと同じようなやり方」と批判した。

 「ヤクザだ、何だ」と言ったところで何がどうなるもんでもないでしょうに。何のための集会なんですかね。北朝鮮への恨み辛みをぶつけるための集会ですか?。建設的でない話ですね。


■中国の五輪ボイコットと韓国女子学生のハンスト
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3185482/
・中国のネット上には「日本に反省を促すために東京五輪をボイコットしてはどうか」と言う意見があるそうです。もちろん「そんな馬鹿な事はすべきではない」という意見もありますし、ボイコット論など政府方針ではない。実際に「靖国問題などを理由とした」ボイコットなんかまずおきないでしょう。
 ただ問題は島田が「やれるもんならやってみろ」と暴言吐いてることです。このバカは本当にボイコットなんて事に成ったら日本の名誉が完全に失墜するとか「日中関係がそこまでやばくなったら日本経済にもダメージ」とか「IOCから五輪返上を求められるんじゃないか」とか考えないんでしょうか?。どれほど中国を舐めてるのか。安倍ですらそこまで反中国じゃないでしょう。
・なお、小生的に「あり得るんじゃないか」と思ってるのはむしろ「福島原発問題によるボイコットや五輪返上要求」ですね。日本の原発処理がうまくいかなければ、世界各国の国民から「何であんな危険な国・日本に五輪を理由に我が国の政府高官やスポーツ選手を送らなあかん。放射能で健康を害する恐れがないとはっきり言い切れるんか?」という批判が出て、それが「ボイコット論や返上要求論」になるってことはありうるでしょうね。まあ、理由が何でアレ、そういうことになれば島田が逆ギレすることだけは確かでしょう。

 中国が東京五輪をボイコットする、と聞いて「それは困った」とショックを受ける日本人がどれだけいるのか。むしろ、「本当なら結構な話だが」が多くの人の本音だろう。

大抵の人間は「困ったことだ」と思うんじゃないですかね。島田のように喜ぶ人間が沢山いるとも思えません。

東京五輪が開かれる(注:7年後の)2020年までに中華人民共和国を崩壊させる(自由民主化をもたらす)を目標にしたい。

 正気なんですかね、この男は。どこまで隣国を敵視すれば気が済むのか。


■「稼働原発ゼロ」を悦ぶ面々―彼らが正しいことがあり得るか
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3185134/
 島田は事故の恐怖を感じないんですかね。
原発停止による火力発電稼働で燃料費がかかってる」って「命は金には換えられない」でしょうに。
 それに「原発が低コスト」ってのは「事故ったとき*32の賠償金や除染費用」「原子炉が使えなくなったときの廃炉*33費用」を無視した場合の低コストでしかないんですが。脱原発派からは「廃炉費用などトータルでかかる費用を考えたら原発の方が高コストではないか」と言う意見も出てるわけです。
 もちろん、だからといって「燃料費が高くてもいい」と言うわけにも行かないので、まあ、短期的には「なるべく低コストの燃料を調達する」「発電効率のいい火力の利用」で、中長期的には「再生可能エネルギー(風力、地熱、太陽光、潮力など)」への移行と言うことが適切ではないかと思います。
 なお、島田やそのお仲間右翼について言えば「核兵器保有したい」というのも「原発にこだわる理由ではないか」と俺は疑っています。もちろん「日本における全ての原発推進派」が核兵器保有論者ではないし、現実に日本が国際社会の批判を無視して核兵器保有できると思えないし、「世界の原発国=核兵器保有国家」でもないんですが島田らはやたら核兵器保有したいって放言していますからね。


■秋の例大祭と首相の靖国神社参拝―示唆深い世論調査
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3184167/

時事通信の9月の世論調査で、安倍晋三首相が終戦記念日の8月15日に靖国神社参拝を見送った判断の是非を尋ねたところ、「適切だ」と答えた人は59.9%に上り、「適切ではない」の22.7%を大きく上回った。
 一方、10月の秋季例大祭に合わせた首相の参拝については、「参拝してもよい」は46.1%、「見送った方がよい」は38.6%と、容認する意見の方が多かった。中韓両国の特に強い反発が予想される終戦記念日を避ければ参拝しても構わないと考える世論の存在がうかがえる。

