今日の中国ニュース(2020年1月25日分)

習近平氏の国賓待遇 批判強める野党「覇権主義容認と誤解招く」(1/2ページ) - 産経ニュース

「『国賓待遇』で接遇することによって、世界に対して、中国の覇権主義国際法や民主主義の基本的価値やルールに反する行動を容認する*1といった誤ったメッセージを送ることになりませんか」
 国民民主党玉木雄一郎*2代表は22日、首相の施政方針演説に対する衆院本会議での代表質問で、中国公船による領海侵入新疆ウイグル自治区での人権問題など懸念を列挙して、首相にこう迫った。
 共産党山下芳生*3副委員長も24日の参院本会議の代表質問で香港問題に触れ、「弾圧が中国の最高指導部の承認と指示のもとに行われていることは、きわめて重大」と指摘した。国賓待遇の是非には直接、論及しなかったものの、共産党関係者は「もろ手を挙げて歓迎できる状況にはない」と言い切る。
 立憲民主党枝野幸男*4代表は12日のNHK番組で、「国賓としてお招きするのに、『いかがなものか』という声が国内外にあることについて、私は十分理解する*5」と述べた。

・アンチ中国のあまり「野党も安倍首相を批判している!」と言い出して、珍しく野党を持ち上げる産経です。
・アンチ安倍の俺ですが、この件では「日中友好の観点から安倍が正しい。野党*6は間違ってる」と明言したいと思います。まあ、共産党の場合「立民や国民民主に引きずられてる面が大きい」のでしょうが、野党共闘を重視するあまり、日中関係を軽視するのはやめてほしい。
 ウイグル問題や香港デモ問題などは別途批判すればいいし、「習主席は既に昨年6月のG20で訪日」しています。
 そのときに批判しないで今回批判するのは全く意味が分かりません。
 「今回は国賓訪問だから反対」というのは「天皇との面会*7」という事柄に「必要以上に価値を置いており」、「天皇がもはや主権者ではない現在」においては非常に問題のある態度でしょう。
 それとも「前回はG20の会議出席がメインで、日本が招待したわけでないからOK」というのか。それも極めて形式的な物言いでしょう。
 大体、今野党だから、こんなことを言うのではないか。今与党でもこんなことが言えるのか。あるいは「4月上旬までに(つまり習主席訪問の前までに)」政権奪還が仮に出来たとして、安倍の計画を「白紙撤回する度胸」があるのか。
 あるいは「今後政権奪還したとして」、習主席の国賓訪問は絶対にしないというのか。「4月上旬までに安倍退陣はあり得ても、野党の政権奪還はない(4月上旬までに衆院解散はないし、仮に解散があっても残念ながら自公過半数割れに追い込めるか疑問、過半数割れに追い込んでも野党共闘首相候補*8を首相に出来るか疑問*9)」という考えから無責任に放言してるだけではないのか。
 「仮に今後政権奪還しても、今年春の習主席国賓訪問後は2~3年程度しばらく国賓訪問がなくても問題ない。2~3年後のことはそのとき考えればいい」という考えから無責任に(以下略)。
 「反中国言動をすれば今の日本では受ける」という無責任なポピュリズムはやめてほしい。
 何というか「野党は本気で政権を奪還する気があるのか」「また『実は霞ヶ関埋蔵金はありませんでした、消費税増税せざるを得ない(民主党)』みたいな醜態『政権交代後の習主席国賓訪問』を見たくないんですが?」と苦言を呈さざるを得ない。こういうときに「我々はアンチ安倍だし、野党共闘も重視するし、中国の人権問題がどうでもいいとは言わない。しかし国賓訪問には反対しない」という「ポピュリズムに対決する姿勢」が共産党の魅力と考える俺にとっては「この程度では共産支持をやめません」が「共産にはがっかりだよ」といわざるを得ません。
 とはいえ、玉木や枝野とは違い「国賓訪問反対」とは言わなかった点は「共産党は良く踏みとどまった」とそれなりに評価したい。
 俺はあくまでも「モリカケ桜を見る会などの公私混同、不正行為」「ホワイト国除外という嫌韓国行為」「靖国参拝や『櫻井よしこ*10百田尚樹*11ら極右との交友関係』、ニッキョーソヤジ*12などの極右性」など「安倍の問題点」を批判し「安倍の早期退陣を願ってる」のであって「安倍のやることなら全て反対」でもなければ、「野党の安倍批判なら全て賛成」でもありません。
 アンチ自民、共産支持の俺ですが、基本的には

ロッキード事件では田中角栄*13を批判しても日中国交正常化は評価する
・金権腐敗では金丸信を批判しても金丸*14訪朝の成果(第18富士山丸船長の帰国)は評価する
イラク自衛隊派兵では小泉純一郎*15を批判しても小泉訪朝(拉致被害者の帰国)は評価する

