今日の産経ニュース(11/21分)(追記・修正あり)

■財界訪中団が李克強*1首相と会談 構造改革を要請
http://www.sankei.com/economy/news/171121/ecn1711210040-n1.html

 日中経済協会、経団連日本商工会議所の財界合同訪中団は21日、北京市人民大会堂で、李克強首相と会談した。李氏との会談は2年ぶりの実現で、中国側が日本との経済連携や協力を重視する姿勢が示された形だ。

 実に産経らしいですね。もちろん中国側が日本財界に接近しているという面はあるでしょうが、もちろん一方で「日本財界が中国に接近している」という面もあるわけです。要するにお互い相互依存関係ですね。
 なお、こうした連携が少なくとも表面上は日本の政官ではなく日本の財界が先行してるのが興味深いところです。
 「ウヨ支持層」に遠慮せざるを得ない安倍と違い、財界にはそんな遠慮はないわけです。


朝日新聞社、月刊「正論」コラムに訂正求める申入書 「事実に反する」
http://www.sankei.com/life/news/171121/lif1711210056-n1.html
 朝日もさすがに産経のデマ中傷に抗議せざるを得なかったということでしょう。本当に産経なんか記者クラブ日本新聞協会から追放してもいいと思いますね。


朝日新聞社、文芸評論家*2小川栄太郎氏に抗議 謝罪と賠償求める 森友・加計問題取り上げた著書めぐり
http://www.sankei.com/entertainments/news/171121/ent1711210013-n1.html
 朝日以外も森友・加計問題問題では安倍批判してるのに朝日の捏造報道であるかのようなデマ本『徹底検証「森友・加計事件」:朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(2017年、飛鳥新社)を出せばこうなるのは当たり前の話です。しかし飛鳥新社も『磯野家の謎』(1992年、飛鳥新社→後に、1995年、集英社文庫)を一発当てただけで、後は鳴かず飛ばず、完全に「ウヨ商売出版社」に成り下がりましたね。


■親除外で「見えない縛りが消えた」 麻原彰晃死刑囚の四女が会見
http://www.sankei.com/affairs/news/171121/afr1711210047-n1.html
 別にこんなことをしなくてもいいと思うんですけどねえ。そんなに重荷だったんでしょうか。

*1:中国共産主義青年団共青団)中央書記処第一書記、河南省長、党委員会書記、遼寧省党委員会書記、第一副首相などを経て首相(中国共産党中央政治局常務委員兼務)

*2:小川の著書のほとんどはこの朝日誹謗本のように『約束の日:安倍晋三試論』(2013年、幻冬舎文庫)、『最後の勝機(チャンス):救国政権の下で、日本国民は何を考え、どう戦うべきか』(2014年、PHP研究所)、『天皇の平和 九条の平和 安倍時代の論点』(2017年、産経新聞出版)、『徹底検証 テレビ報道「噓」のからくり』(2017年、青林堂)など右翼評論とはいえても、文芸評論ではありませんが「右翼活動家」とは恥ずかしくて名乗れないようです。