■【日曜に書く】シールズに竜馬ならどう諭すか 司馬遼太郎*1さんが教える「歴史に学べ」 論説委員・鹿間孝一
http://www.sankei.com/column/news/160214/clm1602140006-n1.html
【追記】
■id:Bill_McCrearyさん記事『司馬遼太郎の文章もどうかと思うが、産経新聞の牽強付会に(いつものことながら)呆れる』
https://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/7dcbc4c7a975fd09fed29de2cbbeb985
で拙記事をご紹介いただきました。いつもありがとうございます。
【追記終わり】
ブクマもつけましたがこっちでも突っ込みを。ぶっちゃけ何を根拠に「司馬や龍馬がシールズに否定的だと思うのか」つうことです。仮に否定的だとして何だというのか。別に龍馬も司馬も「神聖不可侵、無謬の存在」でも何でもないわけです。
大阪発行朝刊に山野博史*2関西大法学部教授が連載している「司馬さん、みつけました。」に興味深い記述があった。
山野さんは司馬さんのあまり知られていない原稿を発掘*3するため、古い産経新聞*4をマイクロフィルム*5で閲覧していて「新発見が叶った」という。
その一つが昭和38年1月3日付朝刊の「英雄の嘆き−架空会見記」である。山岡荘八*6、武田泰淳*7、三島由紀夫*8というそうそうたる顔ぶれで、司馬さんは坂本竜馬と全学連のメンバーとの架空会見を書いている。
まあ、そこで司馬は龍馬に全学連批判をやらせてるそうですが、あまり上品な行為とも思えません。
この記事についたブクマで「司馬の行為って、『事実と強弁(幸福の科学)』『フィクション(司馬)』という違いはあっても幸福の科学の霊言とやり口変わらないジャン。龍馬に失礼じゃね」という批判がありますがまあそういうことです。
ぶっちゃけこの作品が新発見(ということは全集にも入ってないのか?)*9というのは、「司馬も書いては見たものの後で恥ずかしさを感じたので著書に収録しなかった」つうことじゃないんですかね。
なお、ウィキペ「司馬遼太郎」によれば司馬の全集未収録作品として『豚と薔薇』なる作品があるそうです。
・『豚と薔薇』(ウィキペ参照)
司馬遼太郎の推理小説。1960年7月から8月にかけて雑誌「週刊文春」に連載された。1960年10月に東方社から単行本が出版された(短編「兜率天の巡礼」を併録)。1962年11月には、角川書店から角川小説新書として出版された『古寺炎上』に、表題作と併録された。
司馬は東方社版のあとがきで、この作品は自らすすんで書いたものではなく、これから後にも推理小説は書かないつもりでいることを明言している。
文藝春秋の「司馬遼太郎全集」に収録されていない。また、文庫化もされていない(今後も文庫化や全集収録の可能性は低い)。故に、古書価格は東方社版、角川版双方とも大変高価である。
また司馬が全学連(新左翼)を問題にしているのはおそらく暴力的手法でしょう。シールズにはその種の暴力的手法はないでしょうし、また全学連と違い「狭義の左翼」でもない。司馬が存命だとしてシールズを批判したかどうかは疑問でしょう。むしろ「彼らの主張や行動を全て支持するわけではないが」と断った上で「集団的自衛権容認の安倍政権批判自体には私も同感です」といったかも知れません。いや実際はどうかわかりませんし司馬が何を言おうと別に彼は「神聖不可侵の存在」でもないですが。
つうか司馬を時々持ち上げる産経ですが「あの戦争については美化する産経と違い、一応、無謀な戦争として否定的」「産経が敵視する朝日系列の週刊朝日で『街道をゆく』(後に朝日文庫)を連載」ということで産経ほどの極右では司馬はありません。
司馬さんは戦車兵として学徒出陣した。
「雑談である」とことわって「なぜそのとき反戦しなかったのかというふしぎなことをいまの学生は問うそうだが、歴史は段階をもって進んでいる。この一事が理解できない人間というのは一種の低能かもしれない」(「歴史を動かすもの」から)。
