今日の産経ニュースほか(11/18分)(追記・訂正あり)

日経ビジネスオンライン『政治利用され続ける中国“元慰安婦”たち:誰も救われない現状をいかに越えるか』(福島香織*1
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/218009/111600022/
 政治利用云々というなら小生が日夜批判してる「日本ウヨのチベットダライラマ一味利用」「日本ウヨの横田夫妻利用*2」の方がよほど非人道的で下劣だと思いますがそれはさておき。
 まあ福島の「所詮産経上がりのバカウヨ」つう本性がよく分かるすげえ不愉快な文章ですが。日経ビジネスも良くこんな酷い記事が掲載できるもんです。大体ビジネスと関係ないし。

こうした"慰安婦"たちに旧日本軍や日本政府が公式に関与していたかというと、これは異論がある人もあるだろうし、実際に慰安所を運営していたのは傀儡政権下の中国人商人*3であろう。だが、そこに旧日本軍に道義的な責任*4がなかったわけではない。そう考えると、"慰安婦"ら戦時性暴力被害者に日本人として無関心ではいられはしない。

 「心にもないこと言ってるんじゃねえよ、クズ」と福島には心底呆れますね。
 産経時代は「まあ、社員という立場上、福島の態度を大目に見るとしても」産経退社後、「道義的責任を感じ」「無関心でいられない」というなら福島が安倍の河野談話否定の動きなどを批判、否定したことが1度でもあるのか。
 このバカ女はどれほど面の皮が厚いのか。

 戦後賠償問題も各国との間で交わされた条約・協定で国際法規上、決着している。中国への戦時賠償は日中共同声明で、中国側から放棄すると言明している。

 おいおいですね。日頃中国に向かって「あの国は民主的じゃない一党独裁」とか抜かして非難する分際で「その民主的じゃない一党独裁の国が決めたこと(賠償放棄)」を「もう決まったことだ」で済ますのだから福島には呆れます。
 だったらチベット問題なんかも「もう決まったことだ」で済ませたらどうなのか。国際社会は「中国との友好を重視し」既にダライラマなんかまともに相手にしていません。ダライラマをバカみたいに賛美してる分際で福島はふざけるなって話です(まあ福島のダライ利用だって中国に対するただの政治カードで人道主義などかけらもないでしょうが)。
 そもそも「慰安婦に道義的責任を感じてる」のに慰安婦の賠償請求に対し「賠償問題はもう終わったこと」で済ますとはどういう神経なのか。
 仮に「戦後賠償放棄で政府としての賠償請求だけでなく、慰安婦個人の請求もできないとしても*5」それは「賠償しなくても違法ではない」と言うだけの話です。
 日本から慰安婦に進んで善意から払うことは否定されてない。福島が本当に「道義的責任を感じる」なら「当時、豊かな日本が貧乏な中国にカネの力をバックに飲ませた」「賠償請求放棄について慰安婦の了解を中国や日本の政府が得たとは思えない」賠償請求放棄を振りかざして「払う法的義務はない」と居直るのではなく「慰安婦の生活保障を進んでしようではないか」と何で言えないのか。要するに福島が心にもないことを言っている虚言野郎のクズだからでしょうが。

それを今なお、歴史認識問題として蒸し返され、謝罪要求が繰り返されているのは、この歴史が外交カードとして利用されているからに他ならない。

 やれやれですね。中国政府が蒸し返してる*6とかそんな事はある意味どうでもいいことです。問題は「慰安婦のために日本人はどうするのか」でしょう。外交カード云々と言ってる福島の眼には明らかに「慰安婦の悲しみや苦しみ」は入っていません。福島には慰安婦は「中国が日本を攻撃する政治カード」でしかない。たぶん慰安婦が死ねば「攻撃カードが消えた」と喜ぶのでしょう。どれほど福島は非人道的な性格をしてるのか。福島の「道義的責任を感じる」が全くの嘘である事が完全に露呈されています。

