「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(3/19分:島田洋一の巻)(追記・訂正あり)

■高みに立ったアンフェアな批判は許さぬ姿勢を−対米「慰安婦」情報戦
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3079340/
 やれやれだ。
 「アメリカだって問題行為をしてるじゃないか」と言ったところで米国の反感を買うだけだろう。
 「私(米国)が過去に問題行為をすればあんた方の主張が正しくなるんですか?」「慰安婦は公娼だ、河野談話は間違いだ、というあなた方の主張ははっきり言ってウソじゃないですか」と言われるのが落ちだ。
 だからこそ安倍一派はこんな馬鹿なことは言わない。稲田に至っては過去の発言「河野談話否定論」を平然と翻して「慰安婦は女性への重大な人権侵害」とまで言い出している。
 島田も橋下も「それなりの計算をして」、内心では「畜生、米国め」と思いながら「米国と完全な敵対状態になったときのこと」を恐れて安倍や稲田のように「適当に矛を収める(収まるかどうかはともかく収めようとする)」と俺は思っていた。にもかかわらずこの米国への悪口雑言。呆れて物も言えない。
 大体「巣くう会副会長・島田」が「現在進行中の飯島訪朝」について批判的にであれ、好意的にであれ全く触れず、何で「慰安婦問題にこれほど熱くなれるのか」。しかも熱意の向け方が「米韓と対立する方向」、つまり拉致解決に逆行する方向なのだから頭が痛い。

「米国はフェアを重んじる国」だろう、なぜ、朝鮮半島筋からの歪曲を無批判に受け入れ日本を非難するのか、という形の反論は有効

 島田の主張は意味不明だ。橋下の言うアンフェアとはそう言う意味ではない(島田の言うような意味でもアメリカは橋下に「何が『韓国の歪曲』か!。歪曲はあんただろう。韓国に謝れ」と激怒するだろうが)。
 橋下は「アメリカだって占領下日本で慰安婦と似た制度・RAA(特殊慰安施設協会)を利用したじゃないか。慰安婦使用仲間の癖に何故日本を非難する。アンフェアだ」と言っているのだ。
 つまりアメリカに向かって「慰安婦と似た制度を使った癖に、日本を慰安婦で非難するダブスタの屑国家」呼ばわりしてるのだ。島田はなぜこうした橋下の主張をまともに指摘しないのだろうか?
 「RAAを使った癖にメリケンはふざけるな」と書くことはアメリカポチ・島田にははばかられることだったのだろうか。しかし島田が引用する「橋下発言を報じた産経記事」を読めば、島田のインチキ行為「RAA隠し」はすぐにわかるのだが。
 なお、この「RAAで慰安婦を正当化するというインチキ」は俺の持ってる入門書「従軍慰安婦をめぐる30のウソと真実」(吉見義明他著、1997年、大月書店。以下「ウソと真実」と呼ぶ)にも掲載されている「古典的かつ有名なインチキ」だ。
 RAAと慰安婦がどう違うか、「ウソと真実」をもとに批判してみよう。

1)慰安婦は明らかに強制的な代物であったが、RAAは一応、自由意思である。もちろん戦後の生活難の中、現実的にどれほど自由意思だったかは疑問があるが、慰安婦のように公然と強制力が発動されているわけではない。さすがに日本国内で日本人女性相手にそんなことはできなかったということでしょう。
2)RAAは敗戦のわずか3日後、日本政府主導で計画、設立された。米軍が使用した以上、「道徳的に無罪の訳もない」が米国側が命令して出来たわけではない。
3)RAAは1945年8月に設立されたが翌年3月には閉鎖されている。RAAについて、米国内から「国の恥だ」という批判が起こり、それを米軍側も無視できなかったからである。

 つうことで「RAAで米国を批判すれば日本無罪」と言えるような話ではないことがわかるだろう。
 つうか「RAAを持ち出したところ」でそれは「米国政府がダブスタだ、RAA使用についてわびるべき」という話*1でしかなく、そんなことは被害者たる慰安婦には全く関係ないし、「日本の行為・慰安婦が正当だ」という証明にもならない。
 橋下や島田のやってることは米国右翼が日本人に対して「東京大空襲で米国非難するけどお前ら日本だって中国で無差別爆撃やってるじゃん」というようなものである。それは「日本政府がダブスタだ」とは言えたとしても「東京大空襲の被害者には全く関係ない」し「東京大空襲が正当であることの証明」にもならない。
RAAの件については以下のエントリも紹介しておく。

誰かの妄想・はてな版『RAAの話題をドヤ顔で持ち出す人は「従軍慰安婦」の基本書すら読んでない』
http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20130317/1363532913
たんぽぽのなみだ〜運営日誌『特殊慰安施設協会のメモ』
http://taraxacum.seesaa.net/article/356926466.html


しかし「橋下嫌い」の俺の願望もあるが「大阪市長としての橋下」や「テレビタレントとしての橋下」はともかく、幸いなことにこれで「橋下の中央政界進出の野望」は挫折したといっていいのではないか。挫折理由が米国の外圧というのは情けないが。自民やみんなの党は「維新の怪」から距離を置くだろうし「維新の怪」も橋下斬りに動くかもしれない。 
 正直「ウヨ雑誌で慰安婦否定のためにRAAを持ち出す」のを見たことはあるが、橋下のような保守政治家が慰安婦否定のために、RAAを公然と持ち出すのは見たことがない。特に「RAAがあることでわかるように慰安婦は世界的にも珍しくない」というだけならまだしも「RAA利用国の分際で日本を批判するな」とアメリカを罵倒するのは見た覚えがない。日本の保守政治家は「RAAなど持ち出せば米国の猛反発をまねく」「持ち出して慰安婦正当化を行うだけでも反発するだろうが、RAAを理由に『慰安婦利用仲間の癖に日本を非難するな』と言ったら反発がすさまじいことになる」ことはわかってるからだろう。そして多くの日本の保守政治家は「従米」である。
 ましてや橋下は「米軍性風俗利用論」をかまして既に米国の不興を買っている。ここでまた「RAAで米国に喧嘩を売った」ら、米国は橋下を改めて批判するだろうし、そうなれば、「従米保守政治家連中」も橋下から距離を置き出すだろう(既にかなり距離を置き始めているが)。「RAA発言」は橋下にとってメリットがあるとは思えないのだが、橋下という男は「そんな計算も出来ないバカ」ということなのだろうか。
 なお、批判の高まりに橋下は「慰安婦と会う用意がある」と言いだしているようだが、「RAAで慰安婦を正当化しようと言う男」が慰安婦と会って何を話すというのか。慰安婦が激怒して橋下を詰問することになるのが落ちだろう。


■戦略的に標的とすべき福島“現実を”みずほの「軍事的性奴隷・構造問題」論
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3078903/
 橋下を批判しているのは「批判動機や批判内容はともかく」福島氏だけではなく、あの安倍や稲田ですら橋下批判してる。みんなの党も「選挙協力を白紙に戻したい」などと言い出している。米国政府も批判している。にも関わらず、「のび太扱いしている左派の福島氏は批判しながら、右派の安倍や稲田、みんなの党ジャイアン扱いしている米国は批判しない島田」。そのご都合主義にはあきれ果てて『何も言えねえ(北島康介)』。

福島によれば、橋下発言は
「日本軍の軍事的性的奴隷問題がアジアの女性たちの人権を剥奪し、女性の尊厳と名誉を深く傷つけたことへの思慮も、軍や基地の構造的問題だという認識も持ち合わせていないものであり、言語道断」
ということらしい。

まあ、福島談話(http://www5.sdp.or.jp/comment/2013/dannwa130514.htm)には全く同感。つうか福島氏に限らず、「軍や基地の構造的問題」と言う指摘はともかく、まともな批判派(例:マイク・ホンダ氏、吉見義明氏など)はみんな慰安婦を「アジアの女性たちの人権を剥奪し」「女性の尊厳と名誉を深く傷つけた」「性的奴隷問題」と理解しているのであって、それに対して島田のように「人権を剥奪してない」「尊厳と名誉を傷つけてない」「奴隷じゃない、公娼だ」というのは愚の骨頂だ。

軍や基地がある限り「構造的」に女性が性奴隷にされるから軍や基地を廃止すべきという示唆は、例によって非武装中立論(武器を捨て丸裸になっても、憲法9条さえイチジクの葉のように前に張っておけば、誰にも犯されはしない)の延長で、論評に値しない。

「軍や基地の構造的問題」というのを「非武装中立論」の言い換えと理解すべきかどうかは疑問だと思うがそれはさておき。
現実問題、「軍や基地(特に沖縄における米軍や米軍基地)」が性犯罪を産んでることは事実であり、それを解決する方法論を見つけ出す努力もせずに、こんな罵倒をしても何の意味もない。ましてや、こうした福島氏の基地・軍認識の是非と「橋下や島田らの慰安婦認識の是非」と全く関係ない。
なお、俺個人は「自衛隊」はともかく「沖縄の米軍」は外国軍だし、沖縄防衛用にあるんじゃないし、撤退するのが当然だと思ってる。騒音や米兵犯罪を放置しておくのは正義とは言えないと思う。

橋下は、反論の相手(標的)を福島あたりに絞るのが、戦略的には賢明だと思う。

ばかばかしい。安倍や稲田、あるいは米国も批判してるのに何で「福島だけを攻撃せよ」などというのか。単に島田が福島嫌いなだけではないか。島田が「ジャイアン扱いしている米国」には何も言い返せないが「のび太扱いしている福島氏」には言い返すというスネ夫野郎なだけではないか。
なお、福島氏は談話において「米軍風俗活用論は女性と沖縄に対する侮辱」と批判しているがこちらについては島田が何も言わないことが興味深い。下手なことを言うと米軍が激怒しかねないと自覚しているのだろう。


