今日の産経ニュース&しんぶん赤旗(6/18分)ほか(追記・修正あり)

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-19/2018061902_01_1.html
赤旗『昭恵氏付職員が「優遇」依頼、辰巳氏、新文書示し告発、「賃料引き下げを適用できないか」』
 日本共産党の辰巳孝太郎議員は18日の参院決算委員会で、学校法人「森友学園」との国有地取引をめぐる国土交通省大阪航空局作成の内部文書を暴露しました。安倍晋三首相の妻、昭恵氏付の職員だった谷査恵子氏から財務省への照会の内容が、すでに公表されている交渉記録よりも具体的に書かれており、「優遇」の依頼だったことを示しています。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-06-19/2018061901_03_1.html
赤旗『記録「最高裁まで争う覚悟で非公表」、隠ぺい今も メモ入手、森友疑惑 辰巳氏追及、検察に官邸介入も』
 日本共産党の辰巳孝太郎議員は18日の参院決算委員会で、学校法人「森友学園」との国有地取引をめぐって、独自入手した二つの内部文書を暴露しました。そのうち、行政機関の間のやりとりの公表をめぐって財務省国交省がすり合わせをしたことを記したメモには、財務省理財局と近畿財務局のやりとりの記録を「最高裁まで争う覚悟で非公表とする」と記されていました。公文書の改ざんが発覚した後もなお、財務省が隠ぺいを続けていることになります。辰巳氏は「いったい、本省からどのようなやりとりや指示があったのか。国民の前に真実を明らかにするべきだ」と迫りました。

朝日新聞【決算委詳報】新文書?「最高裁まで争う覚悟で非公表」
https://www.asahi.com/articles/ASL6J5VD4L6JUEHF019.html
毎日新聞『森友問題:昭恵氏付職員「賃料値下げ要望」 共産党が追及』
https://mainichi.jp/articles/20180619/k00/00m/010/117000c

https://www.asahi.com/articles/ASL6J5VD4L6JUEHF019.html
 共産党の辰巳孝太郎氏が「私たちは応接録の公表についてのメモを入手した」と述べ、財務省国土交通省の中のやり取りとされる文書をもとに追及した。このメモには、5月の交渉記録の公表をめぐり「公表するかは中身による。国交省として得策か検討してほしい」「最高裁まで争う覚悟で非公表とする」などの記述があるという。
 安倍晋三首相は「(質問内容の)事前通告をいただいていない。今の段階では架空*1なので、答えようがない」と答弁。「架空」という言葉を繰り返した。麻生太郎財務相石井啓一*2国交相も「事前通告がない」ことを理由に答弁しなかった*3。これに対し、辰巳氏は「“安倍案件”だから文書の公表を拒んだのではないか」と詰め寄った。
 共産党は委員会後、この文書の内容について記者発表する予定だ。