そもそも、中国において慰安婦問題は90年代、タブーであった。

 「後の文章で福島も簡単に説明していますが」要するに「日本から経済支援を受けた」「日本の戦争被害国」韓国や東南アジアなんかも事情は中国と同じ*7ですが「慰安婦の対日賠償請求」を「今はともかく当初は」中国政府は望んでなかったと言う事です。
 「日本から経済支援を受けたいから反中国感情を日本の政府や財界にかきたたせるような賠償請求はしないで慰安婦は黙っててくれ、ウチは貧乏だから日本の金(政府ODAや財界の中国投資)が欲しいんだ、それで経済建設をしたいんだ(中国政府)」ということでしょう(何度も言いますがこれは韓国や東南アジアも同じです)。産経当たりの言う「中国の政治カードとしての戦争被害」など全くのウソのわけです。
 でそれを「中国政府は慰安婦に冷たい」と言い出す福島ですが、「おいおい、お前は何を言ってるんだ、福島(呆)」ですね。福島の論理はここで完全に崩壊しています。
 中国が叩ければ論理整合性などどうでもいいというのが福島なんでしょうが(こういう反中国バカは福島以外にもごろごろいますが)。さすが産経上がりのバカウヨです。阿比留や安藤慶太よりはマシですが「所詮産経上がりのバカウヨ」に過ぎないわけです。今、西岡力らを名誉毀損で訴えてる「例の朝日記者氏」などとは比べ物にならないクズが福島のわけです。
 先ず第一に「慰安婦の対日賠償請求に中国は冷たい」というならそんな「慰安婦に冷たい」中国が実施した「日中国交正常化時の政府としての対日賠償請求放棄」も「中国は慰安婦に冷たい、何故放棄した」と福島は中国を非難すべきではないのか。あるいは「慰安婦のことを考えて我々はあの賠償放棄合意にあぐらをかかずに慰安婦に経済支援すべきです」と訴えるべきではないのか。
 しかし逆に「1970年代の賠償請求放棄」を持ち出して「だから慰安婦に日本が国家賠償しなくてもいいのだ」と居直るのが福島です。
 つうか本当に中国政府が1990年代に慰安婦の賠償請求訴訟を支援したら「1970年代の日中間の賠償放棄合意に反してる」と言いだして中国政府を非難するのが福島ではないのか。
 第二に「中国政府は冷たい」というなら福島が慰安婦に対して何かするのか。「日本政府は支援すべきだ」とでもいうのか。「河野談話を誹謗するウヨ連中」を「慰安婦を誹謗するな」と吉見義明氏らのようにきちんと批判するのか。もちろんバカウヨ・福島は何もしません。
 「中国政府だって少なくとも1990年代は冷たかったんだから今、日本が冷たくとも問題ない」とただ居直るだけです。どれほどゲスなのか。福島の「道義的責任を感じる」が全くの嘘である事が完全に露呈されています。
 第三に「1990年代タブーだった物」がどうして「蒸し返したこと(福島の表現)」になるのか。蒸し返したどころか「国内外の慰安婦応援世論」「安倍という戦後最悪の極右政権登場によって中国国内外の日本批判が強まったこと(そしてそれを「中国が経済力をつけたから日本にあまりへいこらしなくてもいい、むしろこの機会に日本の右翼が頭に乗らないように叩いた方がいい」と考えるようになった中国政府がそうした日本批判を容認するようになった)」などの諸要素によって「やっと慰安婦の声が世間に届くようになった」のではないのか。蒸し返したどころか「今、初めて彼女らの声が世間に届いた」と言っていいんじゃないか。

 日中共同宣言で中国は戦時賠償を放棄したが、その暗黙の代償として日本は巨額の対中ODAを続けて来た。それが中国の経済発展に貢献したのなら、それで豊かになった中国は、国家として自国の戦時性暴力被害者を救済すべきであった。

