【討論】朝鮮総連と日本[桜R1/8/17]: 荒木和博BLOG
チャンネル桜の討論番組に出演しました。朝鮮総聯がテーマ。総聯本体の力は確実に弱まっているのですが、その周辺、アイヌ問題とか沖縄問題など、様々なところに入り込んでいます。皆でそれを浮き彫りにしました。
沖縄基地反対運動の中心の「一つ」は保守派の翁長知事であったし、今も多くの保守派が参加してるのにこれです。
アイヌについてもアイヌ新法法案提出をしたのは、安倍政権で、法律は「自民、公明、立民、国民民主、共産、社民」与野党ほぼ全会一致（維新など一部の極右政治家のみが反対）で成立したのにこれです。単に気にくわない運動に「北朝鮮ガー」「朝鮮総連ガー」と言う誹謗をしているだけであり、心底呆れます。安倍政権が提出し、ほぼ全会一致で成立した法の何が「朝鮮総連ガー」なのか。
大体「アイヌという日本の少数民族を差別して恥じないクズども」がよくもまあ中国の少数民族（チベットだのウイグルだの）政策を非難できるもんです。
ちなみに討論会とやらのメンバーは動画で確認したところ以下の通りです。こいつらがアイヌ新法や沖縄基地反対運動を「北朝鮮ガー」「朝鮮総連ガー」を誹謗して恥じないクズだと言うことだけ分かって頂ければ幸いです。
【紹介順】
・山田文明（北朝鮮の帰国者の生命と人権と守る会名誉代表*1）
・西岡力（巣くう会会長、麗澤大学モラロジー研究所歴史研究室長*2）
・松原仁（衆院議員（無所属）。野田内閣で国家公安委員長（拉致担当相兼務）
・荒木和博（特定失踪者問題調査会代表。予備役ブルーリボンの会代表。拓殖大学教授。元巣くう会事務局長）
・篠原常一郎（筆坂秀世元参院議員（元日本共産党政策委員長）の元秘書。筆坂とともに現在は反共極右運動にいそしんでいる）
・三浦小太郎（アジア自由民主連帯協議会事務局長）
・加藤健（アジア調査機構代表）
討論内容については【討論】朝鮮総連と日本[桜R1/8/17]: 荒木和博BLOGから考えるに、沖縄基地反対運動やアイヌ団体への誹謗でしょうから視聴しません。そんなもんを平常心で視聴出来るほど俺も忍耐力はありません。興味のある方が視聴することを止めはしませんが。
ただ途中まで見てまあつまりは、与党（自民党・公明党）の政治家も、（まともな人は）対北朝鮮対応に限界を感じているのだろう - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)でも紹介された例の議連について「衛藤征士郎*3議連会長」に悪口していて吹き出しました。
うん、確かにあの議連の会長は衛藤さんだけど他にも
会長代行に自民党の額賀福志郎*4元財務相が就任。顧問には自民党の二階俊博*5幹事長、岸田文雄*6政調会長、竹下亘*7総務会長、公明党の井上義久*8幹事長が就任した。また、副会長として、石原伸晃*9（自民党）、河村建夫*10（自民党）、塩谷立*11（自民党）、北側一雄*12（公明党）議員らが、事務局長に馳浩*13（自民党）議員が任命された。
がいるのに衛藤さん以外に「自民党議員」で非難の対象として名前挙げたのが「馳だけだった」のには吹き出しました。まあ確かに自民党三役（ただし竹下氏だけは当時。現在の総務会長は加藤勝信氏*14）は非難できないだろうがお前らあまりにもでたらめすぎるやろ。
*1:この動画では「名誉代表」と紹介ですが北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会では肩書きが「代表」というのはサイト更新が全くされてないと言うことであり無茶苦茶です。
*2:麗澤大学はモラロジー系列の大学であり、モラロジーは日本会議構成団体でもある右翼宗教団体。西岡以外にも古森義久（元産経ワシントン特派員）、高橋史朗（元・つくる会会長。元・明星大学教授）、八木秀次（日本教育再生機構理事長。元・つくる会会長。元・高崎経済大学教授）といったプロ右翼活動家が麗澤大学教員として所属している。
*3:村山内閣防衛庁長官、森内閣外務副大臣、衆院副議長など歴任
*4:小渕内閣防衛庁長官、森内閣経済企画庁長官、小泉内閣防衛庁長官、自民党政調会長（小泉総裁時代）、第一次安倍、福田内閣財務相など歴任
*5:小渕、森内閣運輸相、小泉、福田、麻生内閣経産相、自民党総務会長（第二次安倍総裁時代）を経て現在、幹事長
*6:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て現在、自民党政調会長
*7:第三次安倍内閣復興相、自民党国対委員長、総務会長（第二次安倍総裁時代）を歴任
*8:公明党選対委員長、政調会長、幹事長などを経て現在、副代表
*9:小泉内閣国交相、自民党政調会長（第一次安倍総裁時代）、幹事長（谷垣総裁時代）、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相など歴任
*10:小泉内閣文科相、麻生内閣官房長官、自民党選対委員長（第二次安倍総裁時代）など歴任
*11:麻生内閣文科相、自民党総務会長（谷垣総裁時代）、選対委員長（第二次安倍総裁時代）など歴任
