高世仁に突っ込む(2019年8/14分)(追記あり)

JAL123便墜落から34年―再検証を訴える遺族たち - 高世仁の「諸悪莫作」日記
・ちなみに小生は2005年の出版当時、赤旗記者だった米田憲司氏の著書『御巣鷹の謎を追う』(2005年、宝島社→後に2011年、宝島SUGOI文庫)を「2005年の単行本版」で持っていますが、正直「情けないが、難しすぎて読んでもよく分からなかった」と言うのが感想です。
 事故原因について諸説を紹介した上で「様々なありうる説を考察する(米田氏は圧力隔壁破壊説についてはありうる説のワンオブゼムという扱いです)」という米田氏の態度は誠実ではあるのですが「これが答えだ!」という明確さはないのでどうしても理解が困難になります。なお、さすがに米田氏は自衛隊陰謀論(後述します)など採用しません(むしろ原因解明を阻害する妄説邪論と批判している)。
 陰謀論者が問題にする「10時間の遅れ(後述します)」についても「自衛隊や米軍の犯罪を隠すための時間稼ぎ扱いして事故原因と関係があるとする根拠がない」「問題にするとしても、あくまでも『墜落場所をもっと早く発見することができなかったのか』『そうすれば、もっと助かる命もあったんじゃないか』というミスの追及という話にすべきで、陰謀論など誰にもメリットがない」と批判しています。
 実は「自衛隊や米軍には批判的な」赤旗記者と言うことでそこを少し危惧していた*1のですが、やはりそこまで非常識ではなかったことは安心しました。
・一般論で言えば「圧力隔壁破壊説」は高世や米田本が言うように「100%間違いない説」とは俺もいえないと思います。
 というのもこの事故について、ボーイングは「刑事訴追のおそれがある(森友と全く同じ言い訳!)」として調査に実に非協力的だったからです。
 かつボーイングと言えば、「米国を代表する大企業」です。
 「圧力隔壁破壊説(ボーイングのメンテナンスに問題があった)」よりも「ボーイングにとってやばい事故原因(例:そもそも設計自体に問題があった)」の可能性が高いならボーイングの経営に影響が出ないような「できる限りボーイングの評判が悪くならないような原因にしちまえ」という日米両国による政治的忖度の疑いも「一般論としては」否定できないでしょう。
 とはいえ、「そうした一般論」と「圧力隔壁破壊説は間違ってる」という具体論とはまた話が別です。具体論にするにはそれなりの根拠がないといけない。しかし高世の文章を読んでも何を根拠に「疑念を呈するのか」、「圧力隔壁破壊説が間違いなら何が原因だと思うのか」さっぱりわかりません。

 事故原因は当時の運輸省航空事故調査委員会が発表した「圧力隔壁破壊説」とされているが、実はこれについて疑問を呈する遺族やジャーナリスト、専門家が少なくない。
 JAL123便事故についてはたくさんの本や記事が書かれ、私もいくつか読んでみたが、事故原因をめぐる疑惑には相当の説得力がある。
 私たちがかつて北朝鮮による拉致について取材しはじめたころ、世間の大勢は「まさか」という受け止め方だった。一応国連にも加盟している国が、工作船などというものを仕立てて他国の海岸にやってきて人をさらっていくなんて、安っぽいスパイ映画の世界だと笑う人もいた。「拉致疑惑」と呼ばれ、陰謀論に近い扱いを受けたことを思い出す。JAL123便墜落の真相が解明されることを期待する。
 友人の水島朝穂*2早大教授は、JAL123便墜落を事故ではなく事件と呼んでいるが、先月16日、彼が世話人となって「情報公開と知る権利―今こそ日航123便の公文書を問う」というシンポジウムが開かれた。
直言(2019年7月22日)34年間隠蔽されている「日航123便事件」、法廷へ――早大法学部シンポジウム