この文章だと司馬が「反戦しなかったこと」について「当時は仕方がなかった」とただ居直っているみたいですが、原文を読んで前後の文脈を見ないと何とも言えないので評価は避けます。
産経がこの司馬の文章を「当時は仕方がなかったんだ」と自らの居直りに利用していることだけは間違いないでしょうが。こういう産経の行為はぶっちゃけ「まともな司馬ファン」にとっては全く許し難い司馬への侮辱でしょう。
【2018年6/9追記】
■【本ナビ+1】作家・北康利*10 好きな作家の文章追い求め… どこに掲載されていても必ず見つける 『司馬さん、みつけました。*11』山野博史著
https://www.sankei.com/life/news/180609/lif1806090027-n1.html
「お前(まん)らが、わしら維新で働いた連中とちがうところは、命が安全じゃ。命を賭けずに論議をし、集団のかげで事をはかり、つねに責任や危険を狡猾(こうかつ)に分散させちょる」(『竜馬と全学連の架空会見』)など、本書には司馬ファンにはたまらない文章がちりばめられており
産経はどんだけこの『竜馬と全学連の架空会見』という文章が好きなんでしょうか?。というよりは全共闘が産経は嫌いなんでしょうね(苦笑)。つうか「大衆娯楽小説家としての司馬」ならともかく司馬ファンだって司馬の全共闘認識に共感するかどうかは疑問でしょう。ましてや「お遊び」とはいえ「こんな話に全共闘のことなんか知るわけもない、当然彼らについてどう考えてるかなど解るわけもない龍馬を持ち出すなんて龍馬への侮辱だ。いつから龍馬は司馬の私物になったんだ!」と言う話でしょう、これ。
■【あめりかノート】「多民族の同化」か「連合体」か 今回の大統領選は国の根幹を問うている 古森義久*12
http://www.sankei.com/column/news/160214/clm1602140008-n1.html
保守系の大手シンクタンク「ヘリテージ財団」は今回の選挙を「200年の歴史を持つ立憲共和制の合衆国として多民族同化の道を続けるか、全体の同化を排し、競合する分離した多様な集団が並ぶバルカン的な連合体へと進むか、という選択」と評していた。新参の移民群にも固有の文化や価値観の保持を許し、アメリカ合衆国への「愛国主義的な同化」を強いないのがオバマ的統治なのだという。民主党候補がまた勝てば、そのオバマ路線がなお続くという懸念でもある。
古森曰く、今時「同化」なんて言葉を平気で使ってるというヘリテージ財団には「唖然」「仰天」ですね。
世界に冠たる直接選挙制といえよう。
フランスや韓国の大統領選などと違い、有権者の票が直接、候補の当選、落選に繋がってるわけではなく「大統領選挙人」というワンクッションがあるから米国大統領選は「直接選挙制」ではなく「間接選挙制」でしょう。
つまらないこととは言え何でこんな事で間違えるかとは思います。
■A・スカリア氏死去 米連邦最高裁の判事
http://www.sankei.com/world/news/160214/wor1602140017-n1.html
スカリアはレーガンが任命した保守派です。オバマとしては彼の後任としては当然リベラルを任命したいでしょうが、上下両院とも確か今は「共和党が過半数を占めるねじれ状態」です。
オバマと共和党の政治的綱引きがどうなるかといったところですね。
■2012年、米高官が日中両国への特使団派遣を進言 クリントン氏メール公開で判明
http://www.sankei.com/world/news/160214/wor1602140013-n1.html
2012年9月の日本政府による沖縄県・尖閣諸島の国有化で日中関係が悪化した際、当時のキャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)が「意図の読み違いによる甚大なリスク」があるとして、対立沈静化のため元米政府高官らによる特使団の派遣をクリントン国務長官に進言していたことが13日、分かった。