 日本国民も何考えてるんですかね。参拝批判派は中韓に限らず「A級戦犯の合祀」を問題してるんだから「合祀を辞めるのなら」ともかく、参拝時期なんか変えたって意味はありませんよ(また参拝批判理由には政教分離原則問題や富田メモ問題もある。これまた参拝時期は関係ない)。どんだけ無知なんだか。マスコミが「参拝時期が問題であるかのように報じて」、まともに靖国問題報道をしないのも行けないんでしょうが、ここまで日本人が無知かと思うと絶句しますね。小生レベルの靖国知識は日本人なら当然持っているべきだと思うし、マスコミもそういう知識の普及に努めるべきです。こんなに無知じゃ国際社会とのつきあいが成り立ちませんよ。
 とはいえ島田が大喜びするほどの話でもない。容認論は46.1%で多いとは言え反対論とは8%しか差がないわけです。また島田と違って「8月の参拝は支持しない人が多数派」のわけです。「例大祭参拝容認派」には島田のような極右もいるでしょうが、無知だから「8/15じゃなきゃOK」と勘違いしてアホな回答してる人も多いんじゃないか。「参拝時期の問題ではない」ということを強く訴えていく必要がありますね。
 また世論調査結果が仮に「7割が賛成」なんて空恐ろしい結果だとしても安倍は靖国参拝はしない、できないでしょう。中国、韓国、米国が参拝に批判的である以上、そんな事をしたら外交が成り立たなくなります。


オバマの信頼性とアメリカの信頼性―ボルトンの文に寄せて
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3183813/
「シリアに軍事介入すれば米国の評価が高まる、と私のネオコン友達・ボルトンが言ってる。私も同感だby島田洋一」って逆だと思うんですけどね。軍事介入したら評判が落ちるんじゃないか。
 大体、ボルトンなんて国連大使であるにも関わらず、「国連安保理が米国のイラク攻撃にお墨付きを与えなかったこと」を理由に国連不要論を唱えて国内外の批判を浴びるトンチキなんですが。


■韓国経済史の碩学、安秉直教授による慰安婦正論
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3182705/
 まあ、島田が正論と言うことは、「島田の誤読でない限り」、暴論って事です。安教授の慰安婦問題に関する主張については「島田同様、河野談話否定派の」西岡力も確か褒めてたし、以前、拙エントリ『新刊紹介:朱宗恒「植民地近代化論批判」(光陽出版社)(追記・訂正あり)』(http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20100227/1367261806)で紹介した朱氏の本は逆に「安は慰安婦を侮辱してる、許せない、それでも韓国人か」と書いてたので島田論文を読まなくても安がどんな人間かはわかるのですが我慢して読んでみます。

 韓国経済史の碩学、安秉直(アン・ビョンジク)教授は、ソウル大学を退官後、数年間、福井県立大学に特任教授として赴任した。
 その間、私は同僚として、親しく学内の研究会で意見を交わした。西岡力氏を座長とする朝鮮問題研究会(東京財団の補助プロジェクトで、他に、惠谷治平田隆太郎両氏がメンバー)のゲストとして、芦原温泉まで私の運転する車でお連れし、一泊二日の研究会を持ったこともある。

島田と

芦原温泉まで私(注:島田のこと)の運転する車でお連れし、一泊二日の研究会(注:しかも面子が西岡、恵谷、巣くう会の平田と、島田以外も極右の集まり)を持ったこともある。

なんて俺だったら「生き地獄」でしかないですが、安とはそういう人間なんでしょう。

安教授が慰安婦問題に関して発した「安倍首相(第一次政権時)は、事実を曖昧にし、韓国で慰安婦のフィクションを正そうとしている人々を難しい立場に追い込んではならない」という一言がいまだに印象に残っている。

