高世仁に突っ込む(2019年9/22分:八つ墓村のネタばらしがあります)

高須基仁さんとのちょっとした思い出 - 高世仁の「諸悪莫作」日記

 新聞で高須基仁(もとじ)さん(71)の死亡記事を見た。
“脱がせ屋”高須基仁氏が肺がんで死去 出版プロデューサー、女優ら400人の写真集手掛ける - 芸能社会 - SANSPO.COM(サンスポ)
《芸能プロダクション経営などを経て、モッツ出版を起業し多数のヘアヌード写真集をプロデュース。女優*1天地真理(67)、島田陽子(66)、高部知子(52)ら約400人を脱がせ、「人たらし」との言葉を生み出した》
 あれはもう10年ほど前のことだったな、と思い出す。大学時代からの友人の東京新聞記者、鈴木賀津彦さんを介して「会いたい」と連絡があった。何だろうとモッツ出版に行くと、「高世仁さんとは高と仁の字が共通で、前からお会いしたかったんだよね」と言う。一気に雰囲気が和らいで、このへんが「人たらし」と言われる所以なのかと思った。
 高須さんは「脱がし屋」と言われ、なにか無頼なイメージがあったが、話していると、とても他人に気を使う人のようだった。
 女優やタレントを連れて海外に行くときに気を付けていることがあるという。空港では必ず出発ゲートで待ち合わせる。その理由は、「韓国籍のタレントも多くて、なかにはそれを隠している人もいるでしょ。イミグレの出国手続きで僕に国籍がばれちゃうのはいやだろうと思って」。
 気遣いの人なのである。
 ご冥福をこころよりお祈りします。

 小生はこの高須某にはいいイメージがないですね。
 というのも

「毛の商人」高須基仁さん死去、71歳 肺がんが脳に転移 ヘアヌード仕掛人 : スポーツ報知
 藤田は後にトラブルへと発展した

「脱がせ屋」高須基仁さん死去 藤田朋子ヘアヌード写真集で訴訟も/芸能/デイリースポーツ online
 藤田の写真集は、出版差し止め訴訟を起こされ敗訴するなど、トラブルも付きまとった。

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12275-409710/
 藤田とは出版をめぐって訴訟沙汰に発展したが、高須氏はあえてそれをオープンにし、マスコミに情報提供した。当時はトラブルをひた隠すのが常だっただけに、それを話題に変える手法は一部で批判も浴びた。
「今で言う炎上商法の先駆者だ。世間から批判されるのも想定内。話題作りは抜群だった」(高須さんを知る人物)

と一部の高須訃報記事が指摘するように、彼は「ヌード写真集の発売」で藤田朋子とトラブってるからです(なお、お断りしておきますが小生は藤田は「好きな女優」ではありますがファンというわけではありません)。
 藤田といえば

藤田朋子(1965年生まれ:ウィキペディア参照)
・1988年には、NHK連続テレビ小説ノンちゃんの夢*2』でテレビデビューし知名度が上がる。そして1990年から2018年*3まで『渡る世間は鬼ばかり(以下、渡鬼)』に岡倉長子役(岡倉大吉*4・節子*5夫婦の五女)でレギュラー出演。

ということで、「超売れっ子」ではないにせよ「写真集騒動が起こった1996年当時」、ヘアヌード写真集を出さなければならないほどは、食い詰めてもいないでしょう。
 「話が脱線しますが」一方、高世が紹介する記事に出てくるメンツ「天地真理*6」「島田陽子*7」「高部知子*8」はウィキペディアの記載を見ても、ヌード写真集発売当時は食い詰めてた気がします。島田*9については島田陽子も過去の人かと思っていたが、そうでもないらしい(ちょうど映画「砂の器」を観たところだ) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が指摘していますが「ソフトであってハードではない」とはいえAV出演もしていますしねえ。
 なお、ウィキペディア天地真理」によれば、天地が高須のプロデュースでヘアヌード写真を出したのは1997年ですが、それ以前に彼女は

・1983年12月にセミヌード写真集を、また1986年にはヌード写真集を発売。
・また、1985年にはにっかつロマンポルノ『魔性の香り』(原作:結城昌治*10、監督:池田敏春)に、1986年にはAV『危険なレッスン』(監督:渡辺優)に主演。