 俺が危惧するのはここで高世が「安っぽいスパイ映画の世界」云々と「なぜかやたら曖昧にぼかした紹介をする説」は「雫石事故パターン説など、ほとんど支持者がいない陰謀説(既に述べたように米田氏はそうした説を批判しています)」ではないのかという疑惑です。なぜ高世は「たくさんの本」とやらについて一冊も具体的な著書名を挙げないのか。なぜ高世は「疑問を呈する遺族やジャーナリスト、専門家」について一人も具体的な個人名を挙げないのか。
 なぜ「北朝鮮拉致疑惑」「安っぽいスパイ映画の世界」云々などと言う話が出てくるのか。なぜ水島氏は「事故ではなく事件」というのか。それは「雫石事故*3パターン説、ソ連大韓機撃墜*4パターン説、なだしお*5衝突(あたご衝突*6)沈没パターン説、えひめ丸事故*7パターン説とでも呼ぶべき説」「つまり日航機が墜落したのは自衛隊機または米軍機が誤って衝突した、あるいは撃墜したから(いわゆる自衛隊陰謀論、または米軍陰謀論*8)」というほとんど支持者がいない陰謀説」をこの記事で高世が紹介しているからではないのか。
 高世としてはそうした陰謀論を紹介したくないが、しかしそうした陰謀論支持者が「友人だという水島氏」なので「水島氏との関係を悪くしないために一応紹介するが、できる限り曖昧にごまかして逃げを打つ」つう汚い話ではないのか。俺は高世の人間性を「かけらも信用してない」のでここまで曖昧な怪しい記事だとそうした疑惑をどうしても感じます。
 で高世がリンクを張る直言(2019年7月22日)34年間隠蔽されている「日航123便事件」、法廷へ――早大法学部シンポジウムを読んでみます。

直言(2019年7月22日)34年間隠蔽されている「日航123便事件」、法廷へ――早大法学部シンポジウム
 昨年発刊された青山著『日航123便墜落 遺物は真相を語る』を参照いただきたい。大学の金属材料研究所において遺物から検出された「ベンゼン、硫黄、クロロフォルム」は何を物語るのか。いずれも積荷やジェット燃料(灯油の一種のケロシン)には含まれず、自衛隊使用の武器燃料(火炎放射器)に含まれる物質である。

 「自衛隊使用の武器燃料(火炎放射器)?。やべえ、これは陰謀論では?」「青山某さんて悪名高い陰謀論者じゃなかったっけ?」と予想通りの展開に不安は高まります。俺としても「護憲派憲法学者として尊敬するお一人・水島氏」が自衛隊陰謀論にはまり込むなど『本多勝一*9のインチキ民間医療傾倒なみ』に平常心で見ていられるもんではありません*10がさらに水島ブログを検索してみます。

直言(2018年8月13日)「遺物」から迫る日航123便事件——隠蔽、捏造、改ざんの連鎖
 昨年もこの時期に、直言「日航123便墜落事件から32年—隠蔽の闇へ」をアップした。刊行されたばかりの青山透子『日航123便墜落の新事実—目撃証言から真相に迫る』(河出書房新社)を紹介するものだった。今回は、先月末に刊行された『日航123便墜落—遺物は真相を語る』(河出書房新社、2018年7月)冒頭左の写真)について書く。
 昨年出版された『日航123便墜落の新事実』(以下、前著という)は、事件性に迫るアプローチとして、目撃証言を重視している。青山さんは、墜落現場に近い上野村の人々、とりわけ小学生、中学生の目撃証言を発掘している。上野村立上野小学校の「日航機墜落事故についての文集「小さな目は見た」」もその一つである(写真参照)。
 公式発表では、航空自衛隊百里基地茨城県)のF4ファントム2機に出動命令が出されたのは、当日の19時1分とされている(松永貞昭中部航空方面隊司令官〔当時〕談)。だが、現地上野村の人々は、123便が墜落する前、まだ明るい時間帯にファントム2機を目撃していた。上野小学校の文集にも、「大きな飛行機と小さいジェット機2機が追いかけっこ状態にあった」と、複数の子どもたちが親と目撃したことが記されている。時間は18時45分頃である。
 青山さんは目撃証言を探し求めるなかで、非番の自衛隊員が18時40分に、ファントム2機を目撃したとする文章を発見している。さらに、静岡県藤枝市の女性に直接取材して、ファントムを目撃したのが18時35分であったことを確認している。飛行航路からして、123便墜落よりも前の段階で、ファントム機が御巣鷹山の周辺に存在したことを示している。「ファントムを飛ばしたが、墜落場所は一晩中特定できなかった」という自衛隊側の主張は大きく揺らぐ。
 前著のもう一つのポイントは、遺体の状況の異様さを明らかにしたことである。「筋肉や骨の完全炭化が著明であった」(群馬県医師会活動記録)とされているが、青山さんは群馬県警察医の大國勉氏や、法医学者の押田茂實氏に何度も取材して、緑多く、木々が茂る山中に放り出された生身の肉体が、歯を含む骨まで炭化するほど焼けるのかという疑問を提起した。ジェット燃料のケロシンは灯油とほぼ同じ成分で、揮発性が低く、人を炭化させるほどの燃焼力はない。当日、早い時間に現場に入った上野村消防団の人々への取材から、「ガソリンとタールの臭いが充満していた」という証言を引き出している。つまり、灯油の臭いではなかった、ということである。