という「是々非々の立場」です。


【変革 ハウス食品グループ】カレーを人民食に 手探りの中国市場(1/4ページ) - 産経ニュース

 2002年、中国・上海。市場(いちば)を歩き回ることから調査は始まった。山積みのジャガイモ、ニンジン、つり下げられた肉の塊、調味料…。どんな種類があり、どんな味が好まれているのか。中国でカレールーの「バーモントカレー」を売り出すため、ハウス食品が同年に立ち上げた上海事務所では「何もかも手探りだった」と堂上(どううえ)貴幸(44)=現ハウス食品グループ本社経営企画部次長=は振り返る。
 消費者の反応を探るため、商社と組んで1997年に上海市内にカレーのレストランを開店。日本から持ち込んだカレーソースを使い、価格は1皿40人民元ほどに設定した。当時の為替レートで600円相当だが、物価水準を考慮すると(ボーガス注:日本人の)感覚的には3千~4千円といったところ。中国では、白いご飯の上に何かをかけて食べるという習慣がなく、当時はスプーンも一般的ではなかった。
 それでも日本のカレーは話題となり、受けた。休日には500~600人が来店し、タクシーで乗り付ける人も。デートスポットとしても人気を呼んだという。店の内装や店員の制服は高級感を出し、トイレにまでこだわったことも奏功したのかもしれない。
 日本では家庭の味が、中国ではぜいたくな料理に化ける。だが、ハウスは「飲食店を通じてではなく、家庭の中に届ける」ことを目標に掲げた。
 その第一歩を踏み出した市場で、堂上たちは日本との違いを目の当たりにすることになった。日本のものよりも水っぽいムラサキタマネギが一般的。肉も鶏、豚が中心でバーモントカレー開発でメインにしていた牛はややマイナー。
 日本のバーモントカレーそのままでは、中国の家庭に浸透しそうにない。ハウスの挑戦が始まった。
 中国の鶏肉、野菜に合わせて味を調整。肉料理によく使われリッチな風味を演出するスパイス「八角」を入れた。また、見た目は日本のものより黄色っぽく仕上がるようにした。「日本では色が濃いと、よく煮込んでいるとかうま味が凝縮しているとイメージされるが、中国では古くなったとみられがち。『黄金色』が好まれる」のだという。
 日本と比べてスーパーの商品棚の照明は少し暗いことから、パッケージは明るく目立つ色に。日本ブランドであることをさりげなく知らせるために小さくカタカナで「ハウス バーモントカレー」と入れた。
 売り込みはかつての日本流。スーパーに出向いては試食販売を繰り返した。
 堂上たちは「子供の健康づくりに役立つ」ことをセールスポイントにした。家庭の食卓を攻めるには子供からというわけだ。規制がまだ緩く学校での試食会を開くこともできた。
 テレビCMも当初は人気女優を起用して、おしゃれな家庭料理のイメージを強調していたが、北京五輪(08年)後は子供にターゲットを絞り、人気があった女子トランポリン選手に切り替えた。さらに日本のアニメとのタイアップなどで畳みかけた。
 急成長が続く中国経済。販路開拓のためスーパーなど量販店に売り込みに行くのだが、店がどんどん増えている。「急成長どころではない。一足飛びという感じだった」という。
 ハウス食品グループの中国でのカレー事業は、スタートから8年目の12年12月期に黒字化した。売上高は前年を下回ることなく伸び続けており、19年3月期は58億円となった。現在は上海、大連、浙江省の3工場で生産し、中国各地に出荷している。
 ハウスは「カレーを人民食に」との目標を掲げてきた。事業立ち上げから昨年3月まで中国に勤務した堂上は「確実に市場は広がってきている」と話す。

