■【香港の矛盾 中国返還から20年(下)】国家分裂禁じる「基本法」23条の時限爆弾 独立・自決派を完全排除へ
http://www.sankei.com/premium/news/170615/prm1706150007-n1.html
まあ独立なんてのは現実的じゃないでしょうね。せいぜい「一国二制度の堅持」が現実的でしょう。
■【産経抄】在日半世紀の英国人記者の書いた真実 6月15日
http://www.sankei.com/column/news/170615/clm1706150003-n1.html
外国人で産経にこびへつらう人間がいるというのが驚きですが、こんなんは勿論少数派です。
まあ少数派なら間違いというわけでもない*1ですが、少数派だからこそ産経も持ち上げるわけです。そして少数派だからこそ持ち上げる外国人も「ケント・ギルバート」など「またケントかよ!」になるわけです。
そして少数派だからこそ世間的に影響力のない無名人が多い。たぶん食い詰めて媚びてるケースが多いのでしょう。
「在日経験の長い日本駐在外国人記者」に話を限っても「産経を批判する外国人」を探し出せばその方がよほど多いでしょうね。しかしそれは産経は「反日」の一言で切って捨てるのだから話になりません。
■【主張】国連特別報告者 お門違いの批判は撤回を
http://www.sankei.com/column/news/170615/clm1706150001-n1.html
そんな事を言っても向こうが撤回する事はほとんど期待できません。結局、産経は「反日は許さない!」と吠えてるだけです。それは国内のウヨ相手には意味があるかも知れないが国際的には全く無意味です。いや「日本の評判を落とす」と言う意味では意味があるかも知れない。
■【加計学園問題】しのぎ削る中韓に日本が負けないために必要だ 国会で置き去りにされる獣医師の隠された役割
http://www.sankei.com/premium/news/170615/prm1706150006-n1.html
おいおいですね。問題は「獣医学部が必要かどうか」ではなく「加計学園に不当な便宜が図られたかどうか」なのですが。
id:pr3さんが記事『産経と内部告発』
http://d.hatena.ne.jp/pr3/20170612/1497271362
で以前「ロッキード社製航空機が性能的に優れていても不当な便宜が図られたのならロッキード事件での政治家たちは当然有罪です」という主旨の事を書いていましたが、そういうことです(ちなみにただの偶然ですがロッキード事件でも今回の『安倍首相の友人』のような、田中*2首相の『刎頸の友』として政商・小佐野賢治*3が登場します)。
産経の理屈だと「全日空(全日本空輸)が性能のいいロッキード製飛行機を購入して何が悪い」というとんでもない事になってしまう。
■【テロ等準備罪】安倍内閣不信任決議案は否決 「テロ等準備罪」成立へ
http://www.sankei.com/politics/news/170615/plt1706150013-n1.html
何度も言うように怒りと悲しみ、絶望といったネガティブな思いを禁じ得ませんが、とにもかくにも「党内右派を抱え、裏取引どころか公然と自公に寝返りかねない民進党」が最後まで反対姿勢をとり続けたことや、多方面からの批判の声の存在があったことは良かったと思います。
今後は「法廃止」「(法の発動による人権侵害に対する)法廷闘争」という新たな戦いが始まるわけです。