ということでそうしたエロ方面に進出(?)しています。
 「話を元に戻しますが」、渡鬼レギュラーだった藤田は「ヘアヌード写真集を出さないと経済的にやっていけないほど食い詰めてない」し、また「ヘアヌード写真集など出せばホームドラマイメージに反するとして藤田が渡鬼に出られなくなる危険性もある」。
 正直、この話を芸能ニュースで聞いたときは

・彼女も『女優として最大の出世作、代表作となった*11渡鬼のイメージから何らかの形で脱却したいのだろう。
渥美清が松竹「寅さん」イメージから脱却したくて八つ墓村*12金田一耕助*13をやったようなもんだろう。
・あまり性的なイメージのない人だが、ヌード写真を見てみたい気もする

と「ある種の好意的(?)感想」を持ったものの

渡鬼に出演できなくなる危険性を考えたら所属事務所*14など周囲が反対するのでは?。そうしたリスクを冒してまでヘアヌード写真集などやるべきことか?
渡鬼イメージを脱却したいなら別の方法(緒形拳が『復讐するは我にあり』で悪人役*15を演じたように悪役を演じる、ヌードになるにしても、テレビドラマや映画においてそれなりに必然性のあるヌード演技をするなど)もあるのでは?
・本当にそんなことが可能なのか?。そんなことをしてかえって「干される」など悪い意味でキャリアに影響しないのか?

と疑問や不安(?)を一方では感じました。
 そうしたらやはり周囲の反対があったのか、最終的に彼女は「やはりヌード写真集は出さない」として出版差し止めを裁判所に申し立てました。
 そして高須はテレビワイドショーや週刊誌で藤田に悪口するわけです。
 で思ったのは「ああ、藤田にも問題はあるだろうが高須は元K-1プロデューサーの本を読んで、「どうもなあ」と思ったこと - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)で批判されてる元K-1プロデューサーのような輩なんだろうな。むしろ藤田は被害者であり高須の方により非があるんだろうな」「藤田は曙と違って周囲もまともだったし、藤田も最後は正気に戻ったわけでよかったな」ということですね。高須に対して「なんだ、あのおやじ!(怒)」と不快感を覚えたのをよく覚えています。
 で小生的には元K-1プロデューサーも高須も断じて「人たらし*16」ではない。詐欺師、山師、はったり屋、千三つ屋、三百代言とすら言っていいでしょう。
 要するに「人間のクズ」です。そんな高須が「肺がんが脳に転移して死んでも*17」全然同情する気になりません。むしろ「自業自得」「ザマアミロ」とすら言いたい(高須の遺族はそうした悪口雑言には激怒するのでしょうが)。
 「こういうメリットとデメリットがあると思いますがそれでもK1に出ますか(あるいはヌード写真集出しますか)」「心配なら周囲の人と良く話しあってからにしてください。あとで『だまされた』なんて言ってほしくない。今すぐに回答しなくていいです」と曙や藤田にきちんと説明し、十分時間をかけたうえで回答させる。
 藤田のようなドタキャンがあっても「それなりに必要経費は請求するつもりですが、彼女に最後に見限られた僕の不徳です。悪口雑言をするようなみっともない真似はしません」「出版を差し止めたいというならもちろん素直に応じます。発売を強行なんかしない」「今回のことには納得いかない点もありますが彼女の活躍をこれからも祈っています」として可能な限り沈黙を保つ。
 小生はそう思うので高世のようには「藤田に悪口した高須(炎上商法狙い?)」をべた褒めする気にはなりません。
 高世に対しては「お前も高須の同類で、詐欺師だから高須をほめるのか(毒)」と悪口しておきます。

【参考:高須の人間性について】

ヘアヌード仕掛け人・高須基仁さん死去 「脱がせ屋」としてとして一時代築き…芸能、スポーツ、政治と幅広い人脈 マスコミとのパイプ役も (2/2ページ) - zakzak:夕刊フジ公式サイト
 脱がされた女優が泣きながら会見を開くなど、“悪名”を轟かせたこともある