■橋下の「拙(つたな)さ」を修正しつつ、彼の起こした「慰安婦」波紋を活かすべき
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3078354/
・稲田や下村など安倍一派からさえ批判されるという「予想もしなかった事態」に直面し「俺一人悪者にされてはかなわない」と、橋下がへたれだしたようです。「豪腕」ぶってる橋下ですが、この男は基本的に安倍一派のような権力者相手に闘いが出来るタマじゃありません。
 奴が喧嘩を売るのは「市役所労組」とか基本的に奴が「俺が勝てる」と踏んだ相手だけ。まあ、卑怯者スネ夫ですね。橋下支持者はよくあんな奴を支持できる。
 橋下には権力と闘うそんな能力も意思もない。そもそも政治家をやってるのも何かやりたいからではなく、ただの権力欲と物欲でしょう。だからへたれる。ただし、橋下がへたれたとは言え「誤解されてる」「私の表現がまずかった」として「表現方法」のせいにし、「表現内容が間違っていた」「慰安婦の方々に心からお詫びしたい」などと言わない点が実にせこいですが。慰安婦が橋下に面会を求めてるようですがこの男は謝罪以前に「公務多忙」とか言い訳してトンズラでしょう。絶対に会わない。
・「島田のお仲間のはずの下村や稲田さえも橋下を批判」し、それに対し「橋下がへたれた」以上、島田も「確かに橋下には問題があった」と言わざるを得ないようです。「橋下は間違っていない、橋下はへたれるな」「何故安倍さん一派は橋下を批判する!。あなた方が野党時代発言したことを橋下は言ってるだけではないのか!」「そんなに米国が怖いのか!」などとは非難しない。
 まあ、島田も橋下同様「誤解されてる」「表現がまずかった」として「表現方法」のせいにし、「表現内容が間違っていた」と言わない点が実にせこいですが。そして「表現方法がまずかった」と言いながらどうまずいのか、まともに説明できないわけです。もちろん表現方法ではなく、内容がまずいからですが。批判相手は方法ではなく「慰安婦という犯罪行為を正当化している」「河野談話を否定しようとしている」という内容を問題にしているし、その点は橋下も島田もよくわかってるでしょう。方法云々は醜い言い逃れに過ぎないわけです。
 しかし「巣くう会副会長」のくせに
1)飯島訪朝に何の興味も示さず橋下慰安婦暴言ばかりに興味を示す
2)しかもその興味の示し方が橋下批判ではなく無茶苦茶な橋下擁護って、この男には拉致問題に関する興味は全くないんだな。


■橋下「慰安婦」発言の正しい部分を国際的な情報発信に活用せよ
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3077200/
 やれやれですね。あの稲田朋美すらマスコミ取材に対し「橋下さんは間違ってる。慰安婦は重大な女性への人権侵害」と答えたというのに、島田は何とKY(空気読めない)なんでしょうか。
 要するに安倍一派は橋下の失言をいいことに「橋下批判」をはじめ「僕らは河野談話否定論なんかじゃありません。慰安婦は本当に問題行為だったと思います。だから「慰安婦が必要だった」などと放言する橋下と維新を批判してるんです。信じて下さい」と外国(特に米国)に泣きを入れたということです。正直、「外国が厳しい批判を加えている今」、安倍一派が橋下擁護するとは思っていませんでしたが、とはいえ、ここまで橋下批判するとは思ってませんでした。安倍一派の主張は内容的には橋下と何ら変わらないはずですからね。
 もうこれで河野談話否定なんてことは「安倍批判派にとって不幸なことに参院選で安倍が勝利したとしても」ありえないでしょう。
 安倍が自らの野望をあきらめたのが、「国内の批判」ではなく外圧だったというのが日本人として恥ずかしいですが、あきらめたこと自体はいいことです。これで多少は米国なども「批判を和らげる」でしょう。もちろん米国、韓国も安倍一派の本心も、残念ながら日本において安倍批判派が現在強い力を持ってるわけでもないことも理解しているので警戒は絶対に解かないでしょうが。
 なお、安倍一派が橋下批判に動いた理由は1)慰安婦問題において、橋下の失言を批判することによって米国に泣きを入れるのがベターという政治判断、も当然あるでしょうが、それプラス2)もはや橋下は終わった人間、という評価があるんでしょう。「橋下を取り込む必要がある」とはおそらく全く思ってない。
 橋下が終わった人間なら「橋下叩きをすることによって米国に媚びることが出来る」のなら当然叩くでしょう。「橋下が終わった人間」と評価していなければ、こういう動きにはならないでしょう。「支持者にウヨが多い」橋下としては安倍に公然と敵対するわけにも行かず「安倍さんは誤解している」とでも言うしかないでしょうが、そういう態度を取れば「橋下って所詮安倍さんにはかなわないんだ」イメージがついてしまう。 「橋下嫌い」の俺の願望込みですが「橋下維新の終わり」が徐々に近づいてるのかもしれません。

 慰安婦問題に関する橋下徹氏の発言については、「軍と売春はつきもので歴史の原理みたいなもの。そんなに間違ったことは言っていない」という石原慎太郎氏のコメントが常識に適っている。

 常識にかなってるどころか石原の発言は大間違いです。
まず第一に慰安婦は「軍による強制管理売春」という世界に例を見ない蛮行であり、売春一般とは同一視できません。
第二に橋下の「風俗発言」に対して「馬鹿げてる」とアメリカ軍が切って捨てたように、橋下の主張は「間違ってない」どころか全くもって常識外れです。

在日米軍に風俗業者の活用を求める発言などは、相手は言うまでもなく陰で活用しているだろうから、「その辺のおじさんではないですから、もう少し(立場を)認識する必要があると思う」という下村文科相のコメントに同意する。

そういう問題じゃないだろ。つうかだな、下村が橋下発言を内心どう思ってるか知らないが、下村の発言だって「公人がその辺のオヤジみたいな寝言抜かしてるんじゃねえよ。公人のあるべき姿ってものを橋下や維新の怪は少しは考えろよ」と言う意味であって「蔭で使ってる」とかそう言う意味じゃねえだろ。
大体、何だよ、その「蔭で使ってる」ってのは。悪事をやってもばれなきゃいいって考えを平然と言うなよ。

一方、進歩派の野田聖子自民党総務会長の「論外だ」という橋下批判はさもありなん

いや野田発言なんて全く当たり前の発言ですから。それが浮いちゃう今の自民党がおかしい。まあ、安倍が党役員や閣僚に選ぶ人間でも、野田氏のようにそれなりにまともな人間はいるわけです。

だが、慰安婦「強制連行」捏造に批判的論陣を張ってきた保守派の稲田朋美行改担当相の「慰安婦は女性の人権に対する大変な侵害だ」とのコメントはどうか。
安倍政権自身、ひいては日本自身にブーメランの如く戻って来かねない。丁寧な「追加説明」が欲しいところだ。

 追加説明も何も言ってる内容は吉見義明氏とか慰安婦批判派と同じだろ?。それ以外にどう解釈できるの?。で「もっと詳しく」って稲田や安倍に聞いても「支持層である極右へのこびへつらいをするため」「過去のthe facts支持などの行為と矛盾するため」、「河野談話絶賛も出来ない」が「河野談話非難なんかして、外国、特に米国の非難を浴びたくないため適当にごまかす」だけだろ。でそういう事態になっても、野田聖子氏を「進歩派」云々と非難したようには島田は安倍や稲田を絶対に非難しないと。

 中国政府の「人類の良識と歴史の正義に公然と挑戦」という橋下批判は、自己批判としてならまさに的を射ているが、笑止である。

 何が「笑止」なんだか。中国人慰安婦もいるし、橋下の発言は明らかにデマだから中国が批判するのは当たり前。

ところで最近、日本の「歓楽街で女装し、不特定多数の男性客を誘って性的サービスを行っていた」韓国人の男3人が神奈川県警に逮捕される怪異な事件があった(下の最後に記事)。
 彼らも将来は強制連行の犠牲者に昇華され、韓国政府が「男性の尊厳に対する冒瀆」と日本非難に使い、ソウルの日本大使館前には、少女「慰安婦」虚像と並んで少年「慰安夫」虚像も建つのかも知れない。

ばかばかしい。強制性がなければ慰安婦と同一視できない。仮に「ヤクザが借金のかたにはめて無理矢理やらせてた」なんて、慰安婦と同じような強制性があったとしても、「日本政府がやった犯罪」じゃないだろうが。せいぜい「日本の取り締まりがぬるい、ヤクザをびしばし取り締まれ」などと言われるだけの話。

読売 2013年5月14日
従軍慰安婦問題、河野談話で曲解広まる

「読売の産経化」が最近本当に酷いですね。全く河野氏に失礼です。「河野談話のせいで慰安婦が犯罪行為扱いされてる」って何寝言抜かしてるんだか。「犯罪行為だから河野談話が出た」のだし、河野談話が出なければ「日本は慰安婦問題で無反省だ」と思われるだけですよ。

強制連行の有無が最大の争点

そんな事実はありません。あえて言えば論点は「政府関与の有無」「違法、不当な行為の有無」でしょうね。「強制連行の有無」は「違法、不当な行為の有無」と言う論点のワンオブゼムに過ぎません。まあ、「慰安婦全てが強制連行ではない」ですが強制連行がなかったかのようにいう読売は大嘘つきです。

河野談話によりかえって「日本政府が旧日本軍による慰安婦の強制連行を認めた」という曲解が広まった

曲解ではなく事実ですが。
正確には「日本所有の公文書には強制連行を裏付ける物は見つからなかったが、慰安婦証言などで強制連行があったと認定できる」ですね。曲解しているのは読売の方です。


