■【取材の現場から】慰安婦像問題と姉妹都市解消 大阪市の本気度、新市長に伝われ
http://www.sankei.com/west/news/171226/wst1712260007-n1.html
あちらは「解消したければすればいい」としか思ってないでしょうねえ。
■【歴史戦】慰安婦像「有害だね」 寄贈受け入れから１カ月、サンフランシスコ市を現場ルポ
http://www.sankei.com/world/news/171225/wor1712250057-n1.html
公共物化するという市議会の決定を承認した市長、エドウィン・Ｍ・リー氏の急逝を受けて急遽行われることになった市長選では、像や大阪市との姉妹都市関係をめぐる一連の問題は、ホームレス問題など他の争点の影に埋もれようとしている。
「埋もれてる」のではなく最初からそんなもんは争点ではないのでしょう。
「毎日来ているけど、何だか知らないなあ」
慰安婦像と碑文が設置された、サンフランシスコの中華街にあるセント・メリーズ公園。昼食を取っていたソフトエンジニアのリラン・ウィンターさん（２９）は、像についてこう話した。
まあ中にはそういう市民もいるでしょう。ただし「そうではない市民」「慰安婦記念碑を当然の物だ、批判する産経の方がおかしいと思ってる市民」も当然いる。産経に都合のいい意見だけ引っ張って「これが市民の意見だ」といったところで説得力は皆無です。
「（像のことは）すでに市議会で全員一致で決まったことで、すでに終わったという認識だ」（地元メディア記者）
そりゃそうでしょう。全員一致で決まったことに異論が出たらその方がおかしい。
誰が新市長になろうとも、リー氏の決定を覆すのは難しいとの見方が支配的だ。
そもそも覆す気が無いでしょう。
日本人コミュニティーは新市長にロビー活動をすればいい。
そんなことしたところで逆効果にしかならないでしょう。なお「日本人コミュニティ」つうのも酷い話で反対してるのは日本ウヨだけです。在米日本人全てが反対してるわけではない。
■自民党「党員１千人確保」目標「氏名公表」の罰則迫る 未達者いまだ数十人
http://www.sankei.com/politics/news/171225/plt1712250029-n1.html
前も批判しましたが
未達の場合は不足党員１人につき２千円の罰金
つうのは正気ではないですね。「党員増加の号令」はかけるにしても、少なくともこんな罰金はほかの党はやってないでしょう。もちろんこんなことをやった上、堂々と公表する自民はまともではない。
こんなことをしても数あわせの幽霊党員が増えるだけかと思いますが、そんなことはどうでもいいのでしょう。
■長期政権の安倍晋三首相、３１年１１月に在職歴代１位視野に
http://www.sankei.com/politics/news/171225/plt1712250031-n1.html
産経も全く気が早いことです。
まあ、既に第二次政権成立後5年という時点で安倍批判派としていい加減うんざりですが。
在職日数は第１次内閣時代を合わせ２１９３日となる。戦後の首相では佐藤栄作*1（２７９８日）、吉田茂*2（２６１６日）両氏に続く３位で、戦前を含めても歴代５位だ。
て率直に言ってあの男に佐藤や吉田ほどの見識も力量も無いでしょう。日本政治がいかに劣化してるかと言うことです。
なお、戦前の場合、「歴代3位だという伊藤博文*3（長州閥政治家）や歴代1位だという桂太郎*4（陸軍軍人）」が何度も内閣を組閣してるので現代と比べるのは適切ではないでしょう。伊藤らが無能とは言いませんが、彼らの組閣は「政党がまだ未熟」という要素がかなり大きいでしょう。
戦前において初の本格的な政党出身首相は伊藤、桂後の原敬*5になるわけです。
■【米エルサレム首都認定】グアテマラは「真の友好国」 イスラエルで称賛相次ぐ
http://www.sankei.com/world/news/171225/wor1712250051-n1.html
安倍ですらこんなことはできなかったのにグアテマラってのは「イスラエルべったり」なのか、はたまた「共和党の米国」べったりなのか。
■森友・加計「虚報と決めつけ」 朝日新聞が検証本*6著者の小川栄太郎氏*7を提訴
http://www.sankei.com/affairs/news/171225/afr1712250051-n1.html
そりゃあまりふざけたことを言ってればこうなるでしょう。
「吉見義明氏*8や菅*9元首相を名誉毀損裁判で不当敗訴させた日本の裁判所」では多少不安がありますが、まあ、さすがにこれは朝日が勝訴するんじゃないですかね。
■【ビジネスの裏側】お買い上げは韓国、台湾の倍以上 好調関空を支える中国人客の「爆買い」
http://www.sankei.com/west/news/171225/wst1712250006-n1.html
あの中国嫌いの産経でもこういうタイトルをつけてしまうわけですね（苦笑）。
*1:吉田内閣郵政相、建設相、岸内閣蔵相、池田内閣通産相などを経て首相
*2:東久邇、幣原内閣外相を経て首相
*4:第3次伊藤、第1次大隈、第2次山縣、第4次伊藤内閣陸軍大臣を経て首相
*6:産経もせめて「批判本」と書いたらどうなんですかね。
*7:著書『約束の日：安倍晋三試論』(2013年、幻冬舎文庫)、『徹底検証「森友・加計事件」：朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』（2017年、飛鳥新社）、『徹底検証 テレビ報道「噓」のからくり』（2017年、青林堂）など
*8:著書『従軍慰安婦』(1995年、岩波新書)、『毒ガス戦と日本軍』（2004年、岩波書店）、『日本軍「慰安婦」制度とは何か』(2010年、岩波ブックレット)、『焼跡からのデモクラシー：草の根の占領期体験(上)（下）』(2014年、岩波現代全書)など
