軍師官兵衛「この国が滅んでしまう」

 いや、今晩の軍師官兵衛。秀吉が「明征服にワシは乗り出すんじゃあ」「明をワシのものにしたる」*1みたいな事言って官兵衛が「そんな勝ち目のない無謀なことをしたらこの国が滅んでしまう」といってましたねえ(実際の官兵衛がどういう考えだったのかはひとまずおきます。まあ大河はフィクションですからねえ。官兵衛が本当はいけいけどんどんのタカ派だとしてもさすがにそうは描けないでしょう。安倍政権下でそれやったら「近代日本の中国・朝鮮侵略日韓併合日中戦争など)の遠回しな正当化」と理解されかねません)。
 何つうか「中国を敵視する安倍への遠回しな批判」かと思ってしまいましたよ。
 しかし過去の秀吉登場大河*2においては「対外侵略」は下手に扱うと中韓の批判を浴びかねないので、適当に流してたのに今回随分ぐいぐい行くのな。

*1:結果的には朝鮮遠征で終わりましたが、最終目的は明征服です。だからこそ明軍も朝鮮支援に乗り出すわけです

*2:秀吉主役の場合は勿論、そうでない場合も