 ほとんど同じ事を韓国について「韓国が補償しろ」などと荒木和博らが言ってますがそれはさておき。
 「日本が加害者」なのに福島もよくもまあこんなふざけたことが言えたもんです。大体こんな事言って中国が彼女らを支援しなかったらそれは彼女らの見殺しと同じです。そういう事に対して何とも思わないゲスが福島のようです。なお、福島は「慰安婦の経済支援」の話ばかりしますが、何も慰安婦問題とはそれオンリーではない。
 「産経新聞河野談話否定論をたれ流すのを辞めさせる」などといったこと(歴史修正主義の撲滅)は日本人がすべき事ですし、日本人にしかできないことでしょう。国連人権委員会からも「橋下みたいな河野談話否定派を日本政府は野放しにするな、きちんと政府として批判しなさい」という「日本人として恥ずかしい勧告」がでています(しかもそれに対し「勧告に法的強制力はない」と安倍政権が暴言はいたことでさらに恥ずかしい事態になっています。)。
 もちろんそういうことを故意にネグって「日本には何もやることはない」と居直るクズが福島のわけですが。

もし、彼女らを前にして、その心を少しでも慰めることができるのなら100万回でも「対不起(私が悪かった)」と言いたい。

 やれやれですね。
 一個人にすぎない福島に、そんなことをしてもらっても慰安婦にとって「全く無意味であるが故に」、まともな人間は誰も福島に向かって「なら、お前今すぐ100万回謝れよ」などとは言わないからと言って心にもないデマをほざいて恥ずかしくないんですかね?
 なお、俺は福島に「100万回謝って欲しい」とは全く思いませんが、そこまで善人ぶるのなら「吉見義明氏らのように河野談話否定論をきちんと批判する」位のことはやれと言いたいですね。100万回批判しろとは言いませんが古巣産経に「福島は産経に社員として世話になった癖に、慰安婦問題で産経を誹謗するデマ流す、恩知らずの反日デマゴーグ」「河野洋平*8や吉見義明の同類」などと罵倒されるくらいには批判したらどうなのか。「産経に罵倒されてる」河野洋平氏や吉見義明氏らを福島は見習ったらどうなのか。
 もちろん福島なんぞには全く期待していませんが。

8月の安倍内閣が発表した歴史談話の中の一節「私たちは、二十世紀において、戦時下、多くの女性たちの尊厳や名誉が深く傷つけられた過去を、この胸に刻み続けます。だからこそ、我が国は、そうした女性たちの心に、常に寄り添う国でありたい」という思いは、政治家であれ民間人であれ、ほとんどの日本人の嘘偽りのない本心であることを繰り返したい。

 福島らしい安倍賛美です。「20世紀において」ですから安倍のこの言葉には「慰安婦以外の戦場での性犯罪事件」、たとえばユーゴ内戦での民族浄化なんかも含まれます。読みようによっては「20世紀に性犯罪を戦場でやらかしたのは日本だけじゃないもん、ユーゴとか他にもあるもん」という居直りとも読める文章、「胸に刻む」と言いながらそれが慰安婦問題ではどう「刻まれるのか」、国内に慰安婦銅像慰安婦博物館でも造るのか?、「慰安婦研究の第一人者」吉見義明氏*9にその功績を称えて文化勲章でもやるのか?、何一つ明らかでない文章を賛美できる福島には心の底から呆れます。


■【月刊正論】「女性が輝く社会」に隠された嘘 結婚しても働きたい…ホントにみんな、そう思ってるの?*10小浜逸郎
http://www.sankei.com/life/news/151118/lif1511180001-n1.html
 安倍のスローガン「女性が輝く社会」について「批判を明らかに控えていた安倍応援団・産経」ですが「本心は男尊女卑」なので、「安倍さんが何を言おうと俺はそんなのには反対だ」と結局は言い出すわけです(まあ安倍だって「少子化による労働力不足解消」が目的であって「女性の人権」という観点はあまりないでしょうが)。
 とはいえ「相手が安倍」なので明らかに「批判の腰が引けてる」のもまた事実です。これが「民主党政権」だったら遠慮無しに糞味噌に罵倒でしょうが。