 水島ブログが「青山説を支持するといい」リンクまで張っている青山某氏のブログも見てみましょう。

長距離巡航ミサイル導入に意欲的な現在の首相と中曽根康弘氏の発言の類似性 - 「日航123便墜落の波紋ー天空の星たちへ」公式ブログ
 先日、あるジャーナリストと会談をした際、彼は思わず「まさか自衛隊がそんなこと*11するはずないじゃないですか」とおっしゃった。その根拠を尋ねると、うーんと沈黙*12された。つまり、誰でも心の中に、まさか、という思いがあって、どうしてもその現状を受け入れがたいという心理が働く。

 そして最後に高世記事がリンクを張る上毛新聞の記事です。

資料公開し再調査を 日航機事故遺族ら訴え 東京でシンポ|社会・話題|上毛新聞ニュース
 経済アナリストの森永卓郎さん*13も講演*14
「政府の対応を見ると、自衛隊機が誤って撃墜してしまったのを、米側との協議でボーイング社の責任ということにしてもらったのではないかと思えてくる。防衛・経済面で日本の対米従属が強まった時期*15とも重なる」と持論を展開した。
 シンポは同大法学学術院の水島朝穂教授が企画し、事故についての著書がある作家の青山透子さんが進行役を務めた。

 これはどう見ても「自衛隊陰謀論」ですね(上毛新聞もトンデモない記事を書いてくれたもんです。そして森永もとんでもない暴論*16を吐いてくれたもんです。水島氏にも大いに失望しましたが、それはひとまず起きます)。
 俺の高世への疑惑

 高世としてはそうした陰謀論を紹介したくないが、しかしそうした陰謀論支持者が「友人だという水島氏」なので「水島氏との関係を悪くしないために一応紹介するが、できる限り曖昧にごまかして逃げを打つ」つう汚い話ではないのか。

は正しかったようです。
 だから、

 事故原因は当時の運輸省航空事故調査委員会が発表した「圧力隔壁破壊説」とされているが、実はこれについて疑問を呈する遺族やジャーナリスト、専門家が少なくない。
 JAL123便事故についてはたくさんの本や記事が書かれ、私もいくつか読んでみたが、事故原因をめぐる疑惑には相当の説得力がある。

