■【名古屋「正論」懇話会】一帯一路構想「中国による中国企業のための経済圏」 田村秀男本紙特別記者
http://www.sankei.com/west/news/170525/wst1705250051-n1.html
もちろん中国の構想ですから「中国の国益が重視されてる」でしょう。
ただし「中国の国益重視」で他国の利益無視、つうほど話は単純ではないでしょう。それでは一帯一路に参加する国は増えない。
参加国を増やすには中国は「損して得取れ」的な態度をある程度、とらざるをないし、その結果、参加国が増えれば、さらに「損して得取れ」的な態度をとらざるを得ないわけです。結局、病的なアンチ中国の田村が一帯一路を不当に敵視しているだけの話でしょう。
■半世紀親しまれた「カール」、9月以降は関西以西のみで販売 「チーズあじ」「うすあじ」の2品だけに 売り上げ低迷で
http://www.sankei.com/west/news/170525/wst1705250052-n1.html
小生はカールが好きなのでびっくりですね。そんなに売り上げが落ちていたのかと。
■【弁護士会 「左傾」の要因(4)】実は会長8割が無投票
http://www.sankei.com/west/news/170525/wst1705250004-n1.html
日弁連は左傾化してるわけではなく極右の産経にはそう見えるつうだけのことですがそれはさておき。
「地方の弁護士会で、会長になりたい人なんてめったにいないのではないか」
都会の弁護士会でも変わらないんじゃないのかという気もしますが産経曰く『地方弁護士会だと会費収入も潤沢ではなく役員報酬が低額ないし無償』なのでなり手が少ないのだそうです。
まあ収入だけ考えたら大して都会の弁護士会も変わらない気がしますけどね。「弁護士会役員」になることは少なくとも金儲けには繋がらないんじゃないか。
■【阿比留瑠比の極言御免】朝日新聞を反面教師としたい 朝日流「ストーリーありきのプロパガンダ」
http://www.sankei.com/premium/news/170525/prm1705250008-n1.html
「朝日が天皇制保持の方策として女性宮家や女帝制度ばかり言って元皇族復帰とか言わない、ストーリーありきのプロパガンダだ」つういつもの阿比留ですが、それ単に価値観の違いにすぎないわけです。
つうかそんな事言ったら逆に「朝日は天皇制廃止論に冷たい」とも言えますしね。
「ストーリーをでっち上げて誹謗記事=阿比留の辻元氏誹謗記事」ならともかく朝日が「女帝制度や女性宮家に好意的(当然天皇制廃止論には冷たい)」で「元皇族復帰なんか現実性ないとしてほとんど記事にしない」のは是非はともかく阿比留のデマ記事と違い「ストーリーありきのプロパガンダ」と非難されることでは全くありません。
大体「元皇族復帰論」なんか世間にほとんど相手にされてないと思いますが。
つうか産経もよくもまあ「裁判所お墨付きのデマ記者・阿比留」を「論説委員兼政治部編集委員」に出世させたあげくこんな恥知らずコラムを書かせるもんです。
■【主張】中核派 過激組織の警戒を怠るな
http://www.sankei.com/column/news/170525/clm1705250001-n1.html
実に産経らしいですが、「中核vs革マル」を立花隆が月刊「現代」に連載していた1970年代ならまだしも、今時中核派なんて主たる「テロの脅威」じゃないでしょう。むしろ「在特会のような右翼テロ」や、「欧州で猛威を振るうイスラムテロ」の方が脅威でしょう。
例の中核派・大坂容疑者の逮捕(産経がこの社説を書いたキッカケ)がほとんど騒がれてないのもそう言うコトです。
しかしあるときは「極左団体の脅威」を叫んだり(今回ですが)、あるときは「極左団体の勢力低下」を小馬鹿にしてみたり、まあ産経もデタラメな新聞です。
彼らの主張は、現実離れ*1している。例えば、核実験やミサイル発射を繰り返して国際社会から孤立を深める北朝鮮情勢について、中核派の機関誌は「米日帝国主義の朝鮮侵略戦争が切迫する」と表現*2していた。
やれやれですね。暴力行為批判ならともかく、これは完全に産経がずれています。もちろんずれてる、つうのは「中核派の主張が正しい」つう意味ではなく*3、「中核派の暴力行為」と「是非はともかく、暴力行為でも何でもない政治的主張」をごちゃ混ぜにするな、つう話です。