要するに米国は尖閣問題で産経や国基研が期待するような反中国的態度を取る意思はないと言うことです。「とにかく武力衝突のような厄介な事態だけは起こさない」「日本と中国の板挟みになって困る事態は避ける(まあ尖閣にはそれプラス台湾も絡んできますが)」というのが尖閣問題での米国の態度のわけです。
別に「武力衝突のような厄介な事態にならない限り」、米国としては尖閣問題などどうでもいいわけです。
■【野口裕之の軍事情勢】米国で勃興する日中武力衝突「無視」論を憂う 「尖閣=厄介モノ」に関わると戦争に巻き込まれかねないって
http://www.sankei.com/premium/news/160215/prm1602150003-n1.html
「憂う」も何も
■2012年、米高官が日中両国への特使団派遣を進言 クリントン氏メール公開で判明
http://www.sankei.com/world/news/160214/wor1602140013-n1.html
でも分かるように米国は尖閣で日中武力衝突なんか起こって欲しくないでしょうし、正直「尖閣=厄介モノ」でしょう。
(1)尖閣は無人島で、米国には無価値→(2)中国の尖閣奪取を阻止せんと、日米安保条約を適用し戦力投射すれば、米中紛争にエスカレート→(3)米中核戦争に発展する可能性も→(4)深入りは米国の国益にならない。
まあ、そりゃそうでしょう。つうか日本だって尖閣なんぞで武力衝突しても何のメリットもないですよ。
■【北特別委解体】「これまで以上の尽力を」…蓮池薫さんがコメント
http://www.sankei.com/world/news/160214/wor1602140034-n1.html
色々な意味で面白い記事です。
先ず第一に記事本文に寄れば蓮池氏は現状について「残念」とはしているものの、「解散発表した北朝鮮が許せない」だの「こうした事態を生んだ上、それに対するまともな対応も見られない安倍政権の無為無策が許せない」だのいった批判はしていません。お兄さんが既にそうした北朝鮮批判、安倍批判をしているのであえてそうした批判を避けたと言う事でしょう。
第二にただし彼ははっきりと「交渉しか解決の道はなく交渉再開に全力を尽くして欲しい」としています。この点は北朝鮮批判と制裁論に終始している家族会、巣くう会と大きく違うわけです。
第三に蓮池氏の主張の最大のポイントは「早急な交渉再開」でしょうに産経は記事本文ではさすがに触れても、記事タイトルではそこに触れません。故意に隠してると言っていいでしょう。「尽力」では「交渉再開」という意味は読み取れない。
この点
■NHK『蓮池薫さん 政府に戦略的な交渉求める』
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160213/k10010408281000.html
の方がより適切な記事タイトルでしょう。
なお、産経記事に指摘がありませんが、NHK記事に寄れば、蓮池氏は
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160213/k10010408281000.html
『(ボーガス注:北朝鮮の交渉意欲を引き出すために、拉致被害者を)帰す場合には核やミサイルの開発につながらない範囲で経済協力などの見返りを出す用意がある』と示さなければならない」と指摘
だそうです。
■「拉致協議進展なら人道支援も」 政府が北朝鮮に伝達へ 水面下交渉継続働き掛け
http://www.sankei.com/politics/news/160214/plt1602140012-n1.html
安倍政権のとんでもなさには頭痛がしますね。「人道支援」というのは人道精神に基づく支援なんだから本当に「人道支援(乳幼児への粉ミルクとか、病人への医薬品とか)」なら条件なんかつけるべきではない。「人道目的でない支援」なら条件つけてもいいでしょうけどね。いずれにせよ安倍政権も「制裁する」とは言ってみた物の「そんなら交渉なんかしねえよ」と北朝鮮にけつまくられると「どこまで本気か分からない」「単に日本社会や拉致被害者家族へのアリバイづくりにすぎない」かもしれませんが「人道支援ならする用意があるからそう言う事言わないでくれ」と言い出すわけです。もう何というか「まともに方針立てて外交してるのか」と聞きたくなるぐだぐだぶりです。