■川口順子は安倍政権が辞任させるべきであった―西村眞悟ブログ
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3077049/
 川口氏のポスト「参院環境委員会委員長」は首相が選んでるわけではなく当然安倍の一存でどうにかなるもんじゃありません。まあ、安倍がリーダーシップを取って
1)「川口氏を説得して自発的に辞任してもらう」
2)「参院自民党が解任動議を出す」
3)「参院自民党が野党の出した解任動議に賛成する」のどれかってことでしょうが。
 もちろん実際には川口氏は自分からは辞任せず、自民党も解任動議なんか出さず、また、野党が出した動議にも賛成しなかったわけですが。
 しかしこういうタイトルの西村のエントリを紹介するなら、当然「安倍許すまじ」って結論しか出てこないと思うけど、安倍を万歳する島田って何なんでしょうか。

産経新聞においても、これを「野党、外交より政局」と報じている。

これは正直「産経はアンチ中国なのに珍しい」と思いました。産経としては自民党が解任動議に賛成しなかったことから「彼女の中国滞在期間延長は安倍首相以下、自民党の総意」と見なし擁護するわけですが、島田や西村のようなアンチ中国は自民党を糞味噌に罵倒するわけです。ただし西村はともかく、島田は「安倍批判は絶対にしません」が。

外務大臣川口氏も与党もマスコミも、まったく分かっていない。

で何がわかっていないかというと、西村曰く「中国に舐められるな」と言いたいらしい。そういう問題じゃないんですけどね。問題になってるのは「国会を流会にしたこと」です。解任賛成派は「流会にするような重大な理由はない。国会軽視だ」といい、反対派は「いや重大な理由があった。国会軽視じゃない」というわけです。この議論において問題となるのは「国会が流会になったこと」であって、「滞在地が中国である」なんて何ら問題になってません。


■「集団的無能と無感覚」で従中(中共のカモ)姿勢を強める朴槿恵政権
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3076576/

ルーピー・パックネ(朴槿恵)政権が続く間は、高レベルでの日韓戦略討議など成立し得ない。

ええ?。逆だろ。安倍みたいなバカが首相である限り(以下略)。
しかし当選時の絶賛がウソみたいな酷い罵倒だな。

戦略的思考が出来ない

島田の言う「戦略的志向ができる」とは「俺様、島田様こそが戦略的志向の持ち主。俺様のいうことを支持する奴が戦略思考の持ち主」という寝言でしかない。

「従中」(中国共産党のカモ)姿勢にも拍車が掛かっている。

何がどう「従中」なんだかさっぱりわからない。中国だけでなく米国も会議に呼ぶのだから「従中」のわけがない。
日本だけ呼ばれてないんだから「日本外し」としか理解できないだろう。

下記「日本外し」セミナーについては、無駄な出張旅費を使わずに済む分、好都合と見るべきだろう。

 「韓国が主催する日本外しセミナーに米国は出る気らしい」ということが何を意味するか自称「親米派」島田にはわからないらしい。「アメリカ主催のセミナー」で日本外しでもされないとアメリカの不快感が島田には理解できないのだろうか?

韓国『中央日報』の社説が強調する通り、「青瓦台(大統領府)の集団的無能と無感覚」は日ごとに鮮明さを増している。

 そりゃ国外で政府高官がセクハラなんて不祥事起こせば「何であんな奴を政府高官に任命したの?」と非難されるだろ。故・中川昭一*2が海外で酒乱さらしたときに麻生政権が「酒乱なんか財務相にするな」と非難され、中川も大臣辞任に追い込まれたように。
 で、それと、島田や安倍の慰安婦問題での居直りと何の関係があるの?。関係ないだろ?


■正論と覇気なき姿勢の混淆―橋下徹氏の「慰安婦・敗戦国」コメント
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3076135/
 橋下の主張は支離滅裂ですし、島田の主張も支離滅裂です。
1)橋下は島田と違い「あの戦争は侵略」としています。そこに島田は悪口雑言はいてる。が、橋下の主張は「日本は敗戦国。敗戦の結果として、侵略だと受け止めないといけない」というとんでもない代物です。当然ながら「勝ったら侵略じゃないのか?」「太平洋戦争、日中戦争以前の勝った戦争(例:日清戦争)は侵略じゃないのか?」という反感を買うでしょう。
 まあ、日中戦争、太平洋戦争について言えば日本が勝つことは勿論あり得ません。また「侵略ではないか」と言われてる代物(例:アメリカのイラク戦争)も「勝ってしまえば」、批判が今ひとつ弱いという「現実」「限界」は確かにあります。
 しかし、だからといって「所詮世の中勝ち負けだ」「道徳とかあるべき論とか関係ない」なんてのはまともな政治家の発言じゃない。いや、橋下がまともだとは思ってませんけどね。
 この橋下の発言では「負けたから侵略戦争と認めます、どーも済みません!(お笑い芸人・響のギャグ風に)」と言ってるようなもんで「何だその態度は。反省してるのか!(日本の戦争相手国)」としかならんでしょう。
 それに「敗戦国が勝利国に物なんか言えない」のなら「北方領土問題や竹島問題、尖閣問題」でも物を言うべきじゃないでしょう。
 これらの領土問題において中国、韓国、ロシアは「日本から侵略で奪われたものを取り戻しただけ(韓国、ロシア)」とか「日本が侵略で奪ったから取り戻さないといけない(中国)」とか言ってるわけですから。ま、橋下はそういう立場じゃないでしょうけど。
 またこの橋下の立場なら「戦勝国アメリカの原爆投下について敗戦国日本は何も言えない」ということになります。ま、こちらはもしかしたら橋下はそう言う考えかもしれないですね。橋下のような日本右翼はアメリカに対してはふぬけですから。
2)島田は「負けたから侵略戦争と認める」という橋下の態度を「腰抜け」と罵倒していますが島田や安倍だって似たようなもんです。のび太扱いしている韓国相手には「河野談話を見直して何が悪い」と言う癖に「ジャイアンアメリカ」が「河野談話見直しなどやめなさい」と言うと「うるさい、アメリカ」とは言い返せずしどろもどろになるスネ夫ですから。
3)未だに橋下が「河野談話が間違ってる」と言うのには呆れて物も言えません。「間違ってない」と言う意味でも、「そういう発言が世界に通用すると思ってるのか」と言う意味でも。勝ち負けを理由に「侵略戦争と認める」という橋下ですが「勝ち負けを理由」に河野談話支持とは言わないようです。正直、慰安婦問題で「違法性否定論」を支持する国はなく「勝ち負け」と言う意味で、橋下が主張する「慰安婦違法性否定論」は完全に敗北してるのですが(もちろん勝ち負け関係なく、日本の非は認めるべきです)。「日本国内で否定論を流通させて、それを韓国が黙認すれば国際社会で何言われても構わない」という内弁慶主義が橋下の考えなんでしょうか?。そもそも黙認するほど向こうも甘くないでしょうが。
こんなバカが政治家である日本の現状にうんざりです。
 他にも橋下の言葉を引用して突っ込んでみましょう。

銃弾が雨嵐のごとく飛び交う中で命をかけて走っていくときに、精神的にも高ぶっている猛者集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度は必要なのは誰だってわかる

全然わかりませんが。そんな無法なことをしないといけないなら日本が戦争しなきゃいい。日中戦争も太平洋戦争も「回避できた戦争」であり、やむなく行われた自衛戦争では全くありませんが。
また慰安所制度は「兵士の休息」というよりは「戦場での強姦防止」が目的でしょうに。実際には強姦は減らなかったようですが。

当時の歴史を調べたら、日本国軍だけでなく、いろんな軍で(慰安婦を)活用していた

デタラメも大概にしろと言いたい。このデタラメ主張は俺が持ってる入門本『「従軍慰安婦」をめぐる30のウソと真実』(吉見義明他著、1997年、大月書店)にも出てくる「古典的かつ有名なウソ」です。本気で言ってるなら不勉強だし、「日本人の不勉強を見越して」故意にデマ垂れ流しなら不誠実です。たぶん「故意のウソ垂れ流し」でしょう。どっちにしろ橋下は屑ですが。
 外国の軍にあったのは「売春宿」です。売春宿がいいとは言わないが、慰安所ではない。日本のように「軍が慰安所システムを構想し、自ら実行に移した」なんてもんじゃありません。当然、違法性や不道徳性は違う。日本の方がより違法かつ不道徳です。日本が特に批判されるのは当然でしょう。
 大体「中国での買春はODAみたいなもん」と放言した「買春は肯定する橋下」の立場なら「外国軍の売春宿は仕方がないが日本の慰安所は許せない。強制管理買春ではないか」と言わないと筋が通らないでしょうに(外国軍の売春宿だってどれほど「自由買春」かは疑問符がつくでしょうが日本の慰安所のような「政府が運営する強制管理買春の場」では少なくともないわけです)。

日本は国をあげて強制的に慰安婦を拉致し、職業に就かせたと世界は非難している。だが、2007年の(第1次安倍内閣の)閣議決定では、そういう証拠がないとなっている

この橋下のウソについては誰かの妄想・はてな版『5年前の歴史すら修正する従軍慰安婦否定論者』(http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20120604/1338823791)を参照して下さい。
安倍が主張したのは『日本政府保有の文書資料には強制連行を示す証拠がなかった』というだけの話です。でそんなことは河野洋平氏も認めている。慰安婦証言その他から「文書資料がなくても強制性が認められる」というのが河野談話の立場ですから。そしてid:scopedog氏が指摘するように「河野談話に問題があるかのようにネガキャンしながら」、安倍第一次内閣は国際社会、特に米国の批判が怖くて「河野談話を踏襲してる」んですから「河野談話を否定した」なんてとても言えません。
 大体、日本が戦犯追及を恐れてやばい資料はがんがん焼却処分していたことは有名ですから、文書資料がなくてもおかしくない。
 そしてこの理屈だと「文書資料がないと拉致を『北朝鮮政府指導部の犯行』と言ってはいけない」「北朝鮮の発表『末端の冒険主義者の暴走』を支持しないといけない」ことに理屈上なるでしょうが、そんなことを橋下らは勿論言わないわけです。全くご都合主義です。