 安発言の意味が正直よくわからなかったので最初とんちんかんな事を書いてしまったのですが、よく読んで「意味がわかったような気がした」ので書き直します。どうもすみません。
「安倍首相(第一次政権時)は、事実を曖昧にしてはならない」
 河野談話を撤回しろということですね。島田のようにはっきりと「河野談話を撤回しろ」と言わないで「事実を明確にせよ」というところがせこいですが、「慰安婦のフィクション」云々と言う言葉で安の真意がわかります。そもそも河野談話で事実は明白になってるわけですが。
「韓国で慰安婦のフィクションを正そうとしている人々を難しい立場に追い込んではならない」
 「安倍ちゃんが河野談話撤回すれば俺達韓国の安倍信者河野談話否定者が政治的に有利になるぜby安」って話です。本気なのか、島田にこびへつらって心にもないことを言ったのか知りませんが安も酷いですね。安倍が河野談話を撤回しようと安の立場が良くなるわけもないでしょう。
 「安みたいなバカがいるから安倍が『韓国人にも安さんのように俺の支持者がいる』と勘違いするんだ!。安の馬鹿野郎、絶対許さねえ。あいつは本当に韓国人なのか!」と安への反発や批判が高まるだけでしょう。何というか安を見ていると「韓国の秦郁彦(もちろん安も秦もほめてない)」に見えるのですが、それは俺だけでしょうか?。

安教授が韓国内で凄まじい誹謗中傷に晒されたせいもあり、続く世代からは、正論を吐く人が地を払ってしまった。

 安がおかしいだけでしょ。普通の韓国人は島田とおつきあいしたり、「島田の河野談話撤回論」に賛同したりしません。


■「参戦勇士の名誉を傷つけるものだ」(パックネ発言)について
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3181870/

 韓国のベトナム戦争参戦を謝罪した金大中の「歴史認識を憂慮せざるを得ない。参戦勇士の名誉を傷つけるものだ」とした、野党党首時代の朴槿恵の発言は正しい。

 傷つくのは「参戦兵士の名誉」じゃなくて「参戦を決めた父・朴チョンヒの名誉」「未だにお父さんを支持するあなた(朴クネ氏)の一部支持者の感情」じゃないのと思いますがそれはさておき。
 全然正しくありません。で「正しいから大統領になった今、金大中発言を撤回しろ」っていう島田ですが、できるわけがないでしょう。ベトナムとの関係が悪くなってしまう。安倍だって野党時代あれだけ吹いてたくせに、河野談話撤回が出来ないのに。まあ、俺の理解では「大統領就任の可能性が近づいてから」は過去のこうした発言を彼女は封印(撤回まではしていないようですが)しており、その意味では「2012年11月段階*34で国基研の慰安婦違法性否定広告に名前を連ねた上、首相就任後も河野談話見直しを口にして反発を買う安倍」よりはずっとマシです。安倍が異常なだけなんですが。

 ベトナム戦争を「自由を守るための戦争」だったとする認識と、自由を抑圧し南侵を続けた首謀者ホー・チ・ミンの廟にわざわざ参拝、献花するという行動は矛盾するが、朴槿恵に理念や一貫性を求めても無駄だろう(東亜日報によれば、廟は休館日だったが、パックネの強い要望で開けてもらったという)。

 だからセヌリ党内や朴クネ後援会内のタカ派の「韓国のベトナム戦争参戦は正義!」に対決する事は難しいけど、さすがにそれ(韓国のベトナム戦争参戦は正義!)をベトナム訪問で、ベトナム相手に主張するほどバカじゃないって事でしょう。
 安倍ですら建前では「過去の戦争の反省」を口にしており「大東亜戦争は正義の戦争」なんて言ってないんですが。  
 まあ、正式に参戦を謝罪して欲しいけど「河野談話見直しを口にする安倍と違って」、金大中発言を取り消すとまでは言ってないからそれなりに評価は出来る。「金大中発言を取り消す、ホーチミンの廟にも行かない、ホーは南ベトナム侵略者だから。韓国の参戦は正しかった」なんてベトナム訪問した朴氏が言ったらもう「安倍に対する中韓の抗議」なみのすさまじい批判がベトナムから韓国に来るでしょうね。で普通の人はそんなバカはやらない。何しに朴大統領はベトナムに行ったんだ、友好関係樹立のためと違うのか?、喧嘩売りに行くなよって話になりますから。