 もちろんこれが藤田のことです。

ヘアヌードの脱がせ屋 高須基仁が死去 最期に見舞った連載担当者が明かす秘話 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
 付き合いのあった女性編集者はこう言う。
 「ずいぶん噂話をばらまかれて、ひどい迷惑をかけられましたが、たまに光ることを言うんですよね。まぁ憎めない人でした」

 この人にとっては「憎めない人」なんでしょうがそれですら「ひどい迷惑をかけられた」とぼやいてることに注目したい。裁判沙汰になった藤田のような場合「憎めない」どころか「高須への憎しみ」しかなかったでしょうし、そういう人間はほかにもいるでしょう。

https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12275-409710/
 新宿ロフトプラスワンで開く主催イベントでは、一般人と口論になり、その場でマイクを投げつけ、踏みつける“凶暴”な一面もあった。関係者いわく「ブチ切れたら、手がつけられない」。

 高須の場合「炎上商法目当てのキレ芸(「悪名は無名に勝る」という認識による話題作りのためで、本当に切れてるわけではない)」の疑いがありますがいずれにせよ迷惑な話です。


【参考:人たらしの意味について】

人たらしの意味とは|人たらしの特徴と好かれる人になる方法を大公開! | Smartlog
・意外にも「人たらし」は、「他人を騙す人」という意味が正式なんです。確かに、辞書で意味を検索すると「他人を騙すこと、人」と定義されています。
・人たらしは漢字で表と「人誑し」となり、この「誑」に騙すという意味が含まれているのです。女性の心を弄び、相手を騙す男性のことを「女たらし」と呼ぶのも納得できますね。
■人たらしが良い意味になったきっかけ
・現在、「人たらし」は本来の意味と違い、良いニュアンスで用いられることが多い*18ですよね。これは、戦国武将の「豊臣秀吉」にまつわるエピソードがきっかけ。
 目上の武将や、部下からも信頼の厚かった秀吉。司馬遼太郎は、(ボーガス注:『新史太閤記』(新潮文庫)で)そんな秀吉のことを「人たらしの天才」と記しています。
 それまで悪い意味で用いられていた「人たらし」に天才という言葉を加えることが、「周囲から愛される人」を表す言葉になるきっかけだったんですよ。

*1:島田や高部はともかく天地は「女優」というより「歌手」だと思いますが。

*2:ウィキペディア連続テレビ小説』、『ノンちゃんの夢』によれば平均視聴率は39.1%、最高視聴率は50.6%だそうです(以下、すべて視聴率の数字はウィキペディアを参照)。今ではまず考えられない数字ですね。脚本や主演・藤田の力を否定はしませんが、むしろ「そういう時代だった」ということでしょう。パート2~4が作られ、国仲涼子出世作となった『ちゅらさん』(2001年)、チキンラーメンがスーパーで売れたことで話題になった『まんぷく』(2018年)はヒットしたといえるでしょうが平均視聴率は『ちゅらさん』が22.2%、『まんぷく』が21.4%で藤田の作品を大幅に下回っています(今は20%以上の平均視聴率をとればヒット作と言われるわけです)。ちなみに連続テレビ小説の歴史上、最も成功した『おしん』(1983年)は「平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%」だそうです。

*3:1990年から2011年まで連続ドラマとして制作・放送。連続ドラマ終了後は、単発のスペシャルドラマ(2時間スペシャル、3時間スペシャル)が制作・放送された。