意に反して慰安婦になったのは戦争の悲劇の結果

・「戦争の悲劇の結果」って慰安所なんか設置したのは日本だけです。慰安婦は「殺人行為」とか戦場でありがちな行為なんて代物では全然ない。日本しかやってないことを「戦争の悲劇の結果」と言えるのは実に酷い。
・また戦争は自然現象じゃない。日本が戦争を起こしたから戦争になったんでしょうが。以前、本多勝一氏が「戦争の悲劇と言う言葉を私は嫌いだ。第一に731部隊などの残虐行為は戦争一般に起こる悲劇とはとても言えない。全ての国が731部隊のような非道を働くわけではない。第二にまるで戦争が自然現象扱いだ。」という趣旨の批判をしていたと思いますが、この橋下の暴言を読むと全く、本多氏の批判に同感ですね。橋下はせめて戦争の前に「日本の無法な戦争」「回避できたのに日本がはじめた愚かな戦争」とか「日本の犯罪性」を示す修飾語でもつければいいのに。まあ、本多氏が指摘するように「戦争を起こした日本の不道徳性をごまかすのが『戦争の悲劇』と言う言葉」でしょうから「日本の無法な戦争」とは絶対に橋下は言わないでしょうが。
・しかも「意に反して」って「意に反して」たら「自由買春でない」なら批判されて当然でしょう。韓国や米国は「意に反してること」を問題視してるのであって「狭義の強制連行の有無」なんか最初から問題にしていない。

学術上、定義がないのは安倍首相が言われているとおり

 学術上、ってのはどういう意味なんですかね。大体、「侵略と反省しています」といいながらこれでは反省が口から出任せであることがモロバレです。

自民党憲法改正草案について「公権力を前面に出しすぎており、怖い。僕らの世代以降には共感を得られないと感じる」と述べ、夏の参院選憲法観の違いを訴える考えを示した。

世代は関係ないでしょう。
むしろ戦前を知る世代の方が恐怖感は大きいんじゃないか。それはともかくどう「憲法観の違いを訴える」んですかね。
自民党改憲案批判は既に民主党社民党共産党などがやっています。しかも橋下維新の怪は「自民党と大して変わらない改憲案」を出してるし、平沼や石原は自民改憲案への共感を隠さない。また、橋下の政治手法は「俺がルールブックだ」で公権力が前面に出まくってますから、本来橋下が自民改憲案批判をするのは筋が通らないんですが。


■安倍首相の「決定力」に期待し、注視するアメリカ(明日への選択2013年5月号)
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3075799/
 タイトルで絶句です。島田が安倍信者であることはわかっていますが、安倍をどこまで持ち上げれば気が済むのか。

下記は、日本政策研究センターの月刊誌『明日への選択』2013年5月号に載った拙稿である。同センターの伊藤哲夫代表は、長く安倍首相の盟友的存在で、同誌は安倍政権の動向を知る上で重要資料となっている。

・「伊藤哲夫代表は、長く安倍首相の盟友的存在」と島田が勝手に言ってしまっていいのか。伊藤は確かにマスコミ報道で「安倍ブレーン五人組の一人」と報じられたことがあります(ちなみに他の四人は西岡力巣くう会会長、島田洋一巣くう会副会長、八木秀次日本教育再生機構理事長、中西輝政つくる会理事)。
 しかし安倍が公にそれを認めたことは1度もなかったと思いますが。まあ、島田が「俺は安倍さんと仲良しだ!。俺は安倍さんのことをよくわかってる。俺の考えは安倍さんの考えと同一視していい」とアピールしたいらしいことはよくわかります。率直に言ってここまで「安倍さんと俺は仲良し」をアピールする右翼的人間は島田ぐらいのものではないか。自己顕示欲が酷いというか何というか。他の人間はもう少し遠慮してるように思います。安倍も正直迷惑ではないのか。
・そして島田がこの文章で言いたいことは「伊藤が安倍の盟友」ということよりも「そんな伊藤さんが編集してる雑誌の常連ライターが俺だ。俺は安倍さんの盟友的存在ってことだ!」と言う自慢でしょう。ただ何度も言いますがここまで「俺は安倍さんの盟友的存在」とアピールされても安倍がかえって迷惑なように思います。また、こんなにアピールすると言うことは内心島田は「他の連中の方が安倍さんに厚遇されてる」と不満を感じてるのかもしれません。

今年の3月下旬、アメリカの首都ワシントンを訪れ、有力議員のスタッフや朝鮮半島・安全保障問題の専門家らと意見交換をした。昨年(日本では民主党政権が続いていた)とは様変わりの反応も見られた。

という島田ですがそこで出てくる話が

上院軍事委員会の共和党筆頭理事ジム・インホフ上院議員

という共和党タカ派政治家の安倍への態度が好意的だったというのだから絶句です。そりゃ極右政治家は「北朝鮮問題」などで安倍と意見が合うかもしれません。しかしオバマ政権高官ならともかくいくら大物政治家とは言え野党共和党の政治家の対応が良かったなんてどれほどの意味があるんでしょうか?。こういう時、一番紹介すべき話は「オバマ政権高官が安倍をどう評価しているか」でしょうに。
 もちろんこういう事になる理由の一つは「極右の島田にオバマ政権とのパイプがないから」でしょう。パイプがないからオバマ政権高官と会わないし、会わないからオバマ政権の対応がわからない。そもそも会う必要性すら感じないのでしょうが。
 島田の会う政治家は「共和党タカ派政治家ばかり」だから、「共和党タカ派政治家の安倍評価が良かった」なんてとんちんかんな話になるわけです。

ある保守系の有力シンクタンクで、北朝鮮問題を議論し、概ね意見の一致を見た。最後に、何か安倍政権に注文はあるかと聞くと、日米韓協力が重要な中、河野談話の「見直し」で韓国を怒らせないで欲しいとの答が返ってきた。

そりゃそうでしょう。韓国は米国にとって同盟国ですし、慰安婦は「重大な人権侵害」「戦争犯罪」というのが国際社会、そしてアメリカ社会の常識です。だから前回の第一次安倍内閣で「慰安婦決議」が米国下院で可決されたわけです。「河野談話を撤回していい」なんてアメリカ側が言えるわけがないでしょう。
 かつアメリカは「河野談話を堅持せよ」なんてことを「安倍にとって高いハードル」なんて見なしていない。前回の第一次安倍内閣では安倍は「理由はともかく」一応、河野談話を踏襲しているし、「河野談話を撤回したい」なんて馬鹿なことを言った首相は歴代首相では安倍だけです。
 「今までの歴代首相がやったことを安倍君もやりなさい」なんて全然高いハードルの訳がない。
 これが「河野談話閣議決定や首相談話に格上げしろ」とか「反省の意思表明として慰安婦記念博物館を東京都内に国費で建てろ」とか、「今までやってこなかったことをやれ」というなら話は別ですが。アメリカに文句を言う島田の方が気が違っています。


■独り相撲的、誇大妄想的な自虐史観村山談話」の世界
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3075511/
 呆れて物も言えません。どっちが独り相撲で、誇大妄想なのか。安倍ですらこんなことはいわないでしょうし、少なくとも「あの戦争に対しそれなりの反省の意を示す」なんてのは自民党政権時代から行われていたことですが。
 村山談話は反省がよりグレードアップしただけです。それまでの自民党政権が「あの戦争は自衛戦争、アジア解放戦争だ」といってたかと言えばそんな事はもちろんない。村山談話で180度見解が変わったわけでは全くない。大体村山談話以前に近隣諸国条項(鈴木内閣)や河野談話(宮沢内閣)といった「反省の意を示す物」ができていることを島田はどう思ってるんでしょうか。
 島田が何を言い出すかと思えば、「連合国のソ連スターリンや中国・毛沢東の方が大粛清や大躍進、文革で日本より人を死なせている*3(俺も無知なので「日本より死なせているかどうか」はよく知りません)」「何で俺だけが非難されなあかん」って何その酷い居直り。村山談話スターリン毛沢東を絶賛してるわけでもないしそういう問題じゃないでしょうに(もちろん村山談話スターリンや毛の評価が出てこなくても何らおかしくありません。むしろ日本の戦争を反省する文脈でそんなもんが出てきたらその方がおかしい)。
 「俺は間違ってない」ならまだしも「俺だけが悪いんじゃない」ってそんなの反論になりません。
 ちなみに「スターリン」云々って居直りはご存じの方もいるでしょうが、ドイツでネオナチがやる居直りでもありますよね。
 「ヒトラーよりスターリンの方が人を大量に死なせている」と。
 で、それに対して、「そうだ、ヒトラーは悪くない」なんて「ネオナチ以外」誰も言わないわけです。言ったらそれこそドイツは袋だたきです。島田がやってるのはそういうことです。島田はネオナチの言い分を認めるのか?。まあ、認めるかどうか知りませんが論理的には批判できませんよね。そして日本の戦後は「自民党政権時代から」そういう居直りを前提にしてないわけです。サンフランシスコ平和条約とか、日中平和友好条約とかそういう居直りを前提にしていない。大体こんな居直りは米国だって認めません。島田は「米国は批判していない」と言い出すかもしれませんが「米国人が大量に死亡した戦争」を「日本は悪くない」なんて言ったら「じゃあ俺(米国)が悪いのか!」と米国は激怒するに決まってるでしょうが。
 こんな非常識が巣くう会副会長では拉致が解決しないのも当然でしょう。かつこんな非常識がろくな大学ではないんでしょうが、大学で国際政治学を教えてると言うんだから絶句です。その辺の街宣極右が言ってるのと似たり寄ったりのことを言ってるバカが国際政治学を教えてると言うんですからね。