今日の苦境は大部分、自ら蒔いた種である。

 「自らまいた種」が「安倍晋三玉串料奉納、河野談話見直し論主張、尖閣自衛隊常駐論主張」なら全く正しいんですがね。「村山談話の村山元首相と、河野談話の河野元官房長官が許せない」とか言い出すから頭痛がしてくる。大体安倍はこれらの談話を第一次安倍内閣で踏襲してるし、第二次安倍内閣でも踏襲してるんですが。


■「可愛いクマのぬいぐるみ」で共産党中国の略奪を防げるか
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3180839/
 略奪というか「反日デモの襲撃」ですね。
 当然ながらローソンには「中国撤退」なんて選択肢はないわけです。おそらく同業他社(セブンイレブンファミリーマートなど)は撤退してないでしょうし。日経が紹介する「キャラクター路線」というローソン戦略が成功するかどうかは知りませんが「反日デモ襲撃防止」や「同業他社との戦いでの勝利」のために何もしないわけには行かないわけです。安倍が関係を悪化させなければローソンを含む日本企業がここまで苦しむこともないんでしょうが、そういう理解を島田は勿論しません。「撤退すればいい」としか言わないから困る。

今年の秋季例大祭中(10月17日から20日まで)に、安倍首相が靖国神社に参拝すれば、中国共産党は、再び進出日本企業に対する略奪テロを解き放つだろう。

と言って「反日デモの危険性がある」と思うのなら参拝なんかやらなきゃいい。安倍以前は中曽根、小泉しか首相は参拝してないわけです(しかも中曽根は抗議に従って一回で中止した)。大体靖国参拝に抗議してるのは中国だけじゃない(韓国や米国も抗議している)。
 また外国の抗議以外にも「政教分離原則問題」「富田メモ問題」などの問題があるし、追悼したいなら千鳥ヶ淵があるわけです。靖国参拝でないと行けない理由はどこにもない。さすがに「今年の秋季例大祭中(10月17日から20日まで)に、首相参拝」は安倍もしないでしょうが。
 そして「今年の秋季例大祭中(10月17日から20日まで)に」安倍首相が靖国参拝しなくても島田が「今はタイミングが悪いから。いずれ安倍さんは参拝するはずだ、時を待て」とか言って安倍批判しないのもいつもの光景です。

ローソンの新浪*35尖閣ショックの前まで「一刻も早く黒字化を実現しろ」と言い続けてきたが、最近は口癖がこう変わったという。
 「中国は『10年の計』で考える」

 「すぐに黒字化が可能」と思っていたのにあてがはずれたけれど、「だから撤退」だの「部下が無能だからだ」だの考えてないと言うことでしょう。「中国というのは難しい市場だが捨てるのは惜しい、最低でも10年はやる」ということでしょう。何度も言いますけど島田のような中国撤退論なんか全く論外の訳です。当たり前ですけど。


■安倍首相の反応速度に期待する
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3180223/

NHKのニュース映像では分からなかったが、この写真を見ると、安倍首相の反応速度が非常に速いようだ。
現役アスリートたちと遜色ないスピードで立ち上がっている。
「慎重に」「中国や韓国を刺激しないように」「アメリカの意向を見極めて」などと、常に事なかれ主義を説く外務省・国務省「宥和の枢軸」に引きずられず、この反応速度で他の外交懸案にも当たれば、かなりのことを達成できるはずだ。

