■【東京都知事選】小池百合子氏*1は「大年増の厚化粧」、鳥越俊太郎氏は「売国奴」…石原慎太郎*2元知事が強烈批判 長男・伸晃氏*3には「苦労している」とも
http://www.sankei.com/politics/news/160726/plt1607260038-n1.html
石原も「自民党都連会長でもある」息子・伸晃の応援に一生懸命のわけですが果たしてどうなることやら。個人的にはもはや石原が小池や鳥越氏に何を言おうが影響力は皆無だろうと思いますが。石原も知事を辞めたことを今心底悔いてることでしょう。
■【東京都知事選】橋下徹氏*4が鳥越俊太郎氏を辛辣批判「こんな演説を許していたら選挙成り立たない」「ドクターストップをかけるべきだ」
http://www.sankei.com/politics/news/160726/plt1607260011-n1.html
橋下も落ちぶれたもんです。橋下都知事選出馬説もありましたが結局出馬せず、やることはツイッターでのただの鳥越誹謗。きちんと小池支持を表明するならともかく増田*5陣営と敵対するのが怖いのかそれは橋下には出来ない訳です。こんなことでは小池陣営は橋下に感謝などするわけもない。
■【産経抄】ドーピング国家にへっぴり腰 7月26日
http://www.sankei.com/column/news/160726/clm1607260002-n1.html
大国ロシアの圧力にへたれてるという要素は確かにあるでしょう。
ただ他にも
1)ロシアが組織的犯行を行ってる疑いは強いとは言え、一律に「ロシア選手全員参加拒否」とするのは法的に後で問題になるかも知れない
2)他にもドーピングを行ってる疑いのある国はあるのであり今回強硬対応をとったらこの次、そうした疑惑がロシア以外で発覚したらまた強硬対応になるがそれでいいのか不安
3)ロシアは強豪選手が多いので参加拒否するとテレビ視聴率や観客の入りに影響しかねない(つうかロシア自体、巨大な五輪マーケット)
などといった要素もあるでしょうね。
■【外交・安保取材の現場から】中国軍機の挑発を「空自機がレーダー照射」とうそぶく中国…日本政府はもっと毅然と対応できぬのか?(政治部 石鍋圭)
http://www.sankei.com/premium/news/160726/prm1607260003-n1.html
石鍋ってのは聞いたことない名前ですが、石鍋のウヨ言説が本気か、処世術かはともかく、結局産経で出世するには「阿比留をお手本にウヨ記事書く」しかないんでしょう。
一応お断りしておけば産経記事本文でも触れられていますが、「レーダー照射」という中国の言い分について日本政府は「そうした事実はない」と否定し中国に抗議しています。「抗議した」と言う意味では「毅然と対応している」。
ただ産経が希望するほど糞味噌に中国罵倒してるわけではない。
また、産経などウヨが主張する「中国側の挑発による軍事衝突の危機」については日本政府は「そうした事実は存在しない」「一部の人間が主張する軍事衝突の危機云々の時に行われたのは過去にも例がある通常のスクランブル発進にすぎない」「誤解なのか、何なのか分からないが事実に反する情報の流布は遺憾」としています。
これが産経には許せないわけです。「レーダー照射という因縁に対し、通り一遍の抗議しかしないとはどういうことだ」「しかも中国の無法*6を暴いた俺達を『行われたのはスクランブル発進でしかない、事実に反する主張は遺憾』と事実上、嘘つき呼ばわりするとはどういうことだ」「そんなに中国が怖いか」と。
まあ、「軍事衝突の危機」云々は真偽不明なのでひとまず置くとして、「レーダー照射云々」に対する抗議は確かに産経の希望するほど過激なもんではない。
「中国ともめるのが怖い」のも事実でしょう。でもそれ当然じゃないですか。経済大国で隣国で、「日本企業も多数進出し」、あるいは「爆買いで日本経済を支えている」中国と必要以上にもめてもメリットは何もないわけです。
空自のパイロットは世界最高峰の技量を持ちながら、専守防衛を基本とするため、世界で最も抑制的な操縦を強いられている。たとえ自身や味方の戦闘機が危険にさらされたとしても、先制攻撃と捉えられる行為は厳に慎む。中国機に先んじてレーダーを照射し、挑発行為に及ぶことなどあり得ない。
常日頃「専守防衛なんか弱腰だ」という産経がこういう時は「日本は専守防衛だから中国への挑発なんかあり得ません、中国の非難は事実無根です」と言い出すのだからそのデタラメさには唖然です。
「お前専守防衛支持なのか、支持じゃないのか、どっちなんだよ」ですね。