側近*4共産主義シンパで固めたフランクリン・ルーズベルト

 そんな事実はどこにもありません。つうか、仮にも米国大統領を務めた人物に対し「日本のやらかした戦争を正当化する」という文脈で「共産主義の手先」と悪口雑言吐くってことがどういう事を意味するかわからないんでしょうか?。もしかして島田って「ハルノートの原案を作ったと言われるハリー・ホワイト財務次官補*5ソ連スパイ」「だからハルノートソ連の陰謀」というハルノート陰謀論(勿論事実じゃない)とか支持してる?
 今の政権が「共和党政権なら」、ルーズベルトは「民主党政権」だから悪口言っても問題ないと島田がトンデモな誤解*6してる可能性もおりますが、オバマ民主党政権ですからね。
 もちろんルーズベルトが現在の民主党において否定的に評価されてるなんて事実もないでしょう。何でここまでルーズベルトに悪口雑言出来るのか訳がわかりません。

 
■植民地政治家・前原誠司の余りに見苦しい米国迎合と安倍批判
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3074617/
 安倍の方こそよほど「米国にへいこらしている植民地政治家(植民地精神の政治家)」であり、島田ら国基研一派も「植民地活動家(植民地精神の活動家)」だと思いますが。まさに「お前が言うな」。

前原によれば、「米国は『歴史解釈をまた見直すのか、(従軍)慰安婦問題はなかったと言い張るのか』と不快感を持っている。こうした問題に厳しいのが米国という国だ」ということらしい。

 「らしい」も何もそれは客観的事実に過ぎませんが?。米国は安倍の態度を批判してるでしょうに。
 客観的事実を指摘しただけで前原氏に因縁をつけるとは島田は馬鹿すぎる。
 島田は何が言いたいんですか?。「前原の言うような事実はない」とでも言いたいのか?(もちろんそういう事実はあります)
 それとも「前原の主張が事実だとして何がどうしたってんだ。米国がこの問題でぐちゃぐちゃいうようなら駐米大使を抗議のため帰国させるとかこっちも対抗措置をとってやる。米国ごときにびびるな」とでも言いたいのか?。まあ、安倍ですら「やかましいわ、米国」なんて喧嘩腰の態度は取らないと思いますが?。

安倍首相はじめ、誰も「慰安婦問題はなかった」などと言っていない。

ええ、あなた方は「慰安婦は存在した。しかし彼女らは公娼であり性奴隷じゃない」「法的に道徳的にも問題などなく韓国に謝罪する必要はない」「河野談話など出さなくて良かった、出来れば撤回したい」「問題視して日本を批判する韓国は間違ってる」「アメリカに慰安婦記念モニュメントを建てるのはやめてくれ」って言ってるんですよね。
でもそれは韓国や米国にとっては「慰安婦問題はない」って言ってるのと同じなんですが。
慰安婦問題=日本軍性奴隷問題」「慰安婦問題=戦争犯罪」「慰安婦問題=20世紀最大の人身売買の一つ」「慰安婦問題=不道徳な行為」「慰安婦問題=河野談話で日本が非を認めた問題」ってのが米国、韓国の理解なんですが。本当に話のかみ合わないバカというか何というか。本気でやってるのならバカだし、話のすり替えをねらってるのだとしてもやはりバカです。そんなすり替えに米国、韓国が納得するわけがないので。
 島田のやってることは中国が米国に「中国はチベット問題の存在を認めていない」と言われて、「いや、認めている。ただしそれらの問題は全てダライラマが悪い」と反論するようなもんです(チベット問題について米国がどういう批判をして中国がどう反論をしてるのかは俺は詳しくは知りません。ここでの話はあくまでもたとえ話です)。米国の批判は「ダライラマが全て悪いというのは正当な認識ではない」という批判なんだからこんな反論は「認めていない」という批判への反論になっていません。

女性を強制連行して性奴隷にしたのが事実なら、日本人の大半も当然厳しい態度を取る。日本人がアメリカ人より性のモラルで劣るかのごとき前原の口ぶりは日本に対する名誉毀損だろう。

「女性を強制連行して性奴隷にしたのが事実なら」
事実ですがそれが何か?
「日本人の大半も当然厳しい態度を取る。日本人がアメリカ人より性のモラルで劣るかのごとき前原の口ぶりは日本に対する名誉毀損だろう。」
安倍みたいなバカが首相なんだから、本当に恥ずかしいけれど全然「性犯罪(慰安婦問題)」に厳しい態度じゃないですよ。過去には「強姦しても罰せられんのやったら、オレらみんな強姦魔になってる。けど、罰の抑止力があるからそうならない」(西村眞悟)、「スーフリは元気があっていい(太田誠一*7)」「男は黒豹(福田康夫元首相)」などとおっしゃって女性差別だと非難された方が国会議員にはいますし。当然、「日本人は米国人に性モラルで劣ってる」んでしょう。でそれが何か?
「事実の指摘」は名誉毀損じゃありませんよ?。むしろ島田の「慰安婦は公娼」呼ばわりの方がよほど名誉毀損

前原も、一時外相の椅子まで穢した*8政治家なら、米側の誤解を解き、日本の名誉を回復するために本来汗をかくべきはずである。ところがその努力をしようという安倍首相の背中に鉄砲を撃って恥じない。こういう男を植民地政治家という。

どうやって誤解を解けと言うのか?。米国の批判は誤解じゃないし、前原氏も「米国の批判は誤解じゃなくて正論」と思ってるんだから擁護するわけがない。大体、前原氏は外相時代、「河野談話撤回論」なんか唱えてないんだから安倍なんか支持するわけがない。つうか安倍だって前回首相時は「河野談話を踏襲してる」し歴代首相も踏襲してるので、前原氏の発言は彼個人の発言ではなく「日本の政府見解」なんですけどね。「政府見解を守ろう」と当たり前のことを言っただけで何で罵倒されないといけないのか?
絶対にあり得ませんが仮に前原氏が安倍を擁護したって、「野党の幹部政治家まで安倍と同意見とは日本はどういう国なのか?。日本はおかしい!」と呆れられるだけですよ。よけい日米関係や日韓関係が悪くなる。

国防軍ができ、表現の自由が制限されるような時代を決して迎えてはならない」という細野迎合志*9の発言にも呆れる。この男は日教組への迎合を天職と定めたらしい。

どこが日教組への迎合なのか?。つうか「日教組」ってレッテル貼れば批判になると思ってる当たりが大学教授とはとても思えない馬鹿さです。「国防軍が出来て何が悪い」とか「表現の自由自民党は制限する気はない(あるいは、制限して何が悪い)」とかまともに反論する意思も能力もないバカが島田のようです。


ツイッター+α(130509-11)韓国報道官失脚と「慰安婦フィクション」
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3074321/

 この大統領報道官の過失は、「韓国大使館の女性実習生=慰安婦」という自分の常識を実践するに当たって、「慰安婦=セックス・スレイブ=20世紀最大級の国家犯罪*10」が、今や韓国における最大級の建前*11であり、一旦発覚すればメディアや政界からの糾弾パフォーマンスに晒されざるをえないことを忘れていた点にある。

 アホかとしか言いようがない。さすがに件の報道官氏も「韓国大使館の女性実習生=慰安婦」とは思ってないでしょう。
 そして韓国以外の国だって政府高官がセクハラやそれに匹敵する性不祥事なんかやらかせば問題になるのは当然でしょう。しかも「国内ならセクハラしていい」わけではないですが、外遊でやったら「外遊先の国で恥をさらした」と非難されるのも全く当然でしょう(ちなみに外遊先の国で酒乱という恥をさらして財務大臣辞任に追い込まれ、果ては議員落選、病死という目にあったのが中川昭一です。俺個人は自業自得だと思うので中川にはあまり同情していません)。
 慰安婦問題と全く関係ない。
 わりと最近だと安倍内閣徳田毅国土交通大臣政務官も同様の疑惑(泥酔させた女性を無理矢理ラブホテルに連れ込んでセックスに及んだとして、女性との間で民事訴訟沙汰になっている。場合によっては「柔道の内柴」のように準強姦で逮捕されてもおかしくない話)を週刊誌に報道されて引責辞任に発展してるんですが自分に都合の悪いことは無視するのが島田です。これが安倍内閣政務官でなければ、野田内閣の政務官なら「何と破廉恥な男か」と平気で言うでしょうが。
 他にもわりと最近ではストロスカーン*12IMF専務理事(当時)がセクハラ疑惑で引責辞任に追い込まれたなんて事件もありましたね。
 いずれにせよ今は昔以上に社会が性犯罪に厳しい時代です。そういう中で「慰安婦は法的、道徳的に問題じゃない」なんて言えば国際社会にどういう目で見られるか島田には少しは考えて欲しいもんです。

