「珍右翼が巣くう会」に突っ込む(2020年3/8日分:荒木和博の巻)

自粛とリスク【調査会NEWS3204】(R02.3.8): 荒木和博BLOG

 この自粛によって経済は急速に縮小しており、続けば続くほどそちらの方面の危機が増大するでしょう。一方でコロナウイルスの感染が収まったという判断を責任ある立場の人が出すことはかなり難しいのではないでしょうか。100%とは誰も言えないはずですから。放っておけばどんどん悪くなるばかりです。
 リスクの話は、これをいい始めると「事故が起きる可能性があるから自動車に乗るのを止めよう」のと同じようになります。自動車を使わないことによって起きるマイナスの方が大きくなるからこそ、私たちはリスクをおかして自動車に乗っているのではないでしょうか。
 もちろん程度の問題もありますが、どこかでこの空気は変える必要があると思います。拉致に関するイベントも全国でかなり中止や延期になっていますが

 ということで「新型コロナによる拉致イベント中止」で「リスクのことを言い出したら何もできないじゃないか!」と逆ギレする荒木です。
 当初は「新型コロナで北朝鮮や中国が困ってるらしい、ざまあ」と抜かしていた荒木も自分らのイベントが軒並み中止になってそうも言ってられなくなったようです。
 しかし「即時一括全員帰国でないと、拉致被害者が全員帰国できないかもしれない。段階的帰国にはリスクがある」「日朝合同調査をやったら、平壌に駐在事務所を置いたら北朝鮮を利するかもしれない。そういうリスクがあるから反対だ」などという無茶苦茶なことを抜かす野郎が良くも言ったもんです。
 荒木の物言いをまねれば

・小泉訪朝後、17年が経過し国民の関心は急速に縮小しており、一方、北朝鮮も解除の見込みがない「長引く経済制裁」で対日交渉意欲を失いつつあります。今の状態が続けば続くほど拉致被害者帰国の可能性が減少するでしょう。
・日朝交渉で拉致被害者が全員帰国できるという判断を責任ある立場の人が出すことはかなり難しいのではないでしょうか。100%とは誰も言えないはずですから。放っておけばどんどん悪くなるばかりです
・リスクのことを言い出したら拉致問題では何もできないことになります
・外交交渉をしないことによって起きるマイナス(拉致の風化)の方が大きくなっているからこそ、私たちはリスクをおかして日朝交渉をすべきではないでしょうか
・もちろん程度の問題もありますが、どこかでこの空気は変える必要があると思います

ですね。
 「リスクがあろうが」外交交渉以外に解決手段が現実的にない状況で、その外交交渉に反対し、制裁強化を叫ぶ巣くう会と家族会は常軌を逸しています。