https://mainichi.jp/articles/20180619/k00/00m/010/117000c
 共産党の辰巳孝太郎氏は18日の参院決算委員会で、学校法人「森友学園」への国有地売却問題を巡って、国土交通省が作成したとされる二つの文書を示して政府を追及した。森友・加計学園問題を早期に幕引きしたい安倍政権に対し、野党は国会延長を見すえて新たな材料の発掘に腐心している。
 辰巳氏が示した文書の一つは、安倍晋三首相の妻昭恵氏付だった政府職員が2015年11月、国有地の賃料を引き下げる優遇措置をとれないか問い合わせたことに対する財務省理財局の回答を記録したもの。財務省が回答した同月12日、同省近畿財務局から情報提供を受けた国交省大阪航空局が作成したとされる。
 もう一つは、森友学園との交渉記録の公表について、財務省国交省が今年5月に意見交換した内容を記録したとみられる文書。
 それによると、「近畿財務局と理財局のやり取りについては、最高裁まで争う覚悟で非公表とするのだろう」という財務省側の見通しが示された半面、「近畿財務局と大阪航空局のやり取りについては、森友問題に限って考えればメリットもあり得る。(学園から)いろいろとひどいことを言われたことが明らかになる」という記述もある。
 そのうえで、「近畿財務局と大阪航空局のやり取りを公表するかどうかは、中身にもよるだろう。国交省として、出すのが得策かどうか検討してほしい」と財務省側が求めた。
 また、財務省の内部調査報告書の公表時期を大阪地検の刑事処分と合わせるため、「官邸も早くということで、法務省に何度も巻きを入れている*4」と状況を伝えた。ただ、この文書の作成者は明らかになっていない*5
 辰巳氏は「(昭恵氏付だった)谷査恵子氏から賃料値下げの要望をしている。単なる優遇措置制度の照会ではない」「省庁にとって得策かどうかで行政文書の(国会)提出の是非が決まるのか」と政府をただした。
 首相は質問の事前通告がなかったことを理由に「今段階では架空の状況だから答えようがない」とかわしたが、辰巳氏は「公表こそ、うみを出すことになる」と批判した。
 一方、加計問題では、文部科学省参院予算委に8日付で報告した文書の内容が、愛媛県文書と一部符合することが判明している。
 同県文書では、15年2月に加計孝太郎理事長が首相と面会した際に「新しい教育戦略」という資料を提出したことが記されている。首相と加計学園は面会を否定しているが、文科省は同年3月、「新しい教育戦略」を添付したメールを実際に専門家に送っていた。
 国民民主党の石上俊雄氏が「疑惑がまた深まってきた」と指摘したのに対し、首相は資料の存在は確認できなかったと反論した。面会は重ねて否定した。

 森友も加計もそう簡単には終わりそうにないですね。大変いいことです。もちろん共産党入手文書は内部告発でしょう。
 「安倍にびびってるのか知りませんが」テレビももっとこうした問題を報じるべきですね。


【ここから産経です】
■【歴史戦】慰安婦問題「深刻な人権問題として位置付けられるよう計画」 韓国外相が対外発信強化へ
https://www.sankei.com/world/news/180618/wor1806180033-n1.html
 深刻な人権問題であるからこそ「河野談話アジア女性基金」なのに安倍自民がそれをないがしろにするような言動をとればこういう動きがでるのはわかりきっています。そんな安倍がバカであり、安倍を総裁にした自民党と、そんな自民党を容認する日本人多数派もバカだと言うだけの話です。安倍のせいでどれほど日本の国際的な評価や信頼が破壊されたかと思うと言葉もありません。
 まさに「日本のトランプ=安倍」です。まあ、先日の米朝首脳会談を考えればトランプの方が安倍よりいくらかまともかと思います。


■【自民党総裁選】野田聖子*6「セクハラ対策は女性政策ではなく国策だ」
https://www.sankei.com/politics/news/180618/plt1806180040-n1.html
 野田も「なんだかなあ」ですが本当、産経って国策って言葉が好きですよね(苦笑)。
 それはともかく、国策とか国家主義的な物言いを口走るのは本当に辞めてほしいですね。こんなこと言ったってウヨ連中は別にセクハラ対策なんか必ずしも支持しないし、一方でセクハラに取り組んでる人の多くはこういう物言いに違和感を感じるんじゃないか。
 「セクハラ対策のような人権擁護は大事だから国を挙げて取り組むのは当然です」でいい話でしょうに。
 例えば「少子化対策は国策」「CO2削減は国策」とか、野田は何でもかんでも国策と言うのか?。
 安倍ですら「改憲は国策」「拉致解決は国策」「北方領土竹島問題は国策」「日米安保は国策」などとは言ってなかった気がするんですけどね。いや俺が知らないだけで言ってるのでしょうかね? 