*4:藤岡琢也が演じ、藤岡の病死後は宇津井健が演じた

*5:山岡久乃が演じた

*6:1951年生まれ。1971年6月TBSドラマ『時間ですよ』(第2期・第3期)での銭湯「松の湯」従業員役のオーディションを受け、落ちたものの、「おかみさん(松野まつ)」を演じる主演の森光子が彼女の不合格を惜しみ、それまでの台本にない急ごしらえの新登場人物として出演させることを演出のTBSプロデューサー久世光彦らに提案したため、堺正章が演じる「松の湯の健ちゃん(宮崎健)」が憧れる「隣のまりちゃん」役(厳密な役名は「マリ」)でドラマデビュー。1971年10月にアイドル歌手として「水色の恋」でデビューし大ヒット。以後、1974年までの間「ちいさな恋」「ひとりじゃないの」「虹をわたって」「ふたりの日曜日」「若葉のささやき」「恋する夏の日」「空いっぱいの幸せ」「恋人たちの港」「恋と海とTシャツと」「想い出のセレナーデ」など大ヒット曲を発表。NHK紅白歌合戦にも第23回(1972年)、第24回(1973年)、第25回(1974年)と3度出場。1970年代初期に天地真理ブームを起こした。なお「天地真理」が激白! 「柳沢きみお」も瀬戸際! 誰でも危ない「老後破産」の共通項を検証する | デイリー新潮によれば1)「デビュー直後から月に300万円の給与を得ており、そのためあるだけ使ってしまうという浪費癖が付いてしまったこと(しかしその後、人気が落ち給与が落ちたこと)から資産は残っていない」、2)「月に家賃が14万円、食費が4万円ほどかかりますが、ファンクラブの方が出してくれていて、感謝の言葉しかありません。渡辺音楽出版との契約で、私が死ぬまで3カ月に1回、5万円が振り込まれることになっていますが、全額娘に渡していて、普段の生活に使うお金は、娘が週に3回、2000円ずつ振り込んでくれて、それでなんとかやりくりしています」とのことである。つまりは天地はバート・レイノルズも金には困っていたらしい - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が紹介するバート・レイノルズ(俳優)や人間落ちぶれれば落ちぶれるものだ - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が紹介するボリス・ベッカー(元プロテニス選手)や 「自分は例外だ」なんて考えないほうがいいのかもしれない(米国スポーツ選手の浪費と困窮について) - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が紹介する米国スポーツ選手や 金銭感覚の狂った人間の末路 - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が紹介する日景忠男(元芸能プロ社長。俳優・沖雅也の養父)や ホイットニー・ヒューストンが亡くなった - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)が紹介するホイットニー・ヒューストン(歌手)のような状況なのでしょう(ウィキペディア天地真理」参照)。

*7:1953年生まれ。1971年にNET(今のテレビ朝日)の『続・氷点』で主役を演じた。『続・氷点』最終回の視聴率が42.7%に達したことで人気女優の座を得る。1974年、日本テレビ『われら青春!』でヒロインの女教師役を演じ、「清純派女優」として若者世代を中心に人気となる。1980年、アメリカのテレビドラマ『将軍 SHOGUN』でヒロイン・まり子役を演じ、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞して「国際女優」とも呼ばれた。1992年(39歳)、ヘアヌード写真集を発売。その写真集『Kir Royal(キール・ロワイヤル)』は出版科学研究所調べ、2003年6月までの集計で55万部のベストセラーになる(ウィキペディア島田陽子」参照)

*8:1967年生まれ。1980年、NHKのテレビドラマ『ガラスのうさぎ』でデビュー。1982年、テレビ朝日欽ちゃんのどこまでやるの!?』で「萩本家の愛娘」3人で構成されたユニット「わらべ」の長女・のぞみを演じた。1983年には、俳優・穂積隆信の家族で実際に起きた非行問題をまとめた穂積の手記をドラマ化したTBSドラマ『積木くずし〜親と子の200日戦争』で主人公・不良少女役(穂積隆信の娘・穂積由香里役)を演じた。人気絶頂の最中の1983年6月、高部がベッドで裸体に布団を掛けた状態で煙草を咥えた様子を捉えた写真が写真週刊誌「FOCUS」に掲載され、性行為疑惑と未成年喫煙疑惑が浮上。この影響で高部は出演中のテレビ・ラジオ・CM全てを降板。主演予定だった劇場版『積木くずし』も代役(渡辺典子)が立てられ、堀越高等学校も無期停学になり謹慎を余儀なくされた。この事件によって、「清純な少女タレント」というイメージが壊れてしまった。以降、「わらべ」も残りの二人(倉沢淳美高橋真美)だけで活動することになった。高校を卒業後、22歳で幼馴染と結婚し、芸能界を引退。夫婦でコンビニエンスストアの経営に努める。2人の子どもをもうけ、その姿がワイドショーの「あのひとは今」コーナーで取り上げられたこともあったが数年後、離婚。1999年芸能界に復帰し、局部にピアスをつけたヌード写真集『Objet D'amour』を発表する。2001年官能ビデオ『パラノイア』に出演。その後、2007年に東京福祉大学精神保健福祉士養成コースを修了し、精神保健福祉士資格を取得。現在は、全国各地の精神医療・福祉関連施設で、認知症や各種の依存症患者に対するカウンセリングやケアに取り組んでいる。2013年1月28日にテレビ東京『芸能特ダネゲッター!ワダマヨ社』(和田アキ子ブラックマヨネーズ司会の特別番組)でその活動を紹介された(ウィキペディア高部知子」参照)

