今日の産経ニュース(7/6分)ほか(追記・訂正あり)

朝日新聞『「やめろコールは活動家の妨害」 昭恵氏が「いいね!」』
http://www.asahi.com/articles/ASK775SRTK77UTFK016.html
 昭恵本人がやってるのか、それとも「昭恵の部下」がやってるのかはともかく非常識過ぎて絶句ですね。もちろん昭恵の部下の行為でも昭恵が黙認しているならば昭恵も同罪です。


■ちきゅう座『水に落ちたファシストは、打たれ強いので要注意!』(加藤哲郎*1
http://chikyuza.net/archives/74403

 東京都議選の結果全体も、安倍首相にとっては、「水に落ちた犬を打て」と言いうるほどの、大きな政治的地殻変動ではないでしょう。

 いやいや安倍にとっては大ショックでしょうね。
 「都議選で民進党議席を減らした」とか「小池百合子*2はもともとは自民出身だ」とか「東京地検特捜部が未だ動いていない」ということは安倍のショックをやわらげはしないでしょう。
 もちろん小池のような極右がリーダーの政党が都議選で躍進したことは左派、リベラル派にとって脅威ですが、少なくとも安倍政権の将来という意味ではダメージでしょう。
 もちろんポスト安倍は「安倍が衆院解散し野党が勝利」という形にならない限り、おそらく自民党から出るでしょう。そのポスト安倍(可能性としては岸田外相、石破*3元幹事長、石原*4元幹事長など)が自民党政権を延命するかも知れませんが、少なくとも「安倍にとってよほどの僥倖がない限り」安倍は終わったと見ていいでしょう。
 問題はもはや「安倍政権の終わり」ではなく「ポスト安倍にどう立ち向かうか」という話に突入しつつあると思います。
■産経【東京都議選】「自民への反感あった」と石破茂氏が安倍政権批判 「誰のほうを向いて仕事しているか」
http://www.sankei.com/politics/news/170706/plt1707060021-n1.html
■日刊スポーツ『自民党石破茂氏「あり得ない」稲田*5防衛相切り捨て』
https://www.nikkansports.com/general/news/1850883.html
などと石破がハッスルしているのもそう言う事です。
 

【ここから産経です】
■【正論】香港人共産党の敵か味方か 人民解放軍は反抗する国民を守らない 東京国際大学教授・村井友秀
http://www.sankei.com/column/news/170706/clm1707060006-n1.html

 民族は遺伝子で決まる人種とは異なり、「運命共同体」であると信じている人間の集団である。

 いや、小生の認識では民族とは「文化集団」でしかないですけどね。日本人だと日本語、和服、和食とかとか日本文化があるわけです。
 「運命共同体」なんてそこまで大げさなこと考えてない。

37年に日中戦争が始まると、沿岸部に侵攻した日本軍の攻撃によって国民党は大きな打撃を受けた。国民党の攻撃で崩壊の危機に瀕(ひん)していた共産党にとって、日本軍の侵攻は起死回生のチャンスだった。

 まあ日本の降伏後、内戦は4年続いていることを考えても「日本の侵略で中国共産党が勝てた」つうほど話は単純じゃないですが、「日本侵略のせいで」蒋介石共産党打倒に全兵力を投入できなかったのは確かです。


■【藤井四段・30連勝なるか(3)】麺好き藤井四段、昼食は「冷やし中華大盛り」 佐々木五段は「肉豆腐定食」に餅トッピング
http://www.sankei.com/life/news/170702/lif1707020023-n1.html
■【藤井四段・30連勝なるか(4)】棋士御用達「みろく庵」に行列 「冷やし中華」「ぶたキムチうどん」が人気
http://www.sankei.com/life/news/170702/lif1707020032-n1.html
■【藤井四段・30連勝なるか(6)】藤井四段の夕食は「若鳥唐揚定食」 佐々木五段は「ミニとんかつ定食」
http://www.sankei.com/life/news/170702/lif1707020040-n1.html
■【藤井四段、再出発(2)】本格的戦い始まったところで昼食 “将棋めし”は藤井四段はカレーうどん定食、中田七段はそば定食
http://www.sankei.com/west/news/170706/wst1707060051-n1.html
■【藤井四段、再出発(3)】穴熊崩しの名手にあえて穴熊で挑んだ順位戦、いよいよ佳境 藤井四段は夕食に親子丼、中田七段はなし
http://www.sankei.com/west/news/170706/wst1707060078-n1.html
 昼食や夕食が何かなんて将棋の本筋に全く関係ないですがそう言う事に興味のある人も結構いるのでしょう。


安倍晋三首相へのやじにテロ準備罪適用? 自民2回生・工藤彰三衆院議員が「いいね!」ボタン 「誤って押した」
http://www.sankei.com/politics/news/170706/plt1707060030-n1.html
 実際には誤って押したのではなく「賛同して押した」がさすがに後で自分の馬鹿さに気付いて言い訳してるというのが本当ではないのか。


プーチン*6露大統領、森*7元首相と会談へ
http://www.sankei.com/world/news/170706/wor1707060004-n1.html
 森氏が日本政界において未だに無視できない政治力を持っていることが伺えます。そうでなければプーチンも会談しないでしょう。これはやはり小泉*8、福田*9、安倍*10と「森派(現・細田派)出身総理の存在」が大きいんでしょうか。そうすると小泉、福田氏が政界引退している今、安倍が終わると森氏の政治力も大きく失われるのか。
 それとも安倍が終わっても細田博之*11などによって森氏の政治力は維持されるのか。


■公明・山口那津男*12代表、沖縄で共産党批判を全開 「共産党は信教の自由脅かす」
http://www.sankei.com/politics/news/170706/plt1707060020-n1.html
 こういうレベルの低い反共攻撃が寄りによって共産党が比較的強い沖縄で意味があるんですかね?。疑問に思います。


■インドで「牛肉殺人」多発 モディ*13首相「誰も牛の名のもとに人を殺してはならない」
http://www.sankei.com/world/news/170706/wor1707060076-n1.html
 インドって本当に物騒なんだなと思います。そして失礼ながらカースト制のことなども考えると「ヒンズー教ってまともな宗教と言えるのかしら?」と思います。

*1:著書『国境を越えるユートピア国民国家のエルゴロジー』(2002年、平凡社ライブラリー)、『象徴天皇制の起源:アメリカの心理戦「日本計画」』(2005年、平凡社新書)、『日本の社会主義:原爆反対・原発推進の論理』(2013年、岩波現代全書)、『ゾルゲ事件』(2014年、平凡社新書)など

*2:小泉内閣環境相、第一次安倍内閣防衛相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)を経て都知事

*3:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*4:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任

*5:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)を経て第三次安倍内閣防衛相

*6:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相を経て大統領。

*7:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)などを経て首相

*8:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*9:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*10:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*11:小泉内閣官房長官自民党幹事長(麻生総裁時代)、総務会長(第二次安倍総裁時代)など歴任

*12:公明党政調会長を経て代表

*13:グジャラート州首相を経てインド首相