 ということで中国ビジネスは大事だという話です。


中国・習主席来日「国賓扱いは正しいか」:日経ビジネス電子版

 テレビ東京アナウンサー・西野志海と日経ビジネス編集委員・山川龍雄が、世間を騒がせている時事問題をゲストに直撃する動画シリーズ。第25回のテーマは、中国・習近平*16(シー・ジンピン)主席来日「国賓扱いは正しいか」
◆西野志海(日経プラス10サタデー・キャスター、以下、西野):
 このコンテンツは、BSテレ東で毎週土曜日朝9時から放送している「日経プラス10サタデー ニュースの疑問」の中でお伝えし切れなかった内容を、改めてインターネットの記事や動画でお届けしようというものです。今回のテーマはこちら。
 中国・習近平国家主席来日「国賓扱いは正しいか」
 賛否両論、いろんな議論が出ていますね。
◆山川龍雄(日経プラス10サタデー・メインキャスター、以下、山川):
 今日は国賓来日については「慎重であるべきだ」という立場の人に、来ていただきました。
◆西野:
 参議院議員佐藤正久さん*17です。
◆佐藤氏:
 今回は安倍首相の方から習主席を国賓として招きたいと申し入れた経緯があります。そんな中で、自民党の議員が異論を唱えるのは、本来であればなかなか難しい。しかし、誰かが言わないと駄目なんです。自民党内で何も言わずにすんなり来日してしまったら、解決できる問題も解決しない。
 とりわけ強調したいのは、尖閣諸島周辺の接続水域での航行や領海侵入です。これは日本の主権に関わるので、見過ごすわけにはいきません。
◆山川:
 日本が抱いている危機感を、あらゆる手段を用いて、中国政府に伝えていくことが大事だと。
◆佐藤氏:
 そうです。安倍首相が「下からの突き上げがあるが、何とか習主席の来日を成功させたいので、これくらいの条件はのんでほしい」と交渉できる環境を整えるのが大事だと思っています。
 「言論NPO」による世論調査では、中国に良くない印象を持つ日本国民は85%に上ります。そんな状況下で、天皇陛下の来客として迎えようとしているのです。少しでも国民が歓迎できる環境にもっていかなければなりません。
◆山川:
 春までにはまだ時間があります。尖閣だけでなく、日本人が拘束されている問題なども前進してほしいですね。
◆佐藤氏:
 ここ数年で15人が捕まり、うち5人は帰国しましたが、まだ10人が拘束されています。しかも彼らの拘束や判決の理由は明らかにされていません。
◆西野:
 国賓として招く話が出た後も、中国側の態度は変わっていないんですか。
◆佐藤氏:
 というよりも、逆に悪化している。
◆西野:
 それなら、どうして国賓として招くことをやめないのですか。
◆佐藤氏:
 日本から申し入れた状況なので。(中略)恐らく過去の中国元首の訪日に倣えば、国賓でなければ、習主席は来ないだろうと。
◆山川:
 実際、(ボーガス注:小渕*18政権時の)江沢民*19主席と(ボーガス注:福田*20政権時の)胡錦涛*21主席が来日したときには、国賓として迎えました。中国はメンツを重んじる国です。(ボーガス注:面子を重視するという)習主席の性格を考えても、国賓でなければ、現実として来ないでしょう。
◆佐藤氏:
 確かにそうかもしれませんが、それは政府の理屈であって、国民からすると、よく分からない。
 実際、フランスのマクロン*22大統領は国家元首ですが、日本に来たときは国賓ではありませんでした。ローマ教皇(法王)もそうです。「国賓でなければ、日本には来ない」と言われても、国民の胸にはストンと落ちないと思います。
◆西野:
 では、国賓として来日した後に、中国側の姿勢が変わる可能性はあるのでしょうか。
◆山川:
 日本側は安全性に関する科学的根拠を示しているのに、中国はいまだに新潟県産の米を除く福島、宮城など10都県の食品・飼料の輸入を停止したままです。
◆佐藤氏:
 私は地元が福島ですから、この問題には特に心を痛めてきました。外務副大臣だったときも随分と動いた経緯があります。
 この問題における中国の影響は大きい。中国が規制を解除すれば、韓国、香港、台湾にも好影響を与えます。特に今年は東京オリンピックパラリンピックがある年ですから、春までに解除してくれれば、大きなインパクトがある。
◆山川:
 これは期待してよい?
◆佐藤氏:
 政府の中でも、ハンドリングしやすい問題だと思います。私も外務省に「ここは押すべきだ」と言っています。
◆山川:
 そして、香港やウイグルチベットなどの人権問題ですね。日本側が昨春に来日を要請した後、急速に国際問題として浮上しました。
◆佐藤氏:
 ここは言い続けるしかない。中国政府は「国内問題」であり、「内政干渉だ」と言っていますが、人権は国際問題ですよ。
◆西野:
 一方で、中国との経済的な結びつきも無視できませんね。
◆佐藤氏:
 そうです。(中略)隣国である中国は、経済規模を拡大している。この傾向は今後も変わらないでしょう。下のグラフの通り、今や中国のGDP国内総生産)は、日本のおよそ3倍です。いずれアメリカを抜くといわれています。
◆山川:
 日中の貿易額の伸びを見ても、お互いがサプライチェーンで結びつき、切っても切り離せない関係になっています。言わなければならないことは言うべきだけれど、関係は改善したい。そこが難しいところですね。
◆西野:
 少し身近な話題について聞きたいのですが、習主席が来日する場合の「おもてなし」はどうなるのでしょう。
 昨年5月、トランプ大統領国賓として招かれたときは、大相撲観戦をしたり、炉端焼きの食事をしたり楽しそうでした。習主席だと、どうなりますか。
◆佐藤氏:
 いろいろと考えていると思いますよ。間違いなく、中国側はトランプ大統領を意識した対応を求めてくるはずです。
◆山川:
 アメリカの大統領と同格に見られることを意識する?
◆佐藤氏:
 中国国内向けだけでなく、世界に向けて「いい絵」をアピールしたいでしょう。
◆西野:
 日中関係はトゲがたくさんあっても、(ボーガス注:日中の経済関係を考えると)嫌いだから別れるとは言えないところが難しいですね。
 佐藤さん、ありがとうございました。