*9:ウィキペディア島田陽子」曰く「ロック歌手・内田裕也と不倫交際し、内田に貢ぎ続けて多額の借金をつくる。1988年、ハワイのコンドミニアム内田裕也と不倫密会をしている写真を写真週刊誌『フライデー』に掲載される。内田は妻である女優・樹木希林に離婚を申し入れたが樹木が拒否。樹木と内田は結局離婚しなかった。1994年(41歳)、2歳年下のテレビの照明技術者・米山仁と、2年間の同棲を経て結婚した。米山には妻子がいて、略奪婚であった。」というんだから「なんだかなあ」ですね。内田との不倫であれだけ痛い目に合えば普通二度も同じことしないと思うんですけどね。まあ「無茶苦茶な内田」と「平凡な一般人」では比較できませんが。

*10:1927~1996年。1948年、東京地方検察庁に事務官として就職。1959年12月に早川書房から処女作品集『ひげのある男たち』(後に講談社文庫、徳間文庫、創元推理文庫)を上梓。1960年1月、東京地方検察庁を退職して作家専業となる。1962年に早川書房の日本ミステリ・シリーズで、南ベトナムを舞台にしたスパイ小説『ゴメスの名はゴメス』(後に角川文庫、中公文庫、光文社文庫)を書き下し、直木賞候補となる。1963年『夜の終る時』(後に角川文庫、中公文庫、双葉文庫日本推理作家協会賞受賞作全集)で日本推理作家協会賞を受賞。1970年、軍の裏面を描いた『軍旗はためく下に』 (後に中央文庫BIBLIO)で直木賞を受賞、1972年深作欣二により映画化され高い評価を受けた(ウィキペディア結城昌治」参照)。

*11:ヌード写真集当時がそうですが、今もそういっていいのではないか。

*12:八つ墓村を「寅さんを制作していた松竹」が制作したことで渥美が出演しやすかったことは確かでしょう。

*13:ただし、『八つ墓村(松竹)よりも、むしろライバル東宝石坂浩二金田一の方がヒットしたこと』『その結果、石坂・金田一が全5作(犬神家の一族悪魔の手毬唄、獄門島、女王蜂、病院坂の首縊りの家)もつくられてるのに対し渥美・金田一は「八つ墓村」一作品にとどまったこと』『八つ墓村においては金田一は名推理を見せるわけではなく影が薄く、むしろ主人公(?)の萩原健一や犯人役の小川真由美、32人殺し・多治見要蔵役の山崎努インパクトの方が強い』ことから結局渥美は寅さんイメージから脱却できませんでした。

*14:ウィキペディア藤田朋子」によるとホリプロ

*15:モデルは死刑囚の西口彰

*16:人たらしの意味とは|人たらしの特徴と好かれる人になる方法を大公開! | Smartlogによればもともとは「人たらし=詐欺師」という意味だそうですが高世の場合は誉め言葉なんでしょうね

*17:ただし「脱がせ屋」高須基仁さん死去 藤田朋子ヘアヌード写真集で訴訟も/芸能/デイリースポーツ onlineによれば直接の死因はガンではなく誤嚥性肺炎。

*18:まあ誤用ですが定着すると誤用は誤用ではなくなります。以前見たNHKの教養番組によると「鳴かず飛ばず」も、もともとは中国の逸話がルーツで「能ある鷹は爪を隠す(つまり能力のある人間は、鳥に例えればそう簡単に鳴いたり飛んだりしない)」という意味で「誉め言葉」だったそうですが、今は誤用「うだつが上がらない(能力がないので出世、成功できない)」の方が完全に定着しています。