就任わずか2カ月で日韓関係を底まで落とした政権*13が求心力を失うのは歓迎すべき事態だろう。

 「慰安婦問題で安倍を非難する生意気な朴が困っててメシウマ」という低レベルな話でしょう。しかし島田の立場からは全く喜べないはずなんですが。
 求心力を失えば朴大統領は「日本への強硬路線」をとらざるを得ないでしょう。与党も野党もマスコミも国民も朴大統領の対日強硬路線を基本的に支持していますので変な妥協をしたらさらに求心力が落ちるからです。
 そもそも今回の事件があろうとなかろうと安倍の態度は無茶苦茶なので、今のままではとても朴大統領も「振り上げた拳をおろす気にはならない」でしょうが。
 なお、島田が紹介する産経記事によればこの問題が政治問題化してるのは政府高官がセクハラをやらかしたこと、だけではなく、彼の上司が彼を至急、韓国に帰国させ問題もみ消しをはかったという疑惑が浮上したから、のようです。
 彼はセクハラ疑惑発覚直後の帰国を野党やマスコミから「米国警察の追及から逃げた卑怯な振る舞い」と非難されると「上司から帰国するよう命令があった」と弁解し、「何故帰国命令を出したか」と野党やマスコミが政府批判をすると政府が「我々が調べた限りそんな事実はないようだ。帰国は報道官の自由意思」と言い出すというまさに「ぐちゃぐちゃの状態」になってるようです。朴大統領本人が早期帰国による事件もみ消しを指示したのならともかくそうでなく「帰国命令が部下の暴走」なら「任命責任がある」とはいえ、部下の失態でいい迷惑でしょう。第一次安倍内閣での本間税調会長スキャンダルのような事態に発展してるようです。

韓国政界では与野党から「(酒癖が悪い)尹氏はいつか問題を起こすと思っていた」と大統領の任命責任論も浮上。

 セクハラは酒癖の問題ではないと思いますが、「酒癖が悪い」「外遊先で不祥事」ってのは中川昭一を彷彿とさせます。
 この件についての韓国マスコミの報道を一応紹介しておきます。

中央日報
『<尹昶重セクハラ疑惑>「帰国は青瓦台広報首席が指示」…記者会見』
http://japanese.joins.com/article/485/171485.html?servcode=200§code=200
『<尹昶重セクハラ疑惑>「激励の意味で腰を叩いただけ」釈明』
http://japanese.joins.com/article/482/171482.html?servcode=200§code=200
『【社説】「尹昶重事件」は国格への醜行』
http://japanese.joins.com/article/481/171481.html?servcode=100§code=110


朝鮮日報
『【社説】世界で韓国に恥をかかせた報道官のセクハラ更迭』
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/05/11/2013051100515.html


東亜日報
『「訪米成果に泥」「国の恥さらし」「逆賊」 市民激怒』
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2013051138578
『[社説]大統領の訪米成果と国の品格に泥を塗った尹昶重セクハラ』
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?bicode=080000&biid=2013051140258


■危ういオバマ政権と日本の独立自尊
http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/20130319/5064208022
 島田が褒めてる古森の文章なんて読まなくてもろくな代物じゃないと予測がつきますが読んでみましょう。

 尖閣をめぐるいまの緊迫も必ずしも中国のせいではないという見解はオバマ政権周辺では珍しくない。民主党傾斜の外交政策の大手研究機関「外交問題評議会」のシーラ・スミス日本研究員は尖閣でのいまの日中対立の出発点を昨年9月の日本側の尖閣国有化だとして、日中両方のナショナリズムが対立をあおるという論文を発表した。

 事実じゃないですか。アメリカが一応「現状(日本による尖閣実効支配)を支持する」としながらも、一方的に中国批判なんかしないのは
1)「日本にも非がある」
2)「中国を一方的に非難したら、調子に乗った安倍が暴走して何するかわからない」という理解をしているからでしょう。
 それは全く正しいと思います。また「米中貿易の重要性」を考えても一方的非難なんか出来るわけがないでしょう。

「日中両方のナショナリズム」というが、中国での政府公認の大規模な日本の企業や商店の攻撃、破壊のような暴力的な「ナショナリズム」が日本のどこにあるというのか。

突っ込み所だらけです。
1)「政府公認」っていつ中国政府が公認したんですか?
2)「日本のどこにあるのか」
 在特会カルデロンさんや朝鮮学校へのヘイトスピーチなど)は?。過去のチマチョゴリ切り裂き事件は?。まさか「中国よりはマシだ」とか言い出さないでしょうね。「朝鮮学校関係者」「総連・民団関係者」などが抗議声明を発表する程度では足りませんか?
3)「商店を襲撃する」などの暴力的行為がなければ「日本のナショナリズム」は問題ないんですか?。古森も全く随分とレベルの低いことです。

オバマ政権の対応でさらに気がかりなのは有事の尖閣防衛を明言しないことである。

そんなもん明言したらスネ夫(日本)が「ジャイアン(米国)も尖閣がらみで喧嘩になったら中国を一緒にぶっつぶすと言ってる。ようし、俺の方から中国をぶっつぶしてやる」とばかりに無茶苦茶な挑発行動しかねないからでしょ。で、ジャイアンは、立場上「尖閣日米安保の対象外」とも言えないんでしょうが「有事の尖閣防衛」なんかしたくない。米中貿易の重要性を考えたら当然です。
 「極端な反中国ネオコン」でもない限り、産経や島田が希望するような反中国路線をとるわけがない。で、オバマ政権はそんな反中国極右じゃないって話です。ブッシュ政権ですらそこまで野蛮じゃないんじゃないか。
 むしろ米国は「尖閣なんか本当は安保対象内と言いたくないが同盟国だし仕方がない」「その代わり、日本にかなり非があると思うから多少苦言しておくか」といった感じでしょう。非難されるのは全く心外でしょう。

この点での不安材料は中国の海洋戦略の専門家マイケル・マクデビット氏の4月の証言である。米海軍少将から国防総省東アジア政策部長まで務めた同氏は議会諮問機関「米中経済安保調査委員会」の公聴会で「米国はこの無人島をめぐって中国人民解放軍との直接の戦闘に入ることは避けるべきだ」と述べたのだ。尖閣有事には米国は「偵察、兵站、技術助言など後方支援を提供すればよい」というのである。

そりゃ普通そうなるでしょ。何のために米軍が尖閣ごとき無人島を理由に中国と戦争しないといけないのか。そして公聴会でマクデビット氏が「中国と直接の戦闘をする気満々」なんて回答したら、「安倍が調子に乗って暴走しかねない」し、米中関係だって悪くなりますよ。
本来後方支援だって向こうはやりたくないでしょ。ただ立場上「日本だけで勝手にやれ」とは言えないんでしょう。

同氏はオバマ政権に近いとされるが、尖閣戦略的価値の軽視としては前述の外交問題評議会の問題提起でも「小さな無人島」と、ことさらの表現が使われていた。尖閣は日本側が抑制のためにあえて無人にしているという現実は無視なのだ。

 「あえて」も何も居住環境がいいわけでも何でもないでしょう。無人になるのは当然でしょうに。


■国基研の新意見広告―内政干渉を押し返す気構え
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3073630/
 この意見広告ははっきり言っておかしい。
 まず第一に靖国公式参拝には「政教分離原則違反」「富田メモ」と言った問題もあります。何も「外国の批判」だけが問題ではないのですが国基研一派は「靖国公式参拝反対派は外国に弱腰」と言う印象を与えるためにわざと「政教分離原則」「富田メモ」と言った問題をネグってるのでしょう。
 まあ、批判派の方から「政教分離原則」「富田メモ」をどう思うか、賛成派の考えを言いなさいと、問題を持ち出しても「理由はともかく」そんなの関係ないと言って参拝を正当化するでしょう。その場合の理屈が「富田メモなど偽造文書」か「富田メモは事実だが昭和天皇が間違ってる」か、「憲法は押しつけだから条文なんか無視して構わない」か「参拝は政教分離原則には反しない」かは知りませんが。
 しかし、彼らは「靖国公式参拝批判派に外国盲従のレッテルを貼るため」、自分の側からは「政教分離原則」「富田メモ」については絶対に触れないわけです。
 全く持って卑劣な連中だと思います。
 第二に「追悼の何が悪い」と言ってますが中韓も「追悼するな」とは一言も言ってない。「A級戦犯が英雄として合祀される靖国で追悼するな、千鳥ヶ淵とか他の場所でやってよ」「というか、靖国参拝って追悼でなくて『A級戦犯は悪くない!。東京裁判は不当!』って右翼的政治アピールしてるのと違うの?。靖国公式参拝賛成派ってその種の極右ばかりじゃないですか?(例:産経)」「そうじゃないというならせめて戦犯を分祀しろよ」と言ってるわけです。でそれに対して「わかりました。分祀する」「他の場所で追悼をやる」などと言わない上に産経や島田は「あの戦争のおかげでアジアが独立できた」「東京裁判を報復裁判と言って何が悪い」とか言い出すんだから話になりません。喧嘩を売ってる以外の何物でもない。

朴槿恵(パックネ)訪米中の言動にはアメリカ側も呆れただろう、などと自らに言い含める楽観は戒めねばならない。

 楽観も何も米国は彼女を批判していませんが。むしろ安倍一派を批判してるんですが?。で米国のそうした態度についてはっきりとした態度表明できない点が「アメリカポチ・国基研一派」の哀れなところです。アメリカ批判も出来ないが、自分の非を認めることも出来ない。
 「アメリカは韓国にだまされてるんだ、目を覚まさせないと」といってごまかすわけです。

弁の立つ高倉健、を安倍外交は目指してもらいたい。

弁が立つとか立たないとか言う問題じゃないですけどね。河野談話撤回なんてのは「弁論で何とかできる問題」じゃないですよ。
そしてこんな高倉健に失礼な文章を書くな。高倉健に謝れ。


水野賢一議員の川口順子「解任決議」理由
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3073370/
 水野議員(みんなの党、元自民党)といい島田といい言ってることが変です。何で解任動議が出されたのか(なお、俺個人は解任に賛成しません)。
 それは『当初の中国滞在予定が延長されて、川口氏が委員長を務める参院環境委員会が流会したから』です。それが『同意もしてないのに勝手に予定を延長するな』『委員会を流会させていいと思ってるのか』『国会軽視だ』という批判を浴びた。
 詳しくは赤旗『川口委員長を解任 参院本会議』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-10/2013051001_07_1.html)を参照して下さい。
 ところが島田が「賛同する」という水野氏はこんなことを言ってます。