■【主張】拉致再調査中止 圧力と連携さらに強化を
http://www.sankei.com/column/news/160214/clm1602140003-n1.html
北朝鮮側は特別調査委解体の責任は「全面的に(ボーガス注:ロケット(ミサイル)発射を理由に制裁を実施すると発表しストックホルム合意を事実上反故にした)安倍晋三政権が負う」と強弁し、これに呼応*13する国内の意見もある。
「全面的に安倍政権が負う(北朝鮮の言い分)」かどうかはともかく交渉が挫折すれば「交渉を挫折させない方法はなかったのか」「そもそも交渉のスタートライン自体に何か問題があったのではないのか」「交渉挫折の覚悟があって制裁したのか、それともその覚悟も無しに制裁したのか。覚悟があるというなら今後どうやって拉致を解決する気なのか」などという安倍批判はあって当然でしょう。
「全面的に北朝鮮が負う」「この問題で安倍政権の責任を問う声は北朝鮮を利する(から問うな)」(安倍政権や産経など右派勢力)なんて言って責任逃れなどとんでもない事です。
米国人青年の拉致の可能性についても米政府が動き出そうとしている。
以前小生が記事にした巣くう会が北朝鮮拉致だと騒いでる米国人青年「デビッド・スネドン君」のことです。
「巣くう会の主張を信じれば」スネドン君のご家族は「家族の突然の失踪に正気を失ったのか」巣くう会が主張する北朝鮮拉致説に与してるそうですが「失踪時期:小泉訪朝後」「失踪場所:中国雲南省」ですから北朝鮮拉致のわけがない。
今後米国がどういう北朝鮮政策をとるか知りません。今度のロケット発射を契機に厳しい政策をとるかも知れない。しかしいずれにせよ、「米国政府のスネドン君・北朝鮮拉致認定」なんかあるわけがない。しかし社会面記事ならまだしも「新聞の顔」社説でこういう与太が飛ばせる産経のあほさには改めて呆れます。「バカでないとつとまらないポスト=産経論説委員」のようです。
■【北特別委解体】再調査はなぜ頓挫したのか? 元工作員*14「総書記の“遺訓”覆す気なく、遺骨・日本人妻で糊塗」
http://www.sankei.com/world/news/160214/wor1602140010-n1.html
全く産経らしいふざけた記事です。先ず第一に「交渉が挫折したこと」を
「拉致被害者全員の帰国」を最優先する安倍晋三政権の断固とした姿勢を前に、他の人道問題をてこに実利を得るというもくろみは、既に崩れていたといえる。
などといってまるで良かったことのように言うのはどういう事なのか。それでどうやって拉致を解決するのか。本来家族会は安倍に対し「交渉は何故挫折したのか」などと怒ってしかるべきですが「いったん始めた交渉が成果も上げずに挫折とは失敗ではないか」「この失敗をどう総括するのか」「そしてこれからどう拉致を解決するのか」などという安倍批判をするのが拉致被害者家族では「家族会を除名された」蓮池透氏のみという惨状です。
第二に「拉致が最優先」で「残留邦人遺骨の回収や日本人妻の帰国」はどうでもいいのか。残留邦人の遺族や日本人妻をバカにするにも程があります。
1)単に「日朝関係改善を望まない」アンチ北朝鮮極右の産経が「日本人妻帰国や残留邦人遺骨回収」より北朝鮮にとってハードルが高いと思ってる「拉致被害者*15帰国」を「これが実現しない限り無意味」と主張し
2)その結果「日本人妻帰国や残留邦人遺骨回収」がうまくいかなくてもいい、
という外道なだけじゃないですか。本来家族会が「拉致が解決して欲しいのは当然だがそのために他の方を犠牲にしないで下さい」「私たちも日本人妻の帰国や残留邦人遺骨回収を強く望んでる」とでも言うべきなのですがそう言う常識、良心、人情がかけらもない「人非人(人でなし)」「ごろつき」「ろくでなし」の集まりが家族会です。家族会のふざけた態度には心底呆れます。家族会のような「外道」「鬼畜」に同情できる人間の気が知れません。