などと曖昧に書き、水島氏が紹介する青山著『日航123便墜落 遺物は真相を語る』などの著書名や「青山某氏」などの個人名を高世は出さない。
 また一つ「高世の下等な行為」「下劣な行為」「卑怯な行為」「卑劣な行為」が明らかになりました。
 友人・水島氏が「日航機墜落・自衛隊陰謀説」という陰謀論にはまったら、それを「水島君、そんな説は間違ってる!」「君の学者としての信頼性をなくすからやめるんだ!」などと止めるのが真の友人でしょう。高世は何という冷たい「自称友人」なのか。
 「水島氏に嫌われるのが嫌だから支持してるかのように水島氏を適当にあしらう(ただし本当に陰謀論支持者だと思われて、水島氏以外の友人をなくすのも嫌だから適当にごまかす)」とは随分と酷い話です。しかもそんなことをやる人間がジャーナリストを名乗るのだから心底呆れます。
 高世の曖昧な書き方は「高世が水島氏と違い青山説なんかかけらも信じてないこと」を露呈しています。
 というか「横田めぐみさんは生きてる」なんて根拠レスで放言して、横田奥さんに媚びて恥じない時点で高世は呆れたクズですが。
 なお、NHKスペシャルでも指摘があったし、大抵の「日航機墜落に触れた本*17陰謀論本に限らない)」では指摘があるので、事故に詳しい人間にとっては有名な話ですが実は自衛隊はこうした陰謀論を助長する重大なミスを当時犯しています。
 それは「墜落現場の推定は自衛隊が行ったが、当初彼らは実際の墜落現場である群馬県上野村御巣鷹山)ではなく、長野県北相木村(御座山)と推定して、対応が遅れた」と言うミスです。墜落場所の正確な確定には墜落後、なんと10時間もかかっています。
 もちろんこれを「陰謀と見なす根拠」は何一つないのですが、そこは遺族感情というもんです。
 「なぜ美保の遺体発見が遅れたの?。そうよ、これは荒木さんが言うように山梨県警の陰謀に違いないわ!。美保は北朝鮮で生きてる!(山本美保さんのご遺族)」つうのと同じ世界です。
1)『なぜ、群馬県上野村御巣鷹山)ではなく、長野県北相木村(御座山)と推定したのか(もちろん単にミスの訳ですが)。そんな間違った推定をしなければ私の家族は助かったのではないか、なぜ墜落から場所の確定まで10時間もかかるのか』という怒りが
2)『雫石事件や大韓機撃墜、なだしお衝突(あたご衝突)沈没、えひめ丸事故のような「自衛隊や米軍の不祥事」だったからに違いない、事故の痕跡を隠蔽するための時間稼ぎだったに違いない!自衛隊許すまじ!』という陰謀論になってしまうことが「いいことだ」とはもちろん言いませんがその遺族の気持ちは分からないでもありません。「死刑愛好家の岡村勲」などがわかりやすい例ですが遺族が正気を失うのは珍しい話ではありません。俺も「愛する人間を犯罪や不慮の事故で失ったときに」遺族として気が狂わないとは断言しません。凡人なのでむしろ気が狂うかと思います(なお、大抵の自衛隊、米軍陰謀論はこの「墜落場所の正確な確定についての10時間の遅れ」を陰謀の傍証扱いします)。
 いずれにせよ気が狂った遺族が陰謀論に走るのを止めるのが人としての役目です。止めない高世には心底怒りを禁じ得ません。
 なお、「自衛隊軍縮論(そしていずれは廃止)」「九条護憲派」「ハト派」「共産党支持」の小生ですがさすがにこんな自衛隊陰謀論には乗りません。今後「信頼するにたる何かが出てくれば*18」話は別ですが、今のところこの説はどう見ても「できの悪い妄想」でしかないからです。
 雫石事故、なだしお事故、あたご事故、えひめ丸事故といった「明らかに自衛隊や米軍に非がある事件」ならまだしも。
 あとで誰かに

 高世さんが紹介してる説って自衛隊陰謀論じゃないんですか?。高世さんは自衛隊陰謀論を支持するんですか?。はっきり答えて下さい!

とでもコメントしてほしい気がします。俺がコメントすると高世は確実にコメント削除することがよく分かりましたので。
 でも今回はさすがに誰がコメントしても「批判コメントならば」削除するのかな?。高世もよくもまあ水島氏との付き合いでここまで恥ずかしい陰謀論記事が書けるもんです。しかも曖昧に書いて逃げを打ってるのだから呆れます。

【追記】
1)一応お断りしておきますが

資料公開し再調査を 日航機事故遺族ら訴え 東京でシンポ|社会・話題|上毛新聞ニュース
 内閣府公文書管理委員などを務めた弁護士の三宅弘さんが基調講演。遺族による調査結果の開示請求に対する政府回答について、「当時あったはずのレコーダーを『不存在』とし、ほかの調査資料についても理由を付けて不開示としている」と批判した。
 その後、事故で夫を亡くした吉備素子さん(大阪府)と、婚約者が犠牲になったスーザン・ベイリー・湯川さん(英国)の2遺族が登壇。吉備さんは「情報が隠され、遺族が不満に思っていることを知ってほしい。このままでは34年たっても前に進めない」。ベイリー・湯川さんは「情報がなぜ公開されないのか理解できない。再調査に向けて国際的なキャンペーンを展開したい」と強調した。