 さすがに今回はおふざけエントリでしょうがふざけすぎではないのか。
 それはともかく「中国や韓国を刺激しないように」なんてことを反中国・韓国の島田が考えてないのはよく知ってましたが「アメリカの意向を見極め」ないで「アメリカポチ(自称親米派)」の島田的にいいんですかね。
 アメリカの意向を無視してがつんと物を言う意思も能力も島田を含む日本右翼にはないでしょうに。
 「日米同盟は永遠」などとアメリカに媚びまくってるのが日本右翼でしょうに。


東京五輪ボイコット運動の機先を制せよ―河野談話修正の絶好のタイミング
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3179590/
 ばかばかしい。何の根拠もないのに『朴大統領は「河野談話撤回など口にする無反省な日本は開催を返上すべきだ」と攻撃するに違いない』と勝手に決めつけたあげく『朴クネ許さない』と勝手に吹き上がってるんだから呆れて物も言えない。まあ、今後よほど安倍が酷いことをしない限り朴氏自ら「返上しろ」とは言わないでしょう(韓国国内でそういう日本批判が仮に出たとしても)。
 ま、それはともかく。隣国から「返上しろ」と言われるほど酷いことをしている自覚があるなら「すみませんでした」とわびればいいと思うんですが「この際、河野談話を撤回しちまえ」と言うんだから何と言っていいのか言葉に詰まります。そんなことをしたら日韓関係が本当にやばくなって、かえってIOCから「今の状況じゃ開催は無理だと思うから返上してくれないかな」と言われかねません。

いま、河野談話を修正しても、シリア攻撃に日本の支持を得たいオバマ政権が、安倍首相を批判するはずがない*36

 そんなわけねえだろ。それ信じて「撤回します」と言うほどさすがに安倍も安倍の周囲もバカじゃない(そもそもジャイアンアメリカが黙認すればのび太・韓国なんか怖くないというスネ夫的態度も人としてどうかと思うが)。
 つうかもう安倍は「思い切りアメリカ支持に前のめり」じゃん。安倍に「シリア攻撃支持でアメリカに何か譲歩を迫る計算」なんかねえよ。今のところ何も言ってないのは「シリア攻撃にアメリカ議会の了解すら得られるか疑問」だからでしょ。オバマが「議会の承認がとれないからシリア攻撃はやっぱやめた」と言う前に「シリア攻撃すべきだ」と安倍が言ったら完全にピエロじゃん。

【追記】
 しかしふと気付いたんですが「東京五輪ボイコット運動をやるに違いない敵」として名前が挙がってるのが朴クネ韓国大統領だけってのはどういうことなのか?。中国嫌いの島田のことだからてっきり習近平中国国家主席の名前も挙げて「中共にも先制攻撃してやる!」と息巻くかと思ったんですが。
1)中国はそういうことをしないと判断
2)河野談話撤回論がどうしても書きたかった。その場合、中国に触れる必要はないと判断
3)その他
 どれですかね。


オバマ政権の危うさ―ヨーロッパ・リベラルと「いきがり」の融合
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3178544/
 アメリカ極右はシリア攻撃主張してるんだから攻撃しろよという暴言です。
 ちなみに極右が全てシリア攻撃支持かと言えばそうでもない。有名な茶会(ティーパーティー)は小さな政府を主張するためか、「アメリカは国外のことになるべく手を出すな、先ず国内問題を解決せよ」といういわゆる「モンロー主義」の強い集団です。マスコミ報道に寄れば、今回「茶会の支持を受けるマーク・ルビオ共和党上院議員」は「シリア攻撃反対」を表明したそうです。
 まあ、モンロー主義というのは、「平和的な形でも外交には消極的」なので、平和主義でも何でもないんですがそれはさておき。島田ウオッチャーなら『アメリカ人拉致疑惑とマイク・リー、マーコ・ルビオ両上院議員』(http://island.iza.ne.jp/blog/entry/2638229/)などで