みんなの党水野賢一氏は9日の参院本会議で、外務政務官だった11年前、当時の川口順子外相に台湾出張を却下されたエピソードを引き合いに出し、「委員長を辞めて一議員として外交に力を注げ」と訴えた。川口順子環境委員長に対する解任決議案の賛成討論でのひとこま。
 水野氏は演説の中で、当時、台湾出張を求めたところ、川口氏に「台湾を訪問するなら、政府の一員ではなく、政務官を辞めて一議員として行きなさい」と言われ、却下されたと明かした。水野氏はその直後、政務官を辞任した。

水野氏が相当の反中国右翼であることが想像できます。川口氏の「行きたければ政務官を辞めろ」は言葉の綾という奴でしょう。本気でやめてほしいわけじゃないでしょう。しかし水野氏の発言を信じれば本当にやめたそうですから。川口氏も彼が辞任したときには「許可しなくて良かった」と思ったでしょうね。こんな人間を台湾に行かせたら政務官の立場を無視して何やるかわかったもんじゃない。「台湾は国だ」とか政府見解に反することを言い出しかねない。
 そして、「靖国参拝で中国に批判された小泉政権」ですが小泉政権にもそれなりの常識があったと言うことです。水野氏の台湾行きを許すほどのバカではなかったと。
水野氏の主張ははっきり言って意味不明です。全然今回のケースと違うでしょう。
まず第一に外務大臣政務官は政府の役職、それも外交関係の役職ですが、参院環境委員会委員長は政府の役職じゃないし外交にも関係ない。
第二に今回、川口氏の行為が問題視されたのは「参院環境委員会が流会したから」です。訪中それ自体が問題視されてるわけじゃない。訪中でなくても、あるいは外遊でなくても、国内の別の用事だろうと「参院環境委員会が流会した」ら同じ事です。
 一方、水野氏の訪台が問題視されたのは『政府高官でありながら政府見解に反する発言をする恐れがあったから』です。川口氏のそうした危惧を水野氏ははらすことが出来なかった。
 全然批判された理由が違う。

水野賢一ブログ
彼女の訪中の結果、具体的にどのような国益が守られたのかの説明はまったくない。

まあ、説明は出来ないのは何となくわかります。「安倍政権の特使として動いた」のは間違いないでしょうから。赤旗『川口委員長を解任 参院本会議』(http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-10/2013051001_07_1.html)も指摘していますが、だからこそ自民党は『国益のためだ、問題などない』として彼女の解任動議に賛成しなかった。
 ただそれを表に出せば「安倍の極右支持者」が「安倍が裏切った、中国にへつらった」と非難しかねないから表に出せないわけです。安倍もはっきりと「日中関係は大事です、私のこれまでの言動にも問題があったと思う」「川口さんは私の事実上の特使です。彼女を批判するなら私も同罪だ」「委員会を流会させてでも川口さんにはやらなければならないことがあった」とでも言えばいいんですがそれができないからこうなる。
 しかし島田が「自民党が川口氏を擁護してること」を平然とスルーしてるのがいつもながら酷いですね。
 島田はこの件でこんなとんちんかんツィートもしています。

川口順子氏は、安倍政権の「価値観外交」に必要な人材ではない。どころか阻害要因になりかねない。

野党の解任動議に自民党が賛成しなかったことを考えるに自民党は彼女の行為を何ら問題視してません。たぶん事前に中国滞在予定延長も同意してたんでしょう。そして当然安倍もそれに同意した。安倍を無視して自民党執行部も勝手なことはしないでしょう。にもかかわらず「安倍さんに川口氏は迷惑をかけた、安倍さんの志とも違う」といえる島田は酷すぎます。


櫻井よしこ言論テレビ「中国による土地買収」、朴槿恵のことなど
 http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3073328/
 産経が騒いでる中国の土地買収を桜井や島田も騒いでるという馬鹿げた話です。
 まず第一に「中国企業の土地買収の何が問題なのか」?。産経も桜井も島田も「中国は反日国家」だの「何が裏があるに違いない」だのくだらない印象操作しかできないわけです。
 第二に「中国企業が買収すると安保上問題があるようなケース」は「他の外国企業が買収しても安保上問題があるケース」がほとんどでしょう。しかし「中国、中国」とバカみたいに騒ぐことによって「反中国極右の言いがかり」でしかないことが明らかになるわけです。

ゲストは、「とんでもないことになっている中国などの国土買収を追及してきた」平野秀樹*14東京農大客員教授(元・林野庁経営企画課長)である。

 「平野氏って変な人だなあ」としか言いようがないですね。まともな人はよしこが司会のテレビに出て、中国への誹謗中傷をしたりしない。
 そもそも本当に「とんでもないこと」になってるなら「平野氏が騒ぐまでもなく」政府も対策を取るでしょう。
 こんな変な人が「林野庁経営企画課長」になれたというのが恐ろしいですね。「農水省の田母神」とでも言うべきか。役人時代は上司の目もあって反中国を封印してたんでしょうか?
 まあ、大多数の農水官僚はもちろん彼と違ってまともでしょうが。

 昨夜は、国家基本問題研究所・朝鮮問題研究会、今朝は国基研・企画委員会に出た。いずれにおいても論点の一つは、「朴槿恵はなぜあんなバカなことばかり言うのか」だった。
 議論の帰趨を私なりに要約すると、「バカな上に卑小だから」ということになる。
 もはや「朴槿恵政権を相手にせず、互いにわが道を行く」を日韓の政府関係の基調とすべきだろう。
 それにしても、櫻井よしこ氏と朴槿恵、あまりに明らかな人間の格の違いである。

本気なら言葉もないですね。むしろ次のように書きかえた方が正しい。
1)「安倍晋三ははなぜあんなバカなことばかり言うのか」
2)「バカな上に卑小だから」
3)「もはや『安倍政権を相手にせず、互いにわが道を行く』を日韓の政府関係の基調とすべきだろう」
4)「それにしても、朴槿恵氏と安倍晋三、あまりに明らかな人間の格の違いである。」
 まあ、普通の人間は日本人でも1)、2)、4)のように思うでしょう。日本人なら3)のようにはさすがに思わないかもしれませんが、「韓国がそういう態度を取っても文句は言えないな」とは思うでしょう。


■「日本」を非難対象とする朴槿恵の知性および羞恥心の欠如
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3071930/
 むしろ『「韓国」を非難対象とする島田洋一の知性および羞恥心の欠如』でしょう。

朴槿恵の愚かさは、もはやどんな親韓派にも弁護不能だろう。

 何で島田がそう思うのか全く意味不明です。まあ、島田の言う親韓派ってのは「朴大統領の父親・朴チョンヒは『安倍さんの祖父』岸信介氏と親密だった、だから安倍さんとも仲良くやってける」と言う類の「ウヨ親韓派」なんでしょうね。
 そういう「ウヨ親韓派」は確かに「全然親密と違うじゃないか」と島田当たりに言われたらしどろもどろでしょうね。でもそうじゃない『まともな親韓派』にとっては「朴大統領の主張は正論だ」としか思わないでしょう。そもそも「日本はともかく」国際的には安倍の極右的主張を支持する方が少数派です。

傷など、生きている限り誰でも抱えている。

何度も言いますが怪我をさせたのは日本です。その日本が「そのくらいの軽い傷で騒ぐな」などといえば被害者・韓国が怒り出すのは常識人ならわかる話ですが非常識な島田は「軽い傷で騒いでる。日本に喧嘩を売ってる」と平気で言えるのだから恐れ入ります。
 大体、島田は「日本に傷を負わせた相手」、たとえば北方領土を奪ったロシア当たりが「昔の傷で騒ぐな」と日本相手に言っても「そうだ、その通り」と言うんでしょうか?。もちろん言わないことはわかりきっていますが。「自分が傷を負わせた相手」には「昔の傷で騒ぐな」といい、「自分に傷を負わせた相手」には「何時までも騒ぐ」。ご都合主義にも程があります。

国の置かれた大状況から、誰が敵で誰を味方とすべきかを弁えない戦略眼の欠如

ばかばかしい。「北朝鮮が攻めてきたらどうする」とでも言いたいようですが韓国には韓国軍もあれば、在韓米軍もあります。そもそも北朝鮮の軍事力など率直にいって「先制攻撃を北朝鮮から仕掛けられる」ような代物でもありません。日本にこびへつらう必要など韓国にはないでしょう。むしろ「戦略眼がない」のは島田の方でしょう。拉致問題を解決する上で韓国と険悪な関係になることはマイナスでしかありません。

俗な言い方をすれば、露骨に愚かなオバハンが家の前にいて、「あんた私の傷口見い。まだ反省してへんやろ」と毎日絡みついてくる、道行く人に近寄っては、「この人、私を傷つけといて、反省せえへんねん」とこちらを指さしてくる、というのは鬱陶しくてかなわないからだ

そもそも安倍がまともな反省をしないから朴氏は批判するのですが、加害者なのに「反省は足りてる」だの「そもそも反省の必要がない」だの言うのが島田ですから呆れます。

李明博は愚かさを全開にするまで4年余を要したが、朴槿恵は就任数か月ですでにその域に達した。

 李大統領時代の「日本の歴代首相(福田、麻生、鳩山、菅、野田)」は「河野談話を撤回したい」という安倍ほど愚かではありませんでしたのでね。李大統領就任直後に「今回の安倍と全く同じこと」を当時の福田首相がすれば、「就任数ヶ月で今回同様の日本批判」でしょうね。福田氏はそんなバカではないですけど。一方、朴大統領就任時の首相が福田氏なら今回のような「就任数ヶ月で日本批判」なんてこともなかったでしょう。正直、谷垣首相ならこんなことにはならなかったでしょう。石原jrや石破が首相でもこんなことにはならなかったのではないか。安倍首相とは全く自民党及び日本国民は最悪の選択をしたとしか言いようがありません。