「セクハラ対策は女性政策ではなく国策だ。少子化国家に必要なのは、今まで使ってこなかったポテンシャルを使い切ること。その代表格が女性だ」と述べた。

 いやだからセクハラ対策てそういう問題じゃないでしょうに。
 女性活躍推進なら「少子化国家では労働力が不足するから必要なのは、今まで使ってこなかったポテンシャルを使い切ること。その代表格が女性だ*7」といえるかもしれない。でもセクハラってのはそういう話じゃないと思うんですけどね。
 「女性を企業のための労働力としか思ってないのか」と批判されても文句は言えないでしょう。まあ、これでも「当初、福田事務次官(当時)をかばっていた」安倍*8や麻生*9に比べたらましですけどね。


■国民民主、参院選の改選複数区全てに擁立方針 玉木雄一郎共同代表「党勢拡大には選挙が一番だ」
https://www.sankei.com/politics/news/180618/plt1806180023-n1.html
 まあ、いくら支持率が低迷してるとはいえ、立場上、こう言わざるを得ないのでしょうが、今の国民民主では選挙に候補を立てようとも党勢拡大など無理でしょうね。


■【政界徒然草自民党総裁選で視界不良の石破茂*10は突破口開けるか 広がり欠く党員・議員支持、ネット人気も低調
https://www.sankei.com/premium/news/180618/prm1806180005-n1.html
 確かに石破人気が猛烈に沸き起こってるということもないのでしょうが産経の場合、「安倍をなんとしてでも持ち上げる」という結論ありきに過ぎないわけです。もはやただの「安倍晋三礼賛新聞」でしかありません。


■【平成30年史 政界再編・インタビュー】細川護煕元首相「安倍さん、頑張っているが強引」「穏健な多党制へ早く選挙制度改革を」
https://www.sankei.com/politics/news/180618/plt1806180003-n1.html
 当人がインタビューに対して、口の濁していますが細川氏退陣の大きな理由はいわゆる「彼が熊本県知事時代の佐川急便闇献金疑惑」だったわけです。
 まあ疑惑がなかったとは言いませんが、安倍の加計森友と比べたらまだ「黒か白か、あいまいなところ」があったと思います。真っ黒の安倍が未だに居直り続けるのは本当に理解ができません。

国民福祉税構想について
 「私自身は政治改革とコメの自由化と大きな2つの問題を先に片付けなくてはなりませんでした。ですから、小沢さんたち与党側に任せていたわけです。それがいきなり、名称は国民福祉税で税率7%という話が出て、記者会見の時間まで決められていて、『これはちょっと参ったな』と思いました」

 おいおいですね。小沢新生党代表幹事(現自由党党首)と市川公明党書記長のいわゆる「一・一ライン」がこんな風に勝手に決めていたのでは、「後に自社さ政権に動く」社会党新党さきがけが激怒して、政権を離脱するのも当然といえるでしょう。大体、当時の新党さきがけからは党首の武村氏*11が細川内閣官房長官に就任しています。官房長官に相談もなくこんなことを決めるなんて常識ではあり得ないことです。
 こういうときに「こんな大事なことをそんな簡単に決められるわけないだろう。記者会見なんかとんでもないことだ」といえないところが細川氏の限界なんでしょう。一方でこうした小沢氏らの無法に怒る社会党やさきがけをうまく丸め込む力も彼にはなかった。
 だから政権も短期で崩壊してしまった。直接の退陣理由は佐川疑惑ですが、佐川疑惑がなくても政権崩壊は避けられなかったでしょう。正直「安倍に比べたらずっとまし」ですが当時の彼は首相を引き受けるべきではなかったですね。失礼ながら能力的な意味でその器ではなかった。
 しかし産経の取材だからリップサービスかもしれません*12が「安倍が頑張ってる」ね。冗談も大概にしてほしいですね。ならばなぜ都知事選に脱原発を掲げて反自民候補として立ったのか。都知事選で彼を支援した人々に対して失礼じゃないのか。
 産経相手に安倍を糞味噌に罵倒しろとはいいませんが、もう少し言い様があるんじゃないか。まあこういうあたりがこの人の限界なんでしょう。


■【千葉・9歳女児殺害】「死刑が求刑され安心した」「判決までもう少し待つしかない」 リンさん両親会見要旨
https://www.sankei.com/affairs/news/180618/afr1806180061-n1.html

