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常岡浩介*1
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『ロシア 語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』ぜひ、読んでください。現在、プーチン政権が世界中で引き起こしている人道危機、ハイブリッド戦争のルーツです
「何だかなあ」ですね。2008年なんて10年前の本を宣伝するなと言いたいですね。別途新しい本を書かないにしても、せめて増補改訂版を出したらどうなのか。
なお、「プーチン*2」「ロシア」などでぐぐれば分かることですが、内容の是非はともかく比較的、最近の本では
・名越健郎*3『独裁者プーチン』(2012年、文春新書)
・下斗米伸夫*4『プーチンはアジアをめざす:激変する国際政治』(2014年、NHK出版新書)
・佐藤親賢*5『プーチンとG8の終焉』(2016年、岩波新書)
・廣瀬陽子*6『ロシアと中国:反米の戦略』(2018年、ちくま新書)
・真野森作*7『ルポ プーチンの戦争』(2018年、筑摩選書)
・朝日新聞国際報道部『プーチンの実像:孤高の「皇帝」の知られざる真実』(2019年、朝日文庫)
なんてもんがあります。常岡の古い本を読みたがる人はあまり居ないでしょうね。
*1:著書『ロシア 語られない戦争:チェチェンゲリラ従軍記』(2008年、アスキー新書)、『イスラム国とは何か』(2015年、旬報社)
*2:エリツィン政権大統領府第一副長官、連邦保安庁長官、第一副首相、首相などを経て大統領
*4:法政大学教授。著書『ゴルバチョフの時代』(1988年、岩波新書)、『スターリンと都市モスクワ 1931‐34年』(1994年、岩波書店)、『アジア冷戦史』(2004年、中公新書)、『モスクワと金日成:冷戦の中の北朝鮮1945-1961年』(2006年、岩波書店)、『神と革命:ロシア革命の知られざる真実』(2017年、筑摩選書)、『ソビエト連邦史 1917-1991』(2017年、講談社学術文庫)など
*6:慶應義塾大学教授。著書『強権と不安の超大国・ロシア:旧ソ連諸国から見た「光と影」』(2008年、光文社新書)、『コーカサス国際関係の十字路』(2008年、集英社新書)、『ロシア 苦悩する大国、多極化する世界』(2011年、アスキー新書) など