安倍首相はこの程度の人物と「首脳会談」を行ってはならない。それは日韓両国の歴史に新たな「傷口」を生む。

安倍ですらこんな馬鹿なことは言わないし、こんな馬鹿な助言は当然無視するでしょう。というか拉致問題解決の上で韓国と敵対することはマイナスになりこそすれ、プラスにはなりません。こんなバカが「巣くう会副会長」では拉致が解決しないのも当然です。
大体「この程度の人物が日本の首相か」と言いたいのは韓国側の方でしょう。

私自身尊敬する保守派の闘士もいる

「反北朝鮮」を優先して「島田らの慰安婦への暴言をスルーする」腐った右翼が韓国にいると言うだけの話です。日本にも「反共」を優先してカルト統一協会を容認する腐った右翼が今もいるように。


■島田のツィート(2013年5/17)

西村眞悟氏らしい物議を醸す物言いだが、不当な日本非難を許してはならないという主張は、まぎれもなく正しい。 
■「韓国人売春婦うようよ」維新・西村氏、直後に撤回:イザ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/655057/

当の維新からすら「西村除名論」が出て、その結果、西村が発言撤回及び離党届提出に追い込まれるような発言のどこが「正しい」んでしょうか。
 もちろん西村が離党届を出したのは「愚かな発言を反省したから」ではなく「維新を除名されるのが怖かった」からでしょう。政党のバック無しで当選できるほど西村は選挙に強くない。そして除名されたら復党するのは難しい。「何で除名した人間を戻すんだ」という批判が当然出るからです。「離党した上でほとぼりが冷めたら戻ろう」という算段でしょう。そううまくいくかどうか知りませんが。そもそも「離党届不受理、除名」と言う可能性もありますし。実際、どうなるかはわかりませんが維新が西村を除名したら、島田はこの件は平然と無視するでしょう。
 西村をいったん褒めた以上、掌返しで西村批判も出来ないでしょうが、「何故西村さんを除名した!」と石原や平沼を非難できる度胸は島田にはないでしょう。(追記:マスコミ報道に寄れば「西村に甘い」と言う批判を避けるため、「離党届を受理せず除名処分する方針」らしい。また「今後の検討課題」としているが西村への議員辞職勧告決議案についても提出された場合に「賛成する可能性」を示唆してるらしい。政治力があるわけでもなく人気があるわけでもない西村は切り捨てると言うことらしい。もちろんこの件で西村を「維新の怪」から除名して切り捨てた石原、橋下、平沼と言った連中を島田が批判することはないだろう。今後、維新が「西村の議員辞職勧告決議」に賛成したとしても島田は維新の面子を絶対に批判しないだろう)

「日本が慰安婦制度を活用したのは恥ずべきこと」(橋下氏)。危うい方向に姿勢転換しだしたのではないか。気になる

安倍や稲田まで橋下批判をはじめ、みんなの党も「選挙協力を白紙に戻したい」と言いだしたことに橋下がびびってるのだろう。「このままでは俺の政治声明が終わる」「『維新の怪』や所属議員が俺を見捨てかねない」と。
島田の言う「危うい方向」に転換するのはある意味当然だ。「政治声明が終わってもかまわない、信念を貫く」という人間では橋下はない。
というか既に安倍一派が「河野談話は踏襲する(菅官房長官)」「慰安婦は重大な人権侵害(稲田行革相)」と言いだし、島田の言う「危うい方向」に転換しているのに何を寝言を言ってるのか。
「菅や稲田の真意は慰安婦公娼論」と強弁する気か?。それとも「菅や稲田は安倍総理とは違う」と強弁する気か?
ま、安倍本人が菅に河野談話踏襲を言わせて自分で明言しないって所は「島田みたい支持者」に言い訳の材料を与えるための配慮だろうけど。


■島田のツィート(2013年5/16)

「日本外し」に走る朴槿恵に理屈があるとすれば、「集団的自衛権すら行使できない日本に、戦略的連携のパートナーたる資格はない」ということになろう

言ってることがまるきり意味不明。朴氏の日本批判の原因は歴史認識問題(靖国慰安婦など)だということをどうして認められないのか。安倍が登場する前はこんな「日本外し」はなかったのに何故集団的自衛権云々と意味不明なことを言うのか。
 集団的自衛権なんて全く関係ない。むしろ過去の戦争を反省しない安倍が首相である限り、韓国サイドは日本に「集団的自衛権」なんて行使して欲しくはないでしょう。


■島田のツィート(2013年5/13)

クリングナーは優秀な研究者だが、慰安婦問題では(他の多くの知日派同様)事実誤認している。
アジア不安定化を懸念=安倍首相の歴史認識−米知日派
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201305/2013051300421&g=pol

島田が優秀だというのは「極右だ」ということです。極右でもアメリカ人なら慰安婦否定論なんてふざけた代物は支持できないと言うことです。


■島田のツィート(2013年5/8)

韓国政府の愚かさ、中共の悪辣さ、米国要路の認識不足、日本の多くの政治家・外交当局の事なかれ主義が「東アジアを混乱、日米韓の国益損なう」と見るべきだろう

 バカげたアホツィートです。興味深いのは島田が「愚か」だの「悪辣」だのと中韓を罵倒しながらも米国に対しては「認識不足」と、いくらか穏やかな表現をしていることでしょう。島田という男はわかりやすいまでの「強者にへつらい、弱者をいじめる」スネ夫体質と言えるでしょう。
 前も指摘しましたが「のび太扱いしている」中韓には悪口雑言を吐きますが、「ジャイアン・米国」にはそういうことをこの男は言わないわけです。まあ、言ってること自体がアホなのでいくら島田が「私が問題にしているのは中韓であって米国は仲間」と言っても米国の方は「お前なんか仲間じゃないよ」と呆れてるでしょうが。

傷など誰でも持っている。外国で古傷を無理矢理拡げて見せ、「日本人が手を突っ込んだからまた膿んできた」と大仰にアピールする。朴槿恵にも、やはり李明博同様、羞恥心は一切ないようだ。
「傷口開いた」歴史問題で批判 米韓首脳会談 イザ!
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/korea/652586/

「傷など誰でも持っている。」
その傷を負わせたのは誰かって事なんですが。傷を負わせた当人が「そんな傷たいした傷じゃねえよ」などとけが人に暴言を吐くから問題になるんだ、「どうもすみません」と謝罪をすれば誰も問題にしないんだと言うことがアホの島田にはわからないようです。やはり島田洋一には「羞恥心は一切ないようだ」。こんなバカが拉致問題で「巣くう会副会長」として、でかい顔してるんだから拉致敗戦も当然ですな。


■授業の英語教材―マーク・レビン他
http://island.iza.ne.jp/blog/entry/3071549/
 まあ、島田らしいなという文章ですね。島田の授業は「国際政治学」であって「語学」ではないんですから英語の訳なんかやらせる必要はないんじゃないの?、と思いますが。しかも使う著作は「島田好みのアメリカ極右」。「アメリカ人以外の著作」どころか「アメリカ人でも左派、穏健保守の著作」は使わないでしょうから随分偏ってるとは思います。

アンドリュー・ネイサンは、天安門事件に関する中国共産党内部文書の英語版を編集し、以後、中国政府からビザが下りなくなった気骨の人

 ビザを出さないという中国の態度は批判されて当然ですがそれはさておき。島田の言う内部文書とは『天安門文書』(邦訳:2001年、文藝春秋社)のことでしょうが、これはいわゆる暴露本で入手ルートも不明ですから、偽書と見なしネイサンを批判する人もいるわけです。もちろん「そうした批判」は中国シンパという訳ではありません。あくまでも事実認識の問題に過ぎませんから。
 そうしたことに全く触れない島田にも困ったもんです。アンチ中国なら島田にとっては真偽はどうでもいいんでしょうが。

*1:結局は閉鎖されてることを考えると、ダブスタなどとは言えるか疑問だが

*2:小渕内閣農水相小泉内閣経産相麻生内閣財務相を歴任

*3:「米国は原爆で人を死なせた、残虐だ」などと言わない点がアメリカポチにして核武装論者の島田らしい

*4:具体的に誰の事よ?。君ら右翼が大嫌いなハルノートを日本に提示したハル国務長官とか?

*5:ウィキペ「ハリー・ホワイト」によれば彼は戦後の赤狩りで自殺に追い込まれている。実に赤狩りは罪深いと思う。

*6:共和党政権だってこんな悪口雑言は容認しないでしょう。

*7:小渕内閣総務庁長官、福田内閣農水相を歴任

*8:「椅子に着いた」と普通に書けばいいのに、わざわざ「穢した」とネガティブに書けるところがすごすぎる。むしろ安倍の方が首相の椅子を穢してると思う

*9:「迎合志」とは誤記ではなく島田の子供じみた誹謗中傷

*10:この言葉が出てくるのは韓国は関係なく米国下院決議なのですが?。何故米国下院決議の言葉で韓国を非難する?。何故米国を非難しない?。何があっても米国批判は出来ないアメリカポチの島田らしい。

*11:別に韓国は関係なく河野談話も米国下院決議も国連の報告書も全部同じ立場です

*12:ジョスパン内閣で経済・財政大臣。フランス大統領選有力候補の一人だったがセクハラ疑惑で出馬辞退に追い込まれ、IMF専務理事も引責辞任した。

*13:むしろ底に落としたのは安倍の方だが

*14:著書『森林理想郷を求めて:美しく小さなまちへ』(1996年、中公新書)、『日本、買います:消えていく日本の国土』(2013年、新潮社)