おそらく今後30年以上、アメリカの政界で重きをなすだろう

などとルビオ氏を大絶賛していたことを知ってるでしょう。で、いつものことですが「シリア攻撃をしないオバマは腰抜け」と罵倒しながら「ルビオ氏の攻撃反対」を平然と無視するんだからいい度胸です。自分が絶賛した人が「後で、自分とは反対の行為をする」とそれを完全に無視するというのが島田のやり口です。「過去絶賛したが今回は支持できない」なんてことは書かない。「絶賛か全否定か」なんだから呆れます。


■「科学的根拠に基づいた対応」をすべきは韓国政府だけではない
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3177877/
 韓国の対応が「科学的」なのか「非科学的」なのか判断は保留します。いずれにせよ島田の場合「データから科学的に判断します、日本人の私でも韓国の言い分に道理があれば悔しいけれど勿論韓国を支持します」ではなく「自民党のやることは科学的に決まってるだろ」に過ぎないので話になりません。


■戦略的思考なきオバマ政権と国務省・外務省「宥和の枢軸」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3176699/
 タイトルで絶句です。「戦略のない政治」なんかあるわけないでしょう。島田が「オバマ政治」の戦略を支持しないのは勝手ですがせめて「間違った戦略」といったらどうなのか。俺は間違ってないと思いますが(少なくとも島田の言うような意味では間違ってないと思います)。

「世界最強の国が、限定的・象徴的・戦術的攻撃について3、4週間もの論議を費やすのはおかしい」(ニュート・ギングリッチ元米下院議長)。

ギングリッチが馬鹿*37なだけじゃないですか。「世界最強」だったら何だというのか。「限定的攻撃」だったら何だというのか。
 「仮に軍事的失敗しても俺達は最強だし、限定的攻撃だからリカバリーできる」なんて甘い考えで軍事攻撃したらそれこそ恐ろしいことになるでしょう。
 攻撃することに法的、政治的問題があるなら議論を大いにするのは当然でしょう。不十分な議論で誤った攻撃をしたあげく、国益が損なわれるなんて事態は避けないと行けない。「時間をかけて議論すれば問題が避けられる」とは限りませんが「拙速に事を進めると失敗が起こる危険性がある」ときに「議論など不要」というのはバカにも程がある。何故そんなに急ぐ必要があるのか?。拙速に事を進めて失敗したらどうやって責任を取る気なのか?。「急げ、急げ」というならその点にきちんと答える必要があります。

ジョン・ケリー国務長官チャック・ヘーゲル国防長官、スーザン・ライス国家安全保障担当補佐官など、いずれも菅直人*38レベルの人物で(若干言い過ぎか)、大国アメリカの外交安保政策を担える人材ではない。

単に島田がこれらの人物が嫌いと言うだけの話です。論理性などかけらもない。彼らからすれば「島田は勝手にほざいてろ」と言ったところでしょう。

このニュースを伝えるNewsmaxは、私の友人で、元CIA分析官フレッド・フライツ(Fred Fleitz)が編集に加わっている。

島田のダチというのが本当ならその程度の人間なんでしょう。まともな人間ならとても島田とはつきあえませんから。アメリカにもバカがいるという話です。

*1:これだってできればすべきじゃないでしょう

*2:もちろん「安倍」が正しい

*3:笑い事ではないとしてもここまで大騒ぎすることでもないでしょう。汚染水問題などもっと深刻な問題で騒げと言いたい。

*4:第一次安倍内閣で農水副大臣。妻は自民党政務調査会長高市早苗

*5:橋本内閣厚生相、鳩山内閣財務相を経て首相

*6:そういう菅氏の見込みが正しいかどうかはともかく

*7:そういう見方が正しいかどうか知りませんが島田はそう思ってるんでしょう。それとももっと単純に「俺はイランと中国が嫌いだから奴らに先ず戦いを挑め」って話なんでしょうか?