*1:著書『国盗り物語』、『功名が辻』、『故郷忘じがたく候』、『坂の上の雲』、『最後の将軍』、『翔ぶが如く』、『菜の花の沖』、『酔って候』、『世に棲む日日』、『龍馬がゆく』(以上、文春文庫)、『項羽と劉邦』、『胡蝶の夢』、『関ヶ原』、『覇王の家』、『人斬り以蔵』、『風神の門』、『燃えよ剣』(以上、新潮文庫)、『空海の風景』、『豊臣家の人々』(以上、中公文庫)、『宮本武蔵』(朝日文庫)など
*2:著書『発掘 司馬遼太郎』(2001年、文芸春秋社)、『司馬さん、みつけました。』(2018年、和泉書院)など
*3:そもそも「知られてない原稿」とは当人が「失敗作」と思って著書に収録しなかった物が多いであろうことを考えると「発掘って学問的意味はともかく司馬ファンにとっては多分意味ないよね」とは思います。司馬当人が失敗作認定していたものをファンが読んで面白いというのはちょっと考えがたいんじゃないか。
*4:まあ「司馬の連載があった週刊朝日など」産経以外も調べてるとは思いますが。
*5:産経には市販の縮刷版がないらしいですが、「作れよ」と思いますね。
*6:著書『織田信長』、『坂本龍馬』、『高杉晋作』、『伊達政宗』、『徳川家康』、『豊臣秀吉』、『源頼朝』、『毛利元就』、『吉田松陰』(以上、講談社山岡荘八歴史文庫)など
*7:著書『ひかりごけ』(新潮文庫)、『司馬遷:史記の世界』、『身心快楽』、『風媒花』、『蝮のすえ・「愛」のかたち』、『森と湖のまつり』、『わが子キリスト』(講談社文芸文庫)、『貴族の階段』、『士魂商才』 (以上、岩波現代文庫)、『秋風秋雨人を愁殺す: 秋瑾女士伝』(ちくま学芸文庫)など
*8:著書『美しい星』、『仮面の告白』、『金閣寺』、『近代能楽集』、『サド侯爵夫人・わが友ヒットラー 』、『潮騒』、『沈める滝』、『殉教』、『小説家の休暇』、『天人五衰』、『葉隠入門』、『ラディゲの死』、『鹿鳴館』(新潮文庫)など
*9:新発見かどうかはともかく、有名ではないのでしょう。
*10:著書『白洲次郎・占領を背負った男(上)(下)』(2008年、講談社文庫)、『福沢諭吉・国を支えて国を頼らず(上)(下)』(2010年、講談社文庫)、『吉田茂・ポピュリズムに背を向けて(上)(下)』(2012年、講談社文庫)、『名銀行家列伝:日本経済を支えた「公器」の系譜』(2012年、中公新書ラクレ)、『銀行王・安田善次郎:陰徳を積む』(2013年、新潮文庫)、『松下幸之助・経営の神様とよばれた男』(2014年、PHP文庫)、『佐治敬三と開高健・最強のふたり(上)(下)』(2017年、講談社プラスアルファ文庫) など
*11:まあ「探さないと見つからないような代物」は多くの場合、著者にとって「不本意な駄作」ですよねえ。
*12:著書『中国「反日」の虚妄』(2005年、PHP研究所)、『外交崩壊:中国・北朝鮮になぜ卑屈なのか』(2006年、文春文庫)、『「日中友好」のまぼろし』(2006年、徳間文庫)、『憲法が日本を亡ぼす』(2012年、海竜社)、『「中国の正体」を暴く』(2012年、小学館101新書)、『「無法」中国との戦い方:日本が学ぶべきアメリカの最新「対中戦略」』(2012年、小学館101新書)、『中・韓「反日ロビー」の実像:いまアメリカで何が起きているのか』(2013年、PHP研究所)、『迫りくる「米中新冷戦」:日本と世界は大動乱の時代を迎える』(2014年、PHP研究所)、『なにがおかしいのか?朝日新聞』(2014年、海竜社)、『古森義久がオバマ・習近平・朴槿恵・金正恩を斬る:反日勢力をのさばらせた朝日新聞と外務省の大罪』(2015年、テーミス社)など
*13:「呼応」とは「全面的に負う」という主張に限定されず「何らかの形で安倍政権の責任を問う声」であることは言うまでもありません。産経にとっては「北朝鮮が全て悪い、安倍首相は悪くない」という声以外は全て「呼応する声」のわけです。