「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2019年12/31分:島田洋一の巻)

■島田ツイートにコメント

 萩生田光一文科相の名前がないのが解せない
「ポスト安倍」人気 安倍首相4選が2位、では1位は?――「次期首相になってほしいのは誰?」アンケート | 文春オンライン
安倍晋三*1(4選)
石破茂*2
加藤勝信*3
岸田文雄*4
小泉進次郎*5
河野太郎*6
菅義偉*7
野田聖子*8
茂木敏充*9
・その他(ボーガス注:自民党石原派会長の石原伸晃*10、最大野党・立民の枝野*11代表など)

 国民世論調査ではなく、読者アンケートであり、文春読者はもちろんウヨが多いので、割り引く必要があります*12がそれはさておき。あれほど文春がモリカケ桜を見る会で安倍批判をしているのでもっと安倍の順位は低いかと思っていましたので意外です(なお、あれだけ文春が安倍批判してるからか、1位は石破)。
 なお、「萩生田の名前がないなんて!」という島田の放言には「正気か?」と呆れましたがそれはさておき。
 意外なのは島田が「萩生田ガー」といっても「下村ガー」「稲田ガー」とは言わないことですね。
 島田は以前、「ウヨ政治家」下村や稲田を持ち上げていたし、今回の第四次安倍内閣文科相が初入閣で、過去にはたいした役職に就いていない萩生田よりも「第二次安倍内閣文科相で現在、自民党選対委員長の下村」「自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相を歴任した稲田」の方が多少は首相就任の可能性が高いでしょうにね(もちろん下村や稲田にしても萩生田同様その可能性は低いし、そもそもその器でもありませんが)。
 島田にとって「今、安倍の次に大事なウヨ政治家」はなぜか萩生田のようです。「文科相」と言う「教育の右傾化」が期待できる役職だからか。
 なお、文春のあげた候補に「石原派ボスの石原伸晃」がないこと、「その他(石原)」でも回答が少なかったことに少し驚きました。「党三役、閣僚経験者」なのに伸晃も随分と影が薄くなったもんです。

島田洋一
 何のニュース価値があるのか。子供を表に立てるのではなく、大人が、大人の世界でしっかり議論し、勝負すべきだ
米大統領らの批判は「滑稽」 グレタさんが切り捨て:国際:中日新聞(CHUNICHI Web)
 スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんは30日に放送された英BBC放送のラジオ番組で、自身に対するトランプ米大統領らからの批判に関し「何も意味しておらず滑稽だ」と切り捨てた。
 トランプ氏はツイッターに、グレタさんに対し「自分の怒りを制御することに取り組み、古き良き映画を友達と見に行ったらいい」などと投稿。ブラジルのボルソナロ大統領も「ガキ」と呼び非難していた。
 グレタさんはこうした反応に対し「彼らは、自分たちが望まない変化をもたらす若者を恐れている」と指摘。「私たちをある種の脅威だと見なしている証拠だ」と語った。

 誰も「グレタさん(2003年生まれ、現在16歳)を政治利用しているわけでも何でも無い」のですがそのように印象操作する島田です。
 大体その理屈なら「マララさん(1997年生まれ。2014年の受賞時は17歳)がノーベル平和賞を受賞したこと」はどうなるのか。あれも島田らにとって「子どもの政治利用」なのか。
 むしろ、島田らの「横田めぐみさん拉致(1964年生まれ。1977年の拉致当時13歳)」の政治利用の方が「子どもの政治利用」ではないのか。

*1:自民党幹事長(小泉総裁時代)、小泉内閣官房長官を経て首相

*2:小泉内閣防衛庁長官福田内閣防衛相、麻生内閣農水相自民党政調会長(谷垣総裁時代)、幹事長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣地方創生担当相などを歴任

*3:第二次安倍内閣官房副長官、第三次安倍内閣一億総活躍等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)などを経て、第四次安倍内閣厚労相

*4:第一次安倍、福田内閣沖縄・北方等担当相、第二次、第三次安倍内閣外相を経て自民党政調会長

*5:第四次安倍内閣環境相(初入閣)

*6:第三次安倍内閣国家公安委員長、第四次安倍内閣外相を経て第四次安倍内閣防衛相

*7:第一次安倍内閣総務相を経て第二~四次安倍内閣官房長官

*8:小渕内閣郵政相、福田、麻生内閣消費者問題等担当相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、第四次安倍内閣総務相などを歴任

*9:小泉内閣沖縄・北方等担当相、福田内閣金融等担当相、自民党政調会長(谷垣、第二次安倍総裁時代)、第二次安倍内閣経産相、第三次安倍内閣経済財政担当相などを経て第四次安倍内閣外相

*10:小泉内閣国交相自民党政調会長(第一次安倍総裁時代)、幹事長(谷垣総裁時代)、第二次安倍内閣環境相、第三次安倍内閣経済財政担当相を歴任

*11:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表

*12:例えば最大野党・立民党代表の枝野氏の名前が候補に挙がってない上に、「その他」でもあまり回答がなかった(野党幹部で「その他」として回答が一番多かったのはれいわの山本太郎)というのは明らかに不自然です。国民世論調査ではさすがにそうはならないでしょう。