これから書くことは、安倍政権の女性政策に対する批判であり、同時に、世間で当然と思われている考え方に対する異議申し立てです。その考え方とは、女性が社会に出て労働者として働くことは無条件によいことだというものです。

誰もそんな事は言っていません。問題になってるのは「働きたいのに家事育児負担などで働くことをあきらめている女性」です。いつもの「言ってもいないことを言ったといって批判する」産経お得意のわら人形叩きです。

 まず言っておくと、さまざまな女性を「女性」という抽象的な言葉で一括りにして、だれが、人生のどんな時期に、どういう条件下で働くのがよいのか*11を一切問おうとしないところに、この考え方の最大のまやかしがあります。

『さまざまな国民を「国民」という抽象的な言葉で一括りにして』、『国民ならこうあるべきだ(例:国民なら首相靖国参拝を支持すべきだ)』と勝手に決めつけるウヨ連中がよくもそんなことが言えたもんです。そもそも「そう言う細かい話」は別途、されてるでしょう。「女性の就業が欧米に比べて少ないのは問題だ」「日本の女性が欧米に比べて就業意思がないわけではないようだ」「就業を阻む問題(育児家事負担など)を解決して就業を増やそう」という大きな話をしてるときに「女性には色々な違いがある」などと細かい話を始めるのは揚げ足取りでしかありません。

 ちなみに誤解を受けないようあらかじめことわっておきますが、私は、女性が社会で働くことそのものを否定するような保守反動オヤジではありません。

 「見え透いた嘘をつくな、お前、男尊女卑の保守反動オヤジだろ」「自分に正直になれよ」と思いますがさすがの産経も「ぼ、僕だって女性の人権は大事だと思ってる。働きたい女性がいれば働けばいいと思ってる」と言い訳する程度には「女性の社会進出」は進んできたわけです。

 育児をしている女性の就業率1位は島根県、それに続くのは山形県福井県鳥取県富山県
(中略)
 3世代同居率が高い都道府県ランキング(厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査」)でも、(ボーガス注:育児をしている女性の就業率)上位の山形県福井県鳥取県富山県がトップ5にランクイン(島根県は13位)。3世代で暮らしている方が、(ボーガス注:女性の両親(子どもにとっては祖父母)が子どもの面倒を見てくれるので)子育てをしている女性が働きやすいという子育て環境の地域差がうかがえる*12

 「この部分」に限れば、なかなか面白い調査結果だと思います。「やっぱ女性就業率が高いのは東京、神奈川とか大阪、愛知とか都市部だろ」などと俺は思ってましたが、そうじゃないわけです(むしろ東京、神奈川、大阪は低い)。そしてここからは「働く女性」=「左翼的」「いわゆるフェミニスト」「先進的で進んでる」わけでもないことがわかります。島根なんてこういったら失礼ですが「田舎&竹下*13元首相の出身地、がちがちの自民王国」ですからね。まあ、これは「加藤紘一*14元幹事長の選挙区だった」山形、「稲田政務調査会長の選挙区」福井、「石破*15地方創生担当相の選挙区」鳥取、富山なんかも変わらないでしょう。日本では、意外なことにもっと「女性の就業」は「生活に密着してる」わけです。農業とか自営業とかが多いんでしょうか。
 まあ、この調査結果をどう生かすか*16というのはよくわかりませんが事実を把握することは大事です。


■「日本の安全を守る 憲法改正・安全法制講演会」 “ヒゲの隊長”佐藤正久*17議員が講演 日本会議
http://www.sankei.com/politics/news/151118/plt1511180010-n1.html
 「小物議員とは言え」、現役の与党国会議員(それも元自衛官)が「極右団体」日本会議主催の講演会にのこのこ出て行くというのだから絶句しますね。