 検察側が死刑を求刑したが、受け止めは
 ハオさん
「今日はずっと待った時間。検察は死刑を求刑した。ありがとうございます」
 グエンさん
「裁判が終わり、死刑が求刑されて安心した。私たち家族はずっと辛かった」
 判決に希望することは
 グエンさん
「一番厳しい死刑の判決をお願いする」
 今日、リンさんに報告したいことは
 ハオさん
「判決までもう少し待つしかない。まだ進展はない。死刑判決が出て、リンちゃんには天国に行ってほしい」

 幼児をわいせつ目的で殺害というのは、確かに「事実ならば*13」、「犯人であるにもかかわらず無罪主張してる無反省さ」とも考え合わせれば非常に悪質ですが、とはいえ複数殺人でもないので死刑判決は出ないんじゃないか。検察が本気で死刑狙いなのか、はたまた死刑判決は出ないと思いながら「遺族感情に配慮したのか」気になるところです。
 まあ、ベトナム国民まで巻き込んで死刑要望署名運動では確かに「死刑以外は求刑しづらい」でしょうが。無期求刑で「日本検察ふざけてる!」などと駐ベトナム日本大使館前で抗議デモが起こっても困りますし。

追記
■読売新聞『「人間性かけらもない」松戸女児殺害、死刑求刑』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180618-OYT1T50054.html
時事通信『千葉女児殺害、死刑を求刑、「冷酷、残虐」と検察側』
https://this.kiji.is/381280953320801377?c=39546741839462401

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180618-OYT1T50054.html
 検察側は「被害者が一人であっても悪質性が際立っている。人間性のかけらもない」と述べ、死刑を求刑した。

https://this.kiji.is/381280953320801377?c=39546741839462401
 検察側は「冷酷で悪質、残虐な犯行。更生の可能性はない」と死刑を求刑し、結審した。

 死刑求刑ケースではいつものことですが、検察もずいぶんと被告人を酷評するもんです。


■【主張】成人年齢 少年法改正の宿題も急げ
https://www.sankei.com/column/news/180618/clm1806180001-n1.html
 厳罰論・産経らしいですが、日弁連などが主張するようにもちろん「民法上の成人年齢」「公選法上の成人年齢」「少年法上の成人年齢」を一致させる必要は別にありません。

 滋賀県彦根市で今年4月、19歳の巡査が教育係の巡査部長を射殺し、実弾入りの拳銃を所持したまま逃走する事件があった。警察官とはいえ、「少年」に拳銃を貸与していたことになる。おかしくはないか。こうしたいびつな事態は解消すべきである。

 言ってる意味がさっぱりわかりません。産経はこれが論理的文章だと思ってるようですが。

*1:真偽不明とでもいうべきところを「架空」ですか?

*2:公明党政調会長を経て第4次安倍内閣国交相

*3:おいおいですね。内部調査したい程度のことすら答弁しなかったんでしょうか?

*4:おいおいですね。犯罪捜査に露骨に介入してるわけでとんでもない話です。

*5:そりゃ内部告発だから告発者が「名前を出していい」といわない限り、明らかにはできないでしょう。そこでおそらく安倍らは怪文書と居直るのでしょうが、徹底追及してほしいですね。

*6:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣消費者問題等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て第四次安倍内閣総務相

*7:まあ女性以外では「外国人移民」「定年延長による高齢者」といったところが野田が想定する「今まで使ってこなかったポテンシャル」でしょうか。

*8:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*9:橋本内閣経済企画庁長官、森内閣経済財政担当相、小泉内閣総務相、第一次安倍内閣外相、自民党幹事長(福田総裁時代)などを経て首相。現在、第二〜四次安倍内閣副総理・財務相

*10:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相など歴任

*11:細川内閣官房長官、村山内閣蔵相など歴任

*12:さすがに今回はコメント捏造ではないでしょう。

*13:と書いたのは被告人が無罪主張してるからです。実際無実かどうかは解りませんが。