が事実ならば情報公開は当然すべきでしょう。もしかしたら「ボーイングをかばうための政治的忖度」があるのかもしれない。
 ただし「情報公開すべきだ」と言う話は「自衛隊陰謀論」なんて与太の是非とは全く別問題です。そんな与太は馬鹿げています。
2)後で気づいたのですが青山説については既に
今日の産経ニュース&人民日報ニュースほか(9/21分)(追記・訂正あり) - bogus-simotukareのブログで批判していました。
 しかし今日の産経ニュース&人民日報ニュースほか(9/21分)(追記・訂正あり) - bogus-simotukareのブログで批判しましたが、前回はリベラル21が青山説(自衛隊陰謀論)を支持し、今回は水島氏ですか。一部の左派、リベラル派(あくまでも少数派でしょうが)にそんな陰謀論が広まってるのかと思うとげんなりします。
3)あれから真面目に考えて

>私たちがかつて北朝鮮による拉致について取材しはじめたころ、世間の大勢は「まさか」という受け止め方だった。一応国連にも加盟している国が、工作船などというものを仕立てて他国の海岸にやってきて人をさらっていくなんて、安っぽいスパイ映画の世界だと笑う人もいた。「拉致疑惑*19」と呼ばれ、陰謀論に近い扱いを受けたことを思い出す。


 えーと日航機墜落の場合だと具体的にどういうことなんでしょうか?。北朝鮮の謀略か、何か「まさか」と言う出来事があったんですか?

と高世記事にコメントしてみることにしましょう。これだと単に「質問」なので削除しないかもしれません。まあ、多分このレベルでも削除でしょうけど(苦笑)。
 投稿直後は掲載されるんですけどねえ(再度、苦笑)。
 あるいは「削除しないけど無視して応答しない」でしょうか?
【追記の追記】
 結局コメント削除です。「予想の範囲内ですが」本当に高世には心底呆れます。批判でも何でもない、単なる「質問コメント」ですら「都合が悪いから」削除ですか?。それ「内心では水島氏による自衛隊陰謀論支持に全く賛同してない(しがらみから水島氏を適当にあしらってる)」と自白してるのも同然の行為ですが。どんだけ高世は水島氏に対して不誠実なのか。
 まあ高世の方は「うぜえ、ボーガスはもうコメントに来るな」とでも思ってるのかもしれませんが。つうか、そんなんだったらいい加減高世は「コメント承認制のやり方」を覚えろよと思います。
 「コメント承認制のやり方が分からないから投稿直後はコメント掲載されるが、その後で都合の悪いコメントは削除」なんて行為が無様だとは高世は思わないようです。

*1:あまりよく読まずに購入したので

*2:著書『現代軍事法制の研究』(1995年、日本評論社)、『武力なき平和:日本国憲法の構想力』(1997年、岩波書店)、『この国は「国連の戦争」に参加するのか:新ガイドライン・周辺事態法批判』(1999年、高文研)、『戦争とたたかう:憲法学者・久田栄正のルソン戦体験』(2013年、岩波現代文庫)、『はじめての憲法教室』(2013年、集英社新書)、『ライブ講義 徹底分析! 集団的自衛権』(2015年、岩波書店)、『平和の憲法政策論』(2017年、日本評論社)など