■中国資本“爆M&A” 北海道トマムだけではない 草津、石和にも食指
http://www.sankei.com/economy/news/151118/ecn1511180019-n1.html
 産経らしいアンチ中国記事です。「別にどーでもいいよ」という感想しかないのですが。
 「中国人が経営に参加したらサービスが落ちる」というわけでもないでしょうし。


■【野党再編】前原氏*18の「共産はシロアリ」発言、民主・枝野*19幹事長が共産に謝罪
http://www.sankei.com/politics/news/151118/plt1511180017-n1.html
 「批判などと呼べる代物ではなく」あまりにも酷い暴言であり共産党関係者や支持者は勿論「関係者や支持者でなくても」反共主義者以外は呆れざるを得ない暴言なのでわびを入れたという話です。ただし今後も前原某は「幹部面して放言し、それを執行部も処分できない」のでしょうから全く無様なもんです。
 まずは前原某を「党員権停止」など何らかの処分をすべきでしょう。


■【正論】朝鮮民族は日本人が考えるような甘い民族ではない 韓国が企てる統一への反日戦略とは… 古田博司*20
http://www.sankei.com/column/news/151118/clm1511180002-n1.html
 ただの韓国への悪口雑言です。これを「大学教授」の肩書きを持つ人間、それも「韓国研究者」の肩書きを持つ人間が平気で書けるというのには心底呆れます。
 もちろん韓国側の日本批判が強まったのは「靖国参拝したり、河野談話を否定したがったりする安倍のせい」であり安倍政権登場前は「韓国の日本批判が厳しかった」などという事実はありませんが、産経はそう言うことは勿論無視します。

中国の南シナ海進出への批判も巧妙に避けている。

 韓国は当事者ではないんだから当たり前です。当事者(フィリピン、ベトナム)以外で南シナ海問題で「経済大国」中国をがんがん批判してる国なんて米国以外にどれほどあると言うんでしょうか。

中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に積極参加

 AIIB参加は別に悪い事ではないし、英国、フランス、ドイツ、イタリアなど欧州の経済大国も参加していますが。

朴槿恵大統領は中国の抗日記念行事に出席し、軍事パレードの雛(ひな)壇で席次2位だったことを朝貢国のように喜んだ。

 やれやれですね。特別扱いをされれば喜ぶのは普通のことでしょう。
 しかもこんな事を言う一方で「安倍総理が米国議会で演説できて良かった」と「米国の朝貢国のように喜んでいた」のが産経です。

 今年8月に韓国と北朝鮮軍事境界線で起きた地雷爆発事件では、北朝鮮が「準戦時状態」を宣言し、南北高官による会談が開かれたが、韓国側の代表2人は北朝鮮シンパだった。

 唖然ですね。小生は「この問題には全く無知」ですが、朴政権は保守政権なのに「会談の韓国側代表が北朝鮮シンパ」なんてことは常識で考えて、あるわけもないでしょう。まあ、「北朝鮮打倒論の極右」では北朝鮮が交渉に応じないでしょうけど、その程度で「シンパ呼ばわり」されてはたまったもんじゃない。

 南北には統一の機が熟している。

 「どこがだよ」ですよねえ。北朝鮮が統一に乗り気だなんて話がどこにあるのか。

ならば、なぜすぐに南北統一へと向かわないのか。理由は、(中略)今の生活を手放したくないという、気概のない民族性が統一の意志を妨げているからである。

 そりゃ、下手に統一すれば「北朝鮮のズタボロの経済に引きずられて韓国経済が沈みかねません」からね。それの何が悪いのか。
 つうか韓国経済が沈んだら韓国だけでなく「日本を含む周辺諸国」も困ると思いますが。
 南北統一するなら「まずは北朝鮮経済の立て直し」でしょう。それがいわゆる太陽政策だったわけです。
 産経がそんなに「南北統一して欲しい」なら太陽政策を支持したらどうなんですかね。