 ウヨの佐藤ですら「反対」ではなく「慎重」としかいえない点が興味深い。また佐藤が習主席訪日について「経済交流の進展が目的だ」とはっきり認めてる点も興味深い。


【編集者のおすすめ】『世界は「習近平中国」の崩壊を望んでいる』河添恵子著 日本弱体化進めぬために - 産経ニュース
 「民主化(複数政党制など)や中国共産党の下野ならまだしも、そんなもん望んでるのはお前ら反中国ウヨだけだろ。「習近平中国崩壊」が単に習氏の主席退任ならともかく中国経済崩壊なんてもんなら日本も世界も大ダメージ食らうぞ(まああり得ない話だけど)」で終わる話です。
 まあここで「世界は中国の民主化を望んでる」ならまだまともなのですが、それでは読者として想定する反中国ウヨ相手に売れないのでしょう。その時点で「ばかばかしい」で終わる話です。


【産経の本】『日本と中国はまったく違います』張茂森著 反中国最前線からの告発 - 産経ニュース
 「門田隆将氏の推薦文」という時点で「なんだ、日本ウヨに媚びるゴミ本か」で終わる話です。まともな人間ならいかに反中国でも「河野談話否定論のデマ右翼」門田に推薦文は頼まないでしょう。

*1:国賓待遇と「それ」とは別問題でしょうよ。向こうが「国賓待遇でないなら多分来ない(江沢民胡錦濤訪中は国賓待遇だったので)」という状況下で「国賓待遇しない」とは「訪日しなくていい」といってるのと同じ話です。

*2:民主党政調副会長、民進党幹事長代理、希望の党代表などを経て国民民主党代表

*3:共産党書記局長を経て副委員長

*4:鳩山内閣行政刷新担当相、菅内閣官房長官、野田内閣経産相民主党幹事長(海江田、岡田代表時代)、民進党代表代行(前原代表時代)を経て立憲民主党代表

*5:「理解する」とは曖昧な表現で「理解した(一理あると思った)だけで国賓訪問に反対はしてない」と「インチキ政治家」枝野だと言い出しかねないですが、まあ一応「反対という意味」なのでしょう(俺は枝野という人間をかけらも信用していません)。

*6:といっても産経記事に名前が出てくる野党は「立民、国民民主、共産」だけで「維新(事実上、自民応援団)」「社民、れいわ(野党共闘のメンバー)」の態度は不明ですが。まあ維新の場合「自民党応援団」ですから賛成の立場かと思います。

*7:天皇との面会があるかどうかが国賓かどうかの違いのようです。

*8:現状のままなら枝野立民代表になるでしょうが

*9:何が言いたいかと言えば、野党共闘過半数を維持しても「自民に近い国民民主」に自民が分断工作を仕掛け、国民民主が裏切り、国民民主の支援で自民総裁が首相、という可能性があるという話です。

*10:一時、安倍によって中教審委員に任命された

*11:一時、安倍によってNHK経営委員に任命された

*12:野次を飛ばすこと自体がゲスですが「ヤジの内容」も「街宣右翼並みの日教組誹謗」というゲスさです。

*13:岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)などを経て首相

*14:田中内閣建設相、三木内閣国土庁長官福田内閣防衛庁長官自民党国対委員長(大平総裁時代)、総務会長、幹事長(中曽根総裁時代)、副総裁(宮沢総裁時代)などを歴任

*15:宮沢内閣郵政相、橋本内閣厚生相を経て首相

*16:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党委員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*17:第4次安倍内閣で外務副大臣

*18:竹下内閣官房長官自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

*19:電子工業大臣、上海市長・党委員会書記などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*20:森、小泉内閣官房長官を経て首相

*21:共青団中央書記処第一書記、貴州省党委員会書記、チベット自治区党委員会書記などを経て党総書記、国家主席党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*22:オランド政権財務相を経て大統領