*8:第一次安倍政権でも首相補佐官(広報担当)をつとめた安倍側近の一人

*9:菅内閣で文科大臣政務官、海江田代表作成の「次の内閣」で文科相という文教族議員

*10:小渕内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相自民党総務会長を歴任。二階派ボス

*11:ただ近隣諸国との関係だけでなく福島原発事故や「もう東京、札幌、長野と三度もやってる」と言う理由もありますが

*12:いやないことないことか?

*13:フォード政権大統領首席補佐官、ブッシュ父政権国防長官を経てブッシュ子政権副大統領

*14:増えてないと思うが?。ま、仮に増えたとしても「日本が国際社会から孤立する」だけだが。

*15:朴大統領のこと

*16:石原伸晃環境相のこと

*17:鳩山内閣国交副大臣菅内閣首相補佐官(災害ボランティア活動担当)を歴任

*18:激怒を興奮と表現するのも変だと思います。もし小生の想像通り、この島田の言葉が「射精の婉曲表現」ならなおさら変です。

*19:俗に言う「賢者タイム」のこと。はてなキーワード賢者タイム」参照

*20:著書『韓国人の歴史観』(1999年、文春新書)、『韓国を食べる』(2005年、文春文庫)、 『韓国・反日感情の正体』(2013年、角川oneテーマ21

*21:もちろん敏腕大使ぶりを発揮するかも知れませんが

*22:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官民主党政策調査会長代行などを歴任

*23:共和党上院院内総務を長く勤めた重鎮

*24:首相を経て現在、大統領

*25:『中国の「日本買収」計画』(2011年、ワック)なる著書のあるトンデモ右翼。日本だってバブル期は世界中の土地を買っていたんですがね。中国が買って何が悪いのか。

*26:今時、支那とタイトルにつけられる神経は理解不能です。

*27:中曽根内閣科学技術庁長官、宮沢内閣官房長官自民党総裁、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任。

*28:著書『古事記のひみつ』(2007年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、『古事記を読みなおす』(2010年、ちくま新書)、『古事記を旅する』(2011年、 文春文庫)

*29:福岡藩儒学者。金印を『後漢書』の「印綬」と主張したことでその名を知られるが、三浦説では「南冥が自分で偽造し自分で宣伝する」というマッチポンプ行為だったことになるらしい

*30:著書『金印国家群の時代:東アジア世界と弥生社会』(1995年、青木書店)、『交流する弥生人:金印国家群の時代の生活誌』(2001年、吉川弘文館歴史文化ライブラリー)

*31:著書『「邪馬台国=畿内説」「箸墓=卑弥呼の墓説」の虚妄を衝く!』(2009年、宝島社新書)

*32:もちろん事故を誰も望んでいませんが福島事故のように事故が起きない保障はどこにもないし、事故れば東電の経営が完全に傾いたように他の電力会社の経営も傾き後始末に税金投入と言うことになるでしょう

*33:いずれは廃炉が絶対に必要です。そして福島第一の廃炉が安全対策の面で厄介なようにたとえ「事故のない原子炉の廃炉」でも廃炉は手間と金がかかる厄介な代物になるでしょう。ただし廃炉にするまで廃炉費用の存在が表面化しにくいのもまた事実です。

*34:安倍が事実上政権に返り咲いた自民勝利の衆院選は広告掲載1ヶ月後の2012年12月です

*35:ローソン社長

*36:むしろその理屈だと「シリア攻撃で他の四大国(島田の大嫌いな中国を含む)の支持を得たいアメリカ」が四大国の要望を受け入れると言うこともあり得ると思うが島田にはそういう脳みそは何故かないらしい

*37:「限定的攻撃(空爆でしょう)」といって「地上軍を送り込め」と言わないだけ、いくらか利口ですが

*38:ま、はっきり言って安倍と比べたら菅氏の方がずっと有能でしょう。何せ彼は安倍と違って世襲政治家じゃない。菅氏のように「たたき上げで安倍が政治家になれるか」といったらなれないでしょう。親からの世襲でないと政治家になれないレベルの男が安倍です。