島田洋一
マスコミは「自民党安倍派」という呼び名をやめ、実態に即して塩谷(しおのや)グループと呼ぶべきだ。安倍首相が亡くなり、その精神を継ぐ*1議員が少数しかいない集まりを安倍派と呼ぶのはおかしい
「座長=事実上の会長=塩谷」なので一理ある主張です。
島田洋一
もう「安倍派*2」を名乗るのはやめる*3べきだろう。
LGBT利権法案*4に(ボーガス注:高木国対委員長、西村明宏環境相、西村康稔経産相、萩生田政調会長、松野官房長官など安倍派出身の党役員、閣僚が)付和雷同した時点で、このグループはその資格を失った。
左翼迎合*5、増税原理主義*6の稲田朋美氏が常任幹事とは憫笑しかない。
自民安倍派、15人の集団指導に 常任幹事会、下村氏外れる:時事ドットコム
「常任幹事15人の一人」とはいえ、稲田*7よりもどう見ても「安倍派の中枢」とは
◆常任幹事会*8座長=事実上の会長・塩谷*9
◆塩谷と組んで下村*10を常任幹事から外し、干したとされるいわゆる安倍派5人衆(今回、常任幹事会入り)
世耕*11参院幹事長、高木*12国対委員長、西村康稔*13経産相、萩生田*14政調会長、松野*15官房長官
→「安倍の側近の一人」として萩生田を持ち上げていた島田ですが、もはや今後、萩生田は非難対象か?
◆5人衆程の幹部ではないが岸田内閣現役閣僚の岡田*16地方創生相、西村明宏*17環境相(今回、常任幹事会入り。なお、岡田、西村共に初入閣)*18
◆塩谷や5人衆の側についたとされ、未だに強い影響力を持つと言われる元清和会会長・森*19元首相
なのですが何故か稲田だけに悪口の島田です。
「日本新党(細川元熊本県知事が結党)」「新党さきがけ(武村*21自民党代議士等が離党して結党)」等ならともかく、政治家でない、政治的な影響力があるわけでもない百田*22が新党と言っても相手にされないのは当たり前です。何せ新党メンバーが誰かもよく分かりませんし。
1)川勝が他の知事に比べ「特別に親中国という事実はない」
2)「反対の是非はともかく」川勝のリニア反対理由は「県の財政負担」「環境破壊の恐れ」等で中国は何一つ関係ない
と言う意味で意味不明な島田ツイートです。
*1:島田の主張では「LGBT法に賛同or容認した輩=たとえ安倍派所属でも、安倍の精神に反する」。当然、島田にとって「高木国対委員長」「西村経産相」「萩生田政調会長」「松野官房長官」ら岸田政権幹部は安倍派でも「安倍の意思に反する裏切り者」でしかない。
*2:塩谷が座長である以上、「塩谷が正式な会長になること」を「自らの権力増大に反する」として5人衆や森元首相が阻んでるとされますし、「塩谷座長」が何処まで続くか(ワンポイントリリーフ的な短命で、正式な会長は5人衆など別人の可能性もあり)はともかく、事実上、塩谷派といっていいでしょう。そして「正式な会長就任」は阻止しても「事実上の会長就任」は阻止できない(阻止しない)森氏や5人衆です。「5人衆から会長を出せない(5人衆の思惑が違う)」「しかし下村は、会長就任阻止は勿論、安倍派執行部から排除したい」→「塩谷の座長就任容認」でしょう。
*3:とはいえ「塩谷派」に名称変更したら島田はマジギレするのでしょうが。
*4:勿論利権などどこにもない。
*5:稲田の何処が左翼なのか(呆)
*6:消費税8%、10%増税は安倍政権時代なのに、そして増税を理由に安倍批判しなかったくせに島田には「はあ?」ですね。
*7:第二次安倍内閣行革相、自民党政調会長(第二次安倍総裁時代)、第三次安倍内閣防衛相等を歴任
*8:どうでもいい話ではありますが「常任幹部会(日本共産党の最高機関、メンバーの名前は常任幹部会委員。トップの幹部会委員長は志位和夫氏、その他の常任幹部会委員としては小池書記局長、田村政策委員長(副委員長兼務)、山添副政策委員長、小木曽赤旗編集局長、藤田『女性のひろば』編集長等(中央委員会の機構と人事(第28回党大会)|党紹介│日本共産党中央委員会参照))」に名前が似てることに安倍派に抵抗はないようです。
*9:麻生内閣文科相、自民党総務会長(谷垣総裁時代)、選対委員長(第二次安倍総裁時代)を歴任
*10:第一次安倍内閣官房副長官、第二次、第三次安倍内閣文科相、自民党選対委員長(第二次安倍総裁時代)、政調会長(菅総裁時代)等を歴任
*11:第一次安倍内閣首相補佐官(広報担当)、第二次、第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍内閣経産相を歴任
*13:第三次安倍内閣官房副長官、第四次安倍内閣経済財政担当相を歴任
*16:第三次安倍内閣財務副大臣、第四次安倍内閣官房副長官を歴任
*17:第三次安倍内閣国交副大臣(復興副大臣兼務)、第四次安倍内閣官房副長官を歴任
*18:なお、その他の常任幹事は安倍派の新体制スタート 15人の常任幹事会、影響力増す森元首相 [自民]:朝日新聞デジタル、自民安倍派、常任幹事会に15人 下村氏外れる - 日本経済新聞、自民党安倍派が稲田朋美元防衛相ら15人の常任幹事会メンバー決定 合議制の派閥運営に移行 - 社会 : 日刊スポーツによれば、「柴山昌彦(第四次安倍内閣文科相)」「末松信介(岸田内閣文科相)」「野上浩太郎(第四次安倍内閣官房副長官、菅内閣農水相)」「橋本聖子(第四次安倍、菅内閣五輪相)」「松島みどり(第二次安倍内閣法相)」「山本順三(第四次安倍内閣国家公安委員長(防災相兼務))」だそうですが、彼らの安倍派における地位がどの程度かは無知なので知りません。いずれにせよ、彼らは塩谷や5人衆の側に立ち「反下村」の立場になったわけです。
*19:中曽根内閣文相、自民党政調会長(宮沢総裁時代)、宮沢内閣通産相、村山内閣建設相、自民党総務会長(橋本総裁時代)、幹事長(小渕総裁時代)等を経て首相
*20:夕刊フジと言うより「夕刊フジの有本香コラム(有本は百田のウヨ仲間)」のようです。