*3:1971年(昭和46年)7月30日に発生した航空事故(空中衝突)。岩手県岩手郡雫石町上空を飛行中の全日空の旅客機に航空自衛隊の戦闘機が飛行中に追突し、双方とも墜落した。自衛隊機の乗員は脱出に成功したが、機体に損傷を受けた旅客機は空中分解し、乗客155名と乗員7名の計162名全員が死亡した。1985年(昭和60年)8月12日に、520名の死者を出した日本航空123便墜落事故が発生するまで、日本国内の航空事故としては最大の犠牲者数を出した事故であった。この事故の責任を取る形で、当時の佐藤内閣防衛庁長官・増原惠吉と航空幕僚長・上田泰弘が引責辞任した。自衛隊機の教官と訓練生が、事故後、業務上過失致死と航空法違反で起訴された。第一審の盛岡地裁(1975年(昭和50年)3月11日)は、教官に禁錮4年、訓練生に禁錮2年8月の実刑判決を言い渡した。第二審の仙台高裁(1978年(昭和53年)5月9日)は、教官の控訴は棄却したが、訓練生に対しては一審判決を破棄し無罪を言い渡した。最高裁(1983年9月22日判決)は、2審判決を破棄し教官に禁錮3年執行猶予3年の判決を下した。有罪判決を言い渡された元教官は、自衛隊法の規定により失職した。乗客遺族による民事裁判は国を被告としたものが起こされた。例えば、死亡した大学助教授の妻子に対する東京地裁判決は1974年(昭和49年)3月1日に4,823万円の支払いを国に命じ、国側が控訴しなかったためそのまま確定した。全日空側(全日空及び全日空に機体の保険金を支払った保険会社10社)が、国に対して損害賠償を求める訴訟を提起したところ、国が全日空に対し逆に損害賠償を求める反訴を提起し、全日空側と国側の双方が、互いに相手の過失を理由に損害賠償を請求しあって争った。東京高裁は国は全日空に7.1億円、保険会社に15.2億円、全日空は国に6.5億円を支払うように判決を下し、双方が上告しなかったためそのまま確定した(ウィキペディア全日空機雫石衝突事故」参照)

*4:1983年9月1日に大韓航空ボーイング747が、ソビエト連邦の領空を侵犯したために、民間機ではなく軍用機と誤認したソ連防空軍の戦闘機により撃墜された事件のこと。乗員・乗客合わせて269人全員が死亡した。なお領空侵犯の原因については「パイロットミス説」「機器故障説」など諸説あり、確定していない(ウィキペディア大韓航空機撃墜事件」参照)。

*5:1988年(昭和63年)7月23日に海上自衛隊潜水艦なだしおと遊漁船第一富士丸が衝突し、遊漁船が沈没し29名の死亡者が出た海難事故。この事件によって当時、竹下内閣防衛庁長官であった瓦力引責辞任した。1992年(平成4年)に、なだしお・第一富士丸双方の責任者に有罪判決が下されている。有罪判決を言い渡された元なだしお艦長は、自衛隊法の規定により失職した(ウィキペディア「なだしお事件」参照)。

*6:2008年2月19日にイージス護衛艦「あたご」と漁船「清徳丸(せいとくまる)」が衝突し清徳丸は沈没。乗員であった船主(58歳男性)と船主の長男(23歳男性)の2名が行方不明となった。行方不明のまま2人は同年5月20日に認定死亡とされた。この海難事故では2月21日には石破茂防衛大臣が新勝浦市漁業協同組合川津支所や遺族宅を訪れ、直接謝罪をするなど異例の事態となった。事故の回避義務について海難審判ではあたご側に(2009年(平成21年)1月→確定)、刑事裁判では清徳丸側に(2011年(平成23年)5月、横浜地裁)それぞれあったとされ判断が分かれた。刑事裁判は、第一審・第二審ともにあたご側に無罪判決が下った後、検察側が上告を行わなかったことから2013年6月26日付をもって無罪判決が確定した(あたご事件無罪判決についての批判としては例えば、赤旗主張/「あたご」裁判/死者にむち打つ不当な判決参照)。当時の海上自衛隊は、イージス艦情報漏出事件や「しらね」の火災事故など不祥事が続いており、これらの責任を取って3月24日に海上幕僚長の吉川榮治を退任させ、石破茂防衛大臣が2か月分の給与返納、増田好平防衛事務次官を減給2か月など、計88人を処分した。内閣改造を控えた2008年8月1日、石破は不祥事を理由に、内閣改造を機に職を辞する考えを固めたことを明らかにした。福田康夫首相も石破の申し出を受け入れ、福田改造内閣では石破を留任させず、後任に林芳正を任命した(ウィキペディアイージス艦衝突事故」参照)。

*7:2001年2月10日、アメリカ・ハワイ州オアフ島沖で愛媛県宇和島水産高等学校練習船だったえひめ丸に浮上してきたアメリカ海軍の原子力潜水艦グリーンビルが衝突し沈没させ9名の死亡者が出た事故(ウィキペディアえひめ丸事故」参照)