*1:著書『中国「反日デモ」の深層』(2012年、扶桑社新書)、『現代中国悪女列伝』(2013年、文春新書)、『本当は日本が大好きな中国人』(2015年、朝日新書)など

*2:ただし「中国叩き、北朝鮮叩き」に利用されるチベット・ダライ一味や横田夫妻もバカでクズであるので俺はあまり彼らに同情しませんが。田中均氏の「明らかに不本意であったろう」外務省早期退職などははっきりいって、横田夫妻の責任は大きいでしょう。横田夫妻が今からでも田中氏に土下座して謝るべきだと思います。ダライ一味が日本ウヨの歴史修正主義南京事件否定論河野談話否定論)に公然と荷担してることやそれをid:Mukkeら自称支持者が黙認してることには憎悪と憤激しか感じません。

*3:わざわざこういう事を言って「中国人だって関与してた」と責任転嫁する辺りがゲスです。まあ、韓国相手に荒木和博や西岡力島田洋一らが全く同じ事言ってますけど。

*4:「法的な責任(俺が思うに当然あるでしょう)」は認めない上に「道義的責任は感じる」と口先で言うだけで何もしないところが本当に福島はクズです。

*5:国家には個人の賠償請求権を勝手に処分する権利はない(特に一党独裁のような民主的に問題のあるケースはなおさらだ)として慰安婦の賠償請求を認める学説も有力です

*6:俺個人は「慰安婦問題は韓国同様、中国でも『文革などの混乱』『セカンドレイプの恐怖』から最近まで表面化しておらず」そう言う意味では早い段階から被害者が声を上げていた南京事件などと違い全然「蒸し返してる」とは思いませんが。

*7:東南アジアや韓国も慰安婦問題が表面化するのは民主化が進んだ1990年代以降のことです。

*8:中曽根内閣科学技術長官、宮沢内閣官房長官、村山、小渕、森内閣外相、衆院議長を歴任。

*9:著書『草の根のファシズム』(1987年、東京大学出版会)、『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『毒ガス戦と日本軍』(2004年、岩波書店)、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)、『焼跡からのデモクラシー:草の根の占領期体験(上)(下)』(2014年、岩波現代全書)、『「慰安婦」・強制・性奴隷:あなたの疑問に答えます』(林博史氏らとの共著、2014年、御茶の水書房Fight for Justiceブックレット) など

*10:誰も「女性はみんなそう思ってる」とは言ってませんのでわら人形叩きでしかありません。「結婚、出産しても働きたい女性がいること&しかし子育ての負担などで働けないこと」は事実のわけです。

*11:そんな事は個々の女性が自分で決めるべき事であって、外部が「子どもが小さいウチは働くべきではない」などと勝手に押しつける事じゃありません。

*12:産経だと「女性の就業率を高めるためには3世代同居が重要、核家族などとんでもない」だの「保守的な県(例:島根)が女性就業率が高いのだからむしろ女性の就業は日本の伝統だ」だの言うかと思いきやそうではありませんでした。

*13:佐藤、田中内閣官房長官、三木内閣建設相、大平、中曽根内閣蔵相、自民党幹事長(中曽根総裁時代)などを経て首相

*14:中曽根内閣防衛庁長官、宮沢内閣官房長官自民党政務調査会長(河野総裁時代)、幹事長(橋本総裁時代)などを歴任。

*15:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政務調査会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)を歴任。

*16:安倍だと「女性就業率を高めるために3世代同居をすすめる」とか「冗談でなくて」マジで言いそうですが、そういう問題でもないでしょう。3世代同居なんて都市部では現実的でもないでしょうし。

*17:第二次安倍内閣防衛大臣政務官

*18:鳩山内閣国交相菅内閣外相、民主党政調会長(野田代表時代)、野田内閣国家戦略担当相などを歴任

*19:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相などを経て現在、民主党幹事長。

*20:著書『東アジア「反日」トライアングル』(2005年、文春新書)、『朝鮮民族を読み解く:北と南に共通するもの』(2005年、ちくま学芸文庫)など