今日の産経ニュース(1/24分)(追記あり)

辺野古県民投票、全県実施へ 県会各派「3択」で合意
https://www.sankei.com/politics/news/190124/plt1901240043-n1.html
 複雑な気がしますが、自民系首長の「投票事務の協力拒否」を封じるためには仕方がないんでしょうか。いずれにせよ、今後は投票から「どちらでもない」をできる限り減らし「移設反対」を増やす戦いが始まるわけです。


■「圧力ありえない」 菅官房長官、ジャパタイの慰安婦など呼称変更で
https://www.sankei.com/politics/news/190124/plt1901240033-n1.html

 ジャパンタイムズは昨年11月、徴用工問題で「forced labor(強制労働)」の文言を使うことは誤解を招く可能性があるとして、今後は「wartime laborer(戦時中の労働者)」の呼称を用いるとの説明を掲載した。

 おいおいですね。「戦時中の労働者」じゃ全然意味が違うでしょうよ。全く何を考えてるのか。
 安倍一味が「自ら圧力をかけてるかどうかはともかく」、こうした事態を連中が喜んでること、であるからこそ、安倍らの圧力が仮にないとしても「ウヨの恫喝」にこのように屈してることは確かでしょう。安倍の一日も早い下野が急務だと改めて思いますね。


安保理ベネズエラ協議へ 米要請、ポンペオ氏出席か
https://www.sankei.com/world/news/190125/wor1901250011-n1.html
 国内があまりにも混乱してる以上ある意味当然の動きです。
 とはいえシリア問題で「アサドを支援するロシアVS反体制派支持の米国」のバトルで事実上、安保理が機能しなかったのと同じ事態「マドロ大統領支持のロシアVS自称暫定大統領(国会議長)支持の米国のバトルで安保理が機能しない」が危惧されますが。


ベネズエラで国会議長が「暫定大統領」宣言 マドゥロ*1大統領が米国と断交表明
https://www.sankei.com/world/news/190124/wor1901240040-n1.html
 産経によれば、「米国と対立する大統領」が米国と国交断絶を宣言するわ、「大統領と対立する国会議長(野党)」が勝手に「暫定大統領就任」を宣言するわ、

 米国、カナダや、ブラジル、コロンビア、アルゼンチン、ペルーは国会議長(自称暫定大統領)支持を表明*2する一方、ロシアやメキシコ、ボリビアキューバ*3は大統領支持

とは、およそまともな状況ではないですね。
 「南米社民政権」としてチャベス政権(マドロ氏の前任大統領、故人)に一定の期待をしていた小生としては「どうしてこうなったのか?」、そして「一体どうすれば解決するのか?」となんとも複雑な思いです。
 大統領にせよ国会議長にせよどちらか一方に肩入れすることは「適切ではない*4」と思う反面、「ではどうしたらいいのか」となるとなんとも言葉がありません。

*1:国会議長、チャベス政権外相、副大統領などを経て大統領

*2:少なくとも表向きの「米国との断交理由」は「米国の暫定大統領支持」であり一概にマドロ政権を非難も出来ません。

*3:過去に米国に政権転覆をしかけられてるキューバが「自己防衛的な意味」で「米国が敵視する」マドロ政権を支持するのはよく分かります。他はよく分かりませんが。

*4:いかにマドロ氏が野党が批判する様に「独裁色を強めている」にせよ、暫定大統領就任宣言などまともな行為とは思えず、とても支持できません。一方で「正統政権」とはいえ、独裁色を強めているというマドロ政権を支持することも躊躇せざるを得ません。