*8:ググれば、池田昌昭『JAL123便は自衛隊が撃墜した』(1998年、文芸社)、『完全犯罪 JAL123便撃墜事件』(2003年、文芸社)などといったトンデモ本がいくつかヒットします。

*9:著書『中学生からの作文技術』(朝日選書)、『新・アメリカ合州国』(朝日文芸文庫)、『アイヌ民族』、『アメリカ合州国』、『アラビア遊牧民』、『植村直己の冒険』、『NHK受信料拒否の論理』、『カナダ=エスキモー』、『きたぐにの動物たち』、『釧路湿原:日本環境の現在』、『検証・カンボジア大虐殺』、『50歳から再開した山歩き』、『子供たちの復讐』、『殺される側の論理』、『殺す側の論理』、『事実とは何か』、『実戦・日本語の作文技術』、『しゃがむ姿勢はカッコ悪いか?』、『憧憬のヒマラヤ』、『職業としてのジャーナリスト』、『先住民族アイヌの現在』、『戦場の村』、『そして我が祖国・日本』、『中国の旅』、『天皇の軍隊』、『南京への道』、『日本環境報告』、『新版・日本語の作文技術』、『ニューギニア高地人』、『冒険と日本人』、『北海道探検記』、『滅びゆくジャーナリズム』、『マスコミかジャーナリズムか』、『マゼランが来た』、『新版 山を考える』、『リーダーは何をしていたか』、『ルポルタージュの方法』(以上、朝日文庫)、『本多勝一戦争論』、『本多勝一の日本論:ロシア、アメリカとの関係を問う』(以上、新日本出版社)など

*10:もちろん「それはそれ、これはこれ」です。本多氏のインチキ医療傾倒で彼の過去の業績が全否定されないように、水島氏にしても今回の陰謀論傾倒で彼の過去の業績が全否定されるわけではありません。

*11:もちろん資料公開し再調査を 日航機事故遺族ら訴え 東京でシンポ|社会・話題|上毛新聞ニュースでの森永発言「自衛隊機による日航機撃墜のこと」。

*12:まあ俺も沈黙しますね。「普通に考えてそんなこと(自衛隊機による日航機撃墜)はありえない」わけですが「青山氏のような陰謀論者」相手にはそんな常識は通用しません。とはいえ日航機事故によほど詳しくなければ反論のしようがありません。

*13:著書『シンプル人生の経済設計』(2002年、中公新書ラクレ)、『年収防衛』(2008年、角川SSC新書)、『震災後を生き抜く マネーの鉄則』(2011年、小学館101新書)、『雇用破壊』(2016年、角川新書)、『老後破産しないために、年金13万円時代でも暮らせるメタボ家計ダイエット』(2016年、扶桑社新書)、『消費税は下げられる! 』(2017年、角川新書)、『なぜ日本だけが成長できないのか』(2018年、角川新書)、『ビンボーでも楽しい定年後』(2018年、中公新書ラクレ)など

*14:そもそもなんで航空事故の専門家でもない森永が呼ばれるのかさっぱり分かりません。

*15:日航機墜落事故時はいわゆるロンヤス関係の中曽根政権です。

*16:高世が資料公開し再調査を 日航機事故遺族ら訴え 東京でシンポ|社会・話題|上毛新聞ニュースのリンクを自ブログ記事に張りながら、森永の発言を自ブログ記事内では一切紹介しない辺り、「高世らしい姑息さ」ですが、とはいえ、調べれば、このように簡単に森永発言の存在は分かります。高世と違って普通の人間はそもそもこんな陰謀論シンポを好意的に紹介しないでしょう。高世も呆れたバカです。いくら水島氏が友人だとはいえ、高世が何考えてるか本当に理解できません。どう見ても高世は青山説を支持していませんが、それでも「水島氏とのしがらみ」からこんな姑息な行為をするんでしょうか?

*17:もちろん米田本も「10時間の遅れ」については批判的に触れています。

*18:まあ出ないでしょうが。

*19:決定的証拠がなければ疑惑としか言い様がないでしょう。別にそれは陰謀論ではない。「ロッキード疑惑」「ダグラスグラマン疑惑」「リクルート疑惑」「森友疑惑」など普通に使われる言葉でしょう。