今日の産経ニュースほか(2019年11月6日分)

習氏の国賓訪日の意義は何なのか 太田文雄(元防衛庁情報本部長) « 国基研ろんだん 国基研ろんだん « 公益財団法人 国家基本問題研究所
 ウヨ連中が安倍が進める「習主席国賓訪問」に不快感を募らせてることはよく分かります。しかし、安倍はそんなことは無視するでしょうし、「さんざん安倍を褒め称えてきた手前」それにウヨ連中も文句は言えないでしょう。


秋田「正論」友の会 「安倍外交と東アジア情勢」27日に講演会 - 産経ニュース

 中韓などに毅然と対応する安倍晋三首相の外交姿勢を、雑誌「正論」の田北真樹子編集長が語ります。

 ホワイト国除外などと言う無法を実行している韓国はともかく、「習主席訪日」を要請しているがために、明らかに中国の歓心を買おうとしている安倍のどこが「毅然」なのか。産経だって安倍の態度に散々「中国に甘いのではないか」と批判していたはずですが。


「受験国会」野党、首相側近の萩生田氏揺さぶり 国語も撤回要求へ - 産経ニュース
 まずは「英語試験だけでなく国語試験も、批判派の言うように白紙撤回や延期すべきかどうか」を議論すべき所「萩生田大臣が辞めたら政権の危機(だから国語は撤回しない?)」と言う党利党略話しかしないのだからいつもながら「安倍応援団」産経には呆れます。


独自 財務省「森友文書」5,633枚入手:ゆうがたサテライト:テレビ東京

 「森友学園」をめぐる国有地の売却問題で、情報公開請求に対し、財務省が「不開示」としていた行政文書およそ5,600ページをテレビ東京が入手しました。 入手した文書は、国有地売却をめぐる国会答弁のために政府が用意した想定問答や財務省の近畿財務局が財務省本省や国土交通省大阪航空局との間でやり取りした文書など合わせて5,600ページに上ります。 この文書は立憲民主党川内博史議員の情報公開請求に対し、財務省が「不開示」とすることを決定していたものです。 しかし、ことし6月、総務省の「情報公開・個人情報保護審査会」が、財務省の判断は「違法」であり、「決定を取り消すべきだ」としたことから、開示に踏み切ったとみられます。
川内議員:「今まで出ている資料とつきあわせて真実はどこにあるか探っていきたい」。
 しかし、新たに公開された応接録や交渉記録は、日付や一部の担当者の名前を除き、その多くが黒塗りとなっています。

 ひとまずテレビ東京の報道を褒めておきたいと思います。


河井前法相の大幅スピード違反を広島県警が見逃していた! | 文春オンライン
 「妻の選挙管理担当者がやったことで私は知らない」で公選法違反について逃げようとしていた河井に対し、河井自らの不祥事(それも法相在任中)をぶつけてきた週刊文春です。勿論公選法違反行為についても「私は知らない」ですむかどうかは疑問符がつきます。


台湾、李登輝政権が準中距離弾道ミサイル開発 裏付ける公式文書入手(1/2ページ) - 産経ニュース

 台湾の李登輝政権が1995~96年の台湾海峡危機の後、中国への「抑止力」として準中距離弾道ミサイル(MRBM)の開発を進めていたことが6日、産経新聞が入手した当時の機密資料で分かった。

 どう見ても「反中国」蔡英文政権が中国への牽制目的に産経にリークしたとしか思えませんが、これが果たして蔡英文の希望する状況を生むのかどうか。
 むしろいたずらに中国の反発を招くだけかもしれません。


ウィーン芸術展、公認撤回 昭和天皇の風刺作品など展示 - 産経ニュース

・日本とオーストリア国交150年の記念事業として同国の首都ウィーンで日本の芸術家らの作品を展示していた「ジャパン・アンリミテッド」について、在オーストリア日本大使館は5日までに公認を取り消した。東京電力福島第1原発事故や安倍政権を批判的に扱った作品などが問題視されたとみられる。
放射線防護服に日の丸の形に浮かんだ血が流れ落ちるようなオブジェや、安倍晋三首相に扮した人物が歴史問題を巡り韓国、中国に謝罪する動画も展示されていた。昭和天皇を風刺する作品もあった。

 今の安倍政権らしいし、産経は大喜びなのでしょうが、別に日本側が後援をやめても相手は痛くもかゆくもないでしょう。単に日本の評判が悪くなるだけです。


自民・稲田幹事長代行、夫婦別姓「議論していい」 - 産経ニュース

 自民党稲田朋美*1幹事長代行は6日、TBSのCS番組収録で、選択的夫婦別姓に関し「人生100年時代になり、いろいろな家族の形ができている。固定概念にとらわれず議論してもいいのではないか」と議論を容認する考えを示した。
 従来は「家族の一体感を損なう観点から反対の論陣を張ってきた」と振り返った上で、「いろいろな方の事情を聴き、考えが進化した」と理由を説明した。

 「夫婦別姓に賛成」と言ってるわけではないとはいえ「一体何があった?」と首をひねりますね。

*1:第二次安倍